ノルウェーの国旗

独断!スポーツ見聞録 
Vol.3

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【21】5・14日本対ノルウェー (5/19)

既に結果はご存知だと思いますが、先日5月14日にノルウェーのオスロで行われた、ノルウェー代表対日本代表のサッカー国際親善試合について振り返ってみたいと思います。

多くのノルウェー人は、日本代表の実力を知りません。ほとんど情報は入ってこないし、過去のWカップなどの実績もほとんどないので、選手としても中田(パルマ)小野(フェイエ)ぐらいしか知られていません。イングランドの強豪アーセナル(今シーズンプレミア優勝)所属の稲本ですら、プレミアリーグのピッチに立ったこともないのであまり知られていないようです。まあ、日本人もノルウェー代表で知っているのは、オーレ・グンナー・ソールシャー(マンU)ぐらいですけど。

ゲーム前の日本側の報道では「仮想ベルギー」として、どのようにディフェンスの強いノルウェーから得点を奪うかというのが焦点となっていました。実際に今年に入ってからも、ノルウェー代表はチュニジアと0−0、ベルギーとも0−1と安定した守備力を見せていました。ただ、相変わらずノルウェー代表決定力不足は拭えていませんでした。そして僕自身も、本気でやったらノルウェーの方が圧倒的に強いと思っていたけど、Wカップに出場しないという事で、モチーベーションが下がってしまって、日本がゲームを終始支配して、結局はスコアーレスドローになると思っていたほどです。

さて、ゲームに移りましょう。ノルウェーはオーレ・グンナーステファン・イーヴェシェン(トットナム)2トップで、MFレオ、バッケ、ソーレンセン、アンデションの4人。DFは左サイドのリーセ(リバプール)を中心にベルグ(主将・ブラックバーン)、ヨンセン(マンU)、ベルグドルモの4人。日本はお決まりのフラット3、ダブルボランチ、小野と市川の両サイドに中田のトップ下、そして2トップという布陣で臨みました。

ゲーム中は終始、ノルウェーの4バックはしっかりラインを下げて守り、4人のMFも守備のときはDFラインに近づき、繋ぎに2トップのうちどちらかが中盤にいて、FW一人が前に残るという4−4−1−1的布陣で、いざDFがボールを奪うと、一気に繋ぎのFWに目掛けてボールを蹴りこみ(お約束ノルウェー得意のパターン)、確実にくさびとなり、そのこぼれ球を運動量が珍しく多かった4人のMFが拾い(これは今までのノルウェーになかった。ミュッゲンがいた頃は一人で頑張っていたけど)、最終的にFWがシュートを放つというパターンで前半から日本のゴールを脅かしていました。また、サイドを割ったボールはハーフライン付近からもロングスローで味方の頭を目掛けて放り込むパターンで、高さで日本を圧倒していました。

後半に入ってからは日本も選手を替えて、攻めのリズムが出てきて一進一退の攻防になってきました。そんな中で目立っていたのが、やはりエースのオーレ・グンナーでした。ハイボール一本のボールでレオやバッケが繋ぐというワンパターンな攻撃の中で、彼がボールに触れると、ドリブル突破あり、スルーパスあり、振向きざまのシュートあり、一気に攻めに変化が表れていました。

そして後半26分ごろ、相手陣左サイドで得たフリーキックで、日本のオフサイドトラップを完全に逆手に取り、2列目にいたベルグが余裕で抜け出しヘディングゴール!!!(リーセのキックも非常に正確でしたね。)現役最高キャップのベルグ主将はやっぱりいいですね(やっぱりベテランは必要だ。がんばれ秋田)。

その後、日本も攻めに転じたが、得点を欲しがるあまり、小野が前がかりになり、簡単に左サイドを抜かれてしまい、後半から入ったテッセムが何度もパスカットして左サイドを突破、そしてオーレ・グンナーに球がわたり、同じく途中出場のルシュベルト(懐かしいですね。元ローゼンボリでノルウェーリーグの得点王。今はオーストリーでプレーしているらしい)にエンジェルパスルシュベルトは左に持ちかえ楽々ゴール。あまりのノルウェー選手の上手さに驚いてしまったのは僕だけではなかったでしょう。

3点目も日本の左サイドでつぶされてしまい、オーレ・グンナーが稲本に付かれていたのに、簡単に振り切ってルシュベルトからお返しのダイレクトパスをもらい、完璧なトッラプから右足を振りぬくと、川口の脇を抜けてゴーール!!!

このサイトをご覧になっているノルウェーファンの皆さんは気持ちよかったでしょうね。きっと2004年のユーロ予選は簡単に突破してくれるでしょう。今日の試合を見る限り、強豪ノルウェー復活と言っても過言では無さそうです。一方でW杯前に日本代表に不安を抱いたのは僕だけではないでしょう。

では、ゴールシーン (フジTVより抜粋)をお楽しみください。(Windowsメディアプレイヤーが必要です。見られなかった人は御免なさい)。
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