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独断!スポーツ見聞録
Vol.2
【11】〜【20】
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| 【11】大ニュース!? (4/8) 先週(と言っても3月最後の週・ノルウェー国王が来日していた時)の事ですが、ノルウェーに二つの大きなニュースが流れました。 一つは、遂にあの国民的英雄、クロスカントリースキーのビヨーン・ダーリが引退を表明しました。理由は、1昨年のシーズン前、トレーニング(クロカン用のローラースケート)中に背中を痛め、その後手術、リハビリと復帰を目指していましたが、その痛みが癒えないからと言うことのようです。 僕個人としては、ダーリの事を知ったのが1998年の長野五輪からなので、わずか1年半ほどしか彼のレースを見れなかったのがとても残念です。でも、彼は間違いなくノルウェー国民の誇りであったに違いないと思います。そして、彼の名前は一生、ノルウェースポーツ界に語り告がれて行く事でしょう。 また、ご存知の方もいるかも知れませんが、彼はオリジナルのダーリブランド(主にスポーツ・クロスカントリースキー関係の商品)を売り出しています。有名なところでは、アメリカノルディック複合チームのウェアーもダーリブランドです。僕個人もダーリグッズを愛用しております。そう、これからも彼の名前は頻繁に聞くチャンスがあると思います。 本当に長い間お疲れ様でした。 そしてもうひとつ、そのニュースが流れる前日、2002FIFA・W杯(サッカー)の予選が行われました。その4日前にポーランドに2−3と惜敗し、後がなくなったノルウェーが、アウェーでベラルーシと戦いました。ゲームの展開は前回のポーランド戦と同様で、先取点を奪われ、後半にオーレ・グンナー・ソールシャー(イングランド/マンチェスターユナイテッド所属)のゴールで追いつき、そしてロスタイムに1点を奪われ、1−2で敗れてしまいました。 前半戦5ゲームを終わったところで、勝ち点2のEグループ5位。首位はポーランドで勝ち点は13。残る5試合での逆転首位はほぼ絶望的(つまりW杯出場が絶望的)です。プレーオフに望める2位もかなり苦しくなりました。とにかく、残る5ゲームを全勝して、結果を期待するしかありません。 でもいったいノルウェーチームはどうしてしまったのでしょうか?実はこのグループEでもノルウェーはシードチームだったはず。フランスで行われた1998W杯でもブラジルを破ってベスト16。ユーロ2000でもスペインを破るなど、その鉄壁な守備はヨーロッパでも最高と言われていたはずです。 最近では、単調な縦パス1本の攻めでは勝てないのか?個人的な当たりの強さだけでは守りきれなくなってしまったのか?もっと組織的な攻守のフットボールをやってもらい、強豪ノルウェー復活を望みつつ、W杯で日本(or韓国)にやって来るのを待っています。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【12】Bjarte Engen Vik (ビーク)引退 (4/22) 4月の12日、イースター休暇明けの火曜日、クロスカントリーのダーリに続き、複合の世界チャンピオン ビャッテ・エンゲン・ビークが引退を表明しました。 僕は昨シーズンあえて、ビークについては紹介しませんでした。それはもちろん、彼が来年もWカップ、五輪で活躍することを期待していたからです。確かに1999年ラムサウ(オーストリア)で開催された世界選手権で金メダルを獲得した後、「次の2001年、ラハティー(フィンランド)の世界選手権を最後に引退する」と彼はコメントしました。でも、シーズンに入ってからも絶好調で、来年のソルトレイクシティー五輪についても、出場の可能性を匂わせていました。だから来年たっぷり彼について紹介できると思っていたのに、本当にがっかりです。(日本のケンジ・オギワラやハラダは30歳を超えても、次の五輪で金メダル目標と頑張っているのに) 引退の理由は本人からは正式なコメントは発表されなかったようですが、モチベーションがあがらないからと言う理由があげられていました。 ![]() ビークの戦績は言うまでもなく凄い。