・・・留学体験・・・
■留学体験報告■

ベルゲンからこんにちは。(2014年12月〜)
  文・写真 サユリ


第1回 『ベルゲンから、こんにちは。』


ブリッゲン初めまして!
私は、現在ノルウェー経済経営大学に交換留学中のサユリです。

「ノルウェーで一年間勉強してくる!」そう宣言して、はや三か月が過ぎようとしています。

私が、今住んでいる町は、「ベルゲン」です。
現在の人口は約24万人、そして北欧有数の玄関口と呼ばれているノルウェーの第二の都市。
ベルゲンは、雨が多いことでも有名で、晴れの天気が5日程度しかないという月もあるそうです。

「なぜ、ノルウェーを選んだの?」
親からも、友人からも、まして現地の人からもそう聞かれました(笑)

留学をノルウェーに真っ先に決めたのは、私の地元の長崎と神戸に何か還元できるものやよりよい社会の仕組みを作るヒントを得たかったからです。
長崎と、神戸と、ベルゲンって何か似てませんか?
山もあるし、海もあるし、夜景はきれいだし・・・というイメージが留学先の都市の中から「パッ!」と思い描けられたのが、ベルゲンだったのです。
また、自然豊かなところにも惹かれて、私の留学生活は始まりました。

でも、ベルゲンってどんな街なの〜!?というあなたに。
初回は、『ベルゲンは、実は○○だった!』ということから、ベルゲンをご紹介します。


■ベルゲンは実は、カラフルだった!


ノルウェーのイメージって、私は正直、『無』でした。
すぐ暗くなるし、街は静かそうだし・・・。
でもそんなことありません。
街の中心地を探検してみると、まず目に入るのは、カラフルなお家です。

ベルゲンの街

学校近くの山から、ベルゲンのカラフルな街並みが一望できます。
私が登った時は、8月の中旬でした。
夏のハイキングは、そこまで暑くなく、天気もいいのでおススメです!
山から一望


■ベルゲンは、実は傘をさしている人が少なかった!

年がら年中、雨が降っているベルゲン。
小雨程度では、(いや、大雨でも)傘をさしている人をあまり見かけません!
しかし代わりに、ウィンドブレーカーと、レインシューズを着ています。
ノルウェー発のブランド、HELLY HANSENのウィンドブレーカーを着ている人が多いです。
なので、ベルゲン人になりきるには、傘をささずにウィンドブレーカーだけで雨のなかを歩くことがひとつの手かもしれません(笑)


■ベルゲンは、実は自然が生活の一部だった!

ベルゲンは、ノルウェー語で「山の牧場」という意味をもち、なんと7つの山に囲まれています。
中でも、観光地で有名なのが、フロイエン山。
ロープウェイを使ってすぐ頂上までいけます。
フロイエン山から
この写真は、11月下旬にフロイエン山を訪れたときのことです。
連日雨だったのですが、たまたまこの日が晴れで、日本から観光に来た友達と登ることにしました。
とっても空気が澄んでいて、冬の登山もいいな、と感じました。
そして、下山中に、多くのノルウェー人がジョギングで山を登っていました。
ノルウェー人はハイキングや体を動かすことが好きみたいで、晴れた日は特に、「ハイキングに行こう!」といって平日でも仕事を早めに切り上げるらしいです。

オフィス
そして、これはブリッゲン内のオフィスです。
木のぬくもりを感じながらお仕事をしたり、レストランがあったり、お土産屋さんも一階にあります。
すべて木でできている木造建築で、中世ヨーロッパ時代にハンザ商人の家や事務所として利用されていた場所です。
この場所を探検すると、ベルゲンの人たちが守りたい『歴史』や『生活』を肌で感じることができます。


以上、ベルゲンの魅力について三点、お伝えしました!
自然と共生して生活している、ベルゲン。
これからどんなことを感じてあと半年間、留学生活を過ごせるのか、楽しみです。


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第2回 『オーロラの見える国から、こんにちは。』


2015年、明けましたね。
みなさんはどのようにお正月を過ごされましたか?


