気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
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気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~
“smør”は大事!
さて今週は、オスロや東ノルウェーの子どもたち(小・中・高)はvinterferie(冬休み)。
(ちなみにノルウェーでは、秋休みや冬休みは、地域ごとにずらす方式です)
そのせいでしょうか、Facebookのノルウェーの友達は子どもたちとスキーに行っている写真をよくUPしています。
小さい子どもがスキーを履いて滑っている姿を見ると、あの有名なことわざを思い出します。
Nordmann ble født med ski på beina. 「ノルウェー人は足にスキーをつけて生まれてくる」
以前、新聞で小さな子どもを初めてスキーにトライさせる場合の「親の心得」が大きく特集されていました。
内容のほとんどは忘れてしまったのですが、強烈に覚えているのは、以下の警告です。
「正しいワックス選びは、親の責任である」
なにごとも、「ま、いいんじゃない?」とゆる~いノルウェー人なのに、ワックスに対するこの厳しい姿勢・・・。
下手すれば子どもの成績より、「ワックス選び」の方が大事な印象さえ受けます。
ワックスはノルウェー語で、smør(スムール)と言います。実は「バター」と同じ単語です。
開催中のソチオリンピックでも、新聞記事によくsmørの文字が目につきます。
クロスカントリーの選手が優勝すれば、「smør選びが成功した」と上機嫌なのですが、先週末くらいでしょうか、ノルウェーの優勝候補の選手が次々とメダルを逃しました。
決定的だったのは、男女クロスカントリーリレーでまさかの4位。
しかも優勝はスウェーデン・・・
もうノルウェーメディアは、ハチの巣をつついたように大騒ぎ!そして批判の矢面に立ったのが、「smør選び」だったのです。
タブロイド紙には、ついに「smørskandale」=「ワックススキャンダル」なる初めて見る単語が登場する始末・・・
スキー連盟側は、「うちは、世界最高のワックスチームだ」と反論。
スキーに全然詳しくない私ですら、「何だかこれは、一大事!」という気分になってきます。
smørとノルウェー人の関係性を示すエピソードがもう一つありました。
何年か前に、札幌でノルディック世界選手権が開催されていたことご存知でした?
日本ではそれほどメジャーな競技ではないからでしょうか、会場は残念ながら観客がまだらで、それに対してノルウェーのメディアは「信じられない!」と騒ぎ立てていました~。
ですが、ノルディック競技を心から愛するノルウェー人。
札幌開催を祝して、紙面には「一日一語、日本語を覚えよう」というコーナーができました。
「ありがとう」のような基本的な日本語を習字で書いて、日本に親しむという、まさにスポーツを通じた文化交流。
が、ある日の習字を見て、驚きました・・・!
そこには、大きく誇らしげに
ワックス
と書かれていました。会心の作、といった感です。
もう言葉はありません。
ノルウェー人、どこまでもワックス愛に生きてくださいね~。
オリンピック・ノルウェー人深イイ話
ソチオリンピックの観戦で寝不足、という方も多いと思います。
4年に1度、ノルウェー人がこんなにテレビで観られるなんて~と素直に喜びたいですが、ノルウェー人が活躍する競技ってビミョーに日本人の嗜好とは違うようで、あまり新聞などでも大きく取り上げてくれないのが残念ですね~。
2022年の冬季オリンピックにオスロが立候補するようですが、皆さんは1994年に開催されたリレハンメルオリンピックを覚えていますか?