W杯で最多勝利(ケンジが19勝で、もがいているのに、一昨年あっさりと20勝をクリアー)、及び2度の総合優勝。五輪、世界選手権で金メダル獲得。史上最強(全盛期のケンジにはかなわないけど)の複合選手であったでしょう。 複合と言う競技は、一般的にはジャンプが先に行われ、そのポイント差がタイム換算され、クロスカントリー競技が後に行われます。大差で優勝するケースが多く、優勝者はゴール前でその国の国旗を振りながらゴールラインをすぎる光景が良く見られます。しかし、ビークは偉い。他の競技者に失礼だと言って、大差が付いていても最後まで全力でした。そしてゴールを切る瞬間にあのテレマーク(ジャンプの着地姿勢)パフォーマンスをやっていました。 ノルウェーを代表する二人のアスリート(ダーリとビーク)はその競技に対する姿勢は非常に似ていたように思えます。また、二人とも同時に引退するなんて、とても寂しいじゃありませんか。来年の冬は誰を応援すればいいんでしょうか? ビーク選手お疲れ様でした。(引退撤回表明してもウエルカムだよ。) 今日は、今月16日から始まった、フットボールリーグについて書こうと思っていたのに!!! 因みに、ここ数年優勝し続けていたローゼンボリが初戦負けてしまうという番狂わせがありました。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【13】ノルウェー・フットボール事情 (5/1) ノルウェーをこよなく愛する皆さん、こんにちわ。 今日のお題はフットボールです。日本ではサッカーと呼ぶのが一般的ですが、ここではサッカーの本場ヨーロッパに従って、フットボールと呼ぶことにしましょう。 さて、ノルウェーでも他のヨーロッパ諸国同様、フットボールは大変人気のあるスポーツです。ノルウェー国民の間でも、もはやフットボールはクロスカントリースキーを抜いて、最も人気のあるスポーツだと主張する人が増えています。(僕がノルウェー滞在中に感じた印象では、やはり、クロスカントリーが1番で、フットボールは2番人気のスポーツだった。) 間違いなく言えることは、近年フットボール人気が急上昇しているということです。 以前ノルウェーの子供たちは、夏にはフットボール、冬にはクロスカントリーなどのウインタースポーツを楽しむのが一般的でした。裏を返すと、冬の間は雪が降り積もり、スキーは出来てもフットボールを楽しむ余地などなかったということです。しかし、最近では設備が整い、全天候型(人工芝、屋根付)のフットボールグランドが造られています。つまりは四季を通じて練習が出来る環境になってきており、フットボールだけしかやらない子供たちが増えているようなのです。 そしてまたメディアの影響も忘れてはいけません。 近年、イングランドなどのビッククラブで活躍し、高収入を稼ぐノルウェー人選手たちが新聞やテレビを賑わせています。それを見て、多くの子供たちがイングランドのプレミアリーグ(トップリーグ・日本でいうJ1)でプレーしたいと夢見ているのです。 それでは、ナショナルチームレベルに目を向けてみましょう。 ここ数年のノルウェーナショナルチームの活躍ぶりは著しいものがあります。(但し、現在行われている2002年W杯ヨーロッパ予選の戦いぶりは除く事にしましょう) 94年W杯アメリカ大会に38年以来の出場を果たし、次の98年フランス大会では予選リーグで王者ブラジルを破りベスト16に進出しました。そのブラジル戦が行われた98年の6月、僕はノルウェー生活を始めたばかりでしたが、同僚のノルウェー人宅に招待され、一緒にTV観戦をしていました。その時はお世辞にもノルウェーが勝つとは思ってもみなかったのですが、当時10番を背負っていたレグダール(現在はノルウェー1部リーグのチームでプレイングマネージャー)がPKを決め、ブラジルを逆転した瞬間、本当に母国が偉業を成し遂げたように、同僚と抱き合い喜びあったのを今でもはっきりと覚えています。 ノルウェーナショナルチームのメンバーは、イングランドやドイツ、スペインなどのビックチームで活躍している選手たちばかりです。ノルウェーのクラブはあまりお金を持っていないので、力のある選手は皆、海外に出てお金を稼いでいるわけです。