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青木順子のブログです。
気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。

Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~

Juletre=クリスマスツリー♪

北欧好きの方々は、IKEAの生のツリーを買っている人が多いかと思います。
そして生のモミの木の匂いを感じながら、北欧風のデコレーションをあしらってクリスマスムード満載ですよね~。

そんなにマメではない私のクリスマスツリーは・・・10年間同じです!
2005年の冬。日本橋のとあるデパートのチラシに「北欧のクリスマスフェア」という文字が躍っていました。
今でこそ「当たり前のような」北欧フェアですが、当時は稀少だったんですよね。
そしてチラシに「デンマークのクリスマスツリー」(エストニア製)とクレジットとともに、可愛いツリーの写真が載っていたのです。
一目惚れしました・・・!そしてフェアが始まるとすぐに日本橋へGo!

目指す売り場へ行き、ギラついた目でツリーを探しますがありません。。。数量限定と書いてあったので「もしや売り切れ?」と焦り、店員さんにすがるように「チラシでこういう感じのツリーを見たのですが・・・」と尋ねました。
私の負の迫力に圧倒されたのか、「実は本日分は売れてしまったのですが、明日の分をお出ししましょう!」と親切に売ってくれたのです、きゃほー!!

・・・そこまでして手に入れたデンマークのクリスマスツリー(エストニア製)は、お手軽かつミニサイズで身の丈に合っています。

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北欧の人のように1月7日くらいまで出しておきたいのですが、日本には「お正月」があるので、年内くらいでしまいまーす。

2015/12/27

若者たちと選挙 in ノルウェー

在日ノルウェー人が驚くことの一つに「選挙カー」があります。お約束のように「あのうるさい車は何なの?」と聞かれますが、日本人としても答えに窮しますね。
しかし、あれだけ違和感を覚える理由が分かりました!

9月の渡ノル時。オスロ随一のメインストリート、カールヨハンをぶらぶら歩いていると、若い子たちがたくさんいるのが目につきました。そして通りには、小屋?オープンスペース?みたいなものが置かれています。そこにはノルウェーの政党名が書かれて、若者たちは立っている人と会話をしていました。

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ちょうどノルウェーの地方選挙投票日を数日に控えた日だったので、「ああ、これか~」とピンときました。
ノルウェーでは18歳から選挙権があるのですが、若いうちから政治意識を持たせようと、学内・学外で活動を行っています(20の自治体では、16歳から選挙権あり)。
学校選挙」はその代表的なものですね。高校で、本番の選挙(国政、地方、国民投票)前に選挙を行うのですが、結果は大体的に報道され、実際の選挙に影響を与える力があります。政治家たちは学校を訪れ、生徒たちとディベートを行うのも「普通のこと」。

そして、私が実際に目にした光景は「Skoletur」=学校のツアーと呼ばれる活動です。
・・・って知ったかぶりで書いちゃいましたが、実は私も若い子たちに紛れて、各政党の小屋を周って「あの子たちは?」と質問して教えてもらったのです。
てっきり高校生かと思いきや中学生!!ほ~、エリート教育にあまり縁がないノルウェーですが、政治参加に関しては「早期エリート教育」を行っているのですね!

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中学生たちはノートを持ち、いろいろと質問をしていました。その姿を見ていると、質問する側も答える側もいろいろな肌の人が、改めてノルウェーとって移民系の存在は、ごく日常に溶け込んでいるのだな~と実感します。
置いてある政党のパンフレットは、ノルウェー語・英語以外の言語にも対応していました。お金はかかるけど、必要なことですよね。

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私も若い子たちに交じって、政党の人たちにHei!と近寄ります。すると「どこの地区で投票するの?」と聞かれるのですが、「実は観光客で、投票はできない」と説明しました。それでも「質問したいことがあるんだけど・・・」と続けると、快く応じてくれるノルウェー人たち!
例えば移民に厳しい進歩党(Frp)では「シリア難民について」、緑の党では「同じく環境政策を訴える自由党との違い」などもっともらしく質問をしましたが、投票権もない私に熱く政策を語る、語る!!