1992年、オーロラツアーでノルウェーを訪れて、すっかりかの地に魅せられていましたが、当時は会社勤めだったので、それほどオリンピック中継は観られませんでした。
ただ開幕式は、印象的でしたね~。記憶に違いがなければ、テレマークスキーの男女が出てきたり、素朴な味わいだった記憶が・・・。
感動的だった開幕式で、聖火台に点火したホーコン皇太子はまだあどけない青年でしたが、先週くらいに「実は点火したのは自分ではなかった」と衝撃の告白・・・。実際に点火のボタンを押したのは、Yoko管理人が縁のあるドランメン在住の「おじさん」でした・・・。ま、ビックイベントですから秘密の一つや二つはあるでしょうね~。
さて、ノルウェー人は「スカンジナビア意識」が強く、スウェーデン人やデンマーク人のことはよく話題にしますが、フィンランド人は「よく知らない」という態度です。
ですが、私がノルウェー語レッスンで使っている語学書に、「深イイ話」が載っています。
リレハンメルオリンピックで、熱い応援を送るノルウェー人たち。自国の選手だけではなく、フィンランド選手に対しても声援を送ろうとしますが、ノルウェー人はフィンランド語できません。
しかしノルウェー人は、自分たちが知っているフィンランド語を必死に思いだし、叫びました。
「Ei saa peittää! Ei saa peittää!」
これはフィンランド製のヒートパネルに書かれていた文字で、意味は「上に物を置かないで」でした・・・。この声援を聞いたフィンランド人の気持ちは・・・わかりませんね~。
葛西選手のジャンプは「Kamikazejump」と表現しています。
ノルウェー人からすればすべては「親愛の情」。ヒネリのない率直な熱い気持ちは、「なんか、ノルウェー人いいなぁ」と思っちゃいます。
写真はFukuyaの美人店長ミタさんが、下さった「いやげ物」ならぬ「素敵なお土産」。リレハンメル人形です♪
ノルウェー人が日本にやって来る!~その3(スケジューリング編)~
・・・なんかここまで書いてきて、私はノルウェー人を「モノ」扱いしてないかい?と自問自答しています。
彼らだって人間だもの。そう、どんなに困ったちゃんでも、マイペースちゃんでも、ちゃんと「人間」として扱うことが大事ですね~。
さて、ホテルまで到着しました。
体力のあるノルウェー人でも、長旅で疲れているハズ。時差ボケも当然あります。
ノルウェー人のスケジュールについて、どのように計画すればいいでしょうか?
1)仕事がらみで本当にフリータイムが少ない場合→多少、ムリしてでも観光やショッピングの時間を入れてみましょう。
2)自分である程度、フリータイムの計画してきている場合→付き添い程度で、食べるところは、相手の懐具合からピックアップしてあげましょう。
3)まったくノープランの場合→「新しい東京?古い東京?観光したい?それともショッピング?」と最低限、相手の希望を聞く。あとは自分がイニシアチブを取って計画を立てる。
1)のケースでは、自腹で来日していないケースがほとんどなので、フリータイムは極端に少ない場合が多いです。
そういう相手は、「いかに短時間で印象に残る観光やショッピングをさせてあげるか」がキモです。
私は付き合ったことはないのですが、浅草や京都で「人力車」体験は、ほとんどのノルウェー人が喜んだと聞いています。まさに「エキゾチックジャパン!」ですね~。
高くはつきますが、「他人様が払ってくれる」ツアーなので、思い切ってトライしてみるのも一興です。
さらに全体を通して言えるのは、「スケジューリングに余裕を持たせること」です。1)の場合は「可能な限り」と思ってください。
2)の場合、あらかじめ「TOKYO」ガイドブックを研究し、「こことこことここに行きたい」とノルウェー人が希望を伝えることがありますが、移動時間を考えると「無謀!」ということがありえます。
ここで大事なポイントは、ノルウェー人は「Tokyo」は大都会だと知ってはいるが、実際のスケールが想像できていない、ということです。
彼らはオスロのように、東京も観光スポットは集中していて、簡単に移動できると思っている。
しかし、東京は、「銀座」もあれば「新宿」やら「原宿」、はては「三鷹」(←ジブリ美術館)や「築地」、「浅草」といろいろエリアが分かれています。
重ねて大事なポイントなポイントとして、ノルウェー人は人混みに慣れていない、ということです。
電車や地下鉄、はては渋谷の人混みにすっかり消耗し、体力自慢の彼らでも、体験したことがないような「疲労感」に襲われる、ということは多々あります。
なので、予定より多く「ちょっと休憩」とカフェに入ることも、しばしばです。
もっと大事なポイントとして、一人ではなくグループのアテンドをする場合、「ノルウェー人は集団行動に慣れていない」という点を頭に入れておきましょう!