実は私、12月の上旬から1月の上旬まで一か月ヨーロッパ中を旅していました。
「メリークリスマス!」と叫んだのは、ドイツのベルリンで。
「ハッピーニューイヤー!」と叫んだのは、イギリスのロンドンで。

いままで実家で、ゴロゴロとしながら過ごすクリスマスと正月とは、今年はうってかわって小忙しい年始年末を過ごすことになりました。

さて、今回は旅の終わりで行った、ノルウェー最北端の町、トロムソについてお話ししようと思います。

一生に一度はみたいオーロラ。
なんと、私、この目でしっかりとみちゃいました!

オーロラ
 (撮影:さゆり。Pentax Q を持っていきました)


■ノルウェーの北のまち、トロムソ

まずオーロラのことを熱く語るまえに、トロムソについてお話しします。
トロムソの位置
 (図:google map、赤で記されたところがトロムソです)

ノルウェーの首都オスロから飛行機で約2時間。
人口約7万人にして、文化面・経済面において北極圏最大の町であることから『北のパリ』とも呼ばれているそうです。
トロムソ沿岸部は、メキシコ海暖流の影響で、思ったほど寒くなかったです。
私たちが行った一月初旬の日中のお天気は、-3度程度でした。(ラップランド地方はもっと寒いみたいです)
冬になると、ずっと太陽が昇らない時期になり、朝起きても暗いし、日中も暗いし、夜も暗いしで、変な感じでした。

トロムソの海辺
  (ブルーと白で覆われた海辺。日中の太陽がでたときの景色です。)

トロムソ市内の様子
(トロムソ市内の様子。まちは、白いおうちと暖かな光で囲まれています。この写真をとったときは、お昼の二時です!すぐ暗くなります。)

市内は一日ですぐ回れるくらいこじんまりとしています。
ノルウェーなので、日曜日はほとんどのお店が閉まりますのでご注意ください!



■オーロラだけではない、自然の遊び方
ハスキー犬
犬と一緒に、雪の中を駆け抜けるときの風が心地いい。
私が、一生に一度は体験してみたかったハスキー犬のそり体験をトロムソで実施しました!
Visit tromso というサイトから、ツアーを予約しました。
市内でガイドさんと待ち合わせをして、そこから車で40分ほどの山奥に連れられました。
3時ごろに山奥に着いたのですが、あたりはもう真っ暗。
月とお星さまが輝いてました。



簡単なそりの操作を習った後、二人一組になって、そりを操縦する人と乗る人に分かれました。
私は、ガイドさんとペアになり、先頭を走ることに。
『出発!』のガイドさんの掛け声と同時に、犬たちは嬉しそうに雪の中をびゅんびゅん駆け抜けます!最初は、ガイドさんがそりを操縦していましたが、途中で私に運転手交替。
何度、スリリングな場面に遭遇したことか・・・。

ハスキー犬のそり体験は、二時間ほどで終わり、そのあとにサーミ人(ラップランド地方などに移住する先住民族)のテントにお邪魔して、コーヒーとチョコレートケーキをいただきました。

ちなみに、防寒具はツアー費に含まれているので、靴や手袋なども貸してくれます。
夫婦でハスキー犬のそり体験を運営しているみたいで、親切に接してくださいました。
ガイドのおじさんは、日本人にツアーで会ったことが15年間で初めてだったということに驚きました。
犬と一緒に雪の中を滑る体験、とっても爽快でした!


■空一面を覆った、グリーンのカーテン

グリーンのカーテン
午後10時すぎ。
突如として、例の、グリーンのカーテンが空に現れました!
そうです!夢にまでみたオーロラです!(写真はphotoshopではありません。笑)

私たちは幸運にも、三泊中三回ともみれたのですが、最終日にクッキリとオーロラの存在を肉眼でも確認できました。


オーロラを見たときの感動は、今でも忘れません。
素直に、地球の雄大さ、そして自然に感動しました。
緑の空に目を奪われ、言葉を失った夜となりました。
観光パンフレット

ちなみに、私が参考にした資料はこれです。
スカンディナビア政府観光局が発行している『オーロラを見に行こう!』の冊子です。
この冊子には、ノルウェーの北極圏がオーロラ鑑賞に適している理由や、オーロラ観測のなめの服装、そして町の観光案内も掲載しているものです。
(注:スカンジナビア観光局は2015年ノルウェー政府観光局に生まれ変わりました)





