短編テレビ番組にみるノルウェー人と酒の関係

ノルウェーの大人気ドラマSKAM
私はノルウェー留学時代に、散々、学生たちのバカ騒ぎ大酒飲みパーティに参加したり、遭遇しました。なのでSKAMのパーティシーンは、違和感なく観ていました。
しかし「飲酒パーティシーンが、SKAMがもっと多くの国で放映権が売れない要因になっている」という記事を読んだ記憶があります。へ~、そうなんだ。
さらにSKAMを観た生徒さんたちから「ノルウェーのパーティってあんな感じなのですか?」と聞かれて、ノルウェー人の常識は日本の非常識?と改めて思い知りました。

残念ながら制作元のNRK(ノルウェー国営放送)は、ライセンス圏外の国へのウェブ配信はやめてしまいました・・・。
代わりに、ノルウェー人が酔っぱらうとどうなるのかがまるで「動物生態番組」のように理解できる3分ほどの短編シリーズが視聴可能です。
タイトルは”På fylla“。fyllaは飲み会、飲酒、酔っ払いを意味します。
しかーし!日本語の飲み会に比べて、fyllaの持つインパクトは異なります。

短編10本をまとめて観ても30分くらいでしょうか。
使われているノルウェー語は、テキストには出てこない下品な言葉、スラングが多いです。
下ネタも多用されていますが・・・国営放送の番組です。受信料で作られていますね~。
全エピソードは甲乙つけがたいですが、印象的なものは・・・
10話目のよっぱらい男性は、アイスの看板を勝手に持ってきちゃってます。
これ!まさに最初の留学時に、ノルウェー人学生たちがやってました~。大人もやっているとは、げに恐ろしい酒の魔力・・・とほほ。

かわいそうなアイスの看板・・・

あと6話目の女性が酔っぱらって元恋人の家へ行くシーン。元恋人には新しい彼女がいて、酔っ払い元カノは歯ブラシで復讐をするシーンなど。

最初は字幕なしで「生態」を観て頂き、お気が進みましたらば、右下にノルウェー語字幕を表示するボタンがあるので、思いっきり「下品な言葉」を満喫していただくのも乙でしょう。

https://tv.nrk.no/serie/paa-fylla

何年か前に、酔っぱらった若い女の子がブラジャーを路上で振り回している姿を見かけましたが、あんなのは序の口。
ノルウェーと飲酒の関係に思いを馳せませんか?

スーパーの鮮魚コーナー

ノルウェー語の表現に、Frisk som en fisk があります。
意訳すれば「魚のようにピチピチで元気」でしょうか。Friskは「新鮮、元気」という意味です。fiskは「魚」ですね。

ノルウェーサーモンはすっかり日本でもおなじみ。水産国ですから「ノルウェーに行けばおいしい魚が食べられる」と思っていました。

サーモン!

1995年、西ノルウェーの田舎のカレッジに留学した際、スーパーの魚コーナーに行きましたが・・・
冷凍の魚ばっかり~~~!!!
しかもサーモンとタラとエビしかないの???
かなり、がっかりした記憶があります。
先生に「どうしてですか?」と聞いたら「港に行けば漁師が直接、魚を売っている日があるわよ」と教えてくれました。
寮から港まではそこそこ距離があったのと、勝手がわからなかったので、漁師さんのところで魚を買うことはしませんでしたね。

今ならばどうして、スーパーの魚コーナーが冷凍ばかりだったのか。仮説としては・・・
1995年、それほど物流が発達していなかった。
通っていたスーパーは、安値がウリの系列だったので鮮魚のニーズがなかった。
当時の(田舎の)ノルウェー人は食意識があまり高くなかった。

全部、外れだったらすみません!
西ノルウェーの留学を終えて、帰国しました。
その後、ノルウェーからアウドさんが来日。日本のスーパーを入った時に「売っている魚はパックばかりで、奇妙に感じる」と言ってました。
え? 冷凍魚ばかりの国の人に言われたくなんだけど・・・
しかーし、オスロへ留学中とその後でオスロのスーパーへ行くと、鮮魚コーナーの充実ぶりに驚きます。
特に大型スーパーや「意識高い系」スーパーの鮮魚コーナーは、見ごたえがありますね~。
水槽があったり・・・

水族館に非ず

生々しいディスプレイがあったり・・・

口の中に棒が入ってます

鮮魚コーナーでは、売り子さんに”Kan jeg få to lakseskiver?“「サーモンの切り身、2つちょうだい」などとオーダーします。
すると、魚を勢いよく切り、はかりで重さを測って、バリバリと紙にくるんで、値札をはってVær så god「どうぞ」と渡されます。

