掲載誌のお知らせ~文芸誌「群像」10月号~

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講談社が発行している文芸誌「群像」とは不思議なご縁があります(と少々、無理やりな展開)。

佐伯一麦さんが同誌に「ノルゲNorge」を連載前に、ご本人からサイトを通じてご連絡がありました。
ノルウェーの小説「Fuglane」=「鳥」(Terje Vesaas著)を講演で紹介した内容をサイトに掲載していたのですが、「ノルゲ」で参考にさせて欲しいというびっくり!なご依頼でした。
ちなみにその講演原稿は、こちらからご覧になれます。

「ノルゲ」は単行本化され、謝辞にはご丁寧に私とサイト名とURLまで載せていただき、恐縮しました。
もっと恐縮したのは、「ノルゲ」が野間文学賞を見事に受賞され、授賞式にまでご招待いただきました~。
帝国ホテルでの授賞式と華やかなパーティ(でも知り合いは初対面の佐伯さんのみで完全アウェイ)で、「あ、川上弘美と江國香織がいる!」などとミーハー気分で参加いたしました。

授賞式

野間文芸賞

そして同じ文京区のご縁でしょうか(講談社とウチ)、「群像」にコラム(「私のベスト3」)を書きませんか?とご依頼を頂きました。
文芸誌に・・・・コラム?? 見本で頂いた原稿のいくつかを読みました。
内容は難解・・・。さすが文芸誌。その中に、吉田類さんの軽妙洒脱なコラムもあったのでちょっと安心しました(コラ!)。
さらに、書店にある「群像」で「私のベスト3」というページをチェックすると、「おっさんサウナ」という私でも理解可能で面白いものもあり、「私のような下々のものが書いてもいいのか??」という悩みは少し和らぎました~。

で、肝心の執筆ですが・・・久々の紙媒体・・・しかも文芸誌・・・最初で最後でしょう。
今さら作家になどなれるわけありませんし、野間文芸賞受賞式と同じように「完全アウェイ」な気分で、いつものバカ丸出しを若干、薄めつつ・・・
でも結果、限りなく普段ここで書いている内容と変わらないコラムしか書けませんでした~。

・・・と長い前ふりで恐縮です!
「マイナー言語ワーカーの愉しみ」という1ページのコラムが、「群像」10月号に掲載されましたので、よろしかったらご一読下されば幸いです。

群像

群像表紙です!

さらに証拠はこちらに目次が載っています。私の名前が、川端康成氏、岸本佐知子さん、町田康氏と並ぶのってシュールですよね~。

http://gunzo.kodansha.co.jp/27915/37498.html

昨日の新聞広告で、ちっちゃくですが名前が載っていてびっくり!あのコラムの内容で・・・なんか申し訳ない気分です。

新聞

見えますか~?

クリックすると大きくなるみたいですよ~。
いずれにしても、いい冥途の土産となりました~♪