トロムソのツアーでオーロラ観測に行くのも、方法の一つだと思いますが、わざわざツアーを申し込まなくてもオーロラ観測ができるおススメの場所を二か所教えちゃいます!
赤で囲んでいるところが、おススメの場所。
市内から出ているバスに乗ってどちらも15分ほどで着きます。
おススメの場所
  (図:google map)

ちなみに、私たちが最終日に行ったところは Folkeparken という海岸沿いの方です。
そっちに行くと、家のあたりがまったくなくて、真っ暗でした。
海岸沿いで、寒かったので防寒は必須です。
靴下を三枚はいたり、ヒートテックを三枚着たり・・・
と自分が持っている服をすべて着て、いざオーロラ観測へ。
オーロラが見えたときは、友達と大はしゃぎして、写真大会になりました。笑

トロムソ市内にある、インフォメーションセンターでも詳しいお話しを聞くことができますので、是非問い合わせてみてください!

冬はお家の中に引きこもりがちですが、寒さを忘れるくらい冬の楽しみ方を教えてくれたトロムソでした。


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第3回 『トロールの不思議な世界から、こんにちは。』


こんにちは!3月になって少し暖かくなるかと思いきや・・・
依然として分厚いコートが必要なベルゲンです。がっくし。

さて、今回は、ノルウェーになじみ深いキャラクターについてご紹介したいと思います。

みなさん、「トロール(トロル)」というキャラクターはご存知でしょうか。
ハリーポッターにも登場してくる、あの魔物。実はあれ、ノルウェーに親しみのあるキャラクターなんです。


■トロールは何物?

トロールは、ノルウェーで「妖精」という扱いをされています。前述したとおり、かわいらしいイメージの妖精ではなく、どっちかというと魔物の部類に入るのではないかと私は思っています。

謎が多いトロール。なので、さまざまな描写がされ、姿が一定しません。一般的に認知されているのは、醜悪な容姿を持ち、あまり知能は高くないということです。
トロール

写真のようなトロールは、ベルゲンにあるフロイエン山にいます。是非、山に登った時に探してみてください!
ちなみに、トロールはお土産としても人気だそうで、さまざまなグッツが販売されています。


■トロールの舌に登ってみよう!

Trolltunga
トロールの名前にちなんで、Trolltunga という山だってあります。
なんと、ここは標高が1000m以上!

写真のように、山の頂部分がトロルの舌のように突き出て断崖絶壁を形成していることが由来となっています。ここは、ベルゲンから車で2〜3時間のところ、ノルウェー南部のオッダという街に位置しています。
地図
  (図:google map)

「いざ、トロルの舌へ!!」と意気込んで臨んだものの・・・想像を超えた山登りでした。
山登り
写真の岩の部分に書いているような「T」というマークを目印に、道なき道をどんどん歩きます。登り5時間、下りに4時間・・・。
山登りの初心者である私は、「なんで行くって言ってしまったんだろう」と何度も心が折れるときがありました。

しかし、頂上についたとき。トロルの舌からみるフィヨルドは、絶景でした。
フィヨルドの絶景
今までの山登りの疲れが吹っ飛び、達成感と開放感、そしてなんといっても自然の雄大さに感動しました。

トロルの舌は、柵がないので、舌の先まで行けます。舌から下を見る勇気はなく、ただ先端で万歳をするのが精いっぱいでしたが、友達は、先端でジャンプをしたり、寝っ転がったり、こちらがひやひやさせられるポーズをとっていました。笑

この山に登ることができるシーズンは、7月から9月ごろの夏場の時期。そのほかの月は、雪などの関係上、登山がさらに厳しくなる環境になるようです。毎年、この夏の時期には絶景を求め、たくさんの観光客・登山客が訪れているそうです。ちなみに、私たちが行ったときも、絶景スポットで写真を撮るのに、1時間ほど待ちました。

一生に一度は訪れてみたいといわれている、ノルウェーの絶景スポット。是非、体力に自信のある方は、チャレンジしてみてください!