だからノルウェー人フットボールファンには、地元チームと海外チーム(特にイングランド)との掛け持ちサポーターが多いようです。 前々から予告していますが、次回こそは、ノルウェーリーグのことについて書こうと思います。因みに、すでに第3節まで終わっており、スタバンゲルにホームを置くヴァイキングスが3連勝で首位を走っています。明日5月2日第4節が行われる予定になっています。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【14】ノルウェーフットボールリーグ (5/19) ようやくこの時がやって来ました。みなさんお待ちかねの(誰も待ってへんか)ノルウェーフットボール事情です。 他のヨーロッパリーグは一般的に9月に開幕して、6月初旬に幕を閉じます。そう欧米諸国の学校期間と同じくしてフットボールが開催されています。セリエA(イタリア)やプレミアリーグ(イングランド)のリーグではもう終盤戦で、プレミアリーグに至っては、オーレ・グンナーソールシャー(ノルウェー人ストライカー)擁するマンチェスターUが優勝を決めてしまっています。 しかし、ノルウェーリーグは春の訪れと同時に始まり、冬の声が近づくと終了してしまうという、どこかのJリーグと呼ばれるプロリーグと同時期に開催されています。もっとも、ノルウェーリーグの場合、冬は北部にホームを置くチームが寒さ(雪)のため試合が出来ないから、他のヨーロッパリーグとは期間を別にして行われているのです。 前置きはこれくらいにしましょう。、ノルウェーリーグはEliteSerien(イングランドで言うプレミアリーグ)をトップに、以下1部、2部と続き、新聞のリザルトでは6部まで掲載されていたような記憶があります。でも、プロチームは日本と同じく、上二つのリーグです。その中でも完全なプロチームは7チームくらいで、その他は、トップリーグの中にも、別に職業を持ってフットボールをしている選手もいます。 リーグは週末と水曜日に行われることが多く、その合間を縫ってカップ戦も行われています。5月16日終了時点で、第7節まで終了しており、上位はヴァイキング、ローゼンボリ、モルデ、ブラン・・・と強豪が予想通り勝ち点を伸ばしており、最下位はおらが町のSIF(シフ)ことストロムソゴッセです。何を隠そう、僕はこのSIFのホームタウンであるドラメンに2年間住んでいました。 最近の国内リーグはローゼンボリ(トロンハイム)が圧倒的に強く、9年連続でリーグを制しており、ヨーロッパチャンピオンズリーグでもなかなかの成績を残しており、ベスト8にも進んだことがあります。日本でもローゼンボリの試合を衛星放送で、放映することもあるので、ご存知の方もいるでしょう。 しかし、あまりにもローゼンボリが強すぎて、国内リーグはつまらないという人が増えています。トロンハイム出身の僕の友人は「ローゼンボリはプレミアリーグに属して、他のチームでノルウェーリーグを実施して、優勝したチームがローゼンボリと対戦して国内最強を決めればいい」と訳のわからない事を言っていました。(どこかのプロ野球のチームみたいで、あまりにも強すぎてリーグ自体がつまらなくなっているのです。) ![]() そのローゼンボリとSIFが5月16日に、ローゼンボリのホーム、トロンハイムで対戦して4−0でローゼンボリが圧勝しました。まだまだ、前半戦ですが、SIFは早くも1部への再降格がささやかれています。実はこの名門SIFは1昨年トップリーグ12位に終わり、入れ替え戦で敗れたために、昨年は1部でプレーし、何とか這い上がってきたばっかりなのに...がんばれSIF。第8節は明日の20日に地元で、現在8位のモスを迎えて行われます。35歳のベテランフォワード、ヨースタイン・フロー(実はあのナショナルチームのエースで、今期、イングランドのチェルシーからスコットランドのレンジャースに移籍した、トーレ・アンドレ・フローのお兄ちゃんです)のゴールを期待しています。 (写真はヨースタインフロー・地元紙Drammens Tidendeより抜粋) 現在の順位は以下の通り 1.Viking、2.RBK、3.Molde、4.Brann、5.stabeak、6.LSK、7.Odd、8.Moss、9.TIL、10.Songdal、11.Lyn、12.Bryne、13.Glimt、14.SIF ←この項目のトップへ戻る |