移民に厳しい進歩党のキャンディー。EU圏外国籍なので怖くて手が出せません

移民に厳しい進歩党のキャンディー。アジア人は遠慮しました・・・

説明する側は、大人も若い人もいます。特に印象的だったのが、労働党(Ap)のスペース。質問に答えてくれた女の子で、労働党青年部(AUF)のメンバーとのこと。
2011年の大量テロでAUFのメンバーは多数、犠牲となりましたが、どんどん新しい人が活躍しているのだな~と感慨深かったです。
説明する側も若い人だと、中学生や高校生の質問や問題意識を理解し、共感できるのではないでしょうか。

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投票日前の土曜日に、やはりカールヨハン通りを歩いていたら、テレビ局の仮設スタジオが出没し、ソールバルグ首相とストーレ労働党党首がいてびっくりしました!あまりに、距離が近くて写真をパチリ!

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政党のスペースも、首相もストーレ党首も、私が歩いている道と同じ高さ、同じ目線に存在していました。
このスタイルの政治活動だと、気軽に質問を投げかけたり、意見を求めることができますね。ノルウェー人の「民主主義」という言葉への強いこだわりが「バリアフリー」の政治活動スタイルとして実践されている、と感じました。

来夏から日本でも18歳から選挙権を持つようになりますが、主権者教育の在り方などどうなっていくのでしょうか?
カールヨハンを歩きながら、たくさんの刺激をもらいながら考えちゃいました。

2015/12/22

北欧愛マグカップ♪

今、キーボードを打ちながら「愛~、愛~、愛~」と頭の中でリフレインしています!
「ノルウェーバカ一代」の私ですが、もっと広く「北欧」を意識するようになったのは、もちろんそれぞれの国を旅行したことがあること、さらに「北欧ぷちとりっぷ」というイベントに参加できた影響も大きいかなと思いますね~。
・・・ということで「北欧愛」に目覚めた私は、北欧5カ国の国旗をあしらったマグカップをインディーレーベルから自主制作したのですが・・・

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何回目かの「北欧ぷちとりっぷ」でサンプル展示もしたり・・・
ブログで「注文しませんか?」と呼びかけもしたり・・・

でも反応はなかったので、今ではノルウェー語のレッスンで生徒さん用のマグカップに使っています!(ブログの画面からも削除しました~)

ということで、「北欧愛」を実感できるイベント「北欧ぷちとりっぷVol.6~ノルウェーってこんなに可愛いかったんだ!の巻」(1/31開催)は絶賛、前売り販売中です♪

2015/12/20

街歩きが楽しくなる♪~目からウロコのノルウェー語~

2000年、オスロ大学に留学中。オスロ中央駅で地下鉄を待っていました。
暗いホームで前の看板を何となく眺めていると、こんな文字が書かれていました。

Uønsket graviditet

ほ~、こういう問題はノルウェーでも存在するんだ、なるほどね~と納得しました。
で、肝心の意味は”Uønsket”(ウーウンスケット)「望まない」+”graviditet(グラヴィディテートゥ)「妊娠」で「望まない妊娠」です。

というように、看板の文字が読めると街歩きの妙味が増すということが、お分かりいただけましたでしょうか?(例が良くない?でもすごく印象的だったんです!!!)

こう感じるのは私だけではないようで、旅行に行かれたノルウェー語レッスンの生徒さんたちが「看板の意味が分かるようになって嬉しかったです」と何度か教えてくれて、
「ですよね~」と共感するノルウェー語愛♪ 

10月、アネッテさんのお宅で開催した「ワッフルパーティ」で、ノルウェー旅行で撮った看板や標識、もろもろの文字の写真をパワポで見せながら解説しました。
今まで「ノルウェー語」にターゲットを絞ったプレゼンは何度かしてますが、このプレゼンの準備はとても楽しかったです!旅行中に撮った写真を見直してみると、意外にも多い文字、文字、文字。意味がわからなければ単なる記号ですが、意味がわかっちゃうとニンマリできちゃうというしくみです(知らない方が良かった・・・と言う場合もあります)。

・・・と文字で書いてもイメージがわかない!という方のために例を出してみますね。

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実はこの建物の存在は知ってました。でも9月にオスロで居候させてもらった友達の家の近所に発見してビックリ!
Øl=「ビール」+akademiet「アカデミー」=「ビールアカデミー」という意味です。ビールのテイスティングや、ビールとチョコの試食会などやっているところですが、ølとakademietを組み合わせるなんて面白いですよね。

次行きまーす!

