雪のないリレハンメルを訪れました。



リレハンメル(Lillehammer)をご存知でしょうか。ノルウェーに詳しくない人でも聞いたことがあるはずです。なぜならそこは1994年に冬季オリンピックが開催されたところだからです。
オリンピックというものは、大騒ぎしても終わってしまえば過ぎた過去になりがちです。(日本の長野はどうでしょうか?) ところがリレハンメルオリンピックは、ノルウェーの人々にとっては今なお、とても大切な過去のようです。例えば、普段何気なくテレビを見ているとオリンピックの時の映像がしょっちゅう流れています。もちろん、中心はノルウェーの選手ばかりですが。つまりはオリンピックで活躍した選手たちは国民的なヒーローであり、オリンピックの開催地リレハンメルはノルウェー自慢の美しい町なのです。
さて、12月に入った最初の週末、そんなリレハンメルに足を運びました。オスロから北へ170kmほどの距離はそれほど遠くないので私にとっては2度目の訪問でした。今回の目的はリレハンメルで行われることになっていたスキーのジャンプと複合のワールドカップ観戦です。しかし、この冬のノルウェーの天候ときたら異常なのです。開催1週間前をきっても当地の積雪は0cm。当然ですがワールドカップはすべて中止になってしまいました。
とは言いましても、せっかく苦労して宿の手配もしたことですし、とりあえず雪がないことを確認するためにも予定通り出かけることになりました。そして、せっかく出かけたのでこのページを作成してみたわけです。本当ならワールドカップの観戦記を載せるはずだったのですが・・・・・・。
前置きはこれくらいにいたしましょう。何はともあれ小さな小さな美しい町、リレハンメルのご紹介です。







リレハンメルの中心通り



リレハンメルの中心通りの様子です。クリスマス前のこの時期は1年で最も美しい町並みになるのではないでしょうか。観光客も大勢訪れていました。写真右上はクリスマスソングを演奏するこどもたち。この日、気温は氷点下15度ほどまで下がっていたので手袋をつけたまま笛を吹いていました。写真左下はお土産やさんの前にいたトナカイにのるニッセです。ニッセについてはクリスマスのページでご説明いたしましょう。
ところで、これらの写真に足りないのは「雪」。昨年、私が訪れた時にはこの通りは真っ白に染まり、人々はスレッジ(自転車代わりのそり)を使って行き来していたものです。付け加えると、この写真の1週間後、テレビに映ったリレハンメルの町は雪で覆われていました。







ジャンプ台




これがワールドカップが行われるはずだったジャンプ台です。もちろんオリンピックに使われたものです。
高性能の人工降雪機も力およばず?
ジャンプ台だけに着けられた雪がむなしく輝いていました。















マイハウゲンの風景





マイハウゲン(maihaugen)はリレハンメルの民族野外博物館です。
広大な敷地に165以上の建物が集められています。
首都オスロをはじめノルウェーにはあちこちに同じような博物館があるので、ここでは凍りついた池だけ載せてみました。
(実は私の目的はスターブ教会で、他は時間がなくて周れませんでした。)













リレハンメル芸術美術館・外観




リレハンメル芸術美術館の外観はガラスと唐松のパネルに覆われています。
この建物、あまりに「ノルウェーらしい」とお思いになりませんか?斬新なデザインでありながらぬくもりを感じました。
スノーヘッタ建築・ランドスケープ設計事務所の作品です。




山の中の「聖火を持つ男」



赤い丸印の中をよくよくご覧下さい。
「聖火を持つ男」がご覧になれましたか?
実はこれはリレハンメルから15kmほどのハーフィエル(Hafjell)に見られる、オリンピックのために伐採された森林なのです。
縦500m、横250mくらいの大きさだそうです。















リレプトハンメルのミニチュアの家々



ハーフィエルにリレプトハンメルという小さな小さなテーマパークがありました。なんと冬には管理人がいないらしく入口部分に10クローネコインを入れて入場しました。
ここには小さな小さなリレハンメルの町が再現されています。すべて実物の4分の1の大きさです。












ヒュッタの様子






今回、初めてヒュッタを借りてみました。
ホテルより割安ですし、電気暖房設備、シャワーやトイレ、キッチンもついていて長期滞在やファミリーにはうってつけです。
何より、のんびり自分の別荘にいるような気分にひたれるのが最高です。
ノルウェーにはこうしたヒュッタがたくさん建てられていて人々に愛用されています。

ところでこの写真、やっぱり「雪」があると冬っぽくなっていいのですけれど。雪も無くて晴れた早朝、窓辺に置いておいた温度計は氷点下21度を示していました・・・・。
(それでも建物の中はぽかぽかです。)

















      ハーマルオリンピックホール




ハーマルオリンピックホールはリレハンメルから約60kmほど南のハーマル(Hamar)に、その名の通りオリンピックのために建てられました。写真では全体像がわからないのが残念ですが、デザインのコンセプトとしてはヴァイキング船をさかさまにしたものということです。内部はスケート場ですが、スケート以外のイベントも多く行われているようです。
建築面積は22000u、高さは36m、建物の最大幅は110m、長さは250mの規模があります。
ここでもまた登場するのが木材です。屋根を支える世界最大という梁は長さ96m、高さ4mあり集成材で出来ているそうです。
尚、この建物は2つの設計事務所による共同設計です。



ミョーサ湖で遊ぶ家族連れ



オリンピックホールはノルウェー最大の湖、ミョーサ湖のほとりに建っています。
写真は建物わきの凍った湖で遊んでいた家族連れです。
この写真ではわからないと思いますが、お父さんが小さなこどもたちにアイスホッケーを教えているようでした。ここなら無料でいくらでも練習できますよね。























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