ドキュメント!~北欧ぷちとりっぷ vol.6深層に迫る!~

「センセイ、お忙しそうで声かけられませんでした・・・」
北欧ぷちとりっぷに参加された生徒さんのお声です。そうなんです、1/31の当日は「てーへんだ~!!」とばかりに岡っ引き走りをしてました。というのも、会場に向かっている途中の地下鉄で「北欧男子トーク」に参加するノルウェー人のJackから「電車で吐いちゃった。具合が悪い」とメッセージを受け取ったからです。ひ~~~!!
今回のぷちとりは、森百合子さんの新刊『3日でまわる北欧inオスロ』の新刊記念。ようやくノルウェーに陽があたる回なのに、Jack、どうしちゃったの~と悲鳴を上げつつ、会場のお台場・東京カルチャーカルチャーへ。すでに入口前には行列ができています!すご~~~い!!

会場に入ると、たくさんの人気北欧ショップがスタンバイ状態で壮観です。森さんもJackのメッセージは受け取っていたみたいで、「ま、北欧男子トークは後半だから、ゆっくり来てもらえばいいですよね」と話していたのですが、イヤな予感がぬぐえません。と悩んでいると、お客様たちが入場!瞬く前に席は埋まっていき、北欧ショップにも人だかりです!

20160210-3

森さんの本も販売・サイン会をしていましたが、こちらも列ができていて「オスロ本がこんなに売れるなんて・・・」と、ノルウェー糟糠の妻ならぬ糟糠の伝道師は、そっと涙ぐみます(いつまで「糟糠」なんでしょうね??)

20160210-8

で、Jackから追加で「駅で倒れた」とメッセージが来て「これはダメだ・・・」と観念しました。
ノルウェー人なしで進めましょうか、と話し合いましたが、諦めきれず。血走った眼で「ノルウェー人はいないか~~??」と会場を見回すと「いた~~~~!!」。
そうなんです、生徒さんが可愛いノルウェー女子カロリーネさんを連れて参加して下さったのです!すぐにカロリーネさんに交渉し、戸惑いながらもOKしていただきました。他にも、参加して下さったスウェーデン人のスティーアンさんを現場で「出ませんか?」と交渉。やはりOKをいただきます!やった~、北欧5カ国揃います!!

12時半すぎに開始!まずは森さん、Fukuyaの三田陽子さん、私が登壇し、それぞれが持ち寄った「北欧変な写真」を見せながら、ぐだぐだトークを展開。この時点で「可愛い北欧要素ゼロ!!」。

ずっとぐだぐだしてたかったのですが、そうもいかず「汚れ役担当」の青木順子のプレゼン開始です!
一応、「ノルウェー語」を生業にしているので、「ノルウェー語」にちなんだプレゼンにしようと思ってました。で、「ノルウェー語から大解剖!あなたもノルウェー人が好きになる」というタイトルのプレゼンです。ノルウェー人が好んで使う表現や単語(Frisk luft「新鮮な空気」、Koselig「居心地がいい」など)から、ノルウェー人を分析する試みだったのですが・・・。
こちらの写真は「Janteloven」にまつわるスライドですね。

20160210-7

デンマーク出身でノルウェーで活躍した作家サンデモーセの小説に「ヤンテ村の掟10か条」が書かれています。「お前は、他人より賢くない」といったような徹底した自己否定で、日本語では「出る杭は打たれる」が近いでしょうか。
スカンジナビアでは知られた「Janteloven」。これが表されている写真として、スウェーデン・マルメの公園で撮った「埋められた鹿」をお見せしました。

20160210-5

「きっと目立ち過ぎたので、埋められてしまったのでしょう、まさにJanteloven」と解説したのですが、説得力ゼロ??

常にハイレベルな北欧ヴィンテージのプレゼンを展開するミタさんは、ノルウェーFiggjoのデザイナー、Toriトゥーリさんをメインに解説してくれました。
トゥーリさんは日本でも人気のロッテシリーズなどで知られています。昔のFiggjoは積極的に若手デザイナーの登用を行っていたとのこと。ミタさんがおっしゃってましたが、今見ても古さを感じないデザインです。可愛らしさと遊び心のある作品陣です(今のFiggjoの絵柄ナシの食器はつまらない・・・私見です)。

20160210-6

休憩をはさんで、いよ!真打の登場。モリさんが新刊の取材中に撮った写真をたくさん見せながら、オスロの見どころを紹介します。
ブログでもご紹介しましたが、モリさんの手にかかるとオスロに行きたくなること、確実です!本には載せられなかった写真を公開してくれるのも、ぷちとりならではの醍醐味ですね~。

20160210-4

さて「北欧男子トーク」にまた赤信号。フィンランド人のヨウコさんが夜と勘違いして、なかなか来てくれません~。
先に「北欧検定」を実施することにしました。今回はかなりの激戦でした!(その後に恐ろしい事態が起きるとは知る由もなかった・・・)

20160210-1

もう引き延ばせないので「北欧男子トーク」の時間。ああ、なんと入口に後光を差したヨウコさんが登場!!
今回は、生徒さんがお友達のアイスランド人(日本では絶滅危惧種と言われてますね~)のラグナルさんを連れてきて下さり、北欧5カ国揃いました!

