『オスロに暮らす』

未だに「ノルウェーは情報が少なくて・・・」と嘆く方が多いのですが、この本の存在はご存知でしょうか?

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初版は1994年。最初に留学したのが1995年なので、本の存在を知った時は文字通り「飛びつき」ました!
JETROが発行した本書は、なぜ「オスロ」を選んでくれたのかナゾです・・・。それほど駐在員が当時、多かったとも思えないですし・・・。

ノルウェーの紹介、出発前の準備、移住後の手続き、生活上の情報などなど、編集された方々の努力には頭が下がる思いです!
もちろん情報は今では古くなってしまったものが多いですけど、国民性や生活上の注意などは、今でも「その通りだな~」と感じる箇所がしばしば。
例えば「おつきあい」の章で、「日本人の家庭に外国人を招いたとき、日本の主婦はサービスのためしばしば席を立ち、つつましく微笑んでいるだけで会話に参加しないことがありますが、これはあまり感心しません」とあります。その通り~。

またこの頃は、今よりもっと日本食材が売っていなかったのでしょう。それでも、日本食や食材に近いものを探そうと情報が載っています。
「魚屋」の紹介ページで、とある店の紹介文に「イカがあります」と書いてあって、うう~~~皆さんの苦労がしのばれますね。

おそらく今は入手困難と思われる本書ですが、時々眺めて、当時の気分に浸るのもまた一興ですよ。

味わい

以前もノルウェーの切手をご紹介しましたが、今回も切手袋をあさっていたら、この1枚が目を引きました。

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よくノルウェーの新聞に、「こんな大きな魚を釣った!」という写真が掲載されます(といっても松方弘樹より枯れた感じの人たちですが・・・)。それを見る度に「平和だな~」と思っていましたが、この切手も同じモチーフですね。

ユーモラスな味わいのイラスト。現物では見えなかったのですが、写真を撮ってみてKaare Espolin Johnson(コーレ・エスポリン・ヨンソン)という名前が読めました。
ちょっと調べてみると、「Espolin」の愛称で知られた人だったようですね。西ノルウェー出身で、2歳で北ノルウェーへ移住。オスロの国立芸術アカデミーで学び、イラストレーターとして活躍します。

北ノルウェーらしい1枚でしょうか。
釣り上げられた魚の表情が、気に入りました~。

学生アルバム

実家に帰った際に、ごそごそと昔のノルウェー留学時代の「遺物」を探していました。
おお、こんなものがあった~というのがこちらの一品です!!

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これをぱっと見て当てられた人、すごいです!
1995年に留学したヴォルダカレッジの学生アルバムなんです。学科別に全学生の顔写真が載っています。後ろには住所と電話番号も載っていて、「個人情報」満載な1冊です。

覚えているのは、留学中の一時帰国でこのアルバムを友達に見せたら「みんな顔つきが違う!」って・・・そりゃそうでしょう。向こうはほぼほぼ北欧人。
そして私の写真を見て「顔が薄い」と言われました。何となく「幸せも薄い」気がする今日この頃。

この時にイケメン・美人だった人たちは今頃、30代後半~40代初めくらい。
髪が薄くなってすっかり「おっさん」になっている事例を知っていますが、それも含めて懐かしいですね~。

棚からぼたもち本

ノルウェーの本は、残念ながら日本の書店ではほぼ買うことができません。うう・・・。
なので、私は現地のNorliという書店から、本を買っています。
こちらの本は、注文していないのに届いた「棚からぼたもち本」です。

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この表紙のモチーフに見覚えがある人はいますか?
こちらはノルウェーの国民的画家Thedor Kittelsen(テオドール・キッテルセン)の画集です。
Kittelsenは、ノルウェーの歴史や民話をモチーフにした絵をたくさん描いています。

表紙もまたノルウェーの民話と関係があります。タイトルは「Kvitebjørn Kong Valdemon」です。「白くま王ヴァルデモン」です。魔女に呪いをかけられた王子は白くまとなり・・・という民話ですね。

で、「注文したのにこの画集が届いたんだけど。返送した方がいい?」とバカ正直にメールした私に、Norliの担当者は「あなたにあげる」とのことで、ゲットした画集です♪

フィルム写真

ノルウェーに最初に旅行で行ったのは、1992年。
最初に留学したのは、1995年。
当時は、まだ「フィルムで写真を撮る時代」でした~。まるで民話を語る老婆の気分です!

当然、カメラを持って留学に旅立ったのですが、現像をしてもらって写真とネガが返ってくる袋がこれだったんですね~。

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FUJIFILMというロゴが袋に書いてありますよね~。
改めて「日本の商品は、こんなノルウェーの田舎にも行き届いているのね」と感心した次第です。
FUJIFILMのロゴに、ノルウェーの風景とノルウェー語が刻まれていて面白い。

フシギなのは、現像してもらう写真のサイズ。特にサイズ指定とかしなくても、常に「ちょっと大きいサイズ」に現像してくるのです。
それに慣れてしまうと、帰国して日本のサイズが「物足りなく」感じてしまい、サイズを大きめに現像してもらっていたな~。

・・・フィルム写真の懐かしい思い出です。