集合時間や場所に集まってくるのはバラバラ(集合場所近くのカフェでお茶している場合もある)、目的地まで歩くのに、早い人もいれば、途中で「あ、この店素敵!」と覗き込んで、遅れているメンバーもいる。
ホテルのロビーで待ち合わせの場合、みんなが揃っていることは稀であり、2人来て、3人来て、「あ、まだ●●と●●が来てない」ということの方が多いです。
なので学生の視察や、フリーの観光の場合、移動時間は日本人の倍くらい計算してスケジューリングしてみましょう。
自動改札で引っかかるノルウェー人、Suicaは買わずにいちいち切符を買うノルウェー人、満員電車に乗れずに見送ってしまうノルウェー人。いろいろです。
あと観光地でどれくらい時間がかかるか・・・・これは正直、読めないことが多いです。
アテンドには「想定外」がつきもの。
例えば、浅草寺でお参り後、近くでランチと考えていたのに、「フランクフルト」の露店にわらわらと集まり、ソーセージを頬張るノルウェー人・・・。
賢いやり方としては、最初に「その日のスケジュールを発表する」があります。たとえ前もってメールでスケジュールを送っていても、忘れられていることがあります。
仕事でですが、あるノルウェー人を16時ころまでに某会場へ連れて行く必要があったのですが、当人はマイペースで、ギリギリの綱渡り状態。
ようやくホテルの部屋から出て「行きましょう!」となった段階で、「ちょっと」と言って、なんとシャワーを浴び始めました・・・。待っている間、時計とにらめっこしながら、「そうだった、ノルウェー人はパーティや何か本番前に、シャワー浴びちゃう人いるわ~」と思い出したが、時すでに遅し。
以来、特に仕事の場合はくどいくらいに「スケジュール確認」をするように心がけています。
そうすれば、どんなに「集団行動に慣れていないノルウェー人」でも、東京ではまさに「Lost in translation」状態なので、牧羊犬のように素直に従ってくれます(たまに暴れ馬がいますが)。
もちろん、すべて時間通りには運びませんが、訪れる場所と食べる場所を押さえておけば、あとは「遊ばせてあげる」精神でいきましょう。
さて、では具体的にどんな観光スポットが人気なのか、次回でご紹介しましょう♪
(つづく)
国境を越えて~ノルウェー人が尊敬する葛西選手~
葛西選手の銀メダル受賞は、日本ではもちろん大きなニュースとなりました。41歳という年齢でトップアスリートである葛西選手に、日本人は敬意を新たにしたと思います。
さて冬のオリンピックでは、ノルウェーも大きな存在感を示しています。まさに「ウィンタースポーツ王国」の感がありますね。
ノルウェー人はもちろんノルウェー選手を応援していますが、素晴らしいアスリートへは敬意を惜しみません。
私が最初に留学したのは、リレハンメル五輪の翌年、1995年でしたが、何人ものノルウェー人に「日本人選手は良きライバルだよ」と言われました。
そして2014年。ソチオリンピック。
ノルウェーは、得意のクロスカントリースキーを中心にメダルを多く獲得したり、または期待外れの結果について連日、五輪についてたくさんの報道がされています。
葛西選手の銀メダルは、金メダルを取った選手よりも大きな扱いで報道されました。
ノルウェーを代表するAftenposten紙に葛西選手の活躍が記事になったので、一部、ご紹介しましょう。
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「私は、オーレ・アイナル・ビョルンダーレンが誰かということをよく知っているし、彼のキャリアを追っている。私は彼に感動しているんだ。彼や自分を通じて、若さよりももっと大事なことがあると結果が示してくれる。決してあきらめずに、モチベーションを保ち続けることが重要なんだ」と葛西選手は語る。
ビョルンダーレンは40歳。いくつもの辛いシーズン後、スプリントで金メダルを獲得した。土曜の夜遅く、41歳の葛西選手は銀メダルに輝く。彼もまた辛いシーズンを乗り越えての結果だ。
「まず何よりも、新しい目標を作ることが、カムバックできることにつながる。そしてその目標に向かって、一生懸命、努力するんだ。」と葛西選手は言葉を続けた。
ベテランの葛西選手は、すでに1992年のアルベールヴィルオリンピックに出場し、それ以来、ずっと五輪に出場を続けている。
ソチでは、ファイナルで133.5メートルを飛び、金メダルを獲得することも可能だった。
