気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
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気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~
2014年ノルウェーへの旅~ナショナルデー前夜~
順番がバラバラですが、そろそろノルウェー憲法200周年を祝う「17.mai」(スッテゥンネ・マイ)について綴りたいと思いま~す。
ちなみに「ノルウェー憲法」については、以前のブログでも書いていますので、こちらからどうぞ。
3日間の「翻訳者セミナー」を終え、5/16にオスロ中心地へやってきました。毎年、オスロへ行くたびに会う日本人の友達と会う約束があります。
彼女は、1年に1回しか会えないのですが、やはりオスロ在住かつ仕事もしているので、「ノルウェーのいいところだけ」ではなく、いろいろな「困ったノルウェー人話」も聞けて笑えます(本人は笑いごとではないようですが)。
一緒にオスロのイタリアンレストランで食事をしながら、お互いに近況報告をしながら、「オスロのイタリアンのレベルも上がったなぁ」としみじみ。
会話はいつしか「明日のナショナルデー」についてになります。
お店を出てから、「200周年のお祝い」に向けての雰囲気が、否応なしでも伝わってきます。
二人でちょっと入った「Narvesen」というキオスク(といっても駅売り売店ではなく、コンビニに近い)でも、「ノルウェー国旗!」がてんこもり。
何となく「国旗なき者は去れ!」という空気を読み、ノルウェー国旗を買いました~。
町の中心地を散策しながら、「オスロ市は明日のためにすごいお金を使ったんだよ」と友達。
「ほら!」
おお、大きなお花のデコレーションが道路に並んでいます。
ノルウェーでお花は安くありません。
「ポーランド人が実際の作業したのかしら?」と聞くと、
「オスロ市の仕事だからノルウェー人がやったと思うよ」と友達。
それでは人件費も天井知らずです!!
国立劇場に近づいて、友達が「あれ見える?」と指をさします。
そこには、赤・白・青のプレハブが建っていました。
「自由・平等・博愛公衆トイレを作ったんだよ~。大臣もテープカットに来てたと思う」という説明を聞き、何とも言えない感情に襲われました。
確かにノルウェー憲法の精神は「自由・平等・博愛」。
でもそれを公衆トイレ(有料)で表現するなんて~~!!笑ってしまってはいけません・・・・かね??
いずれにしても、来るべく明日の「ナショナルデー」に向けて、「一体、どんな騒ぎになるんだろう??」と期待と恐怖の入り混じる感情になりました。
(つづく)
ノルウェーの「地獄の天使たち」
ノルウェーの新聞で「MC」という文字を見ると、条件反射的に「犯罪」と結びついてしまいます。
MC=Motersykker「オートバイ」のことなのですが、日本でもバイクを乗り回す「暴走族」が存在するように、ノルウェーでもヘヴィー級のバイクを乗り回し、犯罪行為(麻薬売買、売春あっせん、暴行、恐喝など)に手を染める輩がいるからです。
ノルウェーの代表的な犯罪的MCグループは、「Hells Angels」です。そうです、アメリカ発祥のモーターバイク野郎たち。
今回のブログを書くにあたり、Hells Angelsを検索したら、なんと自分たちのHPを持っていました。こちらです!
さすがIT先進国、犯罪集団でもHPを持っているんですね~。「Contact us」というコーナーもあって、うっかり何か書いてしまいそうな自分がコワイ・・・。
5月のノルウェー旅行中、飛行機でタブロイド新聞を読んでいると、「これがHells Angelsの掟だ!」という特集記事があり、どれどれと読んだところ・・・
・自分たち主催のパーティ以外での飲酒は禁止
・スマホは警察に盗聴されやすいので使用禁止
・バスや電車などの公共交通機関の利用は禁止
・・・とあり、特に最後の「掟」が何だか笑えてしまったのは、私がMCギャングたちの真の怖さを知らないからでしょう。
ごっついタトゥー、ムキムキに鍛えた筋肉、無駄にでかい肉体・・・。
やはり「関わりたくない人たち」です。
そしてやはり旅行中、ベルゲンの中心地を歩いていたら、バイクがたくさん並んでいる光景がありました!え?これって「集会?」怖いけど写真を撮ります。
実際は、普通にバイク愛好家の人たちが集っていただけでした~。
私も勘違いしてしまいましたが、普通のライダーたちは「バイク集団=犯罪者たち」との結び付けられしまうことに困っているようです。
たしか、トロムソのライダー集団がパーティを行った時に、女性メンバーはこんなことを言ってました。
「私たちがバイクに乗っているだけで、すぐに犯罪グループと誤解されてしまう。これは偏見です。」
もうずいぶん前ですが、留学中にオスロでたまたま話しかけてきたアメリカ人(珍しくノルウェー語が上手!)が「ノルウェーのHells Angelsなんて・・・!!」とバカにしてましたが・・・。
どうしてどうして。北欧のMCギャングたちの怖さは、例えばスウェーデン発の世界的ミステリー小説「ミレニアム」でも描かれていましたね。やっぱり、コワっ!て印象です。
・・・ということで、平和なノルウェーでも存在するコワいお兄さん・おじさんたち。
普通に旅行や生活しているぶんには、接点はないと思いますが、万が一、メンバーが掟を破って「地下鉄」に乗っているのを見かけら・・・!
