ビジュアル強化ブログ(転載)
【06】
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祝!ナショナルデー(の不思議なブツ)

なんということでしょう!
ビジュアル強化ブログとノルウェーのナショナルデーが重なるなんて!! Gratulerer med dagen! おめでとう、ノルウェー!!

・・・ということで、ナショナルデーには民族衣装、国旗、子どもたちの行進などがつきものですが、敢えてピックアップしたいのはこちらです!

20150517

一目でこれが何かわかった方は、ノルウェー通ですね~。
まず高校3年生の子たちを、russ(ルス)と呼びます。russの子たちは、おそろいの赤や青のユニフォームを着て、街中で騒いだり、改造バスを乗り回したりと、「ヤンキー魂を炸裂!」させるのですが・・・。

そのrussの子たちが持っているのが、このrussekort(ルッセコットゥ)と言う簡単な名刺のようなものです。
好きな写真や簡単な連絡先が書いてあったりして、互いに交換するのですが、なぜか分からないのですが、子どもたちがこのrussekortを集めるのに夢中。
「ちょうだ~い、ちょうだ~い」とおねだり。russの子たちも、あげたりします。
私は昨年、ちょうどナショナルデーにオスロにいたので、子どもたちにに混ざって「ちょうだ~い」とおねだりしてゲットしたのが、このカードです。

このrussの伝統は、ノルウェーではもはや一大産業。
ユニフォームやアクセサリー、カードの製作などを担う業者が存在します。サイトを覗いてみると雰囲気がわかるかもしれませんね。

russのバカさわぎが終わると、すぐに高校卒業試験が始まります。
russで盛り上がりすぎて、高校卒業試験の結果が最悪になる子たちも毎年の「風物詩」ですよ~。Hurra、Norge!



ノルウェー人

本来は「ブツ」を写すコーナーでしたが、今日はちょっと趣向を変えてこちらの1枚をどうぞ!

20150524

はい!「ノルウェー人」です!
よくセレクトレッスンの「発音練習」で教えにきてくれるJack君。
彼とは、最初にノルウェー大使館で開催した「ノルウェー語にトライ!」で一緒にイベントに参加しました。
Jack君は、アドリブが上手で笑わせてくれます。
北欧ぷちとりっぷの「北欧男子トーク」にも参加してくれましたが、「ノルウェー人、ミンナ、インシュ」という名言を残しました~。

ノルウェー人にしてはテンション高めで、笑わせるのが大好きなJack君は、愛すべきノルウェー人。
6/14(日)に、「アクアビットジャパン 15 th アニバーサリーパーティ」で、彼と一緒に「北欧の夏至祭」についてトークをします♪
詳細はこちらから⇒http://www.aquavitjapan.jp/15year-anniversary.html

素敵な北欧の夏至祭について語る予定ですが、予測不能な「ボケ」が入るので、ドキドキです・・・!どんな至言・名言が飛び出すかお楽しみに~♪ (※このイベントは既に終了しています)

我がノルウェー偏愛史~サッカー編~

過去を振り返って、「なぜ私はあれにあそこまで夢中になったのか?」と思い出す出来事や人などがありませんか?

時はさかのぼること、2000年。オスロ大学に留学中の時。サッカーのヨーロッパ選手権(EM)の年だったと思います。
当時はノルウェー代表が、出場してたんですよ~(号泣)。
さしてサッカーに思い入れがない私が、部屋のテレビをつけたら、代表の試合が放送中。

その時に、小柄で俊敏な動きの選手に目を奪われました。未だにノルウェー人に愛されるプレーヤー、Myggen。(Myggen=蚊は愛称です!)
彼に一目惚れし、サッカー無知にも関わらず、ミーハーファンになってなぜか手元にあるのが・・・これです!!

20150531

これが一目でわかった方、トレヴィアーンです!
2002年日韓ワールドカップ出場のための予備選(って言い方あってる?)。「ノルウェーVSアルメニア」戦のパンフレット。

いや~。なんでこのブツがあったのか正直、びっくりです!パラパラめくるとまだ可愛かった頃のソールシャール、劣化前のフロー、そして我が愛しのMyggenなどなど。
全盛期(あ、これから来るかも?)のプレーヤーたちがが並んでいてもう涙腺ゆるみます。。。

今ではノルウェー代表がどんな状態なのかフォローはできてませんが、レアルで「神童」とまで評されるウーデゴール君の活躍をみると「うう。。。」と嗚咽が・・・(いちいち大袈裟)。

最後に・・・
とりあえずノルウェー代表、ワールドカップに出場してくれ~!!」と叫んでこの稿は終わりにしたいと思います。



ノルウェーの定番お土産

「もうすぐノルウェーに帰るけど、お土産は何がいい?」と聞かれると・・・。
「ローロスのブランケット!」(●万円します)と答えるのはムリなので、
「チョコレートとヤギのチーズ!」と答えます(ゴートチーズとも言いますね)。
・・・ということで最近、お土産でもらったのがこちらです!!

