各回のまとめ
ノルウェーについて学ぶサロン・講座レポート


第31回 「オーロラの国ノルウェー」
〜写真家門脇久芳さんが語る極北の世界

開講日時: 2008年10月18日(土) 13:00〜15:00
参加者数: 13名

●テーマ紹介文
人々を魅了する神秘の光 オーロラ・・・ 
今年1月、新しい太陽活動が確認されて絶好のオーロラ観測のチャンス到来の時期に入ったそうですが、皆様、ご存知でしたか? 
そこで今回のサロンでは「ノルウェーのオーロラ」にスポットを当ててみました。オーロラの研究はノルウェーで古くから行われ、科学的解明に貢献しているからです。
ゲスト講師にお迎えするのは、オーロラの写真で第一人者の写真家門脇久芳さん。門脇さんはオーロラを撮り始めて27年、北半球の全世界のオーロラの写真を撮影なさっています。
一方ノルウェー北部フィンマルク地方の民族、サーメとも交流があるとのこと。サーメのトナカイ遊牧に同行してのオーロラ撮影や、世界最北のオーロラ観測場所であるノルウェー領スピッツベルゲン島を何度も訪れるなど、その行動力はさすがの極みです。
当日はオーロラの3D写真、音楽や映像、スピッツベルゲンの化石の現物や写真をお見せしながら、極地の魅力を熱く語っていただく予定です。
貴重な体験談と美しいオーロラに酔いしれたい方、是非ご参加くださいませ。
ノルウェー語ワンポイントレッスンは、「オーロラにまつわる会話」です。

●講演内容

講師紹介/オーロラとは-オーロラは・ビッケランド博士とナンセン・世界最北のオーロラ観測所(ノルウェー領 スピッツベルゲン島・オーロラの言い伝え、そしてオーロラの音とサーメの歌/ノルウェーでのオーロラ観測/今年からオーロラ観測の絶好のチャンス?!
●ノルウェー語レッスン
オーロラにまつわる会話(Samtale om nordlys)
●付録
新規参加の方には・・・語学資料「ノルウェー語とは」
       その他 ノルウェー大使館、フィンツアー、スカンジナビア政府観光局
            提供の資料多数
●主催者後記

時間が足りないほど熱く語っていただきました思えば、私のノルウェーとのつながりのきっかけは「オーロラ」でした。16年前、オーロラツアーに参加してから「ノルウェー道」を選ぶことになってしまったのです。
本日のサロンでは、オーロラ写真家の草分けである門脇久芳さんをお迎えいたしました。
門脇さんのお話を伺いながら、オーロラの世界はまだまだ解明されていない分野が多いことに気づきました。それゆえに、人々を魅了してやまないのでしょうか?
それにしても、今日ほど美しいオーロラ写真を堪能した日はありません!何枚も見ているうちに、「私も撮れるかな」と思ってしまうのが素人の怖さかも・・・。
1枚の写真を撮影するまでには、門脇さんのたくさんの苦闘・苦難があったことと想像します。
最後には、「オーロラの音」なる不思議なものを聞かせていただきました。本当にオーロラってナゾの部分がたくさんあるんですね。またの機会に、門脇さんの豊富な体験をお聞かせ願えれば・・・と思った次第です。
(Aoki)

皆さん2時間の長い時間にも、小生の話を聞いてくださりありがたく思っています。
又オーロラはともかくスピッツベルゲン。200クローネ紙幣などを紹介できたことうれしく思います。
又最後に流したオーロラの曲「グオーヴァサハス」の曲に興味を持っていただいた事。スピッツベルゲン旅行に興味たれた方などいて、うれしく思いました。
(Kadowaki)

門脇久芳さんと言えば”オーロラ写真家”のイメージだけでしたが、今回お話を伺ってみると、この方は”冒険家”かしら?と思ってしまうほど、これまで歩いて来られた道のりの険しさと行動力には恐れ入りました。
それ故に、現地の中に深く入り込んだ実体験に基づくサーミ文化の紹介や、実物までご持参くださったスピッツベルゲン島の化石掘りのお話など、神秘的なオーロラ写真とともにとても印象に残りました。
私もいつか是非とも行ってみたい!と改めて感じました。
(Yoko)

第30回 第32回
参加者募集ページへ