しかし、ストッホが1.3ポイント上回った。
「あともう1つオリンピックに出場するんだ」と世界中にたくさんの友人がいる葛西は言う。
彼は長い間、高い人気を誇り、そしてまた愛される選手であり続けた。3月のオスロ・ホルメンコーレンのジャンプ大会で、彼は大きな注目を集めるだろう。
ノルウェースキー連盟コーチのJermund Lunderは葛西選手についてコメントを寄せた。
「葛西がやり遂げたことは、ほとんど不可能なことだった。これは歴史的と言いたい。年齢が限界を超えた。葛西はこの競技で最も私を感動させた選手だ。おそらく彼は、スキージャンプには年齢制限など存在しないことを示してくれたのではないだろうか?」
金メダルに輝いたストッホは、「あなたは葛西より15歳も若いが、15年後には何をしている?」という質問に、「はは、きっとビーチに寝転んで、引退生活を楽しんでいるかな。葛西には、ただ脱帽だよ!」と答えた。
ノルウェーのBardal選手も、葛西選手に感動した。彼の輝かしい結果と長期にわたってモチベーションを保ち続ける姿勢に対して。
「もし僕が葛西のように長い競技生活を送ろうとしたら、きっと間に休息する年が必要だろうね。でもオスロでオリンピックが開催されるだろうから、そうしたら・・・」と冗談ぽく語った。
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ノルウェー人の葛西選手への深い尊敬と愛情が垣間見られる記事でした。
ウィンタースポーツに親しみ、愛するノルウェー人ゆえに、他国の選手でも敬意を忘れない。
そうしたノルウェー人が素晴らしい!と改めて思いました。
雪にも負けず・・・「ノルウェーについて学ぶサロン」開講!
誰が予想したでしょうか?2週続けて、首都圏に大雪が降るとは・・・!
今日の「ノルウェーについて学ぶサロン」のことを考えると、毎日の天気予報を見ながら、「どうなっちゃうの~」とやきもき。
昨日は「明日の交通機関はどうなるの?」と祈るような気持ちで、今日を迎えました。
結果から言えば、多くのお申し込みを頂いたのにもかかわらず、半数近くの方が参加を見送られました。
そんな中でも、来て下さった方には感謝感激です!
また肝心の講師であるアネッテさん&彼氏さんも無事に来られたし、主催者である私とYokoさんも到着できたので、開講にこぎつけました。
いつもより人数は少なかったですが、その分、アットホームな雰囲気でアネッテさんのプレゼンを聞くことができました。
さすが大手IT企業に就職する彼女は、IT弱者のワタシからすれば「目玉が飛び出るような」ハイテクなプレゼンマテリアルを披露・・・すごいと感動です。
アネッテさんはルックスはとてもキュートですが、やはりノルウェー人だなぁと感じることも多々ありました。
どんな状況でも「楽しもう」とする前向きさ、
そして印象的だったのは、「豊かな国に産まれるなんて宝くじが当たるような奇跡」という言葉。
ただアネッテさんはその「富」を自分だけで享受するのではなく、「だからほかの困っている人を助けたい」と「社会貢献」に心を砕いている点です。
まさに世界でも指折りのリッチな国ノルウェーは、国際貢献に熱心で人もお金も出していますよね。
ただアネッテさんは、ちょっと普通のノルウェー人とは違うかも?という点もありましたね~。
言葉づかいもすごく丁寧(敬語は完璧!)、着物姿も絵になる、そして大勢の応募者から大阪・戎さまの「代表福娘」に選ばれたことも「彼氏のおかげです」などと謙虚なところなど・・・。
Yokoさんが「両方のいいとこ取り」と表現していましたが、まさしくそうかもしれません。
日本とノルウェーの就職活動の違いについても語ってくれましたが、ノルウェーでは「本当に興味がある会社や団体でないと応募しない」という言葉は、納得できました。
ホントは日本の就職活動もそうであって欲しいですよね~。
アネッテさんは将来、いろいろなことにチャレンジしたいようで、すでに日本人ウケするノルウェーにちなんだ「ゆるキャラ」も考案&披露してくれて、「おお、日本人の心が分かっている!」とまたもや感動~。
いずれにしても、芯がしっかりしていて、かつどんな場所でもフレキシブルに適応しようとするアネッテさんに、ノルウェー人魂を見た思いです♪
今日は天気のせいで参加者が普段より少なかったですが、またぜひサロンでお話ししてほしい~と願っています!
