Blog

このエントリーをはてなブックマークに追加
青木順子のブログです。
気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。

Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~

社内研修でノルウェーの講演をしました!

日頃、ノルウェーや北欧に関心がある人に囲まれていますが、全く別分野で仕事をされている人たち向けに講演をしました。
いや~、新鮮でした!
きっかけは4月に放送されたテレビ番組「報道ライブInsideOut」。ノルウェーが幸福度世界一に選ばれたことで、番組に出演することができました(過去ブログはこちらから)。
その番組をご覧になっていた方から「うちの会社の社内研修で講演をしませんか?」とお問合せをいただきました。え??びっくりです~。
しかも、北欧業界とは無縁の調剤薬局事業を行っているフォーラル社さんです。

番組中の発言「すみませんよりありがとうを使うノルウェー人」のくだりに興味を持って下さったとのこと。
薬剤師や介護士さんなど医療従事者は、真面目で高い理想を持って働き始めますが、日々の業務で疲弊し、幸福感が感じられないようになってしまう・・・とお聞きしました。
社内研修での講演依頼は初めてです~。

そして講演当日の7月8日。タイトルは「幸福度世界一~ノルウェーに学ぶ幸せの循環とは?~」です。
社内研修に集まったのは40人ほどの薬剤師の方々。冒頭「ノルウェーや北欧に行ったことがある人はいらっしゃいますか?」の問いに、スウェーデンに行ったことがある人が一人(後ろで手を挙げた人がいたのですが見落としてました・・・・しかもノルウェーに行かれた貴重なお一人でした~。)。
ノルウェー?いきなり言われても、ピンとこないですよね。それを意識しながら講演を始めます。

講演中です

ノルウェーの基本データ、様々なランキングが示すノルウェー(世界一暮らしやすい国、お母さん・子どもに優しい国、男女平等、報道の自由度、そして幸福度世界一)、主な福祉施策(大学まで学費無料、医療制度、年金や育休など)。
ぷちとりっぷ気分を味わえるように、写真を多く見せしながら、話を進めます。
また本職がノルウェー語講師なので「ノルウェー語から読み解く国民性」コーナーを設けました。
ノルウェー人を理解するキーワードの最初は・・・

Takk!

ノルウェー人がこよなく愛する「ありがとう」という単語です。私が発音した後、皆さんが復唱します。
「すみません」より「ありがとう」が好まれる背景を軽く解説しました。

Takkを使った会話例(
テキストより)

トータルで9つの単語(+ことわざ)を選んだのですが、初めてとは思えないほど上手に発音されて感激です!

これらの単語をイメージできる写真をお見せしながら、さらに解説を加えます。ノルウェー人の「Takk愛」「残業しない精神」「オンオフの切り替え」「自立へのこだわり」が印象に残ったようで、納得でした~。

友だちが働く会社。金曜午後のコーヒータイム。

私自身のお話もしました。
オーロラツアーがきっかけでノルウェーが好きになり、会社勤めをしながらノルウェー語の勉強を開始。憧れが募り、会社を辞めてノルウェー留学。
4回の長期短期留学を経て、2000年に「ノルウェー夢ネット」をYoko管理人と立ち上げ・・・・はご存知の方もいらっしゃると思います。そこから現在のフリーランスでノルウェー語の仕事に携わるようになった紆余曲折の道を振り返ります。思えばノルウェー色に染まったほぼ半生!我ながらびっくりです~。

最後に、少しでも「幸せなノルウェー人に近づくには?」と実行できそうな大小の行動を提案しました。
ノルウェーや北欧の福祉とか視察した人たちは「ノルウェーや北欧は素晴らしい。でも日本では無理」と諦めてしまうことが多いのが、残念!と思っていました。「では明日からノルウェー方式で16時には、速やかに帰宅しましょう」は無理ですよね。でも、何かできることから始めていただきたいなぁっと。

薬剤師の皆さんは、真剣に耳を傾けて下さり嬉しかったです。
講演後はグループごとにディスカッションをされ、講演のコメントと私との質疑応答がありました~。まさに社内研修です!

質疑応答!

質疑応答!!

