先週、ヘレンハルメ美穂さんと「ノルウェーミステリー」を語る対談が「海外ミステリー翻訳大賞シンジケート」のサイトで前篇がUPされました。
ブログでも綴りましたが、もう当人たちは爆笑しながらの対談だったのですが、皆さんのご感想はいかがでしょうか?
今日は後篇がUPされました。こちらのURLからご覧になれます♪
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140616/1402873758
後篇では、ミステリーのみならず、他の北欧人の印象など「地雷満載」のテーマに踏み込んでいます。
他の北欧諸国好きの皆さんがムッとされなければいいのですが・・・あくまでも、ノルウェー人の意見を代弁しただけです(←私の主観、入りまくり!)。
特に対スウェーデンへの複雑な感情は、別の媒体でもエッセイを書いていますので、ご興味があればぜひご一読くださいね。対談でも話題に上っている「スウェーデンジョーク」は、わざわざノルウェーのカレッジの講義で習ったほどです・・・。
美穂さんはスウェーデン在住なので、日本における最近の「スウェーデンイメージ」について、それほどご存知ありません。
「最近のテレビでは、”スウェーデン=イケメン大国”で売り出していますよ!」と言ったら、美穂さんは心の底から驚いたような声を上げて、「信じられない!」と絶句されていました~。
「少なくとも、私の周りにはいない・・・」とも。
ノルウェーから見るスウェーデン、日本から見るスウェーデン、多少の違いはあるにせよ「ああ、憧れのスウェーデン」であることは違いないようですね。
なんやかんやで、ノルウェーの新聞などで「スウェーデンとの比較」みたいな記事があれば、どれどれ・・・と読んでしまいますし、クロスカントリースキーでスウェーデン人に負けると「く、悔しい!」と思ってしまうワタシ。
ということで、対談ではノルウェーおよびノルウェー人を小馬鹿にしているように「一見」見えますが、深い愛情に基づく「愛のダメだし」だと思ってくださいね~♪
美穂さんも、「ますますノルウェー人が好きになりました!」とおっしゃってくれて、「ノルウェー伝道師」冥利につきます!
・・・ということで、スウェーデンに精通しているヘレンハルメ美穂さんとの対談はとても貴重な体験でした!
次のフィンランド編も、すごく楽しみです。フィンランド人の対スウェーデン観は、もっと複雑なので・・・。
日本でも注目されている「北欧ミステリー」の貴重な翻訳者として、美穂さんのますますの活躍をお祈りいたします♪