ビジュアル強化ブログ(転載)
【08】
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グリーグとベルゲン

えっと、一応ワタシは「日本グリーグ協会」の会員でございます!
クラシック音楽に疎ーいワタシですが、ちゃっかり会員になっているんですけど・・・・。ただ自慢したいのは、かの作曲家エドヴァルド・グリーグと誕生日が一緒(6/15)なんです!

うっすいつながりですが、もう1つありました!
実は、グリーグの少年時代をつづった絵本を持っているんです。

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購入したのは、ノルウェー語を勉強を始めた1994年!しかもベルゲンの書店で購入しているんです。
グリーグはベルゲン出身。そして、ベルゲンにはグリーグの自邸トロルハウゲンが博物館として残っています。グリーグとベルゲンは切っても切り離せません。

この絵本は中身をお見せできないのが残念なくらい、抒情的かつ美しいタッチでベルゲンの風景と少年時代のグリーグを描いています。
ノルウェー語がわからなくても、引き込まれる1冊です。
あとタイトルが”Edvard fra Strandgaten“に注目!Strandgatenは、Strand=海岸、gaten=通りという意味です。
なので日本語にすると「海岸通り」になりますが、この通りでグリーグは生まれました。

ベルゲンの人は地元愛が強い!と常々感じていますが、ベルゲン、そしてベルゲンが生み出したグリーグへの愛情が詰まった1冊です♪



Norgeバッグ

よく「ノルウェー語なんて、どんな人が習いに来るのですか?」という質問がありますが、答えに詰まります・・・。みなさん、いろいろなんです!
生徒さんのお一人が、以前からノルウェーや北欧にちなんだ可愛いポストカードや雑貨を作っていらっしゃるのを知っていたので、5回目の「北欧ぷちとりっぷ」に、「出店してみませんか?」とお誘いしたら、ご快諾いただきました。その時、販売して私も一目惚れしたNorgeバッグはこちらで~す♪

ノルゲバッグ

ところでみなさん、Norge(ノルゲ)の意味はわかります?
ノルウェー語で「ノルウェー」という意味です。もうそれだけで感涙もの。ちゃんと国旗もあしらっているし、ノルウェーでもこういう気の効いた可愛いお土産を売ればいいのに・・・!

このエコバッグのいいところは素材と持ち手がしっかりしていて、エコバッグ特有の「頼りなさ感」とは無縁です!
他の作品もご覧になりたければ、ぜひ こちらのInstagramからフォローしてみてくださいね~♪



懐かしのノルウェークリスマスフェア

ここ数年、たくさんのデパートで当たり前のように「北欧クリスマスフェア」を開催していますよね~。
あまりに多くて、周り切れないほど。こんな世の中になるなんて、想像していなかったです!
・・・とは言え、「ノルウェーのクリスマス」にだけフォーカスしたイベントは、まぁ少ないですよね。
しかーし! 当時の赤坂プリンスホテルは「ノルウェークリスマスフェア」を開催してくれていたことで覚えています。

もう10年くらい前でしょうか。
かのホテルの「ノルウェークリスマスフェア」に、Yoko管理人といそいそと出かけた記憶があります。
赤いものが集まっているエリアがありました!おお、たくさんのユーレニッセ(Julenisse=ノルウェーのサンタ)が!!
ノルウェー物に飢えていたので、がっついた記憶が・・・。そこで買ったものの一部がこちらです!

ニッセ

このユーレニッセは、女の子(おばさん?)なのが珍しくてチョイス。
あとお皿は、ノルウェーのPorsgrund(ポッシュグルン)のもの。ニッセがシュールにあしらわれています。
「在庫全部下さい!」と喰い気味にお願いし、3枚ゲットしました~。同じ模様のマグカップも買ったのですが、行方不明・・・。え~ん、お気に入りだったのに。

今では当たり前の「北欧クリスマスフェア」ですが、こんな時代もあったんですよ~と歴史の生き証人は語ります。
でもこの「当たり前」はいつまで続くのでしょうか??(ちょっと考えるのがコワイ・・・)



嬉しかったJulekort(クリスマスカード)♪

Jul=クリスマス、という言葉に食傷気味の方は読まなくていいですよ。って嘘です、ぜひお目通しを!!

