ノルウェーにだってあるもん!

は~い、毎週早いですね。今日は週1の「ビジュアル強化日」です。もうね、ちゃっちゃといきましょう~。
本日の1枚はこれ!

bag

このバッグですが、今年の5月にベルゲンのセレクトショップで買いました。一目見て、「か、可愛い!」と衝動買いしちゃったんです。

とかくノルウェーは「可愛いものがない」とdisられていますが(←先陣切って言ってる気がする・・・)、探せばあるんです!!

なんて言ったって、このバッグは「北欧おされ番長」のひとり、Fukuyaのミタ店長が「あ、そのバッグ可愛い~」って誉めてくれたんですよ(本人は忘れているでしょうが、ワタシはしっかり覚えてま~す)。

・・・ということで「Fukuya」さん認定の「ノルウェーの可愛いバッグ」でした~。

2014年ノルウェーへの旅~フリーメーソンで昼食を~

ノルウェー行きが決まり、Facebookで「何日から何日までノルウェーへ行きます」とノルウェー語でカキコミをしたら、何人かの友達や知人から「会いたい」と嬉しいコメントをもらいました。
中でも目を引いたのは、「5/17のナショナルデーにフリーメーソン会館で昼食を食べないかい?」とお誘いのメールです。

フリーメーソン・・・・ノルウェー語ではFrimureriと言います。

日本では都市伝説化している「フリーメーソン」。
まるで世界経済を掌握し、裏世界のネットワークを持っているかのように何でも「フリーメーソンの陰謀」をとなえる本もありますよね。

このメールをくれたのは、ノルウェー人の友達Jackの友達で、私も会ったことがあるのですが、ごくごく穏当で真面目なMさんです。彼が気軽に「フリーメーソン」という単語を使うのにびっくりしたのですが・・・。

私「ねえねえ、ノルウェーのフリーメーソンってそんなに気軽に一般人が入れるの?」
Jack「昔は限られた裕福な人だけが入れたイメージだけど、今は別にそんな秘密結社みたいなことはないよ。平気、平気」
と安請け合いするJack。

「フリーメーソン潜入!」の誘惑に負けた私は同行の友達と一緒に、待ち合わせ場所の国会議事堂前に行きました。
Mさんと「Hei!」とあいさつして、「フリーメーソンはこの近くにあるから」と案内してくれます。こ、こんな中心地に??
で、あっけなくフリーメーソン会館の入り口へ到着!

入口

そして気軽に中へノーチェックで入れました~。2階に大広間があったのですが、中は人でいっぱいです。
民族衣装やスーツを着た男性、そして女性、あと子どももいました。
あまりの人で、私たちの席が見つけられないほど・・・。ようやく席を確保し、食事という運びになったのですが、まるで学食のように各自トレイを持って、並びます。

学食?

オープンサンドと紅茶、そしてノルウェー国旗がはためくマジパンケーキを選びました♪

ケーキ

席に座って改めて、周囲を見回します。別に「陰謀話」とかしている雰囲気は全くなく、楽しそうに食事を一緒にしているグループばかりです。
ヘンな期待が高かった分、ちょい肩すかし気味・・・というのが実感です。

テーブル

やがてMさんのお母様とその友達、そして妹さんもそろって、テーブルは賑やかになります。
あまりに周りの喧噪がすごいので、会話はほぼ「怒鳴りながら」。まるで、ノルウェーのうるさいバーのようです。
みんなでいろいろな民族衣装=ブーナッドを見ながら、「あれはどこの地方、それはあそこね」などとクイズのように当てあいっこしました。なんて平和な会話でしょう!
フリーメーソンは女性禁制かと思いきやたくさんいるし、子どもまで床にいます。

床のこども

ただ、ちょっと「不自然」?と感じたのは、オスロにたくさん住んでいる非=西側移民に見える人はほぼいなかったこと。オールノルウェー人で、私たち二人が「アジア代表」です。
Jackが言っていたように、「ノルウェーのフリーメーソンって陰謀とかと関係ないんだなぁ」と納得しました。

食事を終え、Mさんがフリーメーソン会館の内部を案内してくれた時・・・・
あ、あれは・・・・!