■トロールの映画だってある!
リーフレット
「全くトロールのイメージがわからない!」
「もっと、トロールのことが知りたい!」
・・・という方にお勧めの映画があります。


ノルウェー人の友達から紹介してもらった映画『トロール・ハンター』(2010年)です。(写真は日本で公開時のリーフレット)
この映画は、擬似ドキュメンタリー映画で、主人公の学生があるトロールハンターと呼ばれる怪しい男と行動を共にし、トロールが存在することをカメラで捕えるというようなストーリーです。

ドキュメンタリー風だからか、なんとなく映画に出てくるトロールがリアルに感じられました・・・。驚く場面がたくさんありましたが、楽しみながら映画をみていました。

ところで。
ひとつ、映画で注目してほしいシーンがあります。映画の半ばくらいに登場してくる、トロールを捕まえるために、やぎが橋の上でおとりになる場面。これは、ノルウェーの昔ばなしでも有名な『三びきのやぎのがらがらどん』の絵本をモチーフにしたかのように描かれています。ノルウェー人の友達が、ここの場面で一時停止をして、この絵本の話をしてくれました。「トロールといったら、この絵本」といっても過言でもないかもしれません。
絵本を読んだことのない方は、映画をみる前に是非読んでみてくださいね!

以上、トロールについて述べてきましたが、いかがだったでしょうか。ノルウェーの生活に密接するトロールの存在。まさかトロールがこんなにもノルウェーに関係しているだなんて思ってもいませんでした。しかし、まだまだ不思議がいっぱいなトロール。これからも私の『トロールハンター』は続きます。



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第4回(最終回) 『ノルウェー経済経営大学からこんにちは。』


こんにちは!久しぶりの投稿になりましたが、今回が最後の留学体験記事になります!早い!というのも、テストが全て終わり、6月上旬には帰国予定だからです。

振り返ってみると、毎日充実した生活を送ることができました。海外に長期滞在することに幼い頃から憧れていたので、いざ叶ってみると、旅行とはまた違った感覚の、「その国の一員になる」意識が芽生え、あれもこれも体験してみたい!と欲張った一年でした。

夜中までフラットメイトと政治や文化について熱く語ったり、仲良くなった友達と旅行したり、時には羽目を外して夜の街へと向かったり・・・私の留学生活は周りの素敵な仲間がいなければ成り立たなかったといっても過言ではありません。

そんな素敵な仲間に出会えたきっかけの場であるノルウェー経済経営大学。最終回は、ここでの学校生活についてお話しします!


■学びたい人が、学べる環境が整っています!

ノルウェー経済経営大学、通称NHH(ノルウェー語では、『えぬほーほー』と発音します)は、ノルウェーでも有名なビジネススクールで、生徒数は学部生・院生を合わせて3200人、留学生だけでも500人います。留学生はアジア人が少なく、前期は日本人が4人、後期が7人でした。ドイツ、フランス、イタリアから来た人が大多数を占めています。
日本人が貴重なのか、私に会う度に、「サユリ!寿司をいつ作ってくれるの!?寿司!」と、言われます。日本では、巻き寿司作ったことなかったのに、こっちに来て一年間で10回以上は作った気がします。笑

インターナショナルなだけでなく、なんといっても素晴らしいところは、学費が無料であるところ!ノルウェー政府の援助で、留学生であっても無料で教育を受けることができます。留学生の中では、学部生で一学期過ごして、院生でまたNHHに戻ってくる、というパターンが多いらしいです。

校舎 
(校舎です。ベルゲンは前回でお話ししたように、天気がとても悪いので、晴れた日は外に出てランチを食べたり、一緒に勉強したりします!)

校舎内観
(最近できた校舎の中です。デザインがかわいい〜。素敵な建物なので、学校に行くモチベーションも上がります。笑)


■「生徒」が中心の授業スタイル

今期、私が受講した講義スケジュールです。

 

10:15〜  12:00

 

Cases in strategy and marketing

 

 

 

12:15〜14:00

Cases in Marketing

Cases in strategy and marketing

 

 

 

14:15〜16:00

 

 

 

Accounting Ethics

 

16:15〜18:00

Cases in Marketing

 

Economic growth and development

Accounting
Ethics

 


学部生として入りましたが、学部生でも院生の授業をとることができます。なので、「この分野の勉強をしたい!」と思ったら院生の授業をとると、専門的な勉強ができます。また、一つの授業は2時間〜3時間ぶっつけが基本です。先生によっては休憩時間をとらないという場合もあるので、相当エネルギーが必要です。

そして授業は4つまでが基本です。5つも6つも、となると予習復習、そしてグループワークが大変です。今期は、学生団体に入ったことと、あまり学部の興味がある授業がなかったので、3つ受講しました。

