OK?

ノルウェー語で会話している時、日本語よりも「OK」と相槌を打つ機会が増えます。

では、この「OK」の発音は・・・?
人によって違います。
ちなみにノルウェー語の発音通りだと、「オー・コー」になります。で、ノルウェー語のOは、「ひょっとこみたいな」唇をして音は日本語の「お」よりも限りなく暗い・・・。
今、いろいろ話題になっているタレントさんの決めぜりふ「OK!」よりも、かなり「暗く深刻な感じ」になってしまいます。

私は普通に「オーケィ」と発音しちゃいます。なんか「オー・コー」の発音は笑えるというか、ちょっと抵抗があったんですよね~。
ノルウェー人は、「オー・コー」という人もいれば、「オーケィ」という人もいてバラバラ。統計は取ったことないのですが・・・。

ニューエクスプレスノルウェー語』の録音をネイティブの若い男女2人にやってもらった時、意外な発見がありました。

原稿に「OK」というセリフがありました。カナは「オーケィ」と振っていたのですが、彼は「オー・コー」と発音したのです。
「あ!」と思ってすぐに録音を停止してもらい、「オーケィと発音してね」とお願いしたのです。

後で彼に「OK」の発音について聞いてみたら、「相手が年上だと”オー・コー”、同じくらいか若い子だと”オーケィ”と使い分ける」と言うので「へ~」と感心しちゃいました。
ということは、「オー・コー」は年上向き?「オーケィ」は若い子向き?

おばさん

いずれにしても、相手が年上だろうか年下だろうかお構いない感のノルウェー語。それでも、そんな微妙な使い分けがあったなんて・・・。ちょっと目からうろこでした。

くだんの彼は、この語学書が「高齢者向き」と思って「オー・コー」と発音してくれたのか、ナゾは残ります。え?筆者が年寄りだからの配慮?うん、それもあり得ますね~。

新旧対決!

ojojojojojoj! これ発音すると「オイオイオイオイ」になりま~す。
別にいばっているのではなく、ノルウェー語では「驚き」の意味で使います。
もう日曜・・・・・!!早すぎる~~~~~!!なんで~~~~!!!!うちの住んでいるところだけ、1日=10時間なんじゃないかと思っちゃいます。
ということで日曜恒例、「ビジュアル強化ブログ」ですね。今日の1枚はこちらです。

新旧

これはオスロ市内で使う「交通チケット」にあたるのですが、古いのは下ですね~。紙です。
「7 dager」とありますが、7日間使えるチケットです。これで、オスロのバス、地下鉄、トラムが乗り放題。210クローネと書いてあります。今のレートで直すと3570円くらいでしょうか。

で、ずっとオスロは「紙」で行くのだと思ったら、2012年に、「おお!」と驚きました。上のカードになったのです。
これは日本のSuicaとかと同じシステムで、チャージして、地下鉄やバス、トラム乗車時に「ぴ!」と読み取り機に当て、その分の交通費がカードから引かれていきます。

ノルウェー人、進化しているよ~。とカンゲキしたのですが・・・少なくとも今年、5月現在では、このカードの購買やチャージは自動販売機でできません。
キオスク「Narvesen」で買って。チャージを「●●クローネしてください」と頼むのですが、チャージに結構、時間がかかります。自動改札機でチャージはできるようになっていくのでしょうか?
(誰も知らない・・・?)

確かに便利なカードですが、昔の紙も懐かしいですね~。「北欧」らしいぬくもりを感じます♪(←強引な締め)

Takk=ありがとうが言いたくて

ノルウェー留学から帰国して、いろいろ「逆カルチャーショック」はありました。
そのうちの一つが、「店員さんが丁寧すぎる!」そして「客がエラソー」がショックでした。
「いらっしゃいませ」「●●お預かりましす」「(品物を渡しつつ)どうぞ、ありがとうございます」「またお越しくださいませ」
これだけ歓待されているのに、客は終始、無言。
これノルウェーバージョンに直すと、
Hei(ちは), Takk(ありがとう), Ha det!(じゃね!)になっちゃいます。