その時は、前述のHPのcontact usからチクリますかね~。
Viking!
は~い、今日は週1の「ビジュアル強化日」で~す。
では写真をUPしましょう~♪

はい、まぎれもなく「Viking」。ノルウェー語では「ヴィーキング」と発音するバイキングです♪
これは、いくら私が「ノルウェーLove」でも自分で買ったものではありません。
ノルウェー人の友達が、一時帰国のお土産で買ってきてくれたのです。
これを渡された瞬間は・・・・ある意味、感動しましたね。
そこそこ在日経験もあるのに、このお土産をチョイスするセンスは素晴らしい!!
ヴァイキングは、「凶暴な蛮族」のようにイメージされている方もいるかもしれませんが、ノルウェー人たちは結構、ヴァイキング好き。誇りを持っています。
キリスト教の修道院や教会を襲ったせいもあって、余計に「野蛮な異教徒」の面がクローズアップされているかもしれません。
ですが、ノルウェーのテキストを読むと、「残酷な面もあったが、船の技術や貿易のセンスなど優れた面があった」と、ポジティブな面を強調しています。
ノルウェー人が大好きなヴァイキングに国旗もあしらっていて、最強=最凶の「お土産」で~す♪
2014年ノルウェーへの旅~現金よりカード、Takk!~
もう20年近く前に留学した頃から、ノルウェーは日本より「カード社会」、という印象はありました。
スーパーでもキオスク(日本で言うところのコンビニ)でも、ちょっとした買い物でもカードで支払う、という光景は珍しくありません。極端な話、ガム1個でも。
他にも、ネットバンキングの利用率は日本より多いだろうなぁ、と想像します。
3年ほど前でしょうか、オスロ空港(ガルデモーエン空港)の自動販売機でチケットを買おうとしたら、「カードのみ使用可」になっていて驚いた記憶があります。
日本では個人差がありますが、私は昔かたぎでお財布に現金がないと落ち着かない派です。あとカードの明細書を見てショックを受けたくないので、なるべく「現金商い」です。
ノルウェーでもちょっとしたチップを払う時に、小銭が必要だよね、といつも旅行前にノルウェークローネをいくらか用意しています。
今年の旅は外食の機会が多かったのですが、「チップ」も小銭である必要がないことが分かりました。
請求書に、飲食代や税金の下に「Tips」という項目があり、自分で「いくらチップを払うか」申告し、そして「Total」金額を書き入れます。
これならば、カードで払えますので、小銭は必要ありません。
昨日珍しくノルウェーの経済紙「Dagens Næringslivet」(略称:DN)のサイトに目を通していたら、「財布に1クローネもない」という見出しの記事を見つけました。
興味深い内容だったのでご紹介しましょう(DN,2014年6月17日)。
オスロで、カード不可の露店主さんは以下のようにコメントしています。
「うちはカードを受け付けないから、毎日、お客さんが減っていく。もうお金を持って歩くのが面倒なんだ。」
調査会社MMIによると以下の結果がわかりました。
・4人に1人は、財布に現金が全く入っていない。
・ここ数週間のうち、現金を使ったことがない人は28%。
これは他のヨーロッパでも同じ傾向なのかと思いきや、ノルウェーは「ヨーロッパでも現金をもっとも使わない国」と書いてあります。
ノルウェーでカードが使えないといかに不便かは経験済みです。
2011年のノルウェーツアーの時でした。お客さんの1人が、カードの暗証番号(PIN CODE)を覚えていなかったのです。
ノルウェーの店舗は、自分でカード決済機に暗証番号を入力し、支払いができます。
日本でもそうしたお店は増えていますが、店員さんがカードの手続きをして、お客さんはサインのみ、という習慣の方に慣れていますよね。
なので、ノルウェーに旅行へ行かれる方は、「必ずカードの暗証番号を確認しておくこと」を注意してください!