鮮魚コーナーの魚

オスロでも小規模なスーパーは、冷凍魚しか置いてないことがあります。
旅行で行く人はなかなか鮮魚コーナーで魚を買っても、持て余すだけかもしれません。
ですがパックではない、大きな魚や日本では見たことがない魚があって、冷やかしだけでも面白いですよ~。

このカニは日本では見たことがないかも

いつの日か、港にいる漁師から”Er det noe god fisk i dag?“「今日はなにかおいしい魚ある?」なんて、買い物してみたいですね。

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オスロとトラ

まだ猫ロス真っ最中です・・・。て事情を知らない人は分からないですよね。要するに猫がいなくなって引きずっていま~す。
そんな私を慰めてくれているのは、トラと少年の彫刻。「オスロ」というタイトルです。

どうしてトラがオスロなの?と不思議がっている人~~~。まだまだノルウェークイズ王にはなれませんね。
オスロ中央駅の階段下に、大きなトラの彫刻があるのはご存知ですか?たくさんの観光客が写真を撮っていますが「なぜここにトラが?」と理由を知っている人は少ないかも。
実は、オスロは「トラの町」=Tigerstadenと呼ばれているから、あの彫刻が置かれているのです。

オスロといえばトラ!

でもでも。なぜオスロがトラの町なのか?結びつかないですよね~。
あるノルウェー人留学生に「どうしてオスロはトラの町なのか知ってる?」と聞いたら「知らない」との返事でした。案外、知らない人が多いのかもしれませんね。

国語審議会(Språkrådet)のサイトに答えが書いてあります。
イプセンと並びノルウェーを代表する19世紀の作家・文化人のB.Bjørnsonビョルンソンが「クリスチャニア(当時のオスロの呼称)は見知らぬ者に対して、憎悪と冷淡さに満ちた町」と表現したそうです。
当時、職を求めて地方からたくさんの人々が首都に移住しました。ですが待っていたのは、劣悪な労働条件の工場や女中の仕事。冷酷な町で、搾取され血の涙を流した地方出身の労働者たちの歴史を鑑みると、なるほどね~と思っちゃいます(←その場にいたのか!とツッコミ入れたくなります・・・)。

オスロ中央駅前です

しかーし、そんな恐ろしい意味を持つ表現を、わざわざ彫刻にして外国人もたくさんやってくるオスロ中央駅に鎮座させているか??
今では「国際的でダイナミックな町」と肯定的な意味を持つようになったと解説しているサイトが散見されます。
まさに物は言いようですね。

・・・解説が長くなりました。この「オスロ」は、ノルウェー語レッスンを受講している川浦麻友美(かわうら・あゆみ)さんの作品です!「トロールの絵付け教室」の講師も務めて下さいました。
4月に前橋で川浦さんの2人展を見にいきまして、素朴さと静謐さ、あとちょっぴりユーモアも感じられる作品の数々を鑑賞しました。
ノルウェー好きには特にたまらないラインアップでしたね。

マリウス柄!

漁師!

ノルウェー民話のモチーフ

もうすぐノルウェーへファームステイに旅立つ川浦さん。
猫ロスを癒し、そして部屋にオスロを感じる彫刻をありがとうございます♪ Lykke til!

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ノルウェー語7月期募集がスタートしました! 
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こちらのリンクをご参照くださいね。

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皆さまのご応募をお待ちしていまーす!!!

数字から見るノルウェー

ほとんどの人が意識にも上らない国、ノルウェー。
そんなノルウェーを説明する際に「統計の数字」は比較しやすいので役に立ちます。
ある仕事で、この手の基本的な数字をまとめることになりました。
「あ、ブログにも書けば、情報がシェアできるし一石二鳥!手抜きばんざーい」と思い、今から羅列します。
レイアウトも工夫してませんし、写真もなし。備忘録なので恐縮です~。
あとソースがノルウェー語サイトがメイン、他に日本語、英語もあります。そのあたりもご容赦を~。なるべく新しい統計の数字を拾いました(1NOK=14円で計算しています)。

面積…38.6万㎢ (日本とほぼ同じ)
人口…約520万人
平均寿命…女性84歳、男性80歳
女性の生涯出生率…1.71人
https://www.ssb.no/befolkning/nokkeltall/befolkning (2017年3月)

オスロの平均最低気温と最高気温
1月:-7°/-2°
7月:13/22°
http://reiseplaneten.no/reiseguider/oslo/klima.html