「彼氏さん」にもいろいろ思いはあるので、お二人のプレゼンも面白いかも??
サロン終了後も、夏からベルゲン大学へ留学する方が熱心にアネッテさんにご質問したり、何人かでFacebookでつながったりアットホームな雰囲気でした~。
次回のサロンは4/19です。
講師は久しぶりに、不肖・青木順子が登板しま~す。
タイトルは「ノルウェー・ブックレビュー~ノンフィクションに描かれた7.22の悲劇と希望」です。
2011年、ノルウェーのウトヤ島で起きた大量テロは世界を震撼させました。
実行犯はブレイヴィークというノルウェー人で、一人で77人もの命を奪ったノルウェー史上最悪の犯罪です。
このブレイヴィークの生い立ちやテロに至るまでの軌跡を詳細につづったノンフィクション「En norsk tragedie」(ノルウェーの悲劇)という本とめぐりあい、コペンからの飛行機で一気に350ページの大作を読み切りました。
本書の紹介を通じ、日本では伝わっていない「7.22」について、ブレイヴィークについて、そして事件後のノルウェー国内の反応などをお話ししたいと思います。
お申し込み・詳細はこちらからどうぞ!
たずね人ならぬ「たずね歌」
こんにちは~。
まさか2週続けて、首都圏で雪とは・・・ホントに雪不足のソチに分けてあげたい!! それにしても大学受験のシーズンとも重なってしまい、受験生や家族は気が気じゃないですね。
今日は2月14日。ノルウェー語では、Valentinsdagenといいます。
日本ほどチョコ、チョコ!と騒ぐことはもちろんなく、私が留学していた頃も、せいぜい切手が「ハートマーク」になっているものが売られているほどでした。
Wikiでノルウェーのバレンタインについて調べたら、やはりPosten(郵便局)が先導を切って、バレンタインで商売しようと考えたようです。
あと笑えるのは、2010年の調査でノルウェー人の70%が「バレンタインデーはいつか知らない」という結果・・・・。
さすがにここ最近、ノルウェーの新聞などでは、「バレンタインの過ごし方」みたいな記事が載っているので、もう少し認知度は高まっているようですね。
日本との違いはたくさんありますが、「カードが大事!」と強調していること。花やプレゼントとともにカードを添えないなんて・・・と「啓蒙」しているようです。
さて夢ネット宛にお問い合わせのメールをいただきました。
昔、NHKの「みんなの歌」で流れていた「雪とこども」という歌が「ノルウェー民謡」となっているそうですが、元歌はご存知ですか?というご質問です。
Google先生に聞いてみたところ、Youtubeで「雪とこども」がヒットしました。
説明を読むと、1962年頃流れていた・・・ということで、ずいぶん昔ですね~。
あいにく私は知らないのですが、もしご存知の方がいたら、ぜひコメントください♪
あ、あと拙著「ニューエクスプレスノルウェー語」の第3刷が出来上がりました~。
買ってくださった方、ありがとうございます!
