a-haに足を向けて眠れない!

「Take on me」の大ヒットで知られる80年代を代表するバンドのa-haがノルウェー人だということを知っている人、はい、手を挙げてください!
「Take on me」を知らない?このメロディーラインでわかりますよね?

え~と、「ノルウェー伝道師」を(勝手に)名乗っている割には、a-ha=ノルウェーと結びついたのは・・・・1994年になってからです。
1992年のオーロラツアーに参加し、ノルウェー大好き!になった私は、1994年春から都内の語学教室でノルウェー語を習い始めました。
その時のクラスメートで、「a-haが好きで、大学でもノルウェー語を専攻した」という可愛い女性がいて、「え?a-haってノルウェー人だったの??」と驚いた次第です。
でもそれが動機で大学の専攻まで決定するなんて、a-ha、侮りがたし!とまたまた驚いたものです。

「Take on me」が流行ったころは、ちょうどMTVの盛り上がりと相まって、あのMVを何回見たことか・・・!
英語で歌っていたし、流行った当時は「ノルウェー」などという国が存在することすら、頭をかすめていなかったので、全然意識していなかったのです。

ただa-haの「Take on me」の後は、あまり日本で彼らの曲を聴く機会はなかった気がします。
しかしさすが本国ノルウェーへ留学したら、事情は違ってました~。
1995年に西ノルウェーのカレッジ学生寮。仲良しのノルウェー人学生の部屋には、Vo.モートンのかなりセクシーなポスターが貼られていました。
ちょうどモートンがソロでヒットしたらしく、ラジオではよく彼の曲がかかっていましたね。
「やっぱりノルウェーでは、a-haはまだまだ人気なんだ~」と納得した次第です。

・・・時は流れ・・・
今度は私がノルウェー語を「教える」側になりました。
私は初回レッスン時に、「ノルウェー語を始める動機は?」と尋ねるのが好きです。
英語や中国語といったメジャーな言語と違い、動機はホントに千差万別。「え~、それが理由ですか?」とびっくりもしばしばです。
今まで何人かa-haファンの方々がノルウェー語を習いに来てくださりました。
本当に熱心な方は、「オスロの解散コンサートを見に行くので、それで来ました!」と1年がかりで通ってくださったのです・・・。
その生徒さんは、オスロで「日本からわざわざファンが来た!」と現地メディアに取り上げられたほど。

またサロンに参加して下さる方の中でも、「a-haがきっかでノルウェーに興味を持って・・・」とおっしゃる方が今まで何人もいらっしゃいました。
好きなアーティストをきっかけに、ノルウェーへたどり着いてくださり、レッスンやサロンに参加して下さる方がいる。
そう考えると、私は「a-haに足を向けて眠れません」

現在、ノルウェー語を習っている生徒さんは、もともとa-haファンだったそうですが、最近になって改めて、最近のモートンをYoutubeで観て、「この年でもまだまだかっこいい!」と気持ちが盛り上がったそうです。
確かに!平均的ノルウェー人と比べると、モートンのルックスキープ度はハンパありませ~ん。
アーティストの中でも「あちゃー」と、過去の美貌が見る影もない人がいますが、a-haの3人組はいい感じに年を重ねているなぁと思います。
Tusen tusen takk for a-ha og deres fan!(a-haと彼らのファンの方々、どうもありがとうございます!)

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