| 【15】サポーター (6/2) 前節(第9節)、ストロムソゴッセが敵地でトロムソを破り(1−0)最下位を脱出しましたね。よかった、よかった!!! 今日のお題はサポーター。僕は前にも言ったように、オスロから南西方向に約40Km離れた人口5万強のドラメンという街に住んでいました。ある日、その街で生まれ、育った会社の同僚にSIF(ストロムソゴッセの略名)のフットボールの試合を見に行こうと言われ、その時以来SIFのファンになってしまいました。 ![]() その年(1998年)は前年の成績が良く、UFEAカップに(欧州クラブチームの大会)にも出場しており、その同僚はさも誇らしげにSIFの事を語っていたことを覚えています。でも、ふたを開けてみるとSIFはとても弱く、99年のシーズンには、リーグ終盤、1部リーグに転落と言う危機と背中あわせで毎日試合を行っていました。そのシーズン最終戦、負ければ下から3位が決まり、入れ替え戦に行かなければいけない状況で、トロムソとホームで試合が行われました。 肌寒い11月、前日は雪が降り、当日も雨まじり。そんな中、SIFの勝利とトップリーグ残留をかけて多くのサポータがスタジアムに駆けつけていました。僕もそんな中の一人でした。試合はいきなりSIFが得点を稼ぎ、3−0としました。誰もが楽勝と思い始めた頃、トロムソが1点、2点と得点を重ね、最終スコア−は3−6で惨敗。SIFは入れ替え戦に向かうことが決定しました。(結果的には入れ替え戦でも破れ、2000年は1部でプレーする事に) そのボロ負けしたトロムソとの試合後半、僕は日本でのスポーツ観戦の状況を頭に浮べながら不安にかられていました。(僕は野球では万年最下位のTガースのファン、Jリーグではリーグ創設当時、最下位常連だったUレッズのファンです。)そう、ファンの暴動を少し恐れていました。周りはみんな大男。その上寒いために、少量のアルコールを入れてます。どうなってしまうんだろう? しかし、サポーターは試合が終わってもSIFコール、暖かい拍手を送り続けているじゃありませんか。翌日同僚に、「昨日の試合最低だったね、日本だったら暴動もんだよ」と言うと、「サポータは最後までサポーターなんだ」と答えてくれました。 僕は今でもその時の言葉を忘れることができません。それ以来、負け続ける我がSIF、Tガースを見ていても腹が立ちません。常に頑張れと思っています。この気持ちを持って、6月2日に行われるノルウェー代表のWカップ予選を応援しようと思っています 6月2日、ノルウェー対ウクライナ戦が敵地で行われます。翌週の6月6日には対ベラルーシ戦がホームで行われます。現在5位のNORGEは2位、3位のチームを撃沈することで、希望をつなげてもらいたいものです。数日前の日本の新聞にはノルウェー絶望とかかれていました。 因みに、キリンビールのWカップ応援宣伝で(ヤンヤヤ、ヤヤンヤン♪...のメロディーにのって始まる)ヴァイキングキャップを被ったNORGEサポーターが一番最初にでているのをご存知ですか?きっとこのコマーシャルを作る段階で、制作者はNORGE出場有力と思っていたのでしょうね。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【16】バイキング・スピリッツ(6/24) 2002年Wカップヨーロッパ予選は、各グループで終盤戦を迎え、そろそろ出場国が決定しそうなところもあります。ノルウェーが属するグループ5でも、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナが熾烈な首位争いをくりひろげており、すでに我がNORGEは蚊帳の外に追いやられてしまいました。ただ、まだ計算上は、わずかな望み(1%以下)で、2位になる可能性があるので、その可能性にかけたいと思っています。 さて、今日の題目の「バイキングスピリッツ」という言葉は、スカンジナビア諸国の代名詞としてよく使われています。最近のノルウェーでは、皮肉まがいにこの言葉を使っているのを耳にすることがあります。 例えば、あるビーチでの出来事。僕は上司の別荘に呼ばれて、のんび砂浜で横になっていたところ、ご近所のおばさん達が、泳ぎ始めました。