ノルウェー・北欧にちなんだマグカップ♪

ノルウェー夢ネット主催のノルウェー語レッスンがスタートしたのは、2007年。光陰矢のごとし!
なぜか初回から、みなさんにお茶をお出ししています。レッスン中、喉は乾くし、私も飲みたいから・・・。
せっかくノルウェー語レッスンなので、ノルウェーや北欧にちなんだマグカップでお出ししているようにしています。

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こちらは全部ではないのですが、ちょっと並べてみました~。
ノルウェーで買ったものもあれば、Fukuyaさんで買ったビンテージものもあり、日本で買ったノルウェー&北欧っぽいマグカップや、生徒さんの「あいさん」が作った可愛いNorgeカップなど様々です(キュッパのマグカップがあるのも分かります?)

あいにく割ってしまって今はないのですが、向こうで買った「こてこて」のノルウェー国旗カップがあったんですよね~。あれはすごかった・・・(遠い目)。
ということで、ノルウェーに行ったらマグカップを買ってくる習慣がつきました。しかーし昨年、久しぶりにスウェーデンに行ったら、もっと可愛くて値段も安い。
つい買っちゃいました(←あくまでも北欧愛です!)。

さてこれから、どんなマグカップに出会えるでしょう?

ノルウェー語版ムーミントロール

「トロールって可愛くないですよね~」と言われると「ムーミンだってトロールです!」と反論してみたことありますか?

さてムーミンは、ノルウェーでも人気がありますよ!
日本での人気はいわずもがなですが、ノルウェーでもムーミントロールは人気があります。
ノルウェー語では、”Mummitrollet”と言います。

1冊だけ持っているノルウェー語版ムーミンの本はこちらです!

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Farlig Midtsommer“は、直訳すると「危険な夏至祭」。
日本語版のタイトルは、「ムーミン谷の夏まつり」。「夏至祭」が分からない日本人への配慮で、こうしたタイトルになったのでしょうか?

日本の「夏まつり」とは、いろいろ異なる北欧の「夏至祭」。
まだノルウェーはおろか北欧の夏至祭に参加したことがないので、いつか「夏至祭」の本場、スウェーデンで「カエルダンス」をしてみたいです!

こちらの映像は、参加人数世界最大を目指したスウェーデン夏至祭における「カエルダンス大会」のもの。スウェーデン在住の方から教えてもらいました。

https://www.youtube.com/watch?v=e3ft1YyUkYY

北欧の夏至祭・・・・奥が深いです!

甘いおかゆ

説明が難しい日本食。たくさんありますね~。納豆とか納豆とか納豆とか(嫌いなあまり3回も書いてしまった・・・)。
ノルウェー料理でも「これどう説明しよう?」と頭を悩ますものがありますが・・・。
これはさしずめ「甘いおかゆ」とでも説明すればいいのでしょうか?英語だと”porridge”になるみたいです。

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Rømmegrøt(ロンメグロートゥ)のインスタント袋です。自分で買ったのか、どなたかから頂いたのかかなり長期間、台所の棚に眠っていました。

2回目にノルウェーへ旅行した1993年。フィヨルド観光バスのガイドさんが、日本生まれのノルウェー人でこの料理について説明してくれたんですよね。
「ノルウェーには、甘いおかゆがあって、でも私は日本で生まれ育ったから、この味にはなじめないんですよ」と言ってました~。

その後、せいぜい1,2回しか食べる機会はなかったのですが、上にシナモンパウダーをたくさんかけ「特においしくもまずくもない」という印象でした。
ただ、「日曜の夕食にRømmegrøtしか食べないノルウェー人がいる」という証言を留学日本人チームから聞いたことがあり「え??」と思ったのですが・・・。

現在、フォルケホイスコーレに留学中の元生徒さんが「うちの学校では日曜にRømmegrøtしか出ないんです。もう辛くて・・・」と本当に辛そうに告白されてました。
「たまーに食べる」くらいならばいいと思うのですが、これしか出ない日曜の夕食はさすがにキツいわ~と思ってしまいます。

でもこのRømmegrøtは、クリスマスに食べる習慣もあるんです。
Rømmegrøtをみんなで食べるのですが、中にアーモンドが入っていた人は「来年いい年になる」みたいな言い伝えがあるみたいですよ~。
ある人にとってはおめでたいRømmegrøt。ある人にとってはほぼ苦行に近いRømmegrøt。
深い食べ物です。

ふしぎ!

自分が子どもの頃って、あまりに昔過ぎて記憶が彼方なのですが・・・
でも、たわいもないこと、ちょっとしたことでたくさん笑っていたような気がします(小学校卒業のアルバムにも”いつも笑っている”と書かれました)。

ノルウェーには、子どもが笑顔になれること間違いなし、言葉遊びを楽しめる詩集があります。表紙はこんな感じです!

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タイトルは”Så rart“「とってもふしぎ」です。
作者はInger Hagerup(インゲル・ハーゲルプ)という詩人。戦中は、ドイツへの抵抗詩を書きましたが、このように子ども向けの作品もあります。
表紙から「面白そう」な雰囲気が伝わってきますが、おさめられた詩は「言葉遊び」やナンセンスだけど奥が深いものなど。
それに「これがノルウェーの作品?」と思うほど可愛くてステキなイラストが添えられています♪

タイトルになっている”Så rart”は、「木にぶら下がっているコウモリは夜、どうやって眠っているの?」「クモの体は小さいのにどうやって長い糸がしまってあるの?」などまさに「とってもふしぎ」なことが詩になっています。
ノルウェー語の韻も「うまい、座布団10枚!」という使われ方で、これは訳せないでしょ?と思ってしまいます。

この本は私のお宝ですが、5/15開催予定の「ノルウェーについて学ぶサロン」 (「ノルウェー絵本を訪ねる旅~みんなが幸せになれる絵本づくりのしくみ」)に持参しますのでお楽しみに!

オリンピックと聖書

実家に帰って「ノルウェー遺物」を探した時、こんなものが出てきました。

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ノルウェー語が読めない人でも「Lillehammer 94」のロゴと五輪マークがわかりますか?

Lillehammer ’94 Det Nye Testamente

リレハンメルオリンピックを開催した際に作成した「新約聖書」ですね~。
海外のホテル(日本のホテルでもたまにありますが)に泊まると「聖書」が机の引き出しに置いてあることがありますが、この聖書もその一環だったのか??

なぜリレハンメルオリンピックに参加しなかった私がこれを持っているかというと、95年~96年にノルウェー留学した際に、熱心なキリスト教の学生からもらったみたいです。

聖書をちゃんと読んでいないと、特に西洋文学を理解する上で「致命的」だと思うのですが、すみません、読んでません・・・(ひー!!でも旧約聖書の方が面白そう?)

おもてなしの「東京オリンピック」でも聖書、コーラン、仏典、さまざまなものを作成するのでしょうか?
オリンピックの開催っていろいろ大変なんだな~としみじみです。