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これは、ブログで取り上げたMatstreif「食の祭典」で見かけた文字です。イロイロ深読みできる文字に、思わずパチリ!と写真を撮りました。
Norsk「ノルウェーの」+drikke「飲む」+kultur「文化」=Norsk drikkekultur「ノルウェーの飲酒文化」!
ちなみに、たくさんのクラフトビールがここで買うことができました~。ノルウェーの飲酒文化ね、ふふ・・・(以下、自主規制)。

はいお次は・・・

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これはな~んとなく雰囲気から意味がわかりますか?
rydde「片づける」+salg「セール」=「在庫一掃セール」という意味ですね~。Salgはノルウェー語が分からなくても意味が伝わると思います。

どんどん行きますよ、そろそろノルウェー語が分かってきましたね?(←そんなに簡単にわかっちゃったら、私の仕事なくなる・・・)
これはオスロ随一のメインストリート、カール・ヨハン通りで見つけました。

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冒頭のUønsket graviditet「望まない妊娠」と同じように、やっぱりこういう問題はノルウェーでもあるんだな~、と思いました。
Født「生まれる」+i「中に」+feil「間違った」+kropp「体」=「間違った体に生まれた?」という意味になります。性同一性障害の人に向けたメッセージでしょうか。紙一枚から、ノルウェー社会の一端が覗ける気分になれます(←あくまでも気分です、気分・・・)。

次は・・・「おお、やっぱりノルウェーでもこれのニーズがあるんだ!」と思った看板です。

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英語でRemoveとありますが、じっくり読むと・・・Fjern「取り除く」+tatoveringen「タトゥー」=「タトゥー除去」という文字が読めますね。日本に比べて、国民一人あたりのタトゥー率は高いノルウェー。カジュアル感覚で入れている人が多い印象です。でも、やっぱり除去したい時があるの?ノリで入れちゃった元カノ&元カレの名前?いろいろ妄想が広がり、ノルウェーの風俗の一端が覗ける気分になれます(←これも気分です!)。

可愛い看板もありますよ~。

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Varm「暖かい」+sjokolade「チョコレート」=「ホットココア」です♪
とっても甘くて、体が温まるココアは、ノルウェー留学中によく飲みましたね。看板を目にした瞬間、思い出がよみがえりました。

・・・てな感じで、ノルウェー語が解読できると「怪しい東洋人、なぜここで写真を撮っているのか」モードが発動することがお分かりいただけたでしょうか?
日本に来る外国人観光客が増えているようですが、やっぱり看板が読めると面白いと思うんですよね~。例えば・・・

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「ドッケン!」ドイツ人もビックリ!!

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現在、2016年1月期のノルウェー語レッスン&セレクトレッスンを募集中です!
「初心者コース」は木曜19時、日曜13時半(一部変則)の枠で集中募集していまーす。
詳細・お申込み・お問い合わせは↓からどうぞ~♪

http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm

2015/12/15

嬉しかったJulekort(クリスマスカード)♪

Jul=クリスマス、という言葉に食傷気味の方は読まなくていいですよ。って嘘です、ぜひお目通しを!!

Julekort=クリスマスカードは、ノルウェー語を習い始めた最初のころにもらったものが特に思い出深いですね~。
こちらのクリスマスカードは、まだ留学前に通っていた都内ノルウェー語教室のGry先生から送られてきたものです。

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イラストは何を描いているかわかりますか?
これは、クリスマスイブに食べるポリッジでノルウェー語ではrømmetと呼ばれるものです。
ねずみも可愛いですね~。
でもこのカードの中が、も~~~~と可愛いのです♪ Gry先生の赤ちゃんの写真が添えられているのですが・・・うう、反則なまでの可愛さ。
でもこれをもらったのはもう20年近く前なので、赤ちゃんは立派な大人になっているハズ。

今は音信不通になった人でも、懐かしむことができるのがJulekortのいいところですね♪

2015/12/13

『アルネ&カルロスのクリスマスボール』出版!