時期は8月の終わりで、日本ではあたりまえの光景なんですが…そこはノルウェー、しかも外海に面する場所、水温は20度を下回り、18度くらいでした。日本人の僕にとってはとても冷たくて、泳ぐのはとても無理でした。ふと、隣の上司に「ノルウェー人はこんなに冷たくても泳ぐのか」と聞くと、「いやいや、僕はとても水に入ることは出来ない」と答え、続けて「いいか、今や、バイキング・スピリッツは、女性だけに伝わってるんだよ」と、妙に皮肉っぽく言ってたのを忘れることが出来ません。このバイキング・スピリッツが、現在のノルウェー社会に反映されていることがよくわかりました。なんと言っても、女性の社会進出率は世界で1番ですからね。 この流れはスポーツでも同じです。男子のフットボールはいまいちですが、女子は世界のトップですからね。先のシドニーでも金メダルを獲得しているし、その前の世界選手権(女子のWカップ)でも4位でした。昨日からドイツで始まったヨーロッパ選手権でも、ノルウェー代表(女子)の活躍に、男子に代わって注目したいと思っています。 何故、女子フットボールが世界のトップに君臨しているのか?それは、ただ精神論だけではまとめることは出来ません。実は地元のクラブチームにも秘密があると思います。地元のジュニアフットボールチームで、中学生までは男女関係無く、チームに混ざってプレーしています。メンバーが集まらないという理由もあるのでしょうが、中学生なら、体力に差があると思われるのに、男子と一緒にやっているわけですから、やはり女子は強くなるのでしょう。ハンドボールも男子より成績いいし、しかし、男子にとってはプラスはあるのかな?だから男子の成績は良くないのかな?いや、関係ないな。スキーは男子のほうが成績いいもんな。なんか、まとまりつかなくなってしまいましたが、少なくともバイキング・スピリッツはノルウェー女性には伝わっているというお話でした。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【17】陸上王国ノルウェー?(8/4) ノルウェースポーツといえば、どうしてもウインタースポーツに目が向きがちです。実際フットボールとハンドボールを除くとオリンピックではぱっとしない(あとそう言えばヨット関係は強い)。そんな中で、女子陸上の強さはなかなかのものである。特に80年代にはワイツや10年以上も世界記録を保持し続けたイングリッド・クリスチャンセンを擁した女子マラソンが特に有名でしたね。 でも僕がお気に入りの陸上選手はTrine Hattestad(トリーネ・ホッテシュター)です。彼女の愛狂いしい笑顔は、ノルウェー男性からも人気があり、「彼女のルックス(笑顔)は最高だ。ただ体格が凄いんだよな」と言うほどでした。 ところで、彼女の種目は槍投げで、ロスオリンピックの時に18歳でデビューしていきなり5位に入賞しました。その後昨年のシドニーで金メダルを獲得するまで、ずっとトップアスリートとして世界に君臨し続けてきました。残念ながら今回の世界陸上を前に引退してしまい、エドモントンでの勇姿は見ることが出来ませんでした....(写真は2000年シドニーOLの時。VGより抜粋) 彼女はまた、同姓である女性からももの凄く人気がありました。彼女は2人の息子がいて95年には、二人目を妊娠している最中にも大会にでて、働く女性の代名詞としてサポートされていました。シドニーでも団体種目を除いては、ノルウェー女子に初めて金メダルをもたらし、名実ともにノルウェー最高のアスリートとなりました。 と言うことで、今夏開催されている一連の世界選手権(柔道、水泳、陸上)ではノルウェー人の活躍は期待されそうにありません。ノルウェー在住Waveさんの情報ですが、ツールドフランスでもそこそこだし、F1ではフィンランド人は沢山名ドライバーがいるのに、ノルウェー人は... 一方で、人気のフットボールは、ノルウェーリーグは全26節中16節が終了し、昨年までと違い優勝争いは混沌としており、リラストームが、ローゼンボリを抑えて首位を走っています。(僕は何故か、リラストームのサポーターズマフラーを持っています。誰かほしい人はこちらまで) では次は寒くなる頃かな?(ノルウェーはすぐ寒くなります) ←この項目のトップへ戻る |