そして迷っている方、「買ってください!」
自然な会話のスキットをもとに、文法や関連表現など幅広く学べる内容です。CDもついてますよ~。
北欧映画の1週間「トーキョーノーザンライツフェスティバル」
もうすっかり冬の風物詩となった「トーキョーノーザンライツフェスティバル」(TNLF)。
映画製作会社のワークショップで知り合った有志たちが、ほかに本業を持ちながら、ボランティアで映画祭を実施するというスタイルは、最初に聞いたときは「え?」と驚きました。
いくら昨今、北欧がブームといっても映画は、まだまだ日本で上映される機会は少ないです。
映画祭は2月ですが、夏頃からスタッフがたくさんの北欧映画を観て上映作品を絞り込んでいく、という作業も「それは好きじゃないとできない!」と感じました。そう、好きじゃないとできないです!
そうした熱いスタッフの思い入れがつまったTNLFのスタッフからパンフレットが送られてくると、「今度はどんなラインアップだろう?」と眺めるのが楽しみです。ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、そしてアイスランドの映画は、ほとんどが日本では未公開のものばかりで、時間が許せば、「全部、観たい!」という気分に駆られます。
昨年のTNLFはノルウェー特集ということで、「チャイルド・コール 呼声」の監督、ポール・シュレットアウネさんが来日され、取材の通訳や映画祭のトークショーで通訳を務めるという貴重な体験をさせていただきました。その時のエピソードは、こちらからお読みできます。
・・・ということで一方的に親近感を抱いているTNLFですが、今年のパンフレットを頂き、上映スケジュールと自分のスケジュールを照らし合わせると、なんとノルウェー映画が1本も見られない・・・「ハムスン」はすでに観ているので「ま、いいか」という感じでしたが、実際の強盗事件をドキュメンタリータッチで描いた「NOKAS」が観られなかったのは返す返すも残念・・・。うう。
それでスケジュールが合い、かつ興味がある映画ということで選んだのが、アイスランド映画の「馬々と人間たち」。
東京国際映画祭で「最優秀監督賞」を受賞し、かつ観た人みんなが「面白い!」と言っていたので、「これは行かねば!」と渋谷ユーロスペースに馳せ参じました。
TNLFは「整理番号順」の入場なので、上映の1時間半近く前にはチケットを買いました。平日にも関わらず「44」だったので、映画の人気のほどが分かります。
TNLFの楽しみは映画はもちろん、「北欧の食」も楽しめること。
ユーロスペース1階の「CAFE THEO」では、「特別北欧メニュー」が用意されているので、「ミートボールと付け合せ」を頼みました。ミートボールにはもちろん、ジャムとポテトが添えられ、「う~ん、北欧」気分にテンションUPします。
上映15分くらい前に上に上がると、人がたくさん!
本映画の人気ぶりが分かります。スタッフの人たちも、忙しそうに働いています。
そして「馬々と人間たち」が始まりました。
1996年にアイスランドへ旅行した私は、前知識として、「アイスランドには人口より馬が多い」という真偽が分からない言葉を聞きました。旅行中、長距離バスの窓から、大平原を疾走する馬をたくさん見た記憶が残っています。
アイスランド人に言わせると、「馬は持っていて当たり前」。それくらいアイスランド人と馬は密な関係なのです。
映画では徹頭徹尾、馬と人間が対等に描かれています。
馬の瞳のズーム。そのつぶらさに驚きます。
馬の疾走シーン。その躍動感と美しさに感動します。
物語は、セリフは最小限、ユーモラスな音楽と、くすっと笑えるシーンの積み重ねです。
アイスランドの村落。村人たちは互いの行動を「双眼鏡」で観察するのが好き
。
白い雌馬を溺愛し、その馬に颯爽と乗って好意のある女性の家へコーヒーを飲みに行く男性。なんと彼の愛馬は、彼女の黒い牡馬にいきなり襲われるように交尾されてしまいます。
あたかも彼自身が、襲われたような何とも形容しがたい表情を浮かべ、近所の村人たちは持っていた双眼鏡を一斉に落としてしまいます。
後に馬に囲まれた屋外で、人間の「交尾」も描かれるのですが、その姿も「双眼鏡」でのぞかれます。
まさに人間と馬は、同じなんだなぁ~とクスっと笑ってしまいました。
不思議なのは北欧映画の特徴なのでしょうか?
