ノルウェー語レッスンでは、毎回、いろいろなことに気が付きます。
例えば「ちょっとしたノルウェー語を加えると、ぐっと自然に聞こえる」ということ。
“Vil du ha kaffe?” 「コーヒー飲みたい?」
“Ja”.「はい。」
ちょっとこの一言を加えてみましょうかね~。
“Ja, takk!”「はい、ありがとう」
ノルウェー語を勉強したことがない人でも何となく知っているTakk(ありがとう)。
ノルウェー人偏愛ワードです。Ja,takk. Nei,takk「いいえ、結構です」まで、使いこなせるといいですね!
次の例にいきます。
”Jeg vil ha kaffe.”「私はコーヒーが欲しいです」
はい、これで意味は通じますよ。でも、この一言を添えてみましょうか。
“Jeg vil gjerne ha kaffe.” 「私はぜひコーヒーが欲しいです」
gjerneは便宜的に「ぜひ」と書きましたが、この単語は「丁寧さ」を表現してくれます。
なのでお願いする時、自分の希望を言いたい時に、プラスしたい単語ですね~。
次、行きます!
“Har du tid?” 「時間ある?」
”Nei.”「いいえ」
これで会話は成立しますが、ちょっと単語を足してみましょう。
“Nei, dessverre“. 「いいえ、残念ですが」
「残念ですが」=dessverreは、よく使いますね。この一言を付け加えると、ぶっきらぼうな感じが消えます。
会話はもちろん、メールで使う回数が多いかもしれません。
今までの例をみて「こんなの簡単じゃない?」と思われるかもしれません。
でも実際の会話、メールなどで使うとなると結構、抜けちゃうんです。
ノルウェー語レッスンで、生徒さんたちは頑張ってノルウェー語を話そうとしますが、意志・動作を伝えることに必死で「ちょっとのひと手間」は忘れがち・・・。
これは、もう訓練ですね。
何度も繰り返せば「反射神経」となり、自然と使えるようになります。

なに話してるの?
ここまででお腹いっぱい、という方も最後の例にお付き合いください。
“Vil du ha kaffe?” 「コーヒー欲しい?」
冒頭と同じ例文です。一語を足してみましょう。
”Vil du ha kaffe, kanskje?”「コーヒーが多分、欲しい?」
Kanskjeは「多分」という意味ですが、断定的な表現を和らげたい時に使える単語です。
このkanskjeを、ノルウェー語の歌うようなイントネーションでしり上がりに発音すると、自然なノルウェー語になりますね~。
いかがでしょう?
ほんの一言添えるだけで、よりニュアンスのある文章に変わっていきます。
上はごく一例です。
場面に応じて、単語をちょっと添えてみる。ノルウェー語レッスンでは、なるべく自然な会話に近づくお手伝いをしています♪