同記事によると、「カード不可のお店はどんどん減り、現金お断りのお店はどんどん増えている」とのこと。
ということで、もう一つの注意は、「ノルウェーで現金のみで旅行は、ほぼムリ」でしょうか。
ヘレンハルメ美穂さんとの爆笑対談~後篇~
先週、ヘレンハルメ美穂さんと「ノルウェーミステリー」を語る対談が「海外ミステリー翻訳大賞シンジケート」のサイトで前篇がUPされました。
ブログでも綴りましたが、もう当人たちは爆笑しながらの対談だったのですが、皆さんのご感想はいかがでしょうか?
今日は後篇がUPされました。こちらのURLからご覧になれます♪
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140616/1402873758
後篇では、ミステリーのみならず、他の北欧人の印象など「地雷満載」のテーマに踏み込んでいます。
他の北欧諸国好きの皆さんがムッとされなければいいのですが・・・あくまでも、ノルウェー人の意見を代弁しただけです(←私の主観、入りまくり!)。
特に対スウェーデンへの複雑な感情は、別の媒体でもエッセイを書いていますので、ご興味があればぜひご一読くださいね。対談でも話題に上っている「スウェーデンジョーク」は、わざわざノルウェーのカレッジの講義で習ったほどです・・・。
美穂さんはスウェーデン在住なので、日本における最近の「スウェーデンイメージ」について、それほどご存知ありません。
「最近のテレビでは、”スウェーデン=イケメン大国”で売り出していますよ!」と言ったら、美穂さんは心の底から驚いたような声を上げて、「信じられない!」と絶句されていました~。
「少なくとも、私の周りにはいない・・・」とも。
ノルウェーから見るスウェーデン、日本から見るスウェーデン、多少の違いはあるにせよ「ああ、憧れのスウェーデン」であることは違いないようですね。
なんやかんやで、ノルウェーの新聞などで「スウェーデンとの比較」みたいな記事があれば、どれどれ・・・と読んでしまいますし、クロスカントリースキーでスウェーデン人に負けると「く、悔しい!」と思ってしまうワタシ。
ということで、対談ではノルウェーおよびノルウェー人を小馬鹿にしているように「一見」見えますが、深い愛情に基づく「愛のダメだし」だと思ってくださいね~♪
美穂さんも、「ますますノルウェー人が好きになりました!」とおっしゃってくれて、「ノルウェー伝道師」冥利につきます!
・・・ということで、スウェーデンに精通しているヘレンハルメ美穂さんとの対談はとても貴重な体験でした!
次のフィンランド編も、すごく楽しみです。フィンランド人の対スウェーデン観は、もっと複雑なので・・・。
日本でも注目されている「北欧ミステリー」の貴重な翻訳者として、美穂さんのますますの活躍をお祈りいたします♪
レジ袋への偏愛
さて今日は「ビジュアル強化」ブログで~す。その割に写真がひどいと、disられていますが・・・。
では選びに選んだ1枚はこちらです!