20160210-2

サッカーネタはイマイチ盛り上がらず。おそらくサッカーに興味があったのは、デンマーク人のイェンス&エスベンさんだけだったかも。フィンランド、スウェーデン、アイスランド男子たちはなーんとなく似た雰囲気(インドア派?)を醸し出していましたね(初めてもらったお給料で買ったものは”パソコン”という答えも一致!)

左から)ヨウコさん、ラグナルさん、スティーアンさん

左から)ヨウコさん、ラグナルさん、スティーアンさん

ラグナルさんはなぜか日本の大学で韓国語専攻ですが、「大雪が降ったら、嬉しくなって家の屋根から飛び降りる」発言でわかせます。ノルウェー女子カロリーネさんは、突然の登壇にも関わらず、場を楽しんでくれたみたいでほっとしました!(ちなみにJackはインフルエンザだったようです。無理して来てもらわなくて良かったです)

そしてぷちとりっぷは無事終了~。やれやれと帰宅してPCを見ると、「ひ~~~~!!!!」と悲鳴をまたもや上げちゃいました。
北欧検定の賞品にノルウェーのCDを寄付したのですが、なんと中身がうちのPCにある、ある、ある~~~~~!!!!
混乱ののち、Twitterを使って「CDを当てた方ご連絡ください」と呼びかけます。三田さん、森さん、その他たくさんの方がRT協力をしてくれて、ご本人から連絡がありました。幸いなことにとても親切な方で、もう涙ものです~。無事にCDの中身を郵送して、長かった北欧ぷちとりっぷは終わりました!

ご来場くださったみなさまには感謝感謝です!
現役生徒さんや、元生徒さん、「1回だけセレクトレッスンを受けました」と声をかけて下さった方がいて嬉しかったです♪
大阪から参戦のはくさんさんにも感謝です!北欧チームにチョコレート、そして私も京土産をたくさんいただきました♪

次はあるのでしょうか?森さん、よろしくお願いしますね~♪(他力本願)

多謝:写真はすべて、ニフティの「だみあん」さんからのご提供です。

『3日でまわる北欧inオスロ』ブックレビューです!

森百合子さんは、以前から「ノルウェーに優しい」と感じてました。
北欧の中でも地味~で目立たないノルウェーに対してどうしてなのかな~?と思っていましたが、その疑問は3日でまわる北欧 in オスロ(森百合子著、SPACE SHOWER BOOK)の「はじめに」と「あとがき」を読んで何となくわかった気がしました。

もうノルウェー好きは表紙で「こんなに可愛い場所があったのか?」と驚き、「はじめに」の時点で号泣です~!引用しますね。
北欧のいい人代表、ノルウェー人

・・・涙をぬぐってページを進めていきましょう!
やはり森さんといえば「コーヒー」。どんなカフェをどんな切り口で紹介するのは、ワクワクです。これはぜひ、本を買って確認しましょう♪
面白いのは、バリスタへのインタビューに「休日は何をしているの?」の答えが「うーん、コーヒーショップに行くかな」という件。
ノルウェー人とコーヒーの関係性がうかがえますね。

さらにコーヒーと言えばパン。『コーヒーとパン好きのための北欧ガイド』(森百合子著)で皆さん、刷り込まれましたね!
「オスロのパンの楽しみ方」というページから、引用します。
「これまで北欧でパンを食べ歩いてきて、日本人の口に一番合うだろうと思うのがノルウェーのパンである。」
ええ、ホントですか? 以下、その理由がつづられているのですが、おお!と納得して膝打ちまくりです。痛いぞ、膝が。パンの写真を見ながら、た、食べたい!