Julekort=クリスマスカードは、ノルウェー語を習い始めた最初のころにもらったものが特に思い出深いですね~。
こちらのクリスマスカードは、まだ留学前に通っていた都内ノルウェー語教室のGry先生から送られてきたものです。

カード

イラストは何を描いているかわかりますか?
これは、クリスマスイブに食べるポリッジでノルウェー語ではrømmetと呼ばれるものです。
ねずみも可愛いですね~。
でもこのカードの中が、も~~~~と可愛いのです♪ Gry先生の赤ちゃんの写真が添えられているのですが・・・うう、反則なまでの可愛さ。
でもこれをもらったのはもう20年近く前なので、赤ちゃんは立派な大人になっているハズ。

今は音信不通になった人でも、懐かしむことができるのがJulekortのいいところですね♪



北欧愛マグカップ♪

今、キーボードを打ちながら「愛~、愛~、愛~」と頭の中でリフレインしています!
「ノルウェーバカ一代」の私ですが、もっと広く「北欧」を意識するようになったのは、もちろんそれぞれの国を旅行したことがあること、さらに「北欧ぷちとりっぷ」というイベントに参加できた影響も大きいかなと思いますね~。
・・・ということで「北欧愛」に目覚めた私は、北欧5カ国の国旗をあしらったマグカップをインディーレーベルから自主制作したのですが・・・

マグカップ

何回目かの「北欧ぷちとりっぷ」でサンプル展示もしたり・・・
ブログで「注文しませんか?」と呼びかけもしたり・・・


でも反応はなかったので、今ではノルウェー語のレッスンで生徒さん用のマグカップに使っています!(ブログの画面からも削除しました~)

ということで、「北欧愛」を実感できるイベント「北欧ぷちとりっぷVol.6~ノルウェーってこんなに可愛いかったんだ!の巻」(1/31開催)は絶賛、前売り販売中です♪


Juletre=クリスマスツリー♪

北欧好きの方々は、IKEAの生のツリーを買っている人が多いかと思います。
そして生のモミの木の匂いを感じながら、北欧風のデコレーションをあしらってクリスマスムード満載ですよね~。

そんなにマメではない私のクリスマスツリーは・・・10年間同じです!
2005年の冬。日本橋のとあるデパートのチラシに「北欧のクリスマスフェア」という文字が躍っていました。
今でこそ「当たり前のような」北欧フェアですが、当時は稀少だったんですよね。
そしてチラシに「デンマークのクリスマスツリー」(エストニア製)とクレジットとともに、可愛いツリーの写真が載っていたのです。
一目惚れしました・・・!そしてフェアが始まるとすぐに日本橋へGo!

目指す売り場へ行き、ギラついた目でツリーを探しますがありません。。。数量限定と書いてあったので「もしや売り切れ?」と焦り、店員さんにすがるように「チラシでこういう感じのツリーを見たのですが・・・」と尋ねました。
私の負の迫力に圧倒されたのか、「実は本日分は売れてしまったのですが、明日の分をお出ししましょう!」と親切に売ってくれたのです、きゃほー!!

・・・そこまでして手に入れたデンマークのクリスマスツリー(エストニア製)は、お手軽かつミニサイズで身の丈に合っています。

ツリー

北欧の人のように1月7日くらいまで出しておきたいのですが、日本には「お正月」があるので、年内くらいでしまいまーす。


ノルウェーカレンダー

ノルウェーには毎年1回ペースで行っていますが、必ず買ってくるものはトロール人形ではなくこちらです!!

カレンダー

はい、ノルウェーのカレンダーですね~。
月折々の景色が楽しめるのはもちろん、ノルウェーの祝日がチェックできます。
例えば、移動式の祝日ポースケ=イースターは・・・今年は3/24-28ですね~。
他にも、ノルウェー人が使うuke方式。uke35(週35)は9月の1週とわかります!(uke週システムのことを書いたブログはこちらをご参照ください)

ということで2016年はどんな年になるでしょう??
ノルウェーが世界的ブレイク??ノルウェー語が各国で第2外国語になる??
・・・なんてことはあり得ないと分かってますが、いい年になりますように~。
ちょっと遅いですが、Godt nyttår! (ゴットゥ ニット オール)



ムンク展図録

Munch=ムンクはノルウェー出身の画家です。「北欧」と一緒くたにしないでくださいね、ノルウェーです!
ムンクの絵は、オスロのナショナルギャラリーで鑑賞する機会が多く、ある程度の知識は持っていると思っていましたが・・・。
甘かったです!自分の知識なんてうっすいなぁ~と思い知るきっかけは・・・
1993年に出光美術館で開催された「ムンク展 The Frieze of Life」の立派な図録を日本グリーグ協会事務局長の田邉英利子さんから頂いたお蔭です。

では「叫び」三位一体をご覧あれ!!