男性は「ダメ男」が多く、女性は「男前で凛とした女」が多かったです。
ロシア船が海を航行しているのを見つけて、無謀にも馬で海を渡り、船にたどり着いて「ウォッカを売ってくれ!」と叫ぶ小汚いおっさん。
私有地に張られた鉄条網に馬に乗りながら激突し、顔面血だらけになって、若い女性に助けられるやっぱり小汚いおっさん。
そしてそのおっさんをトラクターで追いかけあっさり谷から落ちて、死んでしまう哀れなおっさん。
そんな人間の「悲喜劇」を見つめる馬。言葉には出さないけど、馬は何を考えているのでしょうか?
本映画は日本公開が決まっていないそうですが、ぜひこぎつけて欲しい作品でした~。
貴重な映画を上映してくれたスタッフの皆さんに感謝しつつ・・・。来年も、NTLFを楽しみにしています♪
ネコから広がる動物の鳴き声
こんばんは~。
今日も寒かったですね!
もうすぐ誕生日の姉と麻布十番でランチをしたのですが、あまりの寒さに「今度、ノルウェー行ったらフェイスマスク買おう!」と決心しました~。
さて姉はネコを2匹飼っていて、誕生日プレゼントも「岩合さんのネコ写真集」というリクエストでした。
アマゾンで岩合さんのネコ写真集を検索したら・・・・ものすごい数を出版されているのですね~。「ネコ歩き」という写真集を買って私も中をパラパラ見ていたら、経済的に破たんしていると思われている国、ギリシャやイタリアなどの南欧やキューバのネコちゃんたちがすごく愛らしくて・・・・経済破綻している国のネコほど可愛い?と思ったほどです。
で、ノルウェーでは場所にもよるかと思いますが、あんまり外で猫を見かけたことはありません。
ただ、友達と歩いている時、猫が前を横切ったら、友達は「Pus pus」(プスプス)と声をかけていました~。なんか可愛いですよね~。
私が愛読しているノルウェー語の本に「Typisk norsk」があります。「典型的なノルウェー語」という意味ですが、ノルウェー語をエンタメ仕立てにした人気のあったテレビ番組を書籍にしたものです。
そこにいろいろな動物の鳴き声が書いてあるのですが、日本語とは違っていて面白いですよ~。
カエル・・・kvekk-kvekk(ノルウェー語)、kvack(スウェーデン語)、kvæk(デンマーク語)
犬・・・voff/vov-vov(ノルウェー語)、vov vov(スウェーデン語)、vov(デンマーク語)
牛・・・mø(ノルウェー語)、muu(スウェーデン語)、muh(デンマーク語)
ブタ・・・nøff-nøff(ノルウェー語)、nöff(スウェーデン語)、øf(デンマーク語)
馬・・・knegg, vrinsk(ノルウェー語)、gnägg(スウェーデン語)、pruh(デンマーク語)
ニワトリ・・・klukk-klukk(ノルウェー語)、gok-gok(デンマーク語)
同じスカンジナビアでも、似ているもの、そうでないものいろいろです。
馬はずいぶん違いますね~。
そういえば、昨年、世界的にブレークしたノルウェーのYlvisは、「キツネは何と鳴く?」と歌ってましたね~。今度はぜひノルウェー語で世界的大ヒットを飛ばしてほしいです♪
生卵、食べますか?