熱心な質問ばかりだったので、1を聞かれて100でお答えした気がします・・・(話が止まらない・・・)。
研修は終わり、レストランで催された懇親会にも参加しました。

講演会だけだと一方的な発信で終わりますが、たくさんの方と言葉を交わすことができて、本当に有意義でしたね~。
調剤薬局で働く薬剤師というと「優雅」なイメージなのですが、それは素人想像にすぎなかったようで、私の方からもいろいろ質問しました。

懇親会のビュッフェ

同社の調剤薬局では、地域向けの健康セミナーなども積極的に行っているとお聞きし、ひたすら感心です。

皆さんの言葉で、印象深かったものは・・・
日本語の”ありがとう”や”ありがとうございます”より”Takk!”は簡単かつ気軽に言える
鋭い指摘です!シャイで人情に薄いノルウェー人。Takk!という簡単な言葉だからこそ、感謝を頻繁に伝えることができると思いますね。
他にも
ダラダラと残業ありきで仕事をする癖がついてしまったから、もっと時間を意識して仕事をしたい
オンオフの切り替えで、もっと自分の時間を楽しみたい
ノルウェーに行きたくなりました!
ノルウェー好きなのがよく伝わってきた
会社辞めてノルウェー留学なんて大胆!青木さんの性格に興味がある」などなど・・・。
締めの挨拶でも「今までノルウェーについて考えたことがなかったですけど、今日はいいきっかけになりました」というお言葉。もう納得すぎて納得です!

お気に入りの1枚

幸福度世界一に選ばれたことをきっかけに薄日が当たった(かもしれない)ノルウェー。
でも世間的には、まだまだ知られていない国です。
でもでも、ノルウェーの紹介や発信を続けていけば、日本人の生き方・働き方に何らかのヒントをくれるのでは?と願いつつ、皆さんとお別れしました。
貴重な機会を下さったフォーラル社さんにTakk!です♪

2017/7/14

短編テレビ番組にみるノルウェー人と酒の関係

ノルウェーの大人気ドラマSKAM
私はノルウェー留学時代に、散々、学生たちのバカ騒ぎ大酒飲みパーティに参加したり、遭遇しました。なのでSKAMのパーティシーンは、違和感なく観ていました。
しかし「飲酒パーティシーンが、SKAMがもっと多くの国で放映権が売れない要因になっている」という記事を読んだ記憶があります。へ~、そうなんだ。
さらにSKAMを観た生徒さんたちから「ノルウェーのパーティってあんな感じなのですか?」と聞かれて、ノルウェー人の常識は日本の非常識?と改めて思い知りました。

残念ながら制作元のNRK(ノルウェー国営放送)は、ライセンス圏外の国へのウェブ配信はやめてしまいました・・・。
代わりに、ノルウェー人が酔っぱらうとどうなるのかがまるで「動物生態番組」のように理解できる3分ほどの短編シリーズが視聴可能です。
タイトルは”På fylla“。fyllaは飲み会、飲酒、酔っ払いを意味します。
しかーし!日本語の飲み会に比べて、fyllaの持つインパクトは異なります。

短編10本をまとめて観ても30分くらいでしょうか。
使われているノルウェー語は、テキストには出てこない下品な言葉、スラングが多いです。
下ネタも多用されていますが・・・国営放送の番組です。受信料で作られていますね~。
全エピソードは甲乙つけがたいですが、印象的なものは・・・
10話目のよっぱらい男性は、アイスの看板を勝手に持ってきちゃってます。
これ!まさに最初の留学時に、ノルウェー人学生たちがやってました~。大人もやっているとは、げに恐ろしい酒の魔力・・・とほほ。

かわいそうなアイスの看板・・・

あと6話目の女性が酔っぱらって元恋人の家へ行くシーン。元恋人には新しい彼女がいて、酔っ払い元カノは歯ブラシで復讐をするシーンなど。

最初は字幕なしで「生態」を観て頂き、お気が進みましたらば、右下にノルウェー語字幕を表示するボタンがあるので、思いっきり「下品な言葉」を満喫していただくのも乙でしょう。

https://tv.nrk.no/serie/paa-fylla

何年か前に、酔っぱらった若い女の子がブラジャーを路上で振り回している姿を見かけましたが、あんなのは序の口。
ノルウェーと飲酒の関係に思いを馳せませんか?

2017/7/5

セレクトレッスン「オスロ大学留学体験」!

6/25(日)にセレクトレッスン「オスロ大学留学体験記」を開講しました!
昨年と同じくオスロ大学に正規留学されたYさんが一時帰国を利用し、自らの体験を語ってくれました。
昔と比べれば、留学情報はネットでいろいろと集めることができます。それでも、直接、話を聞きたい、質問したいという希望があるのかな~と、受講者の方々を見ながら感じました。

Yさんは、オスロ大学を志願した理由、応募方法から説明します。
昨年と今年では、オスロ大学の留学条件が変わっていて、Yさんも私も驚きました~。
学部レベルでは、英語だけではなく、ノルウェー語のレベルが必要と変わりました。こちらからご覧ください。
留学情報はビザと同じように、アップデートが必要と実感しましたね。