Arne&Carlos(アルネ&カルロス)の名前を知ったのは、この本がきっかけでした。
アルネ&カルロスのクリスマスボール(日本ヴォーグ社、朝田千恵訳)の邦訳出版は、Hurra!ばんざーいという気分です!
もうすでに彼らのファンの方、編み物好きな方だけではなく、ノルウェーや北欧のクリスマスや伝統に興味がある方には最適な本ではないか?とページをめくりながら思いました。
早速、極私的ツボをつづりたいと思いまーす。

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『アルネ&カルロスのクリスマスボール』の全体に流れているのは「クリスマス前のワクワク感」。
現代のクリスマス=Jul(ユール)は、10月からイルミネーションが飾られ、たくさんのプレゼントを用意しないとというストレスを覚えるノルウェー人がいるほどです。
でも本書では、まだクリスマスが商業化される前、長く暗い冬の中で生活しながらクリスマスをひたすら楽しみにしているノルウェー人の姿が浮かんできます。
「はじめに」から引用してみましょう。

11月半ば、この辺りがものすごく寒くなり始めると、僕たちは家中あちこちでろうそくを灯します。そしてクリスマス工房の計画を立て、最初の活動を始めます。(略)
クリスマスの計画自体には、僕たちは1年中取り組んでいます。そこには心待ちにする気持ちがあります。子どものころに抱いていた期待、時に大人になった今でさえ感じる待ち遠しい気持ちです
。」(7ページ)

クリスマスストレスに陥っている人には、まるで「福音の声」?

本書では、アルネ&カルロスが55のクリスマスボールのパターンを紹介しています。
興味深いのは、北欧の伝統的なパターンが、別の国でも存在するという事実に触れている箇所です。「まるでパターン自体があちこち旅してまわったかのようにも思えます」(14ページ)という喩えは「民話」と似ている!と思いました。民話は内容が少し違っていても、似たようなものがいろいろな国にありますよね。

55のパターンそれぞれの編み図紹介とともに、そのパターンがなぜ生まれたのかの解説がじっくりされていて、なるほど~と好奇心をそそります。その解説の合間合間に「深い!」と思える言葉がたくさん散りばめられています。長くなりますが以下引用します!

僕たちはいつもノルウェーの伝統的な手工芸にインスピレーションを得てきました。(略)ファッション業界では「最新のもの」がなにより注目されます。でも僕たちはこう思うんです。「最新のもの」を作り出すためには、時代をさかのぼって自分たちの文化や歴史、伝統を学び、そこから伝統的要素を見つけ、現代風に活かさなくてはならない。そうすることで、「最新のもの」を作り出すだけではなく、自分たちの文化的遺産を次の世代に引き継いでもいるんだ、って。」(34ページ)

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ノルウェー人がアルネ&カルロスのクリスマスボールに惹きつけられたのは、まさしく「伝統的なパターン」の要素が強かったのでは?と想像します。レトロな柄、まるでおばあちゃんの家に行った時の思い出のよう。
そうそう、アルネは「おばあちゃん語り」が好きですよね~。ちゃんと本書には「おばあちゃんのクリスマス」が記されています。ああ、こんなプレゼントを当時はもらっていたんだ、こんな風に過ごしていたんだ、と古きノルウェーのクリスマスに思いを馳せることができます。

55のパターンを見ながら、自分はこれが好き!と選ぶのも楽しいです。私のお気に入りは・・・
「スキーヤー」(33ページ)です。ノルウェー人とは切っても切れないスキー。それもクロスカントリースキー。このパターンの解説には、ノルウェーを代表する「愛すべき皮肉屋じいさん」オッド・ブレッツェンの文章が引用されていて、笑っちゃいました。まさに「わかる奴だけわかればいい」の世界・・・。