目

ネットで調べましたが、フリーメーソンのシンボルのひとつである「プロビデンスの目」です。
他にもこんなステンドガラスが目につきました。

ステンドガラス

これらを見て、改めて身が引きしまる思いがしました。
「ノルウェーのフリーメーソン、全然、オープン」と思った私に対し、まるで警告のように見守るこれらのシンボル。
実物が見る機会があり、これはこれで貴重なことですね~。

いずれにしても、普通の観光ルートでは入れない場所であることは間違いないです。いい体験をさせていただきました♪

ノルウェー民話

さて週に1回の「ビジュアル強化」ブログで~す。
今日の一枚はこちらです!

民話

実はこのCD、「誰から、どうやって手に入れたのか?」が全く覚えていません・・・。
ヒントは、CDの左下に書いてある「Freia」の文字。これはノルウェー最大のチョコレート会社です。
お土産の時には、ここのチョコレートにお世話になっていますが、以下のURLで同社のチョコレートのラインアップがご覧に慣れます。

http://www.freia.no/sjokolade/670

そしてもう1つのヒントは「Norske folkeeventyr」というタイトル。「ノルウェーの民話」という意味です。
3つの民話の朗読が入っています。
Askeladden(アスケラッドゥン)=3人兄弟の一番下の男の子。兄たちからバカにされているが、一番、頭がよく勇敢で、トロールとのたたかいに勝つ。
Troll(トロール)=体は大きくて凶暴だが、おつむが足りなく、Askeladdenに負けてしまう。
日を浴びると岩になる。

の民話がメインになってます。
Askeladdenは、現代では「幸運な人」という意味で使われますよ~。

いずれにしても、民話は文字で読むより、音で聞く方が楽しいです。というのも、もともと民話はおばあちゃんから孫へ、お母さん・お父さんから子どもへ。と「口伝え」に伝わったもの。
だから、文章やフレーズに「繰り返し」のリズムが多く、耳に心地いいです。

それにしても・・・・チョコレートのおまけにしては大きいですよね。はて?どなたが下さったのでしょう?

夏の北欧大感謝祭~北欧ぷちとりっぷVol.3 やります!~

ほぼ毎日、日本のどこかで北欧系のイベントが行われている現在。
改めて、「北欧」の人気ってすごいなぁと感じます(もっとおこぼれちょーだい!って思うこともありますが・・・)。

・・・ということで今年の夏。北欧の爽やかな夏とは違って、ジメジメした高温多湿の東京で、半ばやけくそ気味(←私だけという説が・・・)にやっちゃいま~す。
「夏の北欧大感謝祭」こと・・・・

北欧をまるごと楽しむ~北欧ぷちとりっぷVol.3~」!!

衝撃の初回、2回目と続き第3弾で~す。

日時:7月26日(土)12時~15時(予定)
場所:Tokyo Culture Culture(お台場)

いつもと同じように、トーク&プレゼンは・・・・
北欧おされライター&北欧ヴィンテージショップ店長Stickaの森百合子さんをメインに、
やはりおされ番長 北欧ヴィンテージショップFukuya店長の三田陽子さん

ここまでは納得のメンバーですが、「汚れ役&自虐担当」としてノルウェー夢ネットの青木順子も仲間に入れてもらってま~す。

ぷちとり

モリさん、ミタさんは「おされ」イメージですが、3人集まると、いっつも爆笑&くだらない北欧話で盛り上がります。
その延長でイベントをやってしまうという無謀な企画ですが、ただ他の北欧系イベントでは味わえない「何か」があるんじゃないかなぁって自負してます。