1時間半の予定でしたが、結果的には1時間延長になりました・・・。
住まい探し、荷物、到着後の諸手続き、授業内容、試験内容、月々の予算などなど具体的な説明が親切です。
たくさんの質問やコメントが出て、白熱した雰囲気に包まれ、これも昨年と同じでした。

オスロ大学内の書店

私がオスロ大学に留学したのは1999年/2000年なので、いろいろと変わっている部分・変わっていない部分がありますね。
羨ましいなぁと思ったのは、Yさんのような留学生にはノルウェー人のメンターが半年ついてくれるというシステム。昔はなかったですね~。
他にも、日本に興味があるノルウェー人も確実に増えたと感じました。

キャンパス内

暗い冬をいかに過ごすか?」テーマもかなり白熱しました!
Yさんが「Youtubeでセミの音の映像を聞く」と教えてくれて、笑っちゃいました。「今は夏!」と自己暗示(錯覚?)をかけるのですね~。

Yさんはとても勉強熱心で真面目な留学生ですが、「試験に落ちても構わない」とどっしり構えている姿が印象的でした(もちろん試験は常に及第しています!)。
将来についても「必ず~になる」と決めつけていないそうです。フレキシブルさを心がけている、と。
そうした柔軟な姿勢が、留学中に無駄なプレッシャーを自分にかけないことにつながるのだな~と感心しました。

Yさんがこれからも充実したノルウェー留学になりますように~。
そして留学希望の受講者の方々が、無事に夢が叶うといいなぁと思いました。
次にノルウェーへ行く際に、またYさんと会えることが楽しみです♪
Tusen takk!

***************************************************************
ノルウェー語レッスン7月期まだ間に合います!
「初心者クラス」は7/9(日)15時半からスタートします。まだ空きがありますので、お申し込みはお急ぎください♪
火曜19時は引き続き待機者がいらっしゃいます。

セレクトレッスン「超!ノルウェー語入門」は7/9開講します。90分でノルウェー語に触れてみませんか?各回参加なのでお気軽にどうぞ!

内容詳細とお申し込みは以下リンクからどうぞ~。

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

2017/7/3

スーパーの鮮魚コーナー

ノルウェー語の表現に、Frisk som en fisk があります。
意訳すれば「魚のようにピチピチで元気」でしょうか。Friskは「新鮮、元気」という意味です。fiskは「魚」ですね。

ノルウェーサーモンはすっかり日本でもおなじみ。水産国ですから「ノルウェーに行けばおいしい魚が食べられる」と思っていました。

サーモン!

1995年、西ノルウェーの田舎のカレッジに留学した際、スーパーの魚コーナーに行きましたが・・・
冷凍の魚ばっかり~~~!!!
しかもサーモンとタラとエビしかないの???
かなり、がっかりした記憶があります。
先生に「どうしてですか?」と聞いたら「港に行けば漁師が直接、魚を売っている日があるわよ」と教えてくれました。
寮から港まではそこそこ距離があったのと、勝手がわからなかったので、漁師さんのところで魚を買うことはしませんでしたね。

今ならばどうして、スーパーの魚コーナーが冷凍ばかりだったのか。仮説としては・・・
1995年、それほど物流が発達していなかった。
通っていたスーパーは、安値がウリの系列だったので鮮魚のニーズがなかった。
当時の(田舎の)ノルウェー人は食意識があまり高くなかった。

全部、外れだったらすみません!
西ノルウェーの留学を終えて、帰国しました。
その後、ノルウェーからアウドさんが来日。日本のスーパーを入った時に「売っている魚はパックばかりで、奇妙に感じる」と言ってました。
え? 冷凍魚ばかりの国の人に言われたくなんだけど・・・
しかーし、オスロへ留学中とその後でオスロのスーパーへ行くと、鮮魚コーナーの充実ぶりに驚きます。
特に大型スーパーや「意識高い系」スーパーの鮮魚コーナーは、見ごたえがありますね~。
水槽があったり・・・

水族館に非ず

生々しいディスプレイがあったり・・・

口の中に棒が入ってます

鮮魚コーナーでは、売り子さんに”Kan jeg få to lakseskiver?“「サーモンの切り身、2つちょうだい」などとオーダーします。
すると、魚を勢いよく切り、はかりで重さを測って、バリバリと紙にくるんで、値札をはってVær så god「どうぞ」と渡されます。

鮮魚コーナーの魚

オスロでも小規模なスーパーは、冷凍魚しか置いてないことがあります。
旅行で行く人はなかなか鮮魚コーナーで魚を買っても、持て余すだけかもしれません。
ですがパックではない、大きな魚や日本では見たことがない魚があって、冷やかしだけでも面白いですよ~。

