その他の秋の総集編
〜そして冬へ〜



11月10日、私の家の温度計が初めて氷点下(−1℃)を示し、秋の終わりを感じさせられました。
早い年には10月半ばにも雪が降ると聞いていた私にとっては「やっと冬が来るのか・・・・」という気分でしたが。
という訳で今年はどうやら秋が長かったようです。
氷点下でもノルウェー人にとっては-10℃を下回るくらいでないと寒いとは言わないようなので、まだまだ冬と呼ぶには早いのかも知れません。しかしまもなく雪が降るでしょう。白銀の冬の世界になったらこのホームページでも「冬」の項目を作成することにいたしましょう。
ところで秋と呼べる季節のうちにいくらかの写真がたまっていました。ここではそれらの写真の紹介をしたいと思います。






バルデンスエンネの風景(海辺)



最初にご紹介するのは、オスロから南下して外洋に面したところにある島の最先端、バルデンスエンネ(Verdens Ende)です。
バルデンスエンネはノルウェー語で「世界の果て」という意味があります。少々大げさですが・・・・。ここは自然公園になっている岬で、夏場は大勢の人々が日光浴をする場所のです。私が訪れたのは10月初旬でしたのでそれほど多くの人は見かけませんでした。それでもいくらかの家族連れが遊んでいました。
写真を見ておわかりのように一面岩の丘陵地帯となっています。外洋に面しているだけあって海風が吹き、陽射しがなくなるとこの時期でもけっこう寒さを感じます。それでも日本海に見られるような大波は今だかつてノルウェーで見たことがありません。この国には台風もやってきませんから年間を通して静かな海が楽しめるようです。






釣り 小さなサバ
オスロフィヨルドの入口近くに位置するこの岬はかっこうの釣り場としても人気があります。ちゃんとした仕掛けがあれば、ノルウェー特産のタラを釣ることも可能です。
写真はこの日の収穫であったサバの稚魚。(多分)
他にはベラが大量に釣れました。本当はタラを釣りたかったのですが。
ノルウェーには大勢の釣りキチがいるようです。自然相手の余暇はノルウェー人にはかかせません。













バルデンスエンネの夕日









それは美しい夕暮れでした。






























ドラメンの森にある小さな湖




10月半ばの日曜日、ドラメンの山にトレッキングに出かけました。
お昼過ぎに出かけて、ランファルシャーレン(Landfalltjern)という場所を拠点に歩くこと5時間。家から車で10分ほどの丘陵ですが、そこにはとてもすばらしい自然があふれていました。
ドラメン市の最高地点にも行きました。海抜はたったの554メートルです・・・。
実はこの日はとても寒くて、山の中では氷点下2℃まで下がりました。それでもまたまた、たくさんの家族連れがここを訪れているのには驚きました。途中、ドラメン市の市長さんともすれ違ってそれもまた驚きでした。ドラメン市の市長さんは女性なのですが、私生活は一般市民となんら変わりません。というよりも一般市民が市長になると表現した方が正しいかもしれません。
話がそれますが、ノルウェーは地方自治が進んだ国です。選挙で選ばれたごく普通の人が市の議員になります。ノルウェーの地方議員はほとんどが無給で、別にちゃんと仕事を持っている人がボランティアで働いている場合が多数のようです。日本では考えられませんよね。
繊細に行き届いた福祉国家の源は「山歩きを楽しむ市長さん」に隠されているのかもしれません。







地元サッカーの試合


さて、ちょっと今までとは違った角度からノルウェーをご紹介しましょう。
この写真は地元のサッカーの試合を観戦に行ったときのものです。
ドラメンの市民チームであるストロムソゴッセというチームとノルウェー北部のトロムソのチームとの試合でした。ストロムソゴッセはトップリーグ(日本で言うJ1リーグ)で戦ってきたチームです。しかし今年は不調で低迷していて、この試合に負けて、その次に戦った1つ下のリーグ(日本で言うJ2)との入れ替え戦にも敗れ、来年は下のリーグに転落してしまうことに・・・・・せっかく応援に行ったのになんとも残念な事です。
それはともかく、私が感心したのはサポーターがあまりに寛大な心を持っていることでした。さんざんにボロ負けした試合であったにもかかわらず、試合終了後まで選手を拍手で激励していました。もちろん、中には試合途中で見限って帰ってしまった人々もいましたが・・・・・。
実はノルウェーは世界的にもなかなかサッカーの強い国で、ワールドカップにも出場しています。国民的なヒーローであるサッカー選手もたくさんいて、こどもたちの憧れの的のようです。もちろん地域のクラブに所属しているサッカー少年もたくさんいます。ノルウェーでは日本のように学校単位でクラブ活動としてサッカーをやることはありません。
またサッカー人気が高まる一方、今まで得意としてきたウィンタースポーツの選手になることを目指すこどもが減ってきているという話もあります。これは先行きどうなるか心配なことです。
ノルウェーでさかんなスポーツ(よくテレビで見かけるもの)としてサッカー(男女共)のほかには、スキー(アルペン、距離、ジャンプ)、アイスホッケー、ハンドボール(特に女子)、競馬(ドラメンに競馬場がある。でもそこでやっているのはちょっと異質な競馬で、馬がまるで競歩のように早歩きして一人乗りの馬車を引いて競うもの。)、自転車レースそれから、山の中を走り回るオリエンテーリングなどがあります。







テレマーク地方にある小さな湖





11月初旬、ドラメンから西へ車で1時間半ほど走り、テレマーク地方にある小さな湖を散策しました。名前は知りません。ドライブついでにちょっと立ち寄って2kmほどのトレッキングコースを歩いてみただけです。
もちろんここにも、歩く人、ジョギングする人、犬を散歩させている人などノルウェースタイルの余暇を楽しんでいる人がたくさんいました。
















葉の落ちた木々





10月末よりいっせいに落ち始めた木々の葉は、1週間ほどのうちにすべてなくなりました。各家では庭先の落ち葉掃除に余念がないようです。
こうなると気配はすっかり冬模様です。あとは真っ白な雪を待つばかりですね。


























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