大学など高等教育修了者の割合…約32パーセント(男性:28.8%、女性35.6%、2015年)
https://www.ssb.no/utdanning/statistikker/utniv
学生ローン制度について:過去ブログ参照
http://norwayyumenet.noor.jp/2016/03/08/10007/

失業率…4.2% ((2017年3月、スウェーデンは7.4%)
https://www.ssb.no/akumnd 
国民一人あたりの総所得(GNI)…世界1位(2017年)103603USドル 日本は世界21位
http://www.worldatlas.com/articles/the-highest-incomes-in-the-world.html
政府年金基金…7兆5100億クローネ=約95兆円(2016年12月)、政府系投資ファンドとしての規模は世界最大。国民一人あたり約1800万円に相当。
石油や天然ガスの天然資源は「いつかはなくなるもの」。枯渇した時に備えるため基金が設立された。
https://www.nrk.no/norge/oljefondet-gikk-447-milliarder-i-pluss-1.13401634

男女平均月収…43300クローネ(2016年)約60万円
https://www.ssb.no/arbeid-og-lonn/statistikker/lonnansatt
日本語ソースによる平均年収は世界2位、約970万円
http://america-kabu.com/2015/11/24/wage-by-countries/

消費税…25%、食品・飲料は15%
https://www.altinn.no/no/Starte-og-drive-bedrift/Drive/Skatt-og-avgift/Innberetning-av-mva/Hvordan-beregnes-mva/
ビッグマック指数…世界2位(2017年)
http://ecodb.net/ranking/bigmac_index.html

休暇…有給で年5週間を取る権利。60歳以上は1週間がプラスされる。
https://www.finansforbundet.no/rettigheter-og-arbeidsvilkar/ferie-og-feriepenger/
「高い給料より休みが欲しい」と答えたノルウェー人44パーセント。高賃金を選ぶ人は35パーセント。(2016年)
http://www.dn.no/nyheter/politikkSamfunn/2016/04/01/1801/foretrekker-mer-fritid-foran-hyere-lnn
ヒュッタ(セカンドハウス)…国民の55%がヒュッタを所有 (2008年)。デンマーク、スウェーデンに比べて所有率が高い。
https://www.regjeringen.no/globalassets/upload/krd/vedlegg/rega/fritidsboligfenomenet-i-norge—rapport.pdf

労働時間…37,5時間/週が法定労働時間。労使協定に基づく残業時間の上限は20時間/週、300時間/年
http://www.arbeidslivet.no/Arbeid1/Arbeidstid/Fakta-Regler-for-arbeidstid-i-Norge/
子どもの病欠休暇…片親ずつ年に10日。シングルマザー、ファザーの場合は20日。
有給の育児休暇…100%賃金で46週、80%賃金で56週、父親育児休暇は10週
https://www.nav.no/no/Person/Familie/Venter+du+barn/foreldrepenger–347653#chapter-3
10週またはそれ以上の父親育児休暇取得者の割合・・・70%(2015年)
https://www.ssb.no/befolkning/nokkeltall/likestilling

世界幸福度ランキング(国連)…世界1位(2017年)
http://www.csr-communicate.com/global/20170410/csr-31321
世界一暮らしやすい国(OECD)…世界1位(2017年)
https://www.businessinsider.jp/post-70
お母さんに優しい国ランキング(セーブ・ザ・チルドレン)…世界1位(2015年)
http://www.savechildren.or.jp/scjcms/press.php?d=1956
報道の自由度ランキング(NGO国境なき記者団)・・・世界3位(2016年)
http://ecodb.net/ranking/pfi.html

温かいランチ~それはスウェーデンへの憧れから始まった?~

2017年のブログ始めが遅れました。
Twitterでうざったいくらいアピールしているのですが、左手首を骨折してしまい、かなーり、生活に支障をきたしています~。
気を取り直して、積読状態だった本を少しずつ読み始めていますが・・・(合間に「骨折」キーワードでネットサーフィン)。
昨年、ノルウェーの書店から買った”Den Norske Folkesjela“(「ノルウェー国民の魂」)は、その1冊です。著者のPer Egil Heggeは、Aftenposten紙で「ノルウェー語コーナー」をずっと担当しているノルウェー語エキスパート。記事などで見つけたノルウェー語のミスなどをユーモラスに指摘する「ノルウェー語ご意見番」的存在です。