このカニは日本では見たことがないかも

いつの日か、港にいる漁師から”Er det noe god fisk i dag?“「今日はなにかおいしい魚ある?」なんて、買い物してみたいですね。

******************************************************************************************
もう7月はすぐそこです!
7月期ノルウェー語レッスンの「初心者コース」は、日曜15時半がほぼ開講決定、火曜19時は待機者がいらっしゃいます。ノルウェー語を通じて、ノルウェーの魅力にもっと迫りませんか?7/9(日)セレクトレッスン「超!ノルウェー語入門」も募集中です。こちらは90分でノルウェー語の基礎の基礎に触れる内容ですので、お気軽にお申込みくださいね!

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

7/30開催の「ノルウェーについて学ぶサロン」は絶賛、募集中です!
「幸福度ランキング世界一」に輝いたノルウェー。その割にはノルウェーのことは知られていないような?
昨年、ノルウェーの高齢者介護施設見学、高校で「日本の若者について」をノルウェー語で講演、さらに育休中の女性医師宅にたまたま訪問する機会がありました。
様々な世代の暮らしぶりや価値観を紹介しながら、「幸せのヒント」を考えてみませんか?

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/kouzaannai.htm

2017/6/25

求人広告で気になるノルウェー語

ノルウェー語レッスンでは、ノルウェーで出版されたテキストを使っています。ノルウェーで生活する外国人が対象なので、非常に「実用的」な内容です。
レベルが上がっていくと、jobbannonse=求人広告も登場するのですが、別にノルウェーで就職しなくても「異文化比較」として面白い!
業務内容が書かれて、そして求める人材条件と続くのが求人広告のパターン。
その中で、生徒さんたちが解釈するのにちょっと手間取るのが、このフレーズです~。

arbeide/jobbe selvstendig

arbeidejobbeも「働く」という意味の動詞です。
selvstendigは「独立した、自立した」という意味の単語ですが、直訳すると「自立して働く」になりますね。
「自立して働く」という条件は、あまり日本の求人広告には見かけないような気が・・・。フリーランスではなく、会社組織なのになぜ??と疑問は募ります。
なんですけど、ノルウェーの求人広告では頻出フレーズですね。

jobbannonseの例

このselvstendigという単語は、ノルウェー人の「偏愛ワード」の1つですね。
14世紀からデンマークの統治下に置かて、ようやく1905年に「独立」を果たしたノルウェー。「悲願の独立=自立」です!
そのせいでしょうか、ノルウェー人のselvstendigへのこだわりは強いなぁ~と感じます。
「経済的な自立」から始まり、「自立して働く」時期を経て、高齢になり健康に問題が生じても、サポートを受けながら「自立した暮らし」を望む人が多い印象ですね。

改めてarbeide/jobbe selvstendig「自立して働く」の意味を考えてみましょう。
人からいちいち指示されなくても、自分で判断し自発的に仕事をする、というニュアンスのようです(多分)。
ノルウェーのオフィスは、幹部じゃなくても個室があったり、パーティションで区切られていることがほとんど。
環境的にも「自立して働く」ができないと、キツイかもしれません。

しかーし、求人広告の下にはこのフレーズも見逃せないのです。
gode samarbeidsevner=協力的
「自立して働き」つつ「協力的」な姿勢も大事。
求められる人材は、日本もノルウェーも同じような気がしますが、ただselvstendig「自立」のこだわりの強さを、なーんとなく感じてしまいます。

実際の求人広告を見たければ、Finn.noのサイトがメジャーですね。仕事以外にも不動産、車、さまざまなカテゴリーが揃ってます。以下のURLからは求人広告がチェックできますよ。妄想会話ならぬ妄想就活も楽しいです♪

https://www.finn.no/job/fulltime/search.html?filters=

・・・すみませーん。告知します!
愛読しているLilla Kattenのビョルネンさんの日報に触発され、取りあえず書いてみよう!と思いました。

ノルウェー語レッスン7月期募集中しています。
「初心者クラス」は火曜19時と日曜15時半の枠で集中募集しています。初回体験レッスン(3500円)を受講してから継続を決めることもできます。
他のレベルもありますのでお気軽にお申込み・お問合せをお待ちしています♪
http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

各回参加の「セレクトレッスン」スケジュールです。90分でご自分の興味のあるテーマを学びませんか?