写真のインパクトもありますが、「クリスマスのぶた」(76~77ページ)も可愛いです!!
ぷっくりと肥えた豚にハートがあしらわれていて、う~ん、欲しいです~♪(←自分では永遠に編めません・・・)

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55のクリスマスボールに添えられているレトロなオブジェや写真もまた見どころです!
アルネ&カルロスは常にインスプレーションを探し、スクラップブックを作っているようですが、それをこんな形に昇華できるセンスは素晴らしいですね。

クリスマスプレゼントにも最適。
編み物ド下手な私でも、うっとりできる1冊です♪
あ、そうそう。ノルウェー語の勉強にもなりました!”Ut på tur, aldri sur”ということわざが本書に書いてあるのですが、今までしっくりくる訳がなかったんです。朝田さんの訳は「外に出れば、気分も爽快・・・・」でした。おお、この訳がどんぴしゃり!まさに気分爽快です♪

P.S.2013年に開催したアルネ&カルロスファンミーティングの様子はこちらからご覧になれます!

2015/12/8

懐かしのノルウェークリスマスフェア

ここ数年、たくさんのデパートで当たり前のように「北欧クリスマスフェア」を開催していますよね~。
あまりに多くて、周り切れないほど。こんな世の中になるなんて、想像していなかったです!
・・・とは言え、「ノルウェーのクリスマス」にだけフォーカスしたイベントは、まぁ少ないですよね。
しかーし! 当時の赤坂プリンスホテルは「ノルウェークリスマスフェア」を開催してくれていたことで覚えています。

もう10年くらい前でしょうか。
かのホテルの「ノルウェークリスマスフェア」に、Yoko管理人といそいそと出かけた記憶があります。
赤いものが集まっているエリアがありました!おお、たくさんのユーレニッセ(Julenisse=ノルウェーのサンタ)が!!
ノルウェー物に飢えていたので、がっついた記憶が・・・。そこで買ったものの一部がこちらです!

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このユーレニッセは、女の子(おばさん?)なのが珍しくてチョイス。
あとお皿は、ノルウェーのPorsgrund(ポッシュグルン)のもの。ニッセがシュールにあしらわれています。
「在庫全部下さい!」と喰い気味にお願いし、3枚ゲットしました~。同じ模様のマグカップも買ったのですが、行方不明・・・。え~ん、お気に入りだったのに。

今では当たり前の「北欧クリスマスフェア」ですが、こんな時代もあったんですよ~と歴史の生き証人は語ります。
でもこの「当たり前」はいつまで続くのでしょうか??(ちょっと考えるのがコワイ・・・)

2015/12/6

オスロ図書館の新プロジェクト、求職者が殺到!

「5人のポストをめぐって、約700人の応募」というセンセーショナルな新聞の見出しを見つけました。ノルウェーの人口は510万人です!
どこの大企業かな?と思って読んでみると・・・え?図書館に応募ですか?
・・・ということで、全く個人的な興味でこちらのニュースをピックアップします!(Aftenposten紙、2015年11月29日)

オスロの図書館は、Deichmannske Bibliotek(ダイクマンスケ・ビブリオテーク)が名称です。
「Deichmann」=「ダイクマン」という愛称で親しまれ、官庁街にある中央図書館やオスロ各地に図書館があります。

中央図書館

中央図書館

ムンク美術館があるTøyen(トイエン)に図書館を建設することとなり、ユニークなプロジェクトに挑戦することになったとか。それは・・・

「大人立入禁止ゾーン」

はい、10歳~15歳の子ども・ヤングアダルト(YA)に特化したセクションが作られることになり、このセクションスタッフとして「5人」のポストが公募され、約700人の応募があったのです。
具体的にどんなセクションを意図しているのでしょうか?トイエン図書館館長のコメントから引用してみましょう。
「30人の若者を集めたワークショップを開催し、図書館に何を求めているかを尋ねました。答えは、食べ物・ゲーム・作家のワークショップや登壇などが挙がりました。また、静かな空間も欲しいという意見があり、これらは全て取り入れられます。来年の2月には、屋根にスキーのリフト(???)、壁にはグラフィティで彩られたスペースが完成します。」

このセクションスタッフの条件として、司書であることは求められませんでした。代わりに、創造力、IT知識、ハンドクラフト能力、さらに文学イベントや子どもやYAに関わる活動をした経験が要求されたのです。この時点でハードル高し!