他にも森さんの得意分野である「デザイン」。はい、ノルウェーのデザインはちょいちょい「北欧デザイン特集」でハブられてます!
ノルウェーデザインをよく知るFuglenのオーナー、ペッペさんにインタビューしているのですが、ここは必読です!
日本でも有名なキャサリンホルムのロータス柄の意外な秘話も「へ~」と驚きました。

20160124

グルーネルロッカのガイドも充実の一言です!
日本のガイドブックを見て実際に行ったけど「大したことないじゃない」という声を聞いたことがありました。実は私もそう思っていたんですが、2013年あたりから考えを改めましたね~。昨年9月は、泊めてもらった友達の家がまさにグルーネルロッカの中心だったので、「お、これは!」というユニークなお店で楽しみました。
でも森さんの本には、まだまだ知らないお店(ヴィンテージファッションのお店など)が載っていたので、次回のオスロ行が楽しみです♪

知らないと言えば、Kampen(カンペン)エリアが紹介されていたのも、驚きました~。
実は昨年3月の「ノルウェーについて学ぶサロン」で、ゲスト講師のOLA君が出身地であるKampenについて熱くプレゼンしてくれていたのです。古い家や建物が残っている独特な街並みですが、まだ行ったことありません。地元の人も、日本のこんなにステキなガイドブックに紹介されて「おお~」とびっくりすると思います。

旅の楽しみは「食べ物」がありますが、ことノルウェーは物価が高いこともあり、「滞在中はスーパーで買ったものだけで済ませました」という方も珍しくありません。うう・・・それでは悲しいですよね。でも森さんはちゃんと、リーズナブルでおいしいレストランも紹介してくれてます!クローネは安くなっているので、ぜひおいしいお店でノルウェーの料理を堪能するチャンスですよ~。映画監督ベント・ハーメル監督が昔のノルウェー外食事情に触れたページに笑っちゃいました。

他にユニークなページは「地元っ子に聞いた本音のおすすめ」です。
ベント・ハーメル監督のおすすめレストランは「ホルテンさんのはじめての冒険」で出てきたようなお店なのかな~と想像。行きたい!おじさんがいっぱい!
不肖・青木も図々しく載ってます!(Jackも載ってますよ~)ぜひご覧あれ~。
あと「ちょこっとノルウェー語」も監修してます♪

最後の「ノルウェー人になる方法」で爆笑し、
「あとがき」で森さんとオスロの最初の出会いに涙してくださーい。

********************
1/31開催の「北欧ぷちとりっぷ vol.6~ノルウェーってこんなに可愛かったんだ!の巻」では、森さんの取材話を聞けます!さらにFukuyaの三田店(番)長が「永久保存版」の北欧ビンテージのプレゼンも!!青木は、ゆる~く「ノルウェー語」からノルウェー人に迫ります!人気の「北欧男子トーク」はついに幻のツチノコならぬアイスランド男子も出場します!北欧検定は現在、鋭意作成中・・・!
・・・会場ではたくさんの北欧ショップも出店しますし、もちろん『3日でまわる北欧 in オスロ』の販売とサイン会もありますよ~。チケットご購入の方はぜひこちらのリンクをご参照ください♪
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_151210205085_1.htm

『北欧ぷちとりっぷ vol.6 ~ノルウェーってこんなに可愛いかったんだ!の巻』1/31開催!

すっかり「ぷちとり」の愛称で親しまれている愛されイベント「北欧ぷちとりっぷ」がもう6回目です!
森百合子さんの『3日でまわる北欧 in オスロ』発売記念として・・・・
『北欧ぷちとりっぷ vol.6 ~ノルウェーってこんなに可愛いかったんだ!の巻』が開催されます。場所はいつもの東京カルチャーカルチャー(お台場)!日にちはもう今月、1/31です!

「ノルウェーってこんなに可愛かったんだ!」というタイトルを見ただけで涙で画面が・・・・・・全国にどれだけいるか分かりませんが、ノルウェーファンの皆さん、事件です!!きっとこの機会を逃すと、こんな大きな会場で「ノルウェー愛」に満ちたイベントはないかもしれませんよ~。だって告知ページの新刊表紙が、可愛いすぎます!!

・・・ということで1月31日は万難を排して、お台場で「ノルウェー愛を叫ぶ」を実行しちゃいましょう♪

プレゼンターは、森百合子さん。
乙女なオスロ、ワイルドなオスロへ」というタイトルから、どんな内容なの?と興味がわきますね~。オスロの最新カフェ事情からグルメな店ということで、第一人者の森さんのプレゼンは必聴です!ちょこっとだけ新刊のお手伝いをしたのですが、もう完成が待ち遠しい~。
その他、「雑貨やビンテージショッピング情報、さらにノルウェー人的街歩きの楽しみ方まで、可愛くてワイルドなオスロの魅力をご紹介。取材裏話も含め、ぷちとりでしか聞けないオスロ&ノルウェーガイドをお楽しみに!」とありますね。森さんの写真セレクトはいつも感心しちゃいます。ちょっとおとぼけ調のトークも期待大です♪

