Hei&声の大きさ

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あいさつの作法~ノルウェーの場合」でも書きましたが、Hei!は日常生活では欠かせない挨拶です。

先日、九州からわざわざプライベートレッスンを受講された生徒さんに、Hei!の大切さを強調しました。
とりあえず、Hei!を使った方が、印象が良くなりますよ~、ちゃんとHei!と言われたら自分も返しましょうね、と。
現在、ノルウェー旅行中の生徒さんからメールが来ました。「Heiはすごいですね。反応が違います!」と書いてあり、嬉しくなっちゃいました。

牛にもHei!であいさつしましょう

牛にもHei!であいさつしましょう

このHei!は、出会った時、目があった時などにする挨拶ですが、実はもっともっと使える場面があるのです!
例えば、帰宅した時・・・
A: Hei!
B: Hei!
と挨拶します。日本語の「ただいま」「お帰りさない」に相当するのは、このHei!になるのです。
ということで、おさらいすると
Hei=おはよう、こんにちは、こんばんは、ただいま、お帰りなさい
を網羅してしまう挨拶ということになりますね。

・・・ということで、たかがHei、されどHeiということで、Heiは侮れない単語と言えるでしょう。

他にレッスンをやっていたり、他のシーンでも気になるのが「日本人の声の大きさ」です。
特にノルウェー語を話すときは、自信がないせいか「声が小さくなりがち」。これ、すご~く勿体ないです!
かなり話せる人でも、声が小さいだけで相手と意思疎通できる確率は下がってしまいます・・・。
なぜなら、「ノルウェー人、声が大きい」からです。

1対1で、親切なノルウェー人ならば、小さな声でも拾ってくれるでしょう。
でも、大人数で喧噪の中では、声が小さいと・・・最悪、誰も聞いてくれず、「リアル、ひとりごと」・・・。これかなり凹みます。

声が聞こえない!

声が聞こえない!

呼吸法の違いでしょうか?ノルウェー人は声を張っている感じはないのですが、通る声です。
さらにノルウェー在住の移民で、お世辞にも発音は上手でなくても、ちゃんと会話が成立してしまう人の声は「例外なくデカイ」。

私も昔は声が小さかったです。
ただ、ノルウェーへ留学し、または何度も訪れていく中で、「Hæ?」(「何言ってるの?」)を連発されて、自然と声が大きくなっていった気がします(加齢による聴力の衰えとは考えたくないですね~)。
なのでレッスンでも「声は大きく」を心がけていま~す。

自信がないので小さな声⇒通じない⇒さらに自信を喪失して声が小さくなる・・・という悪循環にならないようにするためには、「声の大きさ」がキモ。
ノルウェー語が通じる確率がUPしますので、ぜひ実践してみてください!

余談:
この逆もあります。ノルウェー人留学生の友達が日本に遊びに来た際、都内の地下鉄で大きな声で話すから「恥ずかしかった」と告白した例がありました。
特にお酒が入ると・・・(以下、自主規制)。

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“Hei&声の大きさ” への2件のフィードバック

  1. ジュ デチョル より:

    先生!本当に毎度、貴重な情報、ありがとうございます。
    いつかノルウェーに行けたら大きい声で喋れるように頑張ります。

  2. Aoki より:

    ジュ デチョル さま

    Hei!そうなんです、お腹から声を出すようにして、体の大きな人たちに混ざってアピールを心がけてくださいね~