「北欧ぷちとりっぷVol.4」と『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』♪

TwitterやSNS、その他の媒体を通じて、「北欧」の中でも「フィンランド」の人気は群を抜いているな~と、うすらぼんやり頭でも分かっていました。
そして2/28(土)に開催した「北欧ぷちとりっぷVol.4」で、その印象は「確証」に変わりました~。

今回のぷちとりっぷは、森百合子さんの新刊『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』の発売記念だったのですが・・・
前売りの売れ行きが順調!きゃ~!
いつも「北欧男子トーク」でネタにされているフィンランド人男子がついに参戦!ぎゃ~!!
・・・と前哨戦から「なんか違う・・・」と思っていました。

んで当日。
会場の「東京カルチャーカルチャー」の中へ入ると、見渡す限りの人人人・・・! すでにたくさんのお客さまが来場され、物販コーナーはすごいことになっています。
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「あれ~、そういえば森さんは??」と探してみると、おお~、たくさんの新刊が飛ぶように売れて、サインに必死!!

ということであっという間に定刻の12時半。
イベント企画者の宮尾さんからの挨拶で始まり、森百合子さん浦部馨さん青木順子が登壇し、3人でトーク。
事前にTwitterで質問を受け付けていたのですが、「ノルウェーでは日焼けしてヒゲのはえている男性が人気ってホントですか?」といった質問に答えたりしました~。

ここから個々のトークに移るのですが、トップバッターは青木で~す。
タイトルは「3時間では周れない!オスロの知られざる魅力」と題し、ノルウェー人からも外国人からも、なぜか「オスロ?見るとこあるの?」と意味なく小馬鹿にされる首都の魅力をアピールを試みました!
しょっぱなから、ノルウェーの人気バンドde Lillosの「かわいそうなオスロ」(Stakkars Oslo)を引用。
自虐的な内容だけど、でも深いオスロ愛が感じられる大好きな曲なんですよね~。
他には、Fuglenをはじめとするオスロの有名カフェや、可愛いものが実はある雑貨屋さんや隠れ家ショップ、ストリート散策や魅惑のスーパーマーケットなどをご紹介。
特筆すべきは、地球温暖化に伴う異常気象日本で「つなぎ」の重要性がアピールできて良かったかな~(←違います?)。
他にも9月初旬にオスロで開催される「食の祭典-Matstreif」をご紹介でき任務完了~。豊かな自然へすぐにアクセスできるオスロへお出でまし~。

青木、プレゼン中!(photo by 大島だみみん)

青木、プレゼン中!(photo by 大島だみあん)

プレゼンの時間が限られているので、すっごい早口になってしまってそれは反省です。
なお今回のプレゼンを反映させた「ノルウェー案内人 青木順子さんと行く 食の祭典と雑貨&カフェめぐり・オスロ 6日間」をフィンツアー実施で企画しました!
出発は9月9日です!ぜひご参加をお待ちしていま~す。詳しい内容・お申し込みは→http://www.nordic.co.jp/news/tour/fp0300/

次は「北欧雑貨ウュクシ」のオーナー、浦部馨さんがぷちとりデビュー!
1997年にフィンランド留学され、以来、向こうのデザイナーさんとお友達づきあいがたくさんある浦部さんにしかできないプレゼン内容だったと思います。
感じたのは、フィンランドもノルウェーも似ているな~と。1人と知り合うと「芋づる式」にいろいろな人と知り合いの輪が広がるんですよね。

浦部さんのプレゼン!(photo by 大島だみあん)

浦部さんのプレゼン!(photo by 大島だみあん)

ヘルシンキのカッリオという地区は、昔は治安がイマイチだったけれども今は、おしゃれエリアに変身したそうですが、そこを中心とした様々なショップやデザイナーさんたち(とても小さなユニットでやっているけどネットワークがある)の写真と浦部さんの解説に引きつけられました~。浦部ネットワークすごいです!

休憩をはさみ森百合子さんの出版ほやほや新刊トーク!
事前に『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』を頂いていたのですが、ひぁ~と驚きの内容でした。すごいよ、森さん!
「はじめに」から北欧ジョークを引用し、もう笑わせてくれる内容なんですよね~。
プレゼンは、本でも使われているきれいでおしゃれな写真を見せつつ、いつもの心地よい声でヘルシンキの魅力が語られます。

森さん、プレゼン中! (photo by 大島だあみん)

森さん、プレゼン中!
(photo by 大島だみあん)

森さんも浦部さんと同じくカッリオ地区を取り上げていて、参加された方は「カッリオに行くべし」と強く刷り込まれたかと思います。
プレゼン中にもつい言ってしまったのですが、森さんが撮る「パンの写真」は格別においしく見えるんですよね~。

さらに「ぷちとりっぷ」名物の「北欧男子トーク」では幻とか絶滅危惧種と囁かれていた「フィンランド男子」ヨウコさんが加わってくれました~。
前回も参加してくださったデンマーク男子のイェンスさん(ムーミン幼稚園の設計でご存知)も参加し、にぎやかにスタート・・・。あれ、二人とも飲み物ビール??
ヨウコさんはシャイなのか自己紹介もそこそこって感じでニコニコしていらっしゃいましたね。

イェンスさんとヨウコさん!(photo by 大島だみあん)

イェンスさんとヨウコさん!(photo by 大島だみあん)

今回は「スウェーデン」がネタにされていて笑っちゃいました~(常に「欠席裁判」状態・・・)。
あとは「サンタクロースはどこに住んでいる」論争は決着持ち越しです!この時は、会場内の熱気がさらにヒートアップした感がありました。

北欧検定もなかなかの難問・珍問続きで、でもプレゼントを勝ち取った方、おめでとうございます!!
ということで、「お台場の中心で北欧愛を叫ぶ」ことができて満足です。

3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』について。
つかみは「北欧ジョーク」からスタートしますが、「わかりやすい」、「写真がきれい」、「構成がすばらしい」はいつもの森さん通りです。
マリメッコやムーミンというおなじみのフィンランドの「定番」も、森さんの手にかかると・・・「何か違う?」
北欧といえば「コーヒー」だけど、フィランド人にとってのコーヒーの位置づけが変わっているさまも「なるほど!」と納得。
個人的に魅かれたのは、「プーヴァリッラ」と呼ばれる可愛いおうちが並んでいる地区です。
個人のお宅を開放したフリーマーケットやクリスマスマーケットなど、旅行者でも敷居の高い「人々の暮らし」を垣間見ることができるのがいいですよね。
本書最後の「フィンランド人になる方法」も、必読!くすっと笑えて、最後に深い言葉に感心しちゃいます。
旅の後に読んでも面白い。」が本の帯に書いてありますが、納得です。

著者近影!(photo by 大島だみあん)

そうそう、よく知らないで行った旅行先。あとになってガイドブックを読みながら、追体験や「あ、あれはこういうことだったのね」と感心することはしばしばです。
なので『3日でまわる北欧 in ヘルシンキ』は、ヘルシキンキへまだ行ったことがない人、もう行った人も楽しめる一冊です。

長くなってしまいましたが、「北欧ぷちとりっぷVol.4」を盛り上げて下さったショップやご協力もおさらいしますね~。
次回があることを願いつつ・・・Takk! キートス!ありがとうございました♪

・北欧ビンテージ食器・雑貨 ウュクシ/Sticka
・北欧食材・雑貨・紅茶 アクアビットジャパン/ブランウェイ
・北欧デザインアクセサリー コルヤマトカ
・試供品・プレゼントご提供「わかさ生活」
・プレゼント提供「KUBBE」 (可愛いカードです!)
・プレゼント提供「丸山珈琲」