ふしぎ!

自分が子どもの頃って、あまりに昔過ぎて記憶が彼方なのですが・・・
でも、たわいもないこと、ちょっとしたことでたくさん笑っていたような気がします(小学校卒業のアルバムにも”いつも笑っている”と書かれました)。

ノルウェーには、子どもが笑顔になれること間違いなし、言葉遊びを楽しめる詩集があります。表紙はこんな感じです!

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タイトルは”Så rart“「とってもふしぎ」です。
作者はInger Hagerup(インゲル・ハーゲルプ)という詩人。戦中は、ドイツへの抵抗詩を書きましたが、このように子ども向けの作品もあります。
表紙から「面白そう」な雰囲気が伝わってきますが、おさめられた詩は「言葉遊び」やナンセンスだけど奥が深いものなど。
それに「これがノルウェーの作品?」と思うほど可愛くてステキなイラストが添えられています♪

タイトルになっている”Så rart”は、「木にぶら下がっているコウモリは夜、どうやって眠っているの?」「クモの体は小さいのにどうやって長い糸がしまってあるの?」などまさに「とってもふしぎ」なことが詩になっています。
ノルウェー語の韻も「うまい、座布団10枚!」という使われ方で、これは訳せないでしょ?と思ってしまいます。

この本は私のお宝ですが、5/15開催予定の「ノルウェーについて学ぶサロン」 (「ノルウェー絵本を訪ねる旅~みんなが幸せになれる絵本づくりのしくみ」)に持参しますのでお楽しみに!