20150607

Geitost(ヤイトオスト)またはBrunost(ブルンオスト)と言いますが、チーズの味の概念を根底からくつがえすチーズです!!
成分表を見ると、ヤギ乳が124g入っているそうですが、いろいろな種類があるので、味わいも微妙に違います。

レッスンでワッフルをお出しする時に、そのトッピングにこちらのチーズをお出ししますが、ほぼほとんどの方が「おいしい!」と喜んでくれます。
甘くてキャラメルみたいで、ヤギから想像されるくさみがない・・・。

なので、うちの冷蔵庫には必ず、このチーズが鎮座しています。ぜひお試しあれ♪


豪華本!

ノルウェーの書店に行くと、美しい景色を写した大型本が並んでいます。
「こういうの好きだよね~」と眺めるだけでしたが、まさか私も豪華本を手に入れることができるとは・・・どんな感じかお見せしましょう!

20150614

タイトルは「Minne frå Telemark=「テレマルクの思い出」です。ニーノシュクですね~。

テレマルクはノルウェーの中でも、ノルウェーらしい文化を残している地方ですが、この本はそのテレマルクの魅力をたくさんのきれいな写真とともに紹介しています。
景観、民族衣装=bunad、ハーダンゲルフィドル、ローゼマーリング、豪華なお屋敷といったものは当然のことながら・・・
ページを埋めるためでしょうか?フツーの人も笑顔で写っているのがノルウェーらしい!!

この本は自分で買ったものではなく、テレマルクから来日したノルウェー人からプレゼントされました。
アテンドで数日一緒だったのですが、最終日の途中、重そうなカバンからおもむろに、「これがプレゼント」とずっしりとこの本を渡されました!
あまりの重さに(2キロです)、「とっても嬉しいけど、今日の最後まで持っててもらえる?」とお願いしました~(もう懇願に近かった・・・)

お土産には軽くて、かさばらないもの・・・と考える私や日本人とは違い、「郷土がいかに美しいところか」を知ってもらうために豪華本を持参してくれたノルウェー人。

この本をめくると、テレマルクの大小さまざまな街や村が載っていて、「いつかは行きたい!」と思いを馳せています♪

ローズマリング~Rosemaling~

日本では「ローズマリング」として知られる装飾スタイル。ノルウェー語では、rosemaling(ローセマリング)と言います。
ノルウェーでは、18世紀~19世紀に花開いたものです。と書いても、ピンとこない方が多いと思うので、写真をどうぞ!!

20150621

あ、この模様見たことがある!と分かりました?
民族博物館には、このローズマリングで装飾された家具や古民家が見られますよね~。
あとお土産屋さんにも、ローズマリングが描かれたモノがいろいろ並んでいます。

ローズマリングは、アメリカに移住したノルウェー系移民が紹介し、アメリカの方が今では人気なの?というイメージがあります。
ウェブ版の「ノルウェー大百科事典」によると、Hallingdal(ハリングダール)やTelemark(テレマルク)地方でまず発達したようですね。
そしてフランス発祥のロココからの影響も受けているとは・・・全く気づきませんでした~~。

検索したら、日本でもローズマリングペイントが習える場所があるようですね。
優雅に描いてみたい・・・と全く絵心のない私でも妄想しちゃいました。素朴さと優雅さが融合した独特の芸術です。



紙人形

「ノルウェーに何回行ったんですか?」という質問・・・返答に困ります。答えは「数えていません!」
今日お見せするブツはまだ、ノルウェー「巡礼」の初期。お土産屋さんで買ったものです。写真をどうぞ~。

20150628

ノルウェー語で「Papirdukken」と書いてありますが、「紙人形」ですね。
この女性はMaritさん。横に描かれているのは、ノルウェー各地のブーナッド=民族衣装。
左は南ノルウェーのVest-Agder、左側は、西ノルウェーのHardanger地方のブーナッドです。
それぞれの衣装に、Maritさんに着せられるように、白い折りがありますが、とてもじゃないけどハサミで切って、「紙人形を作ってみよう!」という気持ちになれないですね~。

もう20年以上前に買ったノルウェーの紙人形。
最近はこのお土産、あまり見かけない気がするのですが、昔はいっぱい売ってましたね。各地方のブーナッドをコンプリートしたかった!!