すみません・・・しわしわで・・・。これは「ULTRA」というスーパーマーケットの袋です。カラフルですよね~。
ずっと前からノルウェーでは袋は有料。今は1枚=1クローネでしょうか。
何年か前に、日本に旦那さんの赴任で来日されたノルウェー人女性2人と知り合いました。サロンにゲスト講師でお招きし、「日本の印象」などを聞いたら、「日本人、袋を持って歩いていない」と面白い感想をもらしてました。
確かに~。
ノルウェー人の「レジ袋愛」は、ちょいちょい感じます。
大事な書類やファイルを「スーパーの袋」に入れて運ぶ風景、全然、珍しくありません。
オスロ大学留学中、国立劇場にお芝居を観に行きました。一緒に行ったエストニア人の留学生が「ノルウェー人、国立劇場にスーパーの袋を持って来ている。信じられない!」と絶句していました。
TPOを選ばず持ち運べる「スーパーの袋」。
ファッションアイテムとしても、活用できますよ~♪
2014年ノルウェーへの旅~のんびりノルウェー人に変化?~
ノルウェーに行くたびに、自分がいかに「せっかちか」ということを思い知らされます。
レジに長蛇の列ができても、お構いなくマイペースで対応する店員。後ろに並ぶお客さんも、「待つのには慣れている」といった風情でのんびり構えています。
そんな光景にイライラする自分・・・。たまに嫌気がさします。
今から約100年前に、ノルウェーを訪れた英国人たちはこう記しました。
「ノルウェー人たちは、とんでもなくのろまに生まれついた。」(イギリス人、キツいわ~)。
小さなところに、ノルウェー人の「のんびりさ」加減に気づかされることもあります。
それはエレベーターに「開く」ボタンはあっても、「閉じる」ボタンがないこと。
日本では、オフィスやマンションでも、すぐに「閉じる」ボタンを押すのが一種のマナー。
でもノルウェーでは、エレベーターの扉がゆっくり閉じるまで、誰も微動だにしません。
今春、来日した「キュッパのはくぶつかん」の作者オーシルさんも、「日本のエレベーターは動きが早い!」と感想をもらしていました。
・・・しかし、5月のノルウェーの旅で「小さな変化」に気づきました。
オスロで泊まったホテルには、「開く」ボタンと「閉じる」ボタンがあったのです!
すみません、写真が見にくいですよね~。
ただ私は、「そーいえば、こういうエレベーターが増えた気がする」と思い当たったのです。
特にオスロのホテルは、まだ新しく、おそらく「外国のエレベーターでは”閉じる”ボタンがあるから、うちも採用!」ということになったのでしょうか。
ただ、すべての建物のエレベーターが「閉じる」ボタンが付いているわけではありません。
ベルゲンで泊まったホテルは、もっと古い(いい言葉で言えば”クラシック”)なので、エレベーターには「開く」ボタンしかありません。
・・・すみません、もっと見にくい写真で。これでは心霊写真ですよね~。みなさん、「念をこめて」写真を見つめてください・・・。
ということで、段々、ノルウェーでも「閉じる」ボタン搭載のエレベーターが「標準」になるでしょうか?
「のんびり」ノルウェー人に、小さな変化を感じた瞬間でした~。
ヘレンハルメ美穂さんとの爆笑対談
まだ冬の寒さが残る頃、サイト宛に丁寧なメールが届きました。
差出人は、スウェーデン語翻訳家のヘレンハルメ美穂さん。おおおおおお!
あの大作「ミレニアム」シリーズを翻訳された方が、なにゆえ、ワタシにメールを?と驚きながら、読み進めると。。。。
美穂さんは、有名なミステリーサイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」で、「エッセイ」の原稿執筆を頼まれ、「北欧ミステリー」をテーマにすることにされた、とのこと。
ついては、北欧諸国の事情を執筆する上で、私と「ノルウェーのミステリーについて、スカイプ対談をしたい」というご依頼でした。
そうなんです、美穂さんはスウェーデン在住なので、気軽に「談話室 滝沢」とかでお会いできません・・・。
特にノルウェーミステリーを読み込んでいる訳ではありませんが、ミーハー心が抑えられず、「ぜひお願いします!」と返事を送りました。
美穂さんからのメールは丁寧なのですが、段々やりとりしているうちに、カジュアルな文章になってきて、いただくメールに笑ってしまうことがしばしば。
ただ笑ってばかりではまずいので、慌てて、昔に買ったノルウェーミステリーを読み直したり、世界的に(日本ではまだまだですが)メジャーになったJo Nesbø(日本語表記ではジョー・ネスボ)の原書と、日本語訳を読んだり、ノルウェーミステリー通の知人(ノルウェー人)にメールで質問したり、来るべき日に備えて、少しずつ準備を始めました。
大体の質問は事前にいただいて、いよいよスカイプ対談の日が来ました!
