各回のまとめ
ノルウェーについて学ぶサロン・講座レポート


第52回「日本で見つけるノルウェー」
〜NCCJ専務理事ミカールさんに聞く〜

開講日時: 2011年11月19日(土) 13:00〜15:00
参加者数: 22名

●テーマ紹介文
皆さんは日本に住んでいて、ノルウェーの製品や会社を目にすることはありますか?ノルウェーサーモン?他にはどうでしょう?
今回のサロンでは、在日ノルウェー商工会議所(NCCJ)で日本とノルウェーをつなぐお仕事をされているミカールさんをお招きします。
ミカールさん曰く、探せば見つかる”ノルウェー発見の方法”があるとのこと。たっぷり語っていただきたいと思います。
以下、ミカールさんのコメントから
「みなさん、こんにちは。私はミカール・ベルグです。日本人とノルウェー人のハーフで現在は東京に住んでいます。ここ日本で、ノルウェーと日本企業の結びつきがより強くなるよう、環境を整える仕事をしています。
私にとって、幼い頃から育ったノルウェーと日本という2つの母国の関係強化は、常に大切なことでした。私たち商工会議所の仲間にできることは何か、それは私自身のモチベーションでもあり、やりたいことなのです。私たちは関係を築き、可能性を創造し、見守り合って行きます。
サロンでは、どのようにしたら日本の中のノルウェーを発見できるか、をお話しします。実は多くの皆さんが想像しているよりもずっとたくさんのノルウェー製品や企業があるのです・・・もし、その存在を探すならば。
さらに、在日ノルウェー商工会議所の仲間たちが、日本とノルウェーの間で展開しているビジネスについてもお伝えしたいと思います。」
ノルウェー語ワンポイントレッスンは「ノルウェー人&日本人ビジネスマンの会話」です。

●講師
青木順子(ノルウェー語翻訳・講師 ノルウェー夢ネット代表)
ミカール・ルイス・ベルグ Michal Louis Berg
 (在日ノルウェー商工会議所(NCCJ)専務理事)

●講演内容
講師プロフィール/日本で一般的に知られているノルウェー製品/NCCJと参加企業/StyleNORWAY/Nordic Green Japanイベント/留学生を見つけましょう!/ノルウェー料理とは?/ノルウェーの食品/日本で見つけたもの/Team Norway/質問、その他

●ノルウェー語レッスン
日本人&ノルウェー人のビジネス会話
 Samtalen mellom japansk og norsk forretningsmann

●付録
新規参加の方には・・・語学資料「ノルウェー語とは」
       その他 ノルウェー大使館、フィンツアー、スカンジナビア政府観光局
            提供の資料多数
2012年ノルウェーツアーのチラシ
ノルウェー案内人青木順子さんと行く
ベストシーズンのフィヨルドとオスロ暮らしを感じる旅8日間」

世界のアニメーションシアターWAT2011のチラシ

●主催者後記
ピンクのカーディガンがお似合いです♪
この度は、ひどい雨風の中、多数のご参加をいただきまして本当にありがとうございました。
ゲスト講師のミカール・ベルグさんとは不思議なご縁です。 まだノルウェー大使館の研修生をされていた時に、当時の参事官と一緒にランチをさせていただき知り合いになりました。また「ノルウェー語にトライ」というイベントではパートナーをつとめていただきました。
ミカールさんは現在では、在日ノルウェー商工会議所(NCCJ)の専務理事という要職ですが、相変わらずフランクで、上手な日本語で冗談で笑わせてくれます。
さて本日のテーマは「日本で見つけるノルウェー」ということで、まだまだマイナーなノルウェー製品や企業について、プレゼンテーションをして下さりました。
「積極的に質問を」ということで、参加者の皆さんから「こうしたら、もっとノルウェーがメジャーになれる」といった提言がいろいろあって興味深かったです。
特に、北欧各国にはそれぞれ顔となるタレントや有名人がいるのに、ノルウェーにはいない、という指摘があり、「ミカールさんがノルウェーの顔になればいいのでは?」とふったところ、会場から拍手が起き、これは本格的に「ミカール・プロデュース計画」が始動した方がいいかも、と思った次第です。
これからのNCCJとミカールさんの活躍に期待です♪
(Aoki)

1.あれほど熱心な人々と出会うことができ驚きました。そしてたくさんの素晴らしい質問と、すでに他の北欧諸国の企業がマーケティングで成功している例を聞き、ノルウェー企業がもっと良いマーケティングを展開するアイディアをうかがうことができました。熱心な参加者の皆さんとお目にかかれて有益でした。
2.皆さんがノルウェーをとても愛し、そしてノルウェー人と製品についてもっと知りたがっていることがわかって、感慨深かったです。日本とノルウェーの友情と協力を発展させるために、皆さんの協力は欠かせません。
3.ノルウェー夢ネットで今後のサロンを告知する際に、テーマや講演に関係した質問を
準備するようにうながすことも、1つのアイディアだと感じました。
(Michal)

今まで多くのノルウェー関係者に遭ってきましたが、ミカールさんほどノルウェー語と日本語をどちらも上手に使いこなせる方は、あまり記憶にありません(青木先生は別ですよ)。 お話を伺っていて、日本とノルウェーをつなぐ架け橋として活躍されるお仕事は、まさにミカールさんのためにあるようなものだと感心しきりでした。
日本の中でノルウェー製品を見つけたときの喜びは、探してみて初めて味わえるものですよね。気付けば、一緒になって話に参加していました(笑)
それにしても、ノルウェーサーモンは直行便で空輸されているという事実を思うと、他の製品にもきっとチャンスはあるはず。我こそは気に入ったノルウェー製品を輸入する第一人者になりたい!と思ったら、まずはミカールさんに相談に乗ってもらうと道が開けそうな、そんな明るい未来を感じさせられるお人柄でした。これからがますます楽しみです。
(Yoko)

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