7/ 9 (日)10:30- 「超!ノルウェー語入門」・・・挨拶、自己紹介、アルファベットなど基礎の基礎を学びます。

7/27(木)19:00- 「ビジュアルで学ぶ初めてのノルウェー旅」・・・ノルウェーの写真を見ながら、シーンに合ったフレーズを学びましょう。

8/ 6(日)15:30- 「ネイティブによる発音講座」・・・アーレン先生と一緒に、アルファベットや日本人が特に苦手な発音を集中して学びましょう。

こちらのURLをご参照ください♪
http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursschedule.htm

2017/6/18

7/30「ノルウェーについて学ぶサロン」Vol.77開催します!

今年初の「ノルウェーについて学ぶサロン」を開催しま~す!
タイトルは「ノルウェー人のライフデザイン~幸福度ランキング世界一の実感~」です。
講師は、青木順子が務めます!

ノルウェー好きの皆さんはご存知でしょうね。ノルウェーは最新の統計で「幸福度ランキング1位」に輝きました!
それ以外の様々な統計(世界一住みやすい国、お母さんに優しい国などなど)世界一または上位の常連になっています。過去ブログで統計をまとめましたのでご参照あれ。

この結果が日本でも報道され、私もテレビに出演したり、知り合いのノルウェー人にテレビに出演してもらいました。「なぜノルウェー人は幸福度が高いのか?」ということをお話するためです。
その際、関係者の方々から「ノルウェーは情報が少ないですね」と毎回、言われました。ネットがこれだけ普及しても、まだまだノルウェーは「遠い国」なのかな~と感じちゃいましたね。
私にできることはあるのでしょうか?

毎年1回はノルウェーに渡航します。昨年は9月に行ってきました。ブログでも少しご紹介しましたね~(尻切れトンボですみません!)。
昨年も短いながら濃密な日々でした。自分が興味のある場所に訪問したり、または偶然のような出来事もあったり・・・。
今回のサロンの簡単な紹介をしましょう。

高齢者介護施設の見学体験
「介護問題」は周りで聞く機会が増え、自分の家族を含めていろいろと考えてしまいます。「ノルウェーの高齢者介護施設を見学したい!」と考えました。ノルウェーの介護施策は基本的に「在宅介護サービスを手厚くして、最後まで自宅で過ごせるようにする」だと思います。

見学を受け入れて下さったスタッフ

そうした中、高齢者介護施設は日本のように「待機者がたくさん過ぎて入れない」とか「介護スタッフ不足」は存在するのか?また施設内の様子はどんな様子なのか・・・。
私は日本の高齢者介護事情に詳しくありません。ただ、自分が思う「ノルウェーらしさ」を本施設を見学時に、感じました。専門家ではない私を快く受け入れ、見学させてくれたスタッフに感謝しつつご紹介をしたいと思います。

施設の食堂

デイサービスの人が食べていたワッフル

ノルウェーの高校で講演
オスロ郊外の高校の社会科の授業で「日本の若者とは?」というお題で講演しました~。そこの先生が友だちなので、気軽にお願いされた次第です。

けなげに作ったパワポ

ただ「日本の若者」をよく分かっていない私は、まずそのリサーチから始まり、さらに「ノルウェー語で講演」のハードルが立ちはだかります・・・。実はノルウェーでノルウェー語の講演自体は2回目なのですが。

始まる前はドキドキ

そこでいろいろな発見がありました。答えに窮するような質問や、日本の若者のここがフシギなのね、とか。
日本の雑誌Seventeenを見せた時の反応は、笑っちゃいました。「ノルウェーの若者とは」と一概には言えませんが、講演を通じて体験したことをお話します!

育休中の女性医師宅訪問
旅番組の演出みたいに、偶然にオスロのとあるお宅訪問することができました。
小さなお子さんが3人いて、育児休暇中の女性医師のお宅です。可愛い猫ちゃんもいました!

触り過ぎて嫌われました・・・

ノルウェーの育児サポート制度は「お母さんに優しい国世界一」ですから手厚いです。それでも感じたのは「子育て支援に十分すぎることはない」ということ。小さな子どもを持つ家族の奮闘ぶりをつかの間、体験できましたので、ご紹介いたしますね。

遊び道具がたくさんの庭

渡航前に計画していたわけではないのですが、様々な世代のノルウェー人と接することができました。
毎回「なんて健康な国なんだろう~」と感じます。それが幸福度につながっているのかもしれませんね。
ノルウェーと日本の価値観や暮らしぶりを比較しつつ、その上で、少しでも「幸せとは何?」を考えるヒントを見つけてくだされば嬉しいです♪

サロン詳細・お申し込みはこちらから↓ 7/30にお目にかかりましょう♪

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/kouzaannai.htm

2017/6/11

妄想ノルウェー語

ノルウェー語クラスによって違うのですが、ほぼ毎週、宿題を出しているクラスがあれば、無理のない範囲でできるように、たまに出しているクラスもあります。
「作文を書く」の宿題が多いのですが、テーマは私自身、悩むことがしばしば。
・書いていて楽しい
・やる気がでる
・勉強にもなる

という条件となると・・・「誰かを見立てて”妄想会話”の作文を作って来てください」とお願いしたことがありました。
そして宿題を拝見する瞬間は・・・わくわくです!