| 【18】RBK10年連続優勝。そしてSIFは陥落(10/28) 秋深まるこの頃、皆様いかがお過ごしですか?ヨーロッパでは、フットボールシーズンが本格化し、各リーグの戦力図が明確になっているころですが、ノルウェープレミアリーグは本日をもって終了致しました。 ご存知の方も多いと思いますが、優勝にリーチがかかっていたローゼンボリはアウェーのベルゲンに乗り込み、ブラン相手に見事2-6で圧勝。これで、ローゼンボリは、なんと10年連続でノルウェープレミアリーグを制したことになります。1ポイント差で2位につけ最終節で逆転優勝をかけたリラストームは、残念ながら一歩届かず2位に終わりました。しかし、2001年シーズンはローゼンボリが圧勝というわけでもなく、近年にない白熱したリーグ戦だったと思います。外国人補強が当たっているリラストームの強さも本物のようで、来シーズンはローゼンボリを破って優勝って可能性があるかも知れませんね。 得点王争いもめちゃくちゃ白熱していて、今日のゲーム途中で、ヘルスタッド(ブラン)、ゼイン(リラストーム、オーストラリア)そしてヨンセン(ローゼンボリ)が17点で並びました。しかし、最後は今日4得点を挙げたヨンセンが得点王を獲得しました。 僕個人、最も残念だったのは、おらが町のストロムソゴッセ(以下SIF)が最終節で破れ、13位になり、1部リーグへの陥落が決まったことです。今日勝てば、12位の可能性が十分にあり、入れ替え戦への望みがあったのに…。まったくSIFは肝心な試合に弱く、2年前の入れ替え戦、ホームで勝てば残留という試合をあっさり落としてしまった時の事を思い出しました。今日もアウェーで劣勢なりにもフローお兄ちゃんのゴールなどで後半80分くらいまでは、まだ、いけると言う雰囲気だったんですが、最後に突き放されてしまい万事休す。きっと来年は苦しいシーズンになるんじゃないかな。お兄ちゃんも残ってくれるか分からないし・・・。残留の為には補強が大きなポイントになってくると思います。その為にも、ドラメンの市長さん、トンネルや橋の公共事業にお金をかけるのもいいけど、クラブにもっとサポートして下さい。お願いします。遠く日本にもファンがいることを忘れないでください。 ![]() ローゼンボリは今週水曜日に、チャンピオンズリーグ1次予選最終ゲームがあります。ポルトに勝てば2位になり2次リーグに進出できる可能性が残されています。ぜひ勝利の美酒はその時まで我慢してもらいたいですね。(写真は名将エッゲン監督・VGより抜粋) ←この項目のトップへ戻る |
| 【19】ソルトレークへの道 (12/15) 日本もすっかり冬型の気圧配置にはまってしまい、各地で大雪のニュースが伝えられています。もう皆さんは、スキー場に足を運ばれましたでしょうか?残念ながら僕はまだです。この時期一般のノルウェー人はクリスマス準備とスキーのチューンナップに大忙しのはずです。僕がノルウェーで勤めていた会社は、スキー用具で有名なSWIXと姉妹会社で、いつもこの時期になると、スキー具の斡旋販売のカタログが回覧され、皆で今年は何を買おうかと相談したものです。(ウーン懐かしい。)特にノルウェー人は凝り性で、スキーの滑走面に塗るWAXには特にうるさく、皆何十種類も揃えており、やれシーズンはじめはこれが良いとか、水分が少ないときはこれだとか、湿った雪にはこれしかないとか、よくうんちくを語られた事を思い出します。今日僕もふとスキーの準備をしようと、アルペンの板を出してみると、手入れが悪くエッジがすっかり錆びてしまい、WAX塗りだけをするつもりが、すっかり時間を費やしてしまいました。 余談が長くなりましたが、長野オリンピックからはや4年、また冬季五輪の年がやって来ました。今年はアメリカのソルトレークシティーで開催されます。 掲示板ではタリエ・ホーコンセンの話題で盛り上がっていますが、残念ながら彼は五輪には出場しません。4年前も、スノーボード界でNO.1の実力者達(タリエ他)が、五輪をボイコットした事が大きな話題になりましたね。彼らはずっとFIS(国際スキー連盟)へ異議を唱えており、FISの大会にはずっと出場しておりません。 しかし、他の競技でもノルウェーには多くの実力者がいる事を忘れてはいけません。