さてトイエン図書館の方は、まさかこんなに応募が来るとは予想しておらず、「選考過程は非常に大変だった」とのこと。
書類審査を経て、1次面接にこぎつけたのは43人!でも面接時間は、たったの10分!そこで志望動機を語ってもらい、同時に一人一人を写真撮影したそうです。
選考会議室のボードに貼られた写真を見ながら、各人の印象などを思い出し、誰がポストに適しているかを話し合うのに役立ちました。

その中から何人が最終面接に選ばれたのは記事には載っていませんが、1次面接より時間をかけ、事前に通知した課題とプロジェクトに関するプレゼンテーションを行ってもらう内容だったそうです。その結果、館長は「贅沢な悩み」に陥ります。

「問題は、みんながとても優秀だったことです。もっと多くの応募者を採用できたら・・・と思いました。残念ながら選ばれなかった人たちへ手紙を書き、みんなの資質を誉めました。手紙を受け取った人から”今までもらった不採用通知の手紙で一番、素晴らしいものでした”という返事をもらったんです。」

では、この超高倍率のポストを手に入れた人はどんな人なのでしょうか?
記事では、2人が紹介されています。1人は俳優、1人はグラフィックデザイナーで、子どもやYAに関わる仕事をした経験がありました。求人広告を見て、「これは!」と思い応募したそうですが、応募者総数を聞いた途端・・・

「このポストに選ばれるのは、演劇カレッジ入学か外務省のインターンに選ばれるより難しいと感じました。」

ほ~、外務省のインターンも大変なんですね。調べたところ、2015年は448人(女性243人、男性205人)応募があり、選ばれたのは15人。ちなみに期間は3年です。

ここまで人気があった新プロジェクトですが、こんな希望が込められているそうです。
「子どもやYAたちの図書館離れを防ぐのが目標です。この年齢層に、成長や新しい発想をしてもらいたいのです。」
いいな~、オスロの子どもたち!

9月にオスロへ旅行した時、ダイクマン中央図書館の児童書部門長とお話しする機会がありました。

中央図書館の児童書コーナー

中央図書館の児童書コーナー

また別の機会に、その時のことを書く予定ですが、図書館が「子どもの読書離れ」を食い止めるために様々な工夫をし、成功していることが分かりました。
そのためには、もちろん「お金」が必要です。トイエン図書館は「5人を雇用する予算がもらえて良かった」とコメントしています。

中央図書館まったりスペース

中央図書館まったりスペース

実は今、ダイクマンは移転問題で揺れています。オペラ座がある地区に移転し、立派な図書館建設計画がありました。が、予算オーバーでとん挫する可能性があります。そうした最中、このニュースは久々に明るい話題でした。
次回、来ノルした際には、何とか子どもの扮装をしてでも「大人立入禁止ゾーン」に入りたいと思います!(ピッピのコスプレとか逆効果でしょうか??)

2015/12/2

Norgeバッグ♡

よく「ノルウェー語なんて、どんな人が習いに来るのですか?」という質問がありますが、答えに詰まります・・・。みなさん、いろいろなんです!
生徒さんのお一人が、以前からノルウェーや北欧にちなんだ可愛いポストカードや雑貨を作っていらっしゃるのを知っていたので、5回目の「北欧ぷちとりっぷ」に、「出店してみませんか?」とお誘いしたら、ご快諾いただきました。その時、販売して私も一目惚れしたNorgeバッグはこちらで~す♪

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ところでみなさん、Norge(ノルゲ)の意味はわかります?
ノルウェー語で「ノルウェー」という意味です。もうそれだけで感涙もの。ちゃんと国旗もあしらっているし、ノルウェーでもこういう気の効いた可愛いお土産を売ればいいのに・・・!

