もはや本人でさえ「去年9月のオスロ旅行記、書いてたっけ?」という程度の記憶なんですが。
書きたいことの大事な1つに「10年ぶり以上のスウェーデン訪問」があったんです。
ということで、薄れた記憶ときったない字で書いた旅日記を基に、雑に振り返りますね~。
オスロ⇒コペン⇒ルンドというルートでスウェーデン入りしました~。デン⇒スウェの移動は電車です!Öresundsbronという橋を渡ったのは初めてでしたが、とても良かったですよ~。
なぜ北欧のベニスと呼ばれるストックホルムでなく、ルンドを選んだのか?
それは一昨年、「ノルウェーについて学ぶサロン」でゲスト講師を務めて下さったヘレンハルメ美穂さんが当時は、マルメとルンドの間くらいに住んでいて、図々しく「行きたいです!」と押しかけちゃったんですよね。
美穂さんと知り合うきっかけになった「スカイプ対談」で、「(日本では)スウェーデンはイケメン天国とPRされてます」「ウソ、信じられない!」と即座に否定されて爆笑しました。「ストックホルムにはいるのかも。でもマルメにはいませんね~」とおっしゃるので、スウェーデンに久しぶりに行ってみたい理由の1つに「マルメ=イケメンゼロ説」の確認もありました~。
ルンドの駅に着いた瞬間「わ、平らだ~」と思いました。オスロはフィヨルド地帯などに比べれば平坦ですが、ルンド・マルメがあるスコーネ地帯は、まるでデンマークのように平らな風景が広がっています。聞けばこのあたりの方言は、デンマーク語と似ているとのこと。ま、まずい・・・と焦ります。
ま、昔はデンマーク領だったエリアですから、納得です。
美穂さんに「どこへ行きたいですか?」と聞かれて「スーパーが見たいです!」とリクエスト。お国柄が分かるのがスーパーですよね。ノルウェーとの違いにも興味がありました。ルンド郊外の大型スーパーに連れて行ってもらったのですが・・・生鮮コーナーの芸術的ディスプレイに感動!やっぱりオシャレ大国スウェーデンは違う、と感心しきりです。
美穂さんとスウェーデン第3の都市マルメにローカル線にて向かいます。あのサッカーのズラタンで有名なマルメですね~(日本ではイブラヒモビッチの方が分かります?」)。
ルンドでも「やっぱりスウェーデンは違いますね~」を連発してましたが、マルメの駅から中心地には歴史を感じる建物(薬局とか)があり「おお!」と感動します。夕食まで別行動になったので、マルメ中心地を歩いてみたのですが、いましたよ、いましたよ、イケメンオーラを出している人!
ただいくら図々しい私でも前に回って写真は撮れずに「背後イケメン」と名付けます。
マルメ図書館がとても立派と聞いたので行ってみました。昔の建物を利用した感じの外観ですが中はモダンです。
仕事柄、ノルウェー語のテキストはいやでも触れていますが、移民や難民向けのスウェーデン語のテキストはどんな感じなのだろう?
ノルウェー語とスウェーデン語は似ていますが、当然、違いもあります。分かるところで読み進めてみると、明らかに「スウェーデンがこうあって欲しい移民・難民モデル像」が浮かび上がってきました。
例えば、たばこの有害性だったり、環境を大切にしましょう、など会話を通じてメッセージが込められています。
そういう点では、ノルウェーとスウェーデンのテキストは似ていますね。
再び、美穂さんと合流し、お連れ合いと一緒にマルメのレストランに入りました。
聞けば「外食はそれほど稀ではない」ということで、メニューの値段を見れば明らかにノルウェーより安いので納得です!
私が「ノルウェー人はスウェーデンのことをたくさん知っているけど、スウェーデン人はノルウェーのことを知らない」と冗談めかして言うと、お連れ合いは「う~ん、そうかな。知ってると思うよ」と言うので「じゃあ今のノルウェーの王様の名前を言える?」と聞いたら「え~と、ホーコン??」と答えるので「ハーラルです!」と正解を言いました。
ま、ノルウェーのことは嫌いではないけど、それほど深い思い入れはない・・・・というのが結論でしょうか??(サンプル数少なくてすみません)
1泊のルンド・マルメ滞在でしたが、リアル・スウェーデン語を聞いてカンゲキしたり、可愛いお店で喜んだり、久しぶりのスウェーデンを満喫しました!
マルメはノルウェーの新聞などから「移民だけのゲットーがあって犯罪が多い怖い街」なのかと思い込みがありました。
確かにそうした地区はあるそうですが、歴史ある建物や趣のある風景、スウェーデンにいながらデンマークも味わえる素敵な街でしたね。
何かとノルウェーと比べて「洗練されている!」「安い!」「おしゃれ、可愛い!」を連発して美穂さんを呆れさせた気がしますが・・・。
ノルウェー人が大好きなスウェーデン。納得です!!