各回のまとめ
■イベントレポート■ 


「ノルウェー語にトライ!2012」
 〜日本人とノルウェー人による言葉の交流〜


開講日時: 2012年6月29日(金) 19:00〜21:00
参加者数: 81名(事前申込制)
会場: ノルウェー王国大使館 多目的ホール
講師: 青木順子(ノルウェー夢ネット代表)
     Filip Ambrosius (フィリップ・アンブローシウス)

●イベント紹介文
「ノルウェー語」って聞いたことがありますか?
ノルウェー語と日本語で、同じように聞こえる言葉を知っていますか?
旅先でちょっとノルウェー語を使ってみたいと思いませんか?
そんな疑問やご希望にお答えしながら、より多くの皆様にノルウェー語の魅力を感じていただくイベント「ノルウェー語にトライ!」が、大好評だった一昨年、昨年に続き、内容を新たに今年もまた開催されます。
4/3の荒天による中止から、6/29(金)に延期しての開催が決定しました。

実際にノルウェー語に触れて、少しでもノルウェー人とコミュニケーションできるように、チャレンジしてみましょう。解説は全て日本語で行いますので、予備知識は一切、不要です。
プレゼンターは、「ノルウェー語のしくみ」や「ニューエクスプレス ノルウェー語」の著者の青木順子とノルウェー人留学生のフィリップ・アンブローシウスの2人が務めます。
ノルウェー語ができるようになると、ノルウェーの様々な現地情報を入手できたり、ノルウェー人との距離がぐっと近くなります。
まずは挨拶から始めてみましょう!


●イベント内容
言語グループ/2つの公用語/ノルウェー語の現代史/妥協策を探って〜選択の自由〜
ノルウェーの方言/方言のバリエーション/アルファベット/よく使うフレーズ/旅先で使えるフレーズ/日本語にあってノルウェー語にないフレーズ/ノルウェーで人気の苗字(2010)
/ヘンな苗字/不思議な表現/ノルウェー語の響きを聴いてみよう/クイズ/役立つインターネットサイト/質疑応答

●主催者後記

今年でなんと3回目を迎えた「ノルウェー語にトライ!」。
昨年は震災で延期となりましたが、今年は4/3実施予定が爆弾低気圧のせいで延期となってしまい、多数の方にご迷惑をおかけしたことを、まずお詫びしたいと思います。
そうした悪条件の中、こんなにもたくさんの方々が辛抱強く待って下さり、そして足を運んで下さったことは、「ノルウェー伝道師」冥利に尽きます!

何となくとっつきにくそうな「ノルウェー語」。
やっている人はすくない「ノルウェー語」。
そんな「ノルウェー語」を、わかりやすく、面白くプレゼンテーションするのが第1回目からの目的です。

参加されている方の目的も様々でしょう。留学される方もいれば、単に漠然とノルウェーに興味がある方。知識も様々だと思います。私の願いとしては、少しでもノルウェー語およびノルウェーを身近に感じて欲しいということです。
例えば、「日本語にあってノルウェー語にはない表現」を通じて、ノルウェー人の考え方、文化圏の違いを比較することは興味深いですよね。

クイズ大会は、かつてないほど盛り上がりました!
サドンデスから、なかなか決定しない優勝者。こちらで用意したクイズでは足りずに即興で問題を作りましたが、相当、ハイレベルな戦いとなりましたね。

まだまだマイナーなノルウェー語ですが、ホント、ノルウェー人はノルウェー語でTakk(ありがとう)と言っただけで、すごく喜んでくれます。
もうちょっと話せば、さらにテンションUP。私も、こうしたノルウェー人の「嬉しい!」リアクションに助けられて、今でもこの仕事を続けているのだと思います。
このイベントをきっかけにノルウェーおよびノルウェー語に興味を示して下さる方が一人でも多くなることを願っています!

最後になりましたが、本イベントをサポートして下さったノルウェー王国大使館広報部・伊達様、ご挨拶を頂いたスノーフリッド参事官、そしてそして、イベントのスタッフの皆さまに心からお礼を申し上げます。Filipもありがとう!
(Aoki)

今年のプレゼンを見に来てくれて、本当にありがとうございます。
今年のプレゼンは滞りなく、行えて良かったです。参加くだされた方がこれほどたくさんいるとは思えなかったのです。
また参加者の皆さまは、個性的でユニークな方が多くて、すごく楽しかったです!
今回は私の二回目でしたが、新しい経験ができて、とても感謝しています。
お客様からのコメントや、面白い質問がいっぱいきていて、こんなに盛り上がったとは、嬉しいです。また機会があれば、興味のある方はぜひ私にノルウェーの色々を聞いて下さい。宜しくお願いします。
ありがとうございました。
(Filip)

最初は新鮮だったノルウェー語イベントも、3回目ともなると飽きられて集まらないのでないか?と心配しましたが、蓋を開けてみれば、昨年同様に8割が初参加という面々。
事前申込制の上に延期も重なって、キャンセルをせざるを得なかった方も多く、最終的なお申込み総数は135名を超えていました。残念ながら参加いただけなかった50名余の皆様にはまたの機会があることを願っています。
それにしても、毎回感じることですが、”ノルウェー語”というテーマだけで奥深い話やネイティブのリスニングを楽しめるって凄いことだと思います。英語では絶対あり得ない企画ですよね!
そんな特殊な語学、そしてその母国ノルウェーのことだからこそ、知れば知るほど面白いのです。長年ノルウェーに携わってきた私自身でも、まだまだ驚いたり感心したりすることにたくさん出くわします。
例えば今回は「ノルウェーにはノルウェー人でもわからない方言がある」ことを知りました。
北ノルウェーに留学や旅行をする日本人が多い昨今、これは貴重な情報ですね。
今後とも、謙虚な気持ちを忘れずに、皆さんとご一緒にノルウェーのあれこれを学んでいきたいと、私自身が気持を新たにいたしました。
関係者の皆さん、参加者のみなさん、本当にありがとうございました。
(Yoko@ノルウェー夢ネット管理人)

3度目の開催も会場は盛況でした

なおクイズ大会の景品は世田谷の北欧ヴィンテージ食器・雑貨ショップ
Fukuyaさんからご提供をいただきました。
ノルウェーを代表する陶磁器メーカーFiggjoのボールです。

※2010年のイベントの様子はこちらのレポートでご覧になれます。
※2011年のイベントの様子はこちらのレポートでご覧になれます。
※2013年のイベントの様子はこちらのレポートでご覧になれます。

インフォメーションページへ