アルペンでは4年前の金メダルを獲得し一躍シンデレラボーイとなったハンス・ペーター・ブ−ラスは早々に怪我を理由に冬季五輪出場を辞退して少し残念ですが、ベテランのラッセ・シュースやシェティル・アンドレ・オーモットが絶好調で、ハーミネーター事オーストリアのヘルマン・マイヤーが交通事故で大怪我を負い、現在リハビリ中で、五輪出場が危ぶまれているだけに金メダルを獲れる可能性が大いにあります(まあ、ヘルマンがいなくても彼らはコンビネーションで間違いなく金と銀を分け合うだろうけど)。 その他にも、現在行われているW杯で多くのノルウェー人が優勝を飾っております。特にビヨーン・ダーリが引退したクロスカントリー競技では、開幕の男子クラシカル15kmでノルウェー人が上位8位までを独占するなど、女子のベンテ・スカリもいるので複数の金メダル間違いなしでしょう。 後、モーグルでも愛ちゃん(上村愛子)には悪いけど、きっとカーリ・トローが金メダル間違いなしだろうし、複合でもクリスチャン・ハマーがメダル獲得必至だと思います。 他にも、バイアスロン、スピードスケート、カーリングなどでメダルが獲得できる可能性があります。という事で今年の冬季五輪はノルウェー選手から目が離せません。みんなTVに釘付けになる事でしょう。それとも遠路アメリカまで応援に行きますか? 但し、一つだけ残念なことがあります。スキーの純ジャンプです。リレハンメル五輪以降低空飛行が続いており、今年は特に悪いようです。トミーに代表されるように個性的ジャンパーが多いノルウェー勢の復活を期待したいものです。 ←この項目のトップへ戻る |
| 【20】第19回冬季五輪ソルトレーク大会開幕(2/10) メダルの行方は? ついに21世紀最初の五輪がアメリカユタ州のソルトレークで開幕しました。昨日は開会式に先立ちジャンプノーマルヒルの予選が予定されていましたが、10年に一度という猛吹雪でAvlyst(キャンセル)になってしまいました。僕は朝4時までがんばって起きていたのに、あんな天気でできるわけないんだから、早く中止を決定してくれればよかったのに… まあ、開会式も何も起こる事もなく感動的に終わり、いよいよ競技が始まりました。なんと言っても注目は、冬の王者ノルウェー勢と思っている日本人は僕だけではないでしょう。王者ノルウェーは冬季大会での金メダル83個、総メダル獲得数240個はともに最多です。前回長野大会でもドイツについで金メダル10個で2位でした。 ![]() さて、そんな有力選手を多く抱えるノルウェー勢の中で、今大会の注目度ナンバー1は女子モーグルのカーリ・トローでしょう(写真はVGより抜粋)。彼女は大柄でありながら、スマイルが良く、ノルウェーVG紙のセクシーオリンピック選手部門でもナンバー1です。実力も素晴らしく、今年のWカップでダントツの強さで、女子ではただ一人27ポイントを叩き出す、異次元の滑り、ジャンプを魅せつけています。先ほど終了した予選でも、彼女は余裕のラップ通過で、決勝では最終競技者として登場します。 さて、僕の今大会のお気に入りは、アルペンのオーモットでもシュースでもなく、夢ネットの掲示板でモナさんが挙げてくれた、オーレ・アイナー・ビヨンダーレンです(写真はVGより抜粋)。僕も最初にアナウンスを聞いた時に、ビヨーン・ダーリは距離だけでは 物足りなくなって、シーシュティング(バイアスロン)を始めてしまったのかと思いました。彼の特徴はノルウェー人らしく走力があり、射撃でミスが少なければ、長野に次いでの連続金メダルの可能性も十分にあるでしょう。TV観戦での彼のポイントはゴールの瞬間です。ちょっと汚いんですが、ヨダレを垂らしながらゴールをして倒れこんでしまうところです。チャンスがあればチェックしてみてください。ずばり、今大会でノルウェーの金メダルは何個?クロスカントリーで男女リレーを合わせて4つ、バイアスロンで2つ、アルペンで2つ、カーリが確実に1つ、プラスアルファー1つで、前回大会と同様10個獲得できるのではと期待しております。 では皆さん、寝不足に負けないでノルウェー勢の応援をしましょう。 PS.速報 カーリ・トローが金メダルを獲得しました。Gratulerer ! TV解説の人がカリ・トラーと呼んでいるのが凄く気になったのは僕だけではないでしょう。 ←この項目のトップへ戻る |