このエコバッグのいいところは素材と持ち手がしっかりしていて、エコバッグ特有の「頼りなさ感」とは無縁です!
他の作品もご覧になりたければ、ぜひ こちらのInstagramからフォローしてみてくださいね~♪

2015/11/29

Fukuyaさん+しずく堂さん=北欧愛を感じた夜♪

「青木さんが、毎日、何を食べているか心配なんですよ~」と優しい「見守り」の言葉を下さったのはご存知、北欧ビンテージショップFukuyaのミタ夫妻。
・・・ということで、慈愛に満ちたミタ夫妻の「夕食どうですか?」のお言葉にちゃっかり甘えて、世田谷まで行ってきました~。
いつもオシャレなミタ夫妻邸。クリスマスムードを感じるキャンドルが窓辺にあってステキです!

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夕食は、人気の手芸作家しずく堂さんもご一緒でした!しずく堂さんはちょうどFukuyaさんで長時間のワークショップを終えられたところ。
おお~、これは天の配剤?ずっと前から「すごく不器用な人間に編み物を教えてくれませんか?」とTwitterでしつこくからんでいたのは・・・ワタシです!
しずく堂さんは、超不器用な私と、すでに上手なミタ夫=けんちゃんに編み物を教えてくれることに・・・!

なぜこんなに編み物に憧れていたか・・・理由があります。
何年か前にオスロの「高齢者センター」を訪れた時、編み物をしながら楽しくおしゃべりしている女性たちの姿が印象的で「ああ、編み物ができるといいな~」と夢が膨らんだのです!

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さらに、生徒さんに「編み物を仕事」にしているプロの方がいるんです。前から編み物への憧れを語っているのにちっとも行動に移さない私に、ご自身が出された編み物教本と毛糸を下さったのです!もうやるしかないでしょ~。

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さて。しずく堂さんは可愛い作品が特徴ですが、そんな作品編めるところまで実力が伴っていません・・・。
なのでまずは基本中の基本、細編みから習います。かぎ針持って、毛糸を指にからませて・・・。もう基礎の基礎から丁寧に教えてくださり、感激しました~。
こんな感じでーす!

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芋虫っぽい・・・と感じつつ「とりあえず四角に編んでいきましょう」としずく堂さんは目標設定をしてくれました。
編み続けていて、途中、チェックしてもらうと幅がバラバラ・・・。「ちゃんと目数を数えてますか?」「ええ~、面倒じゃないですか~」と低レベルすぎるやり取りが・・・。
一方、けんちゃんは愛猫みりんちゃんのためのバスケットを、どんどん編み進めています!
何度もチェックして頂き、ほどいて、編んでの繰り返し。しずく堂さんの忍耐力はすごい!どこがダメだったのか親切に教えてくれます。

・・・みんなお腹が空いてきて、ディナータイム!!
おお、ミタさん!さすがお料理上手だし、テーブルセッティングもうっとりしちゃいます♪

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このオープンサンドのパンもお手製とのことでしたが、おいしすぎます!噛めば噛むほど味があって、歯ごたえもあって、オープンサンドのトッピングとの相性がばっちりでした~。
そしてお手製のミートボールも登場♪

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ハナトモさんレシピで作ったそうですが、おいしくて何個もいただいちゃいました~。
食後の不思議なデザート(これは書けません・・・)と紅茶を飲み、まったりしていたら、けんちゃんが作品づくりに戻ったので、私も負けじと戻りました!!

おお、けんちゃん、こんなに立派な作品ができちゃったよ。すごいなぁ~と素直に感心。

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しずく堂さんからは、編んでいる間、いくつも基本的かつ大事なことを教わりました。飽きっぽい私ですが、心に留めてこれから編み物するときに思い出していきたいな~と思いました。
で、ここまで編みました!(途中ヘルプが入ってます)

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Fukuyaさんとしずく堂さんにはもう頭が上がりませーん。北欧でつながったご縁。これからも大切にしたいです!
願わくば、私の不器用ぶりがしずく堂さんのトラウマにならないように・・・Fukuyaさんに出禁になりませんように・・・

2015/11/24

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