誰が予想したでしょうか?2週続けて、首都圏に大雪が降るとは・・・!
今日の「ノルウェーについて学ぶサロン」のことを考えると、毎日の天気予報を見ながら、「どうなっちゃうの~」とやきもき。
昨日は「明日の交通機関はどうなるの?」と祈るような気持ちで、今日を迎えました。
結果から言えば、多くのお申し込みを頂いたのにもかかわらず、半数近くの方が参加を見送られました。
そんな中でも、来て下さった方には感謝感激です!
また肝心の講師であるアネッテさん&彼氏さんも無事に来られたし、主催者である私とYokoさんも到着できたので、開講にこぎつけました。
いつもより人数は少なかったですが、その分、アットホームな雰囲気でアネッテさんのプレゼンを聞くことができました。
さすが大手IT企業に就職する彼女は、IT弱者のワタシからすれば「目玉が飛び出るような」ハイテクなプレゼンマテリアルを披露・・・すごいと感動です。
アネッテさんはルックスはとてもキュートですが、やはりノルウェー人だなぁと感じることも多々ありました。
どんな状況でも「楽しもう」とする前向きさ、
そして印象的だったのは、「豊かな国に産まれるなんて宝くじが当たるような奇跡」という言葉。
ただアネッテさんはその「富」を自分だけで享受するのではなく、「だからほかの困っている人を助けたい」と「社会貢献」に心を砕いている点です。
まさに世界でも指折りのリッチな国ノルウェーは、国際貢献に熱心で人もお金も出していますよね。
ただアネッテさんは、ちょっと普通のノルウェー人とは違うかも?という点もありましたね~。
言葉づかいもすごく丁寧(敬語は完璧!)、着物姿も絵になる、そして大勢の応募者から大阪・戎さまの「代表福娘」に選ばれたことも「彼氏のおかげです」などと謙虚なところなど・・・。
Yokoさんが「両方のいいとこ取り」と表現していましたが、まさしくそうかもしれません。
日本とノルウェーの就職活動の違いについても語ってくれましたが、ノルウェーでは「本当に興味がある会社や団体でないと応募しない」という言葉は、納得できました。
ホントは日本の就職活動もそうであって欲しいですよね~。
アネッテさんは将来、いろいろなことにチャレンジしたいようで、すでに日本人ウケするノルウェーにちなんだ「ゆるキャラ」も考案&披露してくれて、「おお、日本人の心が分かっている!」とまたもや感動~。
いずれにしても、芯がしっかりしていて、かつどんな場所でもフレキシブルに適応しようとするアネッテさんに、ノルウェー人魂を見た思いです♪
今日は天気のせいで参加者が普段より少なかったですが、またぜひサロンでお話ししてほしい~と願っています!
「彼氏さん」にもいろいろ思いはあるので、お二人のプレゼンも面白いかも??
サロン終了後も、夏からベルゲン大学へ留学する方が熱心にアネッテさんにご質問したり、何人かでFacebookでつながったりアットホームな雰囲気でした~。
次回のサロンは4/19です。
講師は久しぶりに、不肖・青木順子が登板しま~す。
タイトルは「ノルウェー・ブックレビュー~ノンフィクションに描かれた7.22の悲劇と希望」です。
2011年、ノルウェーのウトヤ島で起きた大量テロは世界を震撼させました。
実行犯はブレイヴィークというノルウェー人で、一人で77人もの命を奪ったノルウェー史上最悪の犯罪です。
このブレイヴィークの生い立ちやテロに至るまでの軌跡を詳細につづったノンフィクション「En norsk tragedie」(ノルウェーの悲劇)という本とめぐりあい、コペンからの飛行機で一気に350ページの大作を読み切りました。
本書の紹介を通じ、日本では伝わっていない「7.22」について、ブレイヴィークについて、そして事件後のノルウェー国内の反応などをお話ししたいと思います。
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