叫び

こちらの図録を見ると、100点近い作品が出展されたことがわかります。
ひや~、こんなにたくさんあの絵もこの絵も。。。と驚くばかり。
そして寄稿陣も豪華です。ムンク美術館キュレーターの解説に「Aftenposten」とか「Dagbladet」とか現存する新聞名を見つけてなぜかにんまり。
また監修を務めた千足伸行さんの同時代のヨーロッパ美術史との関連づけた解説も載っており、次にムンクの絵を観る時には違う点に注目できそうです。

物を持たない生活も素敵ですが、やっぱり資料は大事ということも思い知りました~。



ノルウェーサーモン漫画

原油価格が下落している今、やはりノルウェーは水産物により一層のPRに力を入れてみてはどうでしょう? と老婆心で本日のブログを思いつきました。

マンガ

これは『築地魚河岸三代目』という人気マンガの「ノルウェー編」を1冊にまとめたものです。
どうして私が持っているのかフシギなのですが・・・。ちなみに本書は、ノルウェー水産物輸出審議会が全面協力しています。

映画化もされた人気マンガですが、この特別編では、は主人公の三代目が、ノルウェーで「サーモンやサバのおいしさ、品質管理の高さ」を体感するといった内容です。
物語のキーとして、「トロール人形」が大活躍。こんなセリフがありました。

「ノルウェーの水産業がすばらしいのはノルウェーの人たちが、このトロールを愛する気持ちと深い関わりがあるんだ。」

三代目の義父の言葉ですが、このセリフの意味が知りたければ、ぜひ本書をご覧くださいね~♪



ノルウェーのパンフレット

ノルウェー語がわからないのに、この表紙に何て書いてあるか理解できたらすごいです~~~!!

パンフレット

トランプまたはタロットカードを模した表紙に書かれた文字。
UGISF SAMLIVは、「未婚で一緒に暮らす」を意味し、ノルウェーでは知られたSambo=「事実婚、同棲」のことです。
SEPARASJON og SkILSMISSE「別居と離婚」です。

で、これらは2001年に「子ども・家族省」が発行したパンフレットです。
中を見ると、事実婚や同棲の人にはどんな権利があるか、子どもがいる場合は児童手当のことなど分かりやすく解説してあります。
別居や離婚は、離婚の申請から子どもの権利についてなどが、やはり分かりやすく解説してあります。

こういった情報は今では、ネット上の公開のみになっているかもしれませんが、日本の役所はこんなデザインのパンフレットは作らないだろうな~と思っちゃいます。



顔に歴史あり~ノルウェー作家クナウスゴールの例~

まずはこちらの写真をご覧ください!!

本

ノルウェーの作家Karl Ove Knausgård(カール・オーヴェ・クナウスゴール)の初邦訳『わが闘争 父の死』(岡本健志、安藤佳子訳、早川書房)の表紙です。
顔に歴史ありと申しますが、クナウスゴールさんの眉間にしわ(ボトックス注射を打ってもいいレベル)、鋭い眼光、そしてノルウェー人男性には珍しく豊富な髪、いかがでしょうか?


本作は、クナウスゴールの幼少期から父の死を迎えるまでの自伝的小説です。
ノルウェーでは全6巻まで刊行されています。社会現象になるほどの作品で、一時期、彼の写真がいろいろなメディアに掲載されていた感がありました。
私の周りでも、「彼のこと嫌い」と言っていた友達の家の本棚に全巻揃っていて「あれ??」と驚いたり、次の巻が出ると買いに走り読みふけっている知人もいました。


中身は好き嫌いが分かれるでしょうね。私は意外にも夢中で読んじゃいました。
個人的なツボはたくさんありますが、ノルウェー人ならば誰でも知っている(+ごく一部の日本人も知っている)Norway Cupに参加し、厳しい父親からの解放感を友人と楽しむシーンです。


この「顔に歴史」ありすぎ感があるクナウスゴールが、どうも来日するらしいそうです。
イベント情報はこちらからどうぞ~。
どんなお話しを聞かせてくれるのか楽しみです♪



たずねキャラ(スウェーデン編)

何年か前、「東京国際ブックフェア」のノルウェーブースで通訳としてお仕事しました。
スカンジナビア3か国(諾威、瑞典、丁抹)で共同出展したのですが、3か国とフィンランドチームの違いなど面白い経験になりました!
さて今日の1枚は・・・正体が分からないキャラクターなのです。

スウェーデンキャラ

スウェーデンチームの担当者が、ブースを飾っていた絵本キャラクターをかたどったとおぼしきこの品を「あげる」と言ってくださったのですが・・・
スウェーデンの絵本に疎いので、このキャラクターはだれ?とわからないまま、うちのトイレに鎮座しています。
(窓にうつる白い光は、霊ではありません・・・!)


もしご存知の方がいらっしゃれば教えてくださいませ♪


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