私は「ノルウェー人度チェック」というテーマで(もちろん夢ネットの「ノルウェー人度チェック」とは違う内容で)プレゼンをする予定ですが、相変わらず
ノルウェー人を「売って」、笑える内容にしたいなぁとぼんやり考えています。

モリさん、ミタさんのそれぞれのプレゼンにプラスして・・・いつもよりもユニークな北欧景品が当たる「北欧検定」を実施しま~す!
毎回、なかなか盛り上がりを見せますが、今回も簡単な問題から、マニアックなクイズをご用意しました~。

3人とも貧乏性なのか、特典は他にもいっぱいありますよ~♪

●前売り券をお買い求めの方には、感涙ものの「薫々堂シナモンロール」がついてきま~す。
ここだけの話、私たち初回の時、食べられなくて本気で泣きました・・・。

シナモンロール

●珈琲「白樺」プレゼント!(チケット番号1-50番までの方)
●ノルウェーが生んだ愛されキャラ「キュッパ」のポストカードはご来場者みなさまにプレゼント!

あとみなさ~ん、例の「北欧にまつわる壮大な質問から小さな質問」まで受け付けていま~す。
Twitterで#北欧ぷちとりっぷ とハッシュタグをつけて、Tweetしてくださ~い。

イベント詳細・チケット入手法はこちらのURLをご参照くださいね♪

http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_140609204603_1.htm

告知には書いてないのですが、北欧5か国国旗Tシャツを作ってもらい、当日に着る予定です♪
サンプルTシャツも会場に置かせていただくので、ご興味のある方はどうぞ「北欧人が泣いて喜ぶ」5か国Tシャツをゲットして「北欧伝道師」を目指しませんか?

2014/7/9 | Category : イベント | Author : norway-yumenet

2014年ノルウェーへの旅~フォトジェニックな人たち~

ええっと。5/17の「ナショナル・デー」ネタで引っ張ってますが、初めてではないのに、あまりにも体験が強烈だったので、ちびちび楽しむように綴っています。
今日は、5/17のオスロ中心地で特に「フォトジェニック」だった人たちをご紹介しましょう~。パチパチ!

基本は、前にも書いたように地方ごとに異なる民族衣装=bunad(ブーナッド)です。
これは本当にバリエーションがあって、「舞妓Haaaaaaan!」で阿部サダヲさんが舞妓さんを撮りまくるように、私もついつい「(さびきった)心の琴線」に触れた被写体にシャッターを押します。
まずはこちらから。

こども

子どものブーナッドはもう「反則技」です。可愛い!!という言葉しか浮かびません。

お次は・・・・。

ブーナッド?

「ロビンフッド?」と思うような、「仮装大会?」と疑ってしまうような装いですね~。一体、どこの地方のブーナッドなんでしょうか??

んで、次は・・・・。

ニッセ

こちらは、まるでユーレニッセ=サンタクロースのような赤い帽子が印象的です。こんなブーナッドってあるのかな?もしかして、おじさまの自己アレンジかもしれません。
「ブーナッド、ちょい着崩しテクニック」とか雑誌で特集があったのでしょうか??

こんな人もいます。

存在感

ブーナッドは着ていないけれども「圧倒的な存在感」。
以前、「赤パンのナゾ」で、おじさんの赤パンファッションを取り上げましたが、それよりも何倍もすごい派手ピンクのハット。もう四の五の言わせない「俺のファッション」が貫かれていますね~。

最後にこの人。

どこで?

王宮公園で通りすがりに、何か感じるものがありシャッターを押しました。やはりブーナッドではないですが、目立っていましたね。
おしゃれ上級者なのかどうなのか判断停止です。

こうやってまとめてみると男性(またはおっさん)だらけをセレクトしましたが、女性のブーナッドも素敵でしたよ。
ただ驚いたのは、彼女たちの立派なウェスト周り・・・・。
これ以上書くと、「珠玉のブログ」がひどくなるので店じまいで~す。

(つづく)