ノルウェーの新聞を読んだとき、「あれ?」と思った箇所がありました。
ノルウェー人記者が泊まった日本旅館の朝食に「生卵」が出て、「日本はサルモネラ菌を心配することなく生卵が食べられる世界でも稀な国である」と書いてあったのです。
また先日、「人形町 今半」ですき焼きを食べている時、「生卵が苦手な外国のお客さんが多いですから」とお店の人が言っていて、「そうですよね」と相槌を打ちながら、再び「あれ?」と引っかかるところがあったのです。
生卵を食べる日本人は、世界的にも珍しい??
古くはシルベスター・スタローンの出世作「ロッキー」で「生卵」をいくつも入れて一気飲みするシーンがありましたが、あれは「精力剤」といった趣でしたね。
私の「あれ?」と引っかかるのは、なんでだろう?記憶の糸をたぐり寄せると、ノルウェーで何度か「生卵」を食べていたことを思い出しました。
もう何年も前、オスロの高級カフェのTheatercaféen(テアテル・カフェーエン)へ友達に連れて行ってもらった時のこと。「ここのオープンサンドはおいしいのよ」と教えてもらい、さて、どれにしようかな~と悩んでいたら、「タルタールはどう?」と勧められました。
分からない時は、勧めに従うまでです。わくわくしながら、料理が運ばれるのを待っていたら・・・
「おお??」と、そのノルウェーらしからぬ料理に目を奪われました。
生の牛ひき肉の上に「生卵の黄身」が鎮座し、ケッパー、玉ねぎ、赤ビーツやピクルスが添えられています。まず、ノルウェー人でも「生の牛肉」を食べるんだ~と驚きましたね。
友達から、「これを混ぜながら食べるのよ」と指導を受け、とりあえず、生卵とトッピングを混ぜながら、食べてみると・・・
「おいしい!」
すっかりタルタール=tartarが好物になり、ノルウェーではその後も何度か食べました。
この時は「生卵」が含まれることに違和感がなかったのですが、件の新聞記事や、外国人は「生卵苦手伝説」を耳にするにつれ、このtartarはどうなの?例外なの?と不思議に思った次第です。
改めて「タルタール」について調べたところ、「タルタールの神話」なる小さな記事を見つけました。
それによると、もともとタルタールは、アジアの遊牧民たちが生の馬肉を食べたのが起源とか。
しかし、これには諸説あるようで、本当はフランス料理の一品でヨーロッパ料理(事実、タルタールはヨーロッパのいろいろな国で食べられているそう)とか。
私は食の専門家ではないので、真実はわかりませんが、ただ少なくともノルウェーのオーブンサンドの中では、かなり異色な一品である、と断言できます。
ぜひお試しあれ!
熱血、ジャック先生!
こんばんは~。
今日は一転していいお天気でしたね~。うちの近所はかなり雪解けしましたが、でも用心して「鉄下駄ブーツ」で投票に行ってきました。
ただ生徒さんたちは、おしゃれハイヒールブーツを履いていらっしゃったので、「女子力の高さ」はこーゆーところに出るんだなぁと感嘆しました・・・。
さて昨日は観ないつもりだったのに、ノルウェー勢のがんばりがネット越しでわかったので、メダルラッシュをテレビで見ましたよ~。
ホント、日本でノルウェー好きって4年に1回はいい目に逢えるんですね~。「うん、次に報われるのは4年後」と思いつつ涙目です!
今日はセレクトレッスンで、「ネイティブによる発音講座」がありました。
Jack先生は、いつもよりさらにテンションが高く、先生の後ろにあった物を2回ほど落としてしまいました・・・。
でも文字通り「体を張って」正しいノルウェー語の発音を教えてくれる姿勢は、まさに「熱血教室」の様相。はい、ハーバードに行かなくても、Jack先生が「熱血」気分を高めてくれます。
受講者の中には、わざわざ青森から参加してくださった方もいらっしゃり、レッスンはかつてないほど盛り上がりを見せました!
次回のセレクトレッスンは、2/23でタイトルは「ノルウェー暮らし、基本の単語&フレーズ」です。
残席2ですので、迷っている方はどうぞお早目にお申込み下さいね~。こちらからお願いします♪



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