そして北欧ビンテージ番長、Fukuyaの三田陽子さん。
永久保存版ー北欧ビンテージデザインの見方」。おお~~、永久保存版出ました!!引用します。
「ビンテージファンのみなさま、お待たせしました。ぷちとりの北欧ビンテージ番長が帰ってきました!今回のテーマはずばりビンテージデザインの読み取り方。良いビンテージって?要注目のノルウェー「トゥーリ」デザインをはじめ、読み解けばもっと面白くなるビンテージデザインのお話。」だそうです。三田さんのお話は、深ーい知識を分かりやすく目からウロコの分析や解釈でプレゼンをしてくれるので、ビンテージの見方が変わることは必至です!ブラックなネタにも期待しちゃいましょう~。

不肖・ノルウェー夢ネットの青木順子ですが・・・
ノルウェー語から大解剖!あなたもノルウェー人が好きになる」です!
ま、一応「ノルウェー語」が本業なのでこんなタイトルです。ノルウェー人を理解する上でキーとなる単語や表現を通じて、「知られざる」「未知の」「手つかずの」ノルウェー人を理解し、温かく見守ってほしいなぁ~という趣旨のプレゼンを予定しています。

もちろん、毎回大盛り上がりの「北欧男子トーク」はありますよ!ノルウェー男子のジャック、デンマーク男子のイェンス&エスベン、フィンランド人のヨウコ、さらに初のアイスランド男子が参戦予定です。
アイスランド人を見つけるのは大変で、毎回諦めていたのですが、生徒さんのご協力を得て「マフィン作り」が得意な留学生に参加してもらう予定です!
世間の「ステキ北欧」を裏切る北欧内のもつれる愛増にご期待あれ!!(ホント、喧嘩するほど仲がいいを実感しまーす)

0246_xlarge

少しずつ集まっているようですが、北欧男子への質問をTwitterで募集しています。#北欧ぷちとりっぷ とタグを付けて気軽に投稿してくださいね!

さらに「北欧検定」もやっちゃいます!難問珍問の連続ですが、案外、正解率高いですよね~。
「北欧へ行きたいか~!」を合言葉に、他ではあまり手に入らないユニークな北欧の景品をゲットしてください♪

さらにさらに、ぷちとりといえば北欧系ショップが出店することもおなじみですよね~。私も毎回、何かしら買ってます!以下、出店リストですよ!
・北欧ビンテージ食器・雑貨 FukuyaウュクシJoySticka
・北欧食材・雑貨 アクアビットジャパン/ブランウェイ
・北欧デザインアクセサリー コルヤマトカ・北欧書籍ジュウ・ドゥ・ポゥム

イベント告知&チケット入手法はこちらをご覧ください →http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_151210205085_1.htm

北欧への旅行はそんなに簡単ではないかもしれませんが、お台場で「北欧」を感じる「ぷちとりっぷ」を楽しみましょう♪

北欧愛マグカップ♪

今、キーボードを打ちながら「愛~、愛~、愛~」と頭の中でリフレインしています!
「ノルウェーバカ一代」の私ですが、もっと広く「北欧」を意識するようになったのは、もちろんそれぞれの国を旅行したことがあること、さらに「北欧ぷちとりっぷ」というイベントに参加できた影響も大きいかなと思いますね~。
・・・ということで「北欧愛」に目覚めた私は、北欧5カ国の国旗をあしらったマグカップをインディーレーベルから自主制作したのですが・・・

20151220

何回目かの「北欧ぷちとりっぷ」でサンプル展示もしたり・・・
ブログで「注文しませんか?」と呼びかけもしたり・・・

でも反応はなかったので、今ではノルウェー語のレッスンで生徒さん用のマグカップに使っています!(ブログの画面からも削除しました~)

ということで、「北欧愛」を実感できるイベント「北欧ぷちとりっぷVol.6~ノルウェーってこんなに可愛いかったんだ!の巻」(1/31開催)は絶賛、前売り販売中です♪

Norgeバッグ♡

よく「ノルウェー語なんて、どんな人が習いに来るのですか?」という質問がありますが、答えに詰まります・・・。みなさん、いろいろなんです!
生徒さんのお一人が、以前からノルウェーや北欧にちなんだ可愛いポストカードや雑貨を作っていらっしゃるのを知っていたので、5回目の「北欧ぷちとりっぷ」に、「出店してみませんか?」とお誘いしたら、ご快諾いただきました。その時、販売して私も一目惚れしたNorgeバッグはこちらで~す♪

DSC02066

ところでみなさん、Norge(ノルゲ)の意味はわかります?
ノルウェー語で「ノルウェー」という意味です。もうそれだけで感涙もの。ちゃんと国旗もあしらっているし、ノルウェーでもこういう気の効いた可愛いお土産を売ればいいのに・・・!

このエコバッグのいいところは素材と持ち手がしっかりしていて、エコバッグ特有の「頼りなさ感」とは無縁です!
他の作品もご覧になりたければ、ぜひ こちらのInstagramからフォローしてみてくださいね~♪