では、今期、私がとった授業について少し紹介します。
Cases in Marketing のコース。これは、Zara, Shiseido などをはじめとした企業についての課題ケースを事前に読み、グループで、その企業についての問題点や解決策についてのプレゼンをします。
Economic growth and development のコース。これは、国がどのようにして不況の状態から経済状況を立て直したかについて議論をします。日本が第二次世界大戦後、どのように経済を立て直したか、というトピックも出ていて興味深かったです。
Accounting Ethics のコース。これは、Accountant がどのように企業や社会に対してふるまうべきかを考える授業です。

三つとも共通していえることは、「先生」が主役でなくあくまでも「生徒」が主役です。先生が質問を投げかけて、生徒が答えたり意見を言ったりします。私の大学では、教授が前に立ってお話しして〜、あ、気が付いたらもう終わっていた、というパターンが多いです。その形式と比べると、こちらの授業は生徒が自分たちで学びを築き上げている気がします。


また、NHHは経済分野の授業が経営分野よりも多いので、日本での専攻と違う勉強ができて興味の範囲が広がって面白かったです!


■ノルウェー人はシャイだから?

あるときは、Ben&Jerry。そして、あるときはGoogle。
多くの企業の方からの講演が、ほとんどの場合、無料で参加できます。しかも、運営しているのは、NHHの学生団体。学生が、学生のために企業と接する機会を作り、直接疑問をぶつけたり意見を言ったりすることができます。
講演の様子
先日は、Leadership についての講演会があり、Google に勤めているNHH出身の方をはじめ、他にも海事やサーモン業界に関わっている方のお話しを聞くことができ、様々なリーダーシップ論が聴けて刺激を受けました。

集合写真
(前期の留学生集合写真。この日は、Farewell dinnerといって、お別れ会を行いました。)


また、NHHに入った留学生は、授業が始まる一週間前に、Welcome week というイベントがあります。事前に配置されたグループで集まって、様々なイベントに参加します。City Center をミッションをクリアしながら周ったり、山に登ったり、お酒を沢山飲みます。お酒に弱い私は、一週間大変でしたが、今ではいい思い出です!

International Commuttiee という学生団体が、主に留学生のためにイベントを運営していて、後期からメンバーの一員として活動しました。日本文化を広めるイベントを開催したり、各国の料理が楽しめるworld dinner の開催を手伝ったりして交流の輪が広がりました!

ところで、ノルウェー人の友達からはこんな声が。「ノルウェー人は、シャイで大人しいから、仲良くなるきっかけを作るために学生団体が沢山ある」

確かに、私の友達が行っている大学先では、サークル活動が少ないと聞きます。そして、留学生は留学生同士かたまってしまうことが多い、とも。

しかし、ベルゲン大学でも、学生団体やサークル活動が活発に行われているので、ベルゲンに限ってかもしれませんが、シャイなノルウェー人と関わる機会は多いかもしれません!


■NHH はきっかけの場

ノルウェー人の友達に聞いても、留学生の友達に聞いても、「NHHに来たことを誇りに思う」と言う人がほとんどでした。私もそのうちの一人ですし、この学校が大好きです!
風景
理由は人それぞれあると思いますが、私はNHHが誰でも何でも、挑戦させてくれる機会を与えてくれるところが好きでした。チャンスを掴みやすくしてくれる場です!

一歩を踏み出す障壁が低かったので、色んなことに挑戦し、時には悔しい思いもし、もちろん楽しいこともたくさん経験しました。そして、その経験を共有できた素晴らしい仲間に会えて、本当にNHH を選んで良かったなあ、と感じます。

そんな私の留学生活、冒頭でも述べましたが、もう終わります。
今までに記述したことだけではなく、もっともっと、伝えたい魅力が沢山あります!

もしかすると、また留学とは違う形でノルウェーにカムバックするかもしれません。笑
では、そのときまで。

今までありがとうございました!
風景その2


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■著者紹介■

サユリ

2014年8月から、ノルウェー経済経営大学に留学中。
将来はノルウェーと日本のなにかしらを組み合わせて世の中に還元したいと考えている。
好きなことは、旅と友達とワイワイすること。そして、好きな魚はもちろんサーモン!
これから、私目線のノルウェーの魅力を発信していこうと思うのでよろしくお願いします!


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