屋台

今でも最初のレッスンでは、「Takk」=「ありがとう」や「Hei!」=「おはよう、こんにちは、こんばんは」は、お客であっても店員さんに言いましょうね、と強調しています。
これを言わないと、感じの悪い客の烙印を押されますね。

ノルウェーにいる間は、私はすんなり店員さんに「Takk!」と言えるのです。
でも日本に帰ると、モゴモゴしている自分・・・。
「ありがとうございます」と言われて、どう返せばいいのか・・・レストランとかだったら「ごちそうさま」とか言えますが、普通のスーパーやコンビニで悩みます(←壮大な悩み)。

以前、ノルウェーつながりで知り合った長崎の女性は、優雅に「ありがとう」と返していました。彼女の「ありがとう」は、人を使うことに慣れている人の言い方に聞こえました。ごく自然です。
私のように「人から使われているばかり」の人間が「ありがとう」だと、なんか板についていない、というか下手すると、エラソーに聞こえないか?と逡巡しています。
「ありがとうございます」・・・ちょい丁寧すぎ?
「すみません」・・・謝ってるよ~。

こうしたサービス業におけるサービスする側とされる側の意識が、ノルウェーと日本では違うのでしょうね。
以前、ノルウェー人の留学生が「ノルウェーのサービス業は、お客と平等意識が強い」と教えてくれました。

そういえば、オスロの某老舗カフェで、紅茶が珍しくポットに入って出てきたのですが(ノルウェーはティーパックが標準)、それを飲んだノルウェー人の友達が、ウェイトレスに「お湯がぬるいんじゃない?」と声をかけました。でもウェトレスは堂々と「そんなことはない」と反論し、特にお湯を変えることもなく立ち去っていきました。「これは日本ではありえない」と驚いたことを覚えています。

この例は少々、極端かもしれませんが、サービス業の人たちへのお礼「Takk」=「ありがとう」が日本でも素直に言える日は、私に来るのか?
とりあえずの妥協策で、最近、中途半端な「おじぎ」で「謝意」を表現しています・・・果たして気づかれているか疑問ですが・・・。

ノルウェー国旗

ホント、1週間は早いですね~。もう「ビジュアル強化」ブログの日です!(最近、更新できなくてスミマセン。)
で、今日の1枚ですが・・・・。

国旗

机の中にある袋をごそごそ探ったら、出てきました~。
この国旗はテーブルに飾るためのようで~す。

私もこの国旗をリビングに飾っていたのですが、どーも紙の作りがヤワなようで、よく倒れていました。
倒れては直し、倒れては直し・・・(まるでノルウェーが独立に至るまでの道のよう?)。
紙の色もどんどん褪せて、ある日。
決心して捨てちゃいました・・・・ごめんなさ~い。
ノルウェー人の魂なのに・・・。ゴミ袋に入れたときは、心が痛んで国歌「Jeg elsker landet」を歌ったほどです(←ウソ)。

でも新しい国旗が2袋見つかったので、「あ~良かった~」と安心しました。
実はお土産用に買ってきたと思うのですが、誰かにあげるタイミングを逸し、今に至っている状況です。
欲しい方、いますかね~?

コイン

うう。。。もう日曜日、早いですね~。ということで「ビジュアル強化ブログ」の日です!
今日の1枚はこれです!

コイン

右が1クローネのコイン。
左が5クローネのコインです。

レッスン中に生徒さんたちにお見せすることがあるのですが、たまに「穴があいていて可愛いですね~♪」という反応があります。
日本の50円も穴がありますが、それよりも何か「可愛い」要素があるのでしょうか?

今は販売しているか分かりませんが、デンマークのコインの穴にリボンを通した商品が「幸せになれるコイン」として1500円くらいで売ってましたね。
デンマークは幸福度が高い国なので、そうした商品ができたのだと思います。

ノルウェーコインはあなたに何をもたらしてくれるでしょう?

ヴァイキングのような恋人?
美薄毛の彼/彼女?
オーロラのような神秘的な日々?
それともオイルマネー?

全ては御心のままに・・・