20170108-1

17.mai, brunost, lutefisk, grilldress, vinmonopolet….などなど、ノルウェーやノルウェー人を理解する上で大切なキーワードが、2-3ページのコラムで、Perさんならではの解説がされています。
Brødskiveの項目を読んでいた時、新たな発見があったので、取り上げますね。

このBrødskiveって単語は、ノルウェー語レッスンのテキストに出てくる際に、ちょっと説明に時間がかかります。Brød=パン、skive=スライスという意味ですが、「スライスパン」よりも、smørbrød=オープンサンドの方をイメージして下さい。パンの上にpålegg=トッピングを載せるものですね。

Brødskiveと並んで、説明に苦労するのがmatpakkeという単語。mat=食べ物、pakke=包み、からなる合成語です。
smørbrødを紙にくるんだり、ランチボックスに入れるのがmatpakkeです。写真をご参照ください。昨年9月、オスロの小学校を訪問した際に、子どもが持っていたmatpakkeを撮らせてもらいました。このmatpakkeは、ノルウェー人のランチ定番なのですが。

20170109-7

と、ここまでの前知識を入れてから、Brødskiveの項目で「お?」となった箇所を書きますね。
1990年代、ノルウェーのスウェーデン大使を務めたKjellさんは退任する際「解決できなかった残念な問題はありますか?」というインタビューに対し、このように答えたそうです。
私は、ノルウェーに住むスウェーデン人たちに、温かいランチが食べられるよう助けられなかった。

varm lunsj=温かいランチ。
何かと似ている北欧諸国ですが、スウェーデンにあってノルウェーにないもの。それが「温かいランチ」だったんですね。
前述のスウェーデン大使在任中は、スウェーデンからノルウェーへ労働移民が増えていた時期。スウェーデン同志たちが、ノルウェーへやっていてmatpakkeに代表されるkald lunsj=冷たいランチに耐えていたのが、大使にとっては無念だったのでしょう。くくく・・・・

ノルウェー人は常にスウェーデンに憧れています。90年代~2000年代にかけて、「ノルウェーにもvarm lunsjを!」運動が盛り上がったんですよね。
私は留学中、やはりmatpakkeを持参していましたが、「これじゃお腹いっぱいにならなーい」といつも思ってました。
ましてや、ノルウェーの中学生や高校生たち。彼らはmatpakkeだけでは足らん!と、休み時間に近くでポテトチップスやピザなど「ジャンクフード」を買い食いしていたのです。
「子どもたちがジャンクフードばかり食べているのはマズイ!」と大人は焦り、今では学校のkantine=食堂で、温かいランチが提供されるところが増えています。

社会人はどうでしょう?特に大きな企業やそこそこの規模の会社では、やはり自前のkantineが備わっている場合が増えていますね。

昨年9月にオスロ大学のkantine=食堂に行った際、「昔とえらい違い~」と感心したのは「電子レンジの存在」です。
日本はオーブンよりも電子レンジの国、ノルウェーは電子レンジよりもオーブンの国ですが、どんどんかの国における電子レンジ所有率は高まっていますね。
電子レンジがあるということは「ノルウェー人は食べ物を温めることを知った」証です!

・・・・という状況で、みなが温かいランチへ流れるかと思いきや、matpakkeにはこんな効用もあったんです。再び本から引用してみましょう。
「matpakkeのおかげで、ノルウェーは他のヨーロッパ諸国に比べて、短いランチ休憩で間に合った。約20分もあれば十分。その結果、より早く帰宅することができ、余暇を得ることができたのである。」

確かに!! ランチに時間をかけるよりも、とっとと済ませて、とっとと帰る。その方がノルウェー人のメンタリティーに合っている気がします。
昨年、オスロを訪れた際、NORLA(ノルウェー文学普及協会)のオフィスを訪ねました。ちょうどお昼時になったのですが、みなさん、matpakkeを片手に集まってきます。

私もその時、matpakkeを持参していたので、一緒にランチを楽しみました。おいしいフルーツが置かれていて、出張に行っていたスタッフがお土産を配ったりと短いながらも楽しいランチでしたね。この時は私がいたので、少し長めのランチ休憩だったかと。30分でしょうか?

3年ほど前に、温かいランチを効率的に消化しているノルウェー人を見かけました。

トラムにて

アジア系の食べ物をトラムで食べていたこの人。周りは全然、無関心で「車内マナーのありかた」など些末なことにはとらわれないノルウェー人魂を見た、と感慨深かったです。

varm lunsjかkald lunsjか。スウェーデンに憧れながら、ライフスタイルが変化する好例でしょう。