各回のまとめ
ノルウェーについて学ぶサロン・講座レポート


第15回 「ノルウェーの映画」
    〜地味だけどけっこう楽しいその魅力〜

開講日時: 2007年6月30日(土) 13:00〜15:00 
参加者数: 12名

●テーマ紹介文
お待たせしました。サロンでようやく「映画」がテーマになります。
日本では触れられる機会が少ない「ノルウェー映画」について、北欧映画がご専門の渡辺芳子さん(「北欧映画完全ガイド(新宿書房)」編集)に語っていただきます!
なおノルウェー語ワンポイントレッスンは、「映画にまつわる会話」です。
ノルウェー映画をよくご存知な方も、1本も見たことがない方も、お気軽にお申し込み下さい。

●講演内容

北欧映画の現状:各国の勢いは?・デンマークの世界的監督・スウェーデンの巨匠・フィンランド・アイスランド・そしてノルウェーの現状は・・?/90年代の”ノルウェーブ”:”ノルウェーブ”といわれるニューウェーブが台頭・意欲的な実験作・少しずつ国際化・リヴ‐ウルマンについて/ノルウェーの主な映画祭:Norwegian International Filmfestival・女性映画祭・極北の映画祭/主なノルウェー人映画監督/よく見かける俳優&女優/最近の作品紹介/映画は現実を反映する/番外編?
●ノルウェー語レッスン
映画にまつわる会話 Samtalen om filmen
●付録
新聞の映画広告ページ(Aftenpostenより抜粋)
新規参加の方には・・・語学資料「ノルウェー語とは」
       その他 ノルウェー大使館、フィンツアー、スカンジナビア政府観光局
            提供の資料多数
●主催者後記
ノルウェー映画の魅力を語る渡辺芳子さんノルウェー好き、北欧好き界では有名な渡辺芳子さんをゲスト講師にお招きでき、感謝カンゲキです。しかもテーマが「ノルウェー映画」って 日本で話せるのは渡辺さんだけではないでしょうか??
北欧諸国内ではおなじみの映画制作の国家助成金に関するお話やノルウェー各地で開催される映画祭、また最近のお薦め映画のご紹介など盛りだくさんの内容でした。特に、長寿の老人の抱える問題を扱った「Second half/Andre omgang」という映画は、ぜひ何らかの機会で観たい!と思う映画でした。北欧映画完全ガイド
ノルウェー映画が日本で影が薄い理由も、参加者の方も含めて「本人たちにやる気がないから、しょうがない」と納得もでき、その上で日本でノルウェー映画を少しでも盛り上げるため、今後とも、渡辺さんの孤軍奮闘に期待しております。
(Aoki)

熱心なノルウェー・北欧ファンの方と直接お話しできたこと、みなさんノルウェー人 に対しては同じ意見をお持ちだったことなどわかって楽しかったです。
(Watanabe)

ノルウェー在住歴のある私も、実際に見たことのあるノルウェー映画は数えるほど。今回の渡辺さんのお話によって、またひとつ未知のノルウェーの世界を感じることができました。
映画のお話のはずが、最後にはすっかり「ノルウェー人の気質」のお話になってしまったことも面白かったです。でも、そんなノルウェー人にしか作れない「良さ」も、わずかながらわかったような気がします。今後もあまり他の国に感化されず、ノルウェー映画の長所を生かした良い作品がたくさん作られることを期待します。それが世界的に大ヒットすれば最高ですね!
(Yoko)


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