スカイプ越しに映るヘレンハルメ美穂さんは・・・うわ~、きれい!ショートカットに小さな顔と大きな瞳。しかも若~い。
美人好きの私は、テンションUP。
スカイプでお目にかかるのは初めてなのに、何度かメールをやり取りしているので、初対面という感じがしません。
予定では1時間~1時間半くらいの対談だったのですが、
最初こそミステリーについて語り合っていたのですが、
ノルウェー人が抱く対スウェーデンコンプレックスなどお話ししていくうちに、どんどん脱線気味に・・・。
「北欧あるある」話で盛り上げってしまい、結局、どれくらいお話ししたでしょうか?もう笑いに笑いっぱなしで、お互い「そろそろ」と言いながら、スカイプ切らないし。
2時間半以上(?)お話ししたでしょうか・・・。あまりに話があちこち飛んでしまい、「これ、原稿にできるのかな?」と心配になったのですが・・・。
はい、さすが美穂さんは、きちんとあの脱線おしゃべりを原稿に仕上げて下さいました~。
ノルウェー編は長くなってしまい、2回分に分かれます。
本日、「翻訳ミステリー大賞シンジケート」でUPされました!まず「前篇」からです。
http://d.hatena.ne.jp/honyakumystery/20140609/1402269536
前篇はこれでも「抑え気味」なんですが、ネスボファンから総スカンが来そうで~す。
しかもタイトルが「ほっこりしない北欧案内」って・・・。すでにケンカ売ってますね~(誰に?)。
美穂さんもワタシも「北欧業界からの永久追放」におびえていますが、美穂さんは翻訳家としてあれだけの実績があるので大丈夫。問題は・・・。
後編はさらにスパークしちゃってるんですよ。きゃ~。
ミステリーに興味ない方、詳しくない方もぜひご一読下さいね♪
素敵にハンドメイド♪
・・・って思いっきりパクリのタイトルですみません。
さて「ビジュアル強化」ブログですが(といっても最近、ブログサボり気味ですけど・・・)、今日の1枚はこちらです!
これは、「ノルウェーのお母さん」こと、長年、お世話になっているアウドさんが、いつの機会だったか下さったものです。
どこの国でもそうでしょうか、年配の方は手先が器用。何度かお手製のものをいただきました。
この刺繍は可愛いですよね~。デザインもキュートです。そして、やっぱりあしらっている「ノルウェー国旗」!
ノルウェー人のDNAには、やはり「国旗」が強く刷り込まれているのでしょうね~。
このポーチは重宝しています。中に、ハンカチやティッシュ、のど飴、あと胃弱なので胃薬など入れて、外出時には持ち歩いています。
・・・老後の夢は、ずばり「素敵にハンドメイド生活」・・・
・・・・どこからか「絶対、ムリだよ~」という声が聞こえたので、店じまいにしま~す。
佐賀・ノルウェー友好協会での出逢い
九州には、たくさんのノルウェーとの友好協会があります。
福岡、長崎、鹿児島、熊本、そして佐賀。
佐賀・ノルウェー友好協会の事務局である松尾建設さんから、講演依頼のメールを頂いたときは「わ、わたしでいいんですか?」と驚きました~。
でも加齢による図々しさから「ぜひ!」と引き受けて、すごく久しぶりに九州の地に降りた次第です。
佐賀市内のホテル・ニューオータニに宿泊しました。会場は同じ場所です。
部屋で、「一体、どんな方々が来るのかしらん?」と思いを馳せつつ、緊張感が増してきました。
時間になって会場へ導かれると・・・。
そこは、「重厚」という言葉がぴったりの空気でした。
ダークスーツの紳士たちがずらり。女性はわずかです。
「ノルウェーについて学ぶサロン」や「北欧ぷちとり」では圧倒的に、女性の参加者が多いです。
今まで何度か経験した大使館のイベントや自治体主催の講演やイベントでも、ここまで「男性ばかり」という環境はありませんでした。
。。。ということで、さらに緊張MAX!
おばさんだけど童顔のせいで「小娘」のような気分になるって図々しいでしょうか?