好きなミュージシャンやアーティストがいる生徒さんの作文は・・・熱量が違いますね~。
当然、妄想会話なので会話相手は意中の人。
Hei!”から会話をスタートし、習った単語やフレーズを使ったり、頑張って調べて会話を作られます。

とある小学校の教室に貼ってあった子どもの作文

意中のアーティストを案ずるがあまり、
Du er så slank. Du må spise kjøtt!“.と書かれた生徒さんがいて、笑っちゃいました。
「あなたはとても痩せている。お肉を食べないといけません!」という意味ですね~(ちなみにベジタリアンのアーティストです)。

来日前が「妄想相手」の場合は、さらにリアル感が増します。
3日間ライブを行うミュージシャンに書いた「妄想会話」では、3日間分の会話を作ってきてくれた生徒さんがいました~。
実際に、ライブ後に言葉を交わすことができたとお聞きすると、Flott!「すばらしい!」とこちらも嬉しくなります。

これらは相手が「愛おしい」場合の妄想会話ですが、スーツケースのロストバゲージに備えた「妄想やり取り」を質問されたことがありました。
北欧内では2回、ロストバゲージを経験しているので、その時を思い出しながら、「こういう風に言われますよ。なのでこう返事しましょう」と教えました。

「妄想会話」だけではないのですが、皆さんが悩むのは「新しい単語を見つけること、数ある候補から絞り込むこと」かと思います。
Google先生は万能ではありません・・・。なので、不自然なノルウェー語になってしまうこともママあります。
日本語の文章から考えると、文の組み立て方から違うので・・・日本人の私からすれば言いたいことは「分かる」のですが、ノルウェー人には伝わらないだろうな、と。
「こちらの単語の方が自然です、こういうフレーズにしてみましょうか?」と作文を添削します。

他に気を付けたいのは・・・
・同じ単語の繰り返しは避ける→ボキャブラリーアップ
・文章のメリハリをつける→なんでも”Jeg”「私は」で始まる文章にしない。

ノルウェー語指南書と類義語辞書です

ですかね。起承転結ができるとスバラシイ!
あとは私を笑わせてくれれば、座布団3枚!と叫びたくなります~。

作文=Stilを作るのは、最初のノルウェー大学留学時に継続してやっていました。
予習・復習だけでも大変だったのですが、授業中はおとなしい学生だったので「ノルウェー語の力をつけるには?」と悩みました。
自主的にStilを書いて、先生の面会時間(というものが週に1回あったのです)に持参して添削してもらうことにしたのです。稲垣美晴さんの『フィランド語は猫の言葉』に書いてあることをまんま真似しました~。

A4半分を書くのに・・・・1時間以上かかるなんてザラでしたね。
先生に添削してもらうと、赤ペンだらけ。ひ~、と泣きたい気持ちでしたが、でも「自分が何を理解できていないかが、理解できる」大事な練習だったと思います。
後半になると、学生寮で近くのノルウェー人の学生にインタビューをして作文を書いたなぁ・・・懐かしい。
授業中は他の学生たちに気圧されていましたが、Stilはほぼ毎週続けてたので、先生からは「Junkoはおとなしいけど、積極的な学生」と嬉しいコメントをもらいました。

オスロ大学図書館

・・・ということで妄想ノルウェー語。
妄想が現実になることを秘かに祈りつつ(ロストバゲージはナシですが)、楽しい「妄想ノルウェー語」の助けとなればいいなぁと思っています♪

****************************************************
6/10(土)
ネイティブによる発音講座」は残2です!アーレン先生が、きれいで通じるノルウェー語に導いてくれる貴重なレッスンです!

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursschedule.htm

また「7月期ノルウェー語レッスン」を大募集中です!
セレクトレッスンと合わせて、内容をブログにまとめましたので、ぜひご一読の上、お申し込みをお待ちしています!

http://norwayyumenet.noor.jp/2017/05/28/13174/

2017/6/4

ノルウェー語レッスン7月期募集中です!

ノルウェーのラジオを聞きながら、告知ブログを書きます!

ノルウェー語7月期レッスン絶賛募集中です!