悩ましいプレゼント

日本っていいな~って思いますよ。
だって手頃な値段で、気の利いた可愛いお土産がたくさ~ん売ってます。え?そう?と思われる方は、ぜひ「ノルウェー巡礼の旅」をオススメします。
「手頃かつ気の利いたお土産を見つけること」の壁にぶちあたるでしょう。

今まで「ノルウェーについて学ぶサロン」では12月の「ワッフルパーティ」で主催者から「ささやかなプレゼント」をお配りしていました。
大体、私がノルウェーに行った際に買ったものですが・・・いや~、選ぶのが難しい!!
おおよそ25個、あまりに高いと赤字になるので・・・でもノルウェーのお土産って値段が高いのに、ちっとも「ありがたみ」を感じない・・・。

ただありがたいことにサロンにお越し下さる方は、「ノルウェーLOVE」な方ばかり。なので、フツーの人だったら「え~!」というようなお土産でも喜んで受け取って下さった(と思いたい)のです。

こちらの写真は、とある年と昨年のプレゼントで配ったものです。

20150705

ノルウェー国旗をあしらっているので、これだけで喜んでくださる皆さまに感謝しつつ・・・。


フィルム写真

ノルウェーに最初に旅行で行ったのは、1992年。
最初に留学したのは、1995年。
当時は、まだ「フィルムで写真を撮る時代」でした~。まるで民話を語る老婆の気分です!

当然、カメラを持って留学に旅立ったのですが、現像をしてもらって写真とネガが返ってくる袋がこれだったんですね~。

20150712

FUJIFILMというロゴが袋に書いてありますよね~。
改めて「日本の商品は、こんなノルウェーの田舎にも行き届いているのね」と感心した次第です。
FUJIFILMのロゴに、ノルウェーの風景とノルウェー語が刻まれていて面白い。

フシギなのは、現像してもらう写真のサイズ。特にサイズ指定とかしなくても、常に「ちょっと大きいサイズ」に現像してくるのです。
それに慣れてしまうと、帰国して日本のサイズが「物足りなく」感じてしまい、サイズを大きめに現像してもらっていたな~。

・・・フィルム写真の懐かしい思い出です。


棚からぼたもち本

ノルウェーの本は、残念ながら日本の書店ではほぼ買うことができません。うう・・・。
なので、私は現地のNorliという書店から、本を買っています。
こちらの本は、注文していないのに届いた「棚からぼたもち本」です。

20150719

この表紙のモチーフに見覚えがある人はいますか?
こちらはノルウェーの国民的画家Thedor Kittelsen(テオドール・キッテルセン)の画集です。
Kittelsenは、ノルウェーの歴史や民話をモチーフにした絵をたくさん描いています。

表紙もまたノルウェーの民話と関係があります。タイトルは「Kvitebjørn Kong Valdemon」です。「白くま王ヴァルデモン」です。魔女に呪いをかけられた王子は白くまとなり・・・という民話ですね。

で、「注文したのにこの画集が届いたんだけど。返送した方がいい?」とバカ正直にメールした私に、Norliの担当者は「あなたにあげる」とのことで、ゲットした画集です♪


学生アルバム

実家に帰った際に、ごそごそと昔のノルウェー留学時代の「遺物」を探していました。
おお、こんなものがあった~というのがこちらの一品です!!

20150726

これをぱっと見て当てられた人、すごいです!
1995年に留学したヴォルダカレッジの学生アルバムなんです。学科別に全学生の顔写真が載っています。後ろには住所と電話番号も載っていて、「個人情報」満載な1冊です。

覚えているのは、留学中の一時帰国でこのアルバムを友達に見せたら「みんな顔つきが違う!」って・・・そりゃそうでしょう。向こうはほぼほぼ北欧人。
そして私の写真を見て「顔が薄い」と言われました。何となく「幸せも薄い」気がする今日この頃。

この時にイケメン・美人だった人たちは今頃、30代後半~40代初めくらい。
髪が薄くなってすっかり「おっさん」になっている事例を知っていますが、それも含めて懐かしいですね~。



味わい

以前もノルウェーの切手をご紹介しましたが、今回も切手袋をあさっていたら、この1枚が目を引きました。

20150802

よくノルウェーの新聞に、「こんな大きな魚を釣った!」という写真が掲載されます(といっても松方弘樹より枯れた感じの人たちですが・・・)。それを見る度に「平和だな~」と思っていましたが、この切手も同じモチーフですね。

ユーモラスな味わいのイラスト。現物では見えなかったのですが、写真を撮ってみてKaare Espolin Johnson(コーレ・エスポリン・ヨンソン)という名前が読めました。
ちょっと調べてみると、「Espolin」の愛称で知られた人だったようですね。西ノルウェー出身で、2歳で北ノルウェーへ移住。オスロの国立芸術アカデミーで学び、イラストレーターとして活躍します。

北ノルウェーらしい1枚でしょうか。
釣り上げられた魚の表情が、気に入りました~。



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