ノルウェー人が日本にやって来る!~その2(出迎え編)~

このエントリーをはてなブックマークに追加

reise-flaggさて、いよいよノルウェー人到着当日。
「飛行機が遅れたら?ロストバゲージになったら?」心配の種は尽きません。

ほとんどのノルウェー人は自力で、成田から都内に来るのですが、まれに「成田空港まで出迎え」ということがあります。
以前、こんなことがありました。そのノルウェー人の学生グループとは、都内のホテルロビーで会う予定でした。ホテル近くのメガネ屋でメガネを新調していたら、携帯が鳴ったのです。
引率のノルウェー人先生からで「すまない、飛行機のトラブルでまだ成田なんだ」「え?もうすぐホテルで会う時間ですよね?」「どうしよう?しかも夜には学生たちの便が来る・・・」
(先生たちと学生たちは別の便で来るのです)
困った私は、半ばヤケ気味に「わかりました、私が成田に行きます!」と宣言すると、先生は明らかにほっとしている様子。

・・・とは言ったものの成田って遠いですね~。箱崎から急いでリムジンバスに乗ったのですが、「ひょえ~、こんなに遠いとは・・・」と改めて感じました。
で成田空港で待ち合わせ場所に行ったら、先生たちはビールを飲んでリラックス・・・。
その姿を見て、「ワタシ、何か空回りしてないかい?」と座り込みたくなりました。

そうなんです、ノルウェー人とのアテンドで基本は「どんなに最悪なことを想定しても、それを上回ることが、いとも簡単に起きる」です。

あと空港まで出迎えに行く際に、気を付けていることは、「ノルウェー国旗を持っていくこと」。
よく名前を書いたボードを持参する方がいますが、ことノルウェー人に限っては「国旗」がマストアイテムです。

ノルウェーの空港に到着すると、別に有名人が来るわけでもないのに、国旗を持って出迎えに来ているノルウェー人をよく見かけます。
最初は「え?」と不思議がっていましたが、今では何の違和感もなく、「あ~、まただわ~」と心に引っ掛かりません。

ノルウェー人の国旗への愛着は、無邪気かつ強力です。別にみんなが「国粋主義者」というわけではありません。
単純に「国旗が好き」なのです。
ですので、長時間のフライトを経て遠い日本で「ノルウェー国旗」を見ると、ノルウェー人は吸い寄せられるように、国旗のもとへやってきます!

みなさまへのアドバイスとしては、あと一言、ノルウェー語で「Velkommen!」(ヴェルコンメン)=「ようこそ」と言ってあげれば、ノルウェー人、涙目です。
では無事にノルウェー人を「ピックアップ」できたらば・・・次回をお楽しみに♪

(つづく)

“ノルウェー人が日本にやって来る!~その2(出迎え編)~” への2件のフィードバック

  1. hakochan より:

    Ja,takk. bra.
    青木さんのコメントを読むと、彼らが他人を気にしすぎず、自由に生きていることが感じられます。
    また、掲示板でjulの頃に紹介された空港の動画を見ると、自国の国旗が本当に好きなんだと伝わってきて、不思議なほど楽しいです。

  2. Aoki より:

    hakochanさま

    コメントありがとうございます!Tusen takk!
    そうですね~、ノルウェー人は生まれながらの「野生児」でホントに素朴な人たちですね。国旗Loveは、スウェーデン人からも驚かれているみたいですよ。