順番がバラバラですが、そろそろノルウェー憲法200周年を祝う「17.mai」(スッテゥンネ・マイ)について綴りたいと思いま~す。
ちなみに「ノルウェー憲法」については、以前のブログでも書いていますので、こちらからどうぞ。
3日間の「翻訳者セミナー」を終え、5/16にオスロ中心地へやってきました。毎年、オスロへ行くたびに会う日本人の友達と会う約束があります。
彼女は、1年に1回しか会えないのですが、やはりオスロ在住かつ仕事もしているので、「ノルウェーのいいところだけ」ではなく、いろいろな「困ったノルウェー人話」も聞けて笑えます(本人は笑いごとではないようですが)。
一緒にオスロのイタリアンレストランで食事をしながら、お互いに近況報告をしながら、「オスロのイタリアンのレベルも上がったなぁ」としみじみ。
会話はいつしか「明日のナショナルデー」についてになります。
お店を出てから、「200周年のお祝い」に向けての雰囲気が、否応なしでも伝わってきます。
二人でちょっと入った「Narvesen」というキオスク(といっても駅売り売店ではなく、コンビニに近い)でも、「ノルウェー国旗!」がてんこもり。
何となく「国旗なき者は去れ!」という空気を読み、ノルウェー国旗を買いました~。
町の中心地を散策しながら、「オスロ市は明日のためにすごいお金を使ったんだよ」と友達。
「ほら!」
おお、大きなお花のデコレーションが道路に並んでいます。
ノルウェーでお花は安くありません。
「ポーランド人が実際の作業したのかしら?」と聞くと、
「オスロ市の仕事だからノルウェー人がやったと思うよ」と友達。
それでは人件費も天井知らずです!!
国立劇場に近づいて、友達が「あれ見える?」と指をさします。
そこには、赤・白・青のプレハブが建っていました。
「自由・平等・博愛公衆トイレを作ったんだよ~。大臣もテープカットに来てたと思う」という説明を聞き、何とも言えない感情に襲われました。
確かにノルウェー憲法の精神は「自由・平等・博愛」。
でもそれを公衆トイレ(有料)で表現するなんて~~!!笑ってしまってはいけません・・・・かね??
いずれにしても、来るべく明日の「ナショナルデー」に向けて、「一体、どんな騒ぎになるんだろう??」と期待と恐怖の入り混じる感情になりました。
(つづく)