初心者の方
学習経験がある方
中断しちゃった方

まとめてVelkommen!です。
グループレッスン・プライベートレッスン・スカイプレッスンがありますが、ノルウェーで出版された新しいテキストを使用します。
グループレッスンについて。入門クラスでは、簡単な自己紹介の仕方からスタートします。それからアルファベットや数字、様々なシーンの日常会話を読んでいきます。
日々のちょっとした会話・買い物・銀行口座開設、レベルが上がれば仕事探しや学校制度などノルウェーの社会が垣間見られるスキットになっていきます。

レッスンでは、ノルウェー語独特の発音や、単語の意味、そして文法などの解説を加えます。テキストに+αのお話もしますね。「こういう言い回しもあります、こちらの方が自然です」など。
独学だけでは限界を感じている方、効率よく学びたい方、さらに言葉だけではなくノルウェーのことに興味がある方に、おススメです!
実際のレッスンの様子が知りたい方は、まず体験レッスンを受講してから、グループレッスンに継続するかを決めることも可能です(1回3500円)。
勧誘などはないので、ご安心くださーい(あっさり系ノルウェー人スタイル)。

プライベートレッスンはグループレッスンと同じテキストですが、他に要望があればそちらを優先します。
以前、ノルウェーの作曲家グリーグをノルウェー語で歌いたいと言う方がいらっしゃり、一緒にノルウェー語の歌詞の発音や意味を解説しました。
プライベートレッスンは、1回からの受講も受け付けています。
シフト制の仕事で決まった時間の受講が難しい、短期集中で勉強したい、一人でじっくり学びたい、特別なリクエストがある方などに向いています。
スカイプレッスンは、東京まで通うのは難しい、通学時間をなくしたいという方におススメです。

レッスン申込み法や過去のブログ、さらに受講者の声などが以下のURLから読めま~す。Vær så god!

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

ノルウェー夢ネットのノルウェー語レッスンには「セレクトレッスン」があります。
各回参加なので、より気軽に参加できるのが特長です!以下がスケジュールです。

7/ 9 (日)10:30- 「超!ノルウェー語入門」・・・挨拶、自己紹介、アルファベットなど基礎の基礎を学びます。

7/27(木)19:00- 「ビジュアルで学ぶ初めてのノルウェー旅」・・・ノルウェーの写真を見ながら、シーンに合ったフレーズを学びましょう。

8/ 6(日)15:30- 「ネイティブによる発音講座」・・・アーレン先生と一緒に、アルファベットや日本人が特に苦手な発音を集中して学びましょう。

こちらのURLをご参照ください♪

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursschedule.htm

たくさんのご応募をお待ちしてます!

2017/5/28

オスロとトラ

まだ猫ロス真っ最中です・・・。て事情を知らない人は分からないですよね。要するに猫がいなくなって引きずっていま~す。
そんな私を慰めてくれているのは、トラと少年の彫刻。「オスロ」というタイトルです。

どうしてトラがオスロなの?と不思議がっている人~~~。まだまだノルウェークイズ王にはなれませんね。
オスロ中央駅の階段下に、大きなトラの彫刻があるのはご存知ですか?たくさんの観光客が写真を撮っていますが「なぜここにトラが?」と理由を知っている人は少ないかも。
実は、オスロは「トラの町」=Tigerstadenと呼ばれているから、あの彫刻が置かれているのです。

オスロといえばトラ!

でもでも。なぜオスロがトラの町なのか?結びつかないですよね~。
あるノルウェー人留学生に「どうしてオスロはトラの町なのか知ってる?」と聞いたら「知らない」との返事でした。案外、知らない人が多いのかもしれませんね。

国語審議会(Språkrådet)のサイトに答えが書いてあります。
イプセンと並びノルウェーを代表する19世紀の作家・文化人のB.Bjørnsonビョルンソンが「クリスチャニア(当時のオスロの呼称)は見知らぬ者に対して、憎悪と冷淡さに満ちた町」と表現したそうです。
当時、職を求めて地方からたくさんの人々が首都に移住しました。ですが待っていたのは、劣悪な労働条件の工場や女中の仕事。冷酷な町で、搾取され血の涙を流した地方出身の労働者たちの歴史を鑑みると、なるほどね~と思っちゃいます(←その場にいたのか!とツッコミ入れたくなります・・・)。

オスロ中央駅前です

しかーし、そんな恐ろしい意味を持つ表現を、わざわざ彫刻にして外国人もたくさんやってくるオスロ中央駅に鎮座させているか??
今では「国際的でダイナミックな町」と肯定的な意味を持つようになったと解説しているサイトが散見されます。
まさに物は言いようですね。

・・・解説が長くなりました。この「オスロ」は、ノルウェー語レッスンを受講している川浦麻友美(かわうら・あゆみ)さんの作品です!「トロールの絵付け教室」の講師も務めて下さいました。
4月に前橋で川浦さんの2人展を見にいきまして、素朴さと静謐さ、あとちょっぴりユーモアも感じられる作品の数々を鑑賞しました。
ノルウェー好きには特にたまらないラインアップでしたね。

マリウス柄!

