ノルウェー国旗

ホント、1週間は早いですね~。もう「ビジュアル強化」ブログの日です!(最近、更新できなくてスミマセン。)
で、今日の1枚ですが・・・・。

国旗

机の中にある袋をごそごそ探ったら、出てきました~。
この国旗はテーブルに飾るためのようで~す。

私もこの国旗をリビングに飾っていたのですが、どーも紙の作りがヤワなようで、よく倒れていました。
倒れては直し、倒れては直し・・・(まるでノルウェーが独立に至るまでの道のよう?)。
紙の色もどんどん褪せて、ある日。
決心して捨てちゃいました・・・・ごめんなさ~い。
ノルウェー人の魂なのに・・・。ゴミ袋に入れたときは、心が痛んで国歌「Jeg elsker landet」を歌ったほどです(←ウソ)。

でも新しい国旗が2袋見つかったので、「あ~良かった~」と安心しました。
実はお土産用に買ってきたと思うのですが、誰かにあげるタイミングを逸し、今に至っている状況です。
欲しい方、いますかね~?

コイン

うう。。。もう日曜日、早いですね~。ということで「ビジュアル強化ブログ」の日です!
今日の1枚はこれです!

コイン

右が1クローネのコイン。
左が5クローネのコインです。

レッスン中に生徒さんたちにお見せすることがあるのですが、たまに「穴があいていて可愛いですね~♪」という反応があります。
日本の50円も穴がありますが、それよりも何か「可愛い」要素があるのでしょうか?

今は販売しているか分かりませんが、デンマークのコインの穴にリボンを通した商品が「幸せになれるコイン」として1500円くらいで売ってましたね。
デンマークは幸福度が高い国なので、そうした商品ができたのだと思います。

ノルウェーコインはあなたに何をもたらしてくれるでしょう?

ヴァイキングのような恋人?
美薄毛の彼/彼女?
オーロラのような神秘的な日々?
それともオイルマネー?

全ては御心のままに・・・

ノルウェーの「葬儀告知」

ネットで読める新聞をわざわざ週1購読を続けているのは、ネットでは読めないものが紙にはあるからです(すんごい高くつくけど・・・)。
例えば、ノルウェーの新聞には「葬儀告知」が1ページを占めています(全国紙の場合)。地方紙だともっと地域密着なので、ページ数は多いと想像。
その内容なのですが、日本とノルウェーでは大きく違います。

あまり感情を出さない、シャイと言われるノルウェー人。でも「葬儀告知」では、愛情たっぷり、感情たっぷりの文章が並んでいます。
例)
もっとも親愛なるママ・義理のママ・おばあちゃん・曾祖母・おばさん・いとこの

Dagrunn Ohnstad

1929年11月1日、Steinで生まれ
本日、永眠いたしました
Lillestrøm 9月10日にて

そして、親族の人の名前が多い人だと20人近く記載され、ようやく葬儀の場所・何日・何時に行われます、という情報が記されています。
なので私のような「葬儀告知」素人は、肝心の情報を見落としそうです。

葬儀告知

「もっとも親愛なる」という出だしが多いようですが、「私の離れがたい愛おしい夫・賢くて思いやりのあるパパ」、「私たちの思いやりあふれて律儀だったママ・おばあちゃん・曾祖母」など、紙面が許す限り、遺族の思いは伝えることができる様相です。曾祖母などと書かれている人は「大往生」という言葉が浮かびますね。

この例にとったAftenpostenは全国紙ですが、オスロ圏が中心なので、よく友人のアウドさんは、新聞を見ながら「あら、知り合いが載っている」と何回かおっしゃってました。
さすが人口50万の首都です。

で、今回のブログを書くにあたり、日本の葬儀告知をチェックしようと、最近の新聞をめくってみたのですが・・・。全然ありません!
時折は載っている印象ですが、年々減っているのではないでしょうか?個人情報や新聞という媒体を使う必要がなくなった、など要因を想像しますが・・・。いずれにしても、日本の葬儀告知はもっと情報重視で遺族の思いは、掲載しないのが通例でしょう。

ただノルウェーと日本で共通しているのは、「お花は送らないでください」という姿勢。新聞に「葬儀告知」を出すような人はきっと関係者が多いので、そう書くのでしょうか?