パワーポイントを使って(←Yoko管理人がレイアウト仕上げしてくれた)で講演をスタートです。
小心者の私は、何とか「重厚」オーラを軽やかにしようと、ごく控えめな冗談などを織り込んだつもりでしたが・・・会場内はし~んとした時間が過ぎていきます。
そうそう、書き忘れましたが、テーマは「ノルウェーの家族・子育て支援」などを中心にお話ししました。
労働時間や様々な育児支援の紹介しながら、「ではどうやってノルウェーに近づけるか?」という問題提起をすることにしました。
もちろん税負担や人口の違いもありますが、なんといっても
・「不便さをみんなで共有できるか?」
・「他人に寛容でいられるか?」
が私の思いつくノルウェー人と日本人の違いです。
例えば、ノルウェーでは、ほぼ全てのお店が日曜は営業していません。
キリスト教由来による法律ですが、今では「みんなが休める日があった方がいいから」という理由で支持されています。
こんな一例からも分かるように、日本のような「サービス200%!」のような国ではない、と断言できます。
誰かがみんなの犠牲になるのではなく、国民全員で「不便さを共有している」という精神、とでも言えましょうか。
また、長期の育児休暇を取っても「職場に迷惑がかかる」という発想にならないのがノルウェー流。
長い夏休み取得も、有給休暇消化も「当然の権利」です。
講演では触れませんでしたが、いくらノルウェーと同じ育児休暇制度などを導入しても、日本人のメンタリティーがついていけず、制度のみ形骸化するのでは?と悲観的に考えてしまうのが本音なのですが・・・。
講演の最後では、「ノルウェーの今」というテーマで、「増え続ける移民や難民をいかにノルウェー社会に融合させていくか」という古くて新しい問題に触れました。
その際に、ウトヤ島のテロにも言及したのですが・・・後に偶然に驚くことになります。
しーんとしたまま私の講演は終わりました。今度は、広いパーティ会場で懇親会が始まりました。
紳士の皆さまに対し、近寄りがたさを感じたのですが、みなさんは慈悲の心で優しく接してくれました~。
ご挨拶をすると、地元の名士の方ばかり。名刺を頂くたびに「ひょえ~」とのけぞる気分を必死で抑えます。
そして個々にお話しをうかがっていると、ノルウェーについて造詣が深い方が多いこと!
ノルウェー産のサバは、脂が強くて、当初は日本人の好みに合わなかったことを教えて頂きました~。今では、大きなシェアを占めているとのこと。
また、グリーグが好きでベルゲンに行かれた方もいらっしゃいましたし、別の病院理事長からも、ノルウェーの高齢化対策について、鋭い質問を受けました。ふう~。
ウトヤ島のテロと関連しての偶然ですが、友好協会の有志の方々は2011年7月に渡ノルされていて、あのテロは帰国後の数日後に起きたそうです。
帰国して、楽しくノルウェーの旅の思い出を語っていたら、まるで冷や水を浴びせられたようなあの事件・・・本当に驚いたとおっしゃってました。
ですので、副会長の上村先生(病院理事長)は、「ノルウェーの移民問題が気になっていたので、講演でお話ししてくださって良かった」とおっしゃってくれて、嬉しかったです。
数少ない女性参加者の方たちとも、お話しさせて頂きました。
ノルウェーに行かれて、平日の昼間からベビーカーを引いている男性たちを目撃して、驚かれたそうです。
確かに!私はもう見慣れた光景になっていますが、初めての方は驚きますよね~。やはり「百聞は一見にしかず」です。
みなさん口を揃えて、「日本でも、自分の子どもの世代は変わってきている」とおっしゃっていました。
「息子はとてもお嫁さんに親切で、家事もやるんですよ。うちの夫の世代はダメだけど」と笑い合います。
そうなんです、日本の男性だって育児や家族との時間を大切にしたいですよね。
それをどう可能にするか、日本とノルウェーのいいところを組み合わせて、できるところから地道に実現へ向けていきたいものです。
東京にいると、たくさんの北欧イベントがあり、情報は向こうからやってくる感があります。
しかし、佐賀の友好協会の皆さんは、講演の時こそ静かでしたが、ノルウェーという国を知ろうとする前向きな姿勢に、改めて初心を思い出させてくれました。
こんな貴重な機会を与えてくださった佐賀・ノルウェー友好協会さんに感謝です!
特に、事務局の松尾建設の皆さまには大変、お世話になりました。
佐賀・ノルウェー友好協会のますますのご発展をお祈り申し上げます♪
















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