各回のまとめ
ノルウェーについて学ぶサロン・講座レポート


第8回 「続・神秘のノルウェー語」
    〜歴史から探る言葉の変遷〜

開講日時: 2006年11月18日(土) 13:00〜15:00 
参加者数: 12名

●テーマ紹介文
好評につき、神秘のノルウェー語シリーズ第2弾です!
第5回では基本的な文字や発音の特徴を中心にご紹介しましたが、今回はユニークなノルウェー語の歴史を国の歴史と絡めつつ、語りたいと思います。
もちろん、前回参加されていない方、ノルウェー初心者の方にも分かりやすくお話しますのでご安心ください。ノルウェーの歴史に興味のある方にもお勧めのサロンです。
ノルウェー語1ポイントレッスンでは「あいづち」をマスターしましょう♪

●講演内容

そもそもノルウェーの公用語はいくつ?/ノルウェー語の歴史−原始北欧語の時代・ノルド語の時代・デンマーク語時代・独立、そして自分たちの「言葉」を求めて・言葉の統一を目指して・共通ノルウェー語の頓挫、ブークモールの勝利?/現在のノルウェー語状況について/ノルウェーの年表
●ノルウェー語レッスン
あいづち svarord og små ord
●付録
世界の歴史年表 Verdenshistoriens tidslinje
新規参加の方には・・・語学資料「ノルウェー語とは」
       その他 ノルウェー大使館、フィンツアー提供の資料多数
            ピンチクリフ・グランプリ(来春公開のノルウェー映画)のリーフレット
            スカンジナビア政府観光局「Sustainable Scandinavia」
●主催者後記
じっくり学びました!ノルウェー語を勉強しはじめた頃から不思議だった2つの似ている公用語の存在、「ブークモール」と「ニーノシュク」。それだけでもやっかいなのですが、もっと複雑なのは、そのブークモールとニーノシュク内で「コンサバ系」、「中間系」、「ラディカル系」と微妙な使い分けが あることです。
こうしたややこしい言語事情を理解するために、ノルウェーの国の歴史を踏まえつつ、ルーン文字から始まるノルウェー語の変化についてお話しました。
かえって皆さまの混乱を招いたかもしれませんが・・・。
かえって皆さまの学習意欲を減退させたかもしれませんが・・・(焦)。
例えば、その日の気分にあわせて「今日は、ラディカル・ブークモールかしら?」とか 「明日はコンサバ・ニーノシュクで決めてみよう」とファッションのように、ノルウェー語を使い分けするのも乙なものです。
Let's try!
(Aoki)

今回はAokiの専門分野ということもあって、いつもにも増して奥の深いサロンでした!
私自身、立場を忘れてすっかり受講者になりきっていました・・・・
ノルウェーをちょっと知っている人なら誰でも聞いたことのあるブークモールVSニーノシュクですが、かく言う私もノルウェーの切手に両方の言葉が使われていることすら知りませんでした。皆さんもお手持ちの切手があったら確かめてみてください。Norge?それともNoreg?
神秘のノルウェー語シリーズ、またそのうち企画したいと思います!
(Yoko)

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