幸いにも、私はノルウェーでお葬式を体験していません。
なので、家族の思いがつまった「葬儀告知」を通じて、ふむふむと思いを巡らします。

ノルウェー人と暖炉とキャンドルと

ノルウェーで感心することの1つに、「どんなきったない部屋でも、なぜかキャンドルは常備してある」があります。
ロマンチックとはほど遠い男子の汚部屋にも、なぜかあるキャンドル。
どんなにしょぼいスーパーにも、ちゃんと売っているキャンドル。
まるで息を吸うように、自然とキャンドルをともすことが根付いていて、そうしたシーンに出会うと「ああ、ノルウェーに来たなぁ」と実感します。

キャンドル

秋が深まるにつれ、どんどん日が短くなるので、こうした暖かい光はロマンチック・・・・
と締めたいところですが、実は・・・日本人の黒目はあまり「暗さに耐えられない」という事実を、タイトルは失念しましたが、日本で出版された新書で知りました。
逆にノルウェー人に多いブルーアイは「暗闇に強く、明るさに弱い」と記述があり、納得!しました。
というのも最初に住んだノルウェーの学生寮。あまりの暗さに仕方なく自前でランプを買ったほどです。とほほ。

とはいえ、キャンドルと同じようにノルウェーのお宅によくある暖炉や薪ストーブの光も独特な美しさがありますよね。

暖炉

暖炉は実際に暖かいです~。そして火を見つめていると、何だか吸い込まれるような感覚。ノルウェー初のスローテレビが延々、「暖炉中継」を行ったのも分かる気がします。

昼間の暖炉はどんな感じかというと・・・。

暖炉-2

暖炉や薪ストーブには当然、薪が必要ですが、私の友人はセカンドハウス=ヒュッタで「薪割り」をしているとか。そこまでしてこそ、まさにノルウェー人度100%ですね。

こちらは・・・。

薪ストーブ

かなり年代ものの薪ストーブで、さすがに最近はこうしたタイプは見かけることは少ないですね。
日本でも購入できるノルウェー・ヨツール社のHPを見ると、同社の歴史について知ることができフムフムと興味深いです。

http://www.jotul.co.jp/thisisjotul/history.html

最近のモダンなお宅や不動産広告では、新しいタイプの暖炉や薪ストーブの方が目を惹き、それはそれで機能美が感じられていいなぁと思います。

冒頭に戻りますが、キャンドルとノルウェー人。
冬になると火事が多くなるのは、まさにキャンドルが原因なんですよね~。冬=ホームパーティ増える=キャンドル活躍=アルコールも入る=ノルウェーの家は木造=出火
というプロセスがあるのも事実です。

美しさは常に危険と隣り合わせなんですね~(ってその締め?)。

ヘンな広告

本は貯まりすぎるのがイヤなので、定期的に処分していますが、捨てきれない「珍本」があります。
本日の「ビジュアル強化ブログ」はそうした「珍本」からネタを頂戴しました~。

しょんべん小僧

珍本タイトルは「Burde finnes i ethvert hjem!」(「どの家にも持つべし!」)です。ノルウェーのカレッジ(私の母校でもある)で日本語および日本文化を教えていたテンギョウさんから頂いた「ヘンな商品広告を集めた」珠玉の1冊です。

この「小便小僧」を模した逸品は、「パーティの盛り上げに役立つ」と説明してありますが・・・。写していませんが、次頁に「ブリュッセルではどのパーティでもこれを使用してパーティを盛り上げてる」と書いてありますが・・・。
今の疑問はただ一つ。

「これを買ったノルウェー人は果たしているのか?」

です。お値段は手ごろですけどね~。