漁師!

ノルウェー民話のモチーフ

もうすぐノルウェーへファームステイに旅立つ川浦さん。
猫ロスを癒し、そして部屋にオスロを感じる彫刻をありがとうございます♪ Lykke til!

***************************************************************************************
ノルウェー語7月期募集がスタートしました! 
初心者はもちろん学習経験のある方も、既存クラスへの合流はご相談・お申込みください♪
詳細・お申し込みは以下のリンクをご参照くださいね。

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

各回参加のセレクトレッスンのスケジュールは以下の通りです。
7/9(日)「超!ノルウェー語入門」簡単な挨拶・よく使うフレーズを学びます。
7/27(木)「ビジュアルで学ぶ初めてのノルウェー旅」ノルウェーの写真をタブレットPCでお見せしながら、使えるフレーズを学びます。
8/6(日)「ネイティブによる発音講座」アルファベットの発音から、日本人が特に苦手な単語や音をアーレン先生が丁寧に教えます。
こちらのリンクをご参照くださいね。

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursschedule.htm

皆さまのご応募をお待ちしていまーす!!!

2017/5/21

ドイツ人をうらやむ日本人 in ノルウェー

連休後半からイタリアとフランスへ旅行しました~。

ベニス!

イタリア語もフランス語もできないので、必然的に英語でのやり取りになったのですが、イタリア人とフランス人の英語が思いっきり「イタリア語・フランス語なまり」で面白かったです。って私も「日本語なまりの英語」なのでお互い様なのですが・・・。

ヴィトンが街を支配しつつあるパリ・・・

改めて「母国語と外国語の相関関係」について思いを巡らせました~。

ノルウェーの大学に長期短期4回留学しています。
いつも「クラスで一人だけのアジア人」という立場でした。
特に2回目以降の留学では、自分以外はみんな「欧米圏」からの留学生という環境。
どんなに鈍感でも感じます。「日本人、ノルウェー語マスターに不利じゃない?」と。

特にドイツ人留学生たちは「ノルウェー語の文法は簡単だし、似ている単語も多いよね」と余裕の表情でした。
オスロ大学のサマースクールで、ドイツ人留学生が「このテキストは簡単すぎるから変えて欲しい」と先生に訴えていたことを今でも覚えています。
え~~、こっちは必死で講義についていっているのに~~~。

ドイツ語もノルウェー語も大きな「ゲルマン語族」という言語グループに属しています。
さらに、ノルウェーでは大きな町であるベルゲンは、ドイツの「ハンザ商人」が長い間、独占的な立場にいました。
支配的なドイツ人との交流により、言葉にも変化が生まれます。ノルウェー語以外のスカンジナビアの言葉も、ドイツ語の影響をどんどん受けていきました。

ベルゲンのブリッゲン地区

例えば、kjælighet「愛」のように-hetで終わるノルウェー語の単語は多いのですが、これはドイツ語の接尾辞です。
(余談:ノルウェーのもう一つの公用語nynorskはドイツ語の影響を排除した言葉なので、-hetではなくkjærligleikを使います。スウェーデン語に見えますね~)
これ以外にもドイツ語の影響は多々ありますので、「ドイツ人、ノルウェー語が上手になるのが早っ!ずるい!」と、クラスの片隅でじーっと日本人(←ワタシ)はうらやむ結果となりました。

さて。日本語を勉強しているノルウェー人は、こう言います。「中国人や韓国人は日本語が上達するのが早い。自分は落ちこぼれだ」と。
そういう時には「わが同志、Min kamerat!」と互いに握手したい気持ちになりますよね~。
そして「あなたのノルウェー語は上手!」「あなたの日本語こそ上手!」と褒め合います。ああ~、日ノル友好♪

私も年を重ね、ドイツ人を羨ましいという気持ちはほぼなくなりました。それ以上に「母国語が学習言語に及ぼす影響」に興味がありますね~。
rの音がキツイよアメリカ人。
イントネーションが平坦になっているチェコ人。
フランス語っぽいよねフランス人。
sの音がドイツ語なまりになってるドイツ人。そして、
unnskyld「すみません」を多用する日本人・・・。

・・・とたまにはノルウェーや北欧以外の旅をすることによって、「ことば」について考えるのは楽しいです。

2017/5/14

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です