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青木順子のブログです。
気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。

Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~

台所に眠るノルウェーの食材

先週の「ベルゲン風」スープの素が台所から大量に出てきましたが、この袋も2つ出てきました~。

え~と袋には、Rømmegrøt(ロンメグルート)と書いてありますね。
これはなんだと思いますか?
答えはノルウェー風ポリッジの素です!
ポリッジ

これは濃いサワークリームがたっぷり使われたポリッジですが、ノルウェーではクリスマスに食べる人が多いです。
ただ、「サワークリーム」なんですが、日本とノルウェーで売っているものは、「別物?」というくらい違います。
ノルウェーの方がさらさらしていて、いろいろな料理に加えます。いちごにかける人もいますね。
なので日本に住んでいるノルウェー人は、「日本のサワークリームは間違っている!」と怒ってます。

この素を使わないレシピを見ても、非常にシンプルです。
材料:濃いサワークリーム1リットル、小麦粉400ml、牛乳1リットル、塩小さじ1
ふたをして2分間サワークリームを煮立て、かきまぜながら小麦の半量を入れます。バターが分離するまで強くかきませ、上澄みをすくいとり、これを温めておきます。
かきまぜながら残りの小麦粉を入れ、牛乳を加えて混ぜます。5分間ぐつぐつ煮て、塩で味付けします。
バター、砂糖、シナモンと一緒にどうぞ。
(「ノルウェーのクリスマス」by ノルウェー大使館製作)

ポリッジはノルウェーの家庭料理で、よく登場します。
シナモンをかけて食べると、「ああ、懐かしい味」と思いますが、どうも日本人には「苦手」という人もいるようです。
いずれにしても、「シンプル」な1品ですね。

・・・て私はこのRømmegrøtをいつ作るのでしょうか??

2014/3/23

宮藤官九郎さんと「北欧」

私は、宮藤官九郎さんの作品が好きになったきっかけは、ドラマ「木更津キャッツアイ」からなので、それほど「マニア」ではありません。
「大人計画」の舞台も実は1回しか見に行ったことがないので(元生徒さんのコネで取ってもらった)、はい、ほどほどのファンです。

このドラマの中で、森下愛子演じるストリップ小屋の支配人が、岡田准一演じる「ぶっさん」に、「今夜はノルウェーからのダンサーが来るのよ」みたいなセリフがありました。
「え?なんでノルウェーなの?」と、びっくりした私。

そして「ぼくの魔法使い」というドラマの中で、大倉孝二が「ロシアパブ」の支配人を演じていたのですが、やはり「今度、北欧パブに変えようかと思って」みたいなセリフがありました。
再び、「え?なんで北欧?」と、2度目のびっくり。

確か、当時の「夢ネット」掲示板に「どうして宮藤さんは、北欧やノルウェーネタを盛り込むのでしょうか?」と書き込んだ記憶があります。
ちゃんとレスもいただきました(もちろんご本人からではありません・・・)。

・・・・と「なぜクドカンとノルウェー・北欧?」と関係性がつかめないまま悶々と過ごした毎日(←すみません、誇張です)。
とあるインタビューだったか、本人のエッセイに答えが書いてありました。はやる心を押さえて文を読み進めると、衝撃的な事実が・・・!
「北欧みたいな共産圏だった地域の人が風俗と関わるのが面白いかな、と思って」(←すみません、うろ覚えの引用です)

ええええ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
クドカン、「北欧=共産圏」だと思ってたの~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!
(確かにスウェーデン人はノルウェーのことを「最後のソビエト連邦」と皮肉ったけど)

宮藤さん

本文とは無関係です

脱力した記憶があります。
ただ、冷静に考えてみれば、当時の自分はノルウェー・北欧にどっぷりはまる生活だったけれども、一般的な日本人の認識はこのくらいなのかなぁ、と。
「木更津キャッツアイ」も「ぼくの魔法使い」も10年以上前の作品で、今の北欧ブームなんて夢のまた夢だった時代です。

実は、宮藤さんと「北欧」のつながりは他にもあります。
彼は、フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの大ファンで、監督が来日した際に会った時の様子をエッセイに記しています。
面白いので引用してみましょう~。ちゃんと現物あるので、正確な「引用」です。

「え、なんでまた?」 (宮藤官九郎著、文芸春秋、2013年)
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部屋に入ってまず目に入ったのはテーブルの上に置かれた吉四六のボトルでした。それを監督は水すら入れず飲んでいる。もちろん無表情で。
怖っ!そして酒臭っ!
それがアキ・カウリスマキ監督の第一印象でした。朝から焼酎ストレートか。ガチガチに緊張した僕は通訳を通して自己紹介をした。
監督のファンであること。作品はほぼ全て見ていること。それから「日本の”レニングラード・カウボーイズ”です」と僕が監督した「木更津キャッツアイ」の氣志團が出てくる回のDVDを差し上げました。
監督は無言&無表情で、やや酩酊しつつ話を聞いていたのですが、突然僕の被っていたニット帽を摑んで脱がし、ボイッと放り投げたのです。
「部屋に入ったら帽子を取れ」
やっぱ怖っ!あと酒臭っ!僕が縮み上がってしまったので不憫に思ったのでしょう、通訳の方が小声で「ジョークですよ」とつけ加えた。(一部略)

最終的には打ち解けて、というかすっかりデキあがり、「フィンランドに来ることがあったら必ず連絡をくれ」と名刺をくれました。もちろん額に入れて今も大切に飾っています。
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・・・ということで、宮藤官九郎さんの作風に少なからず「北欧」が影響しているのかも・・・しれません・・・・ね?

2014/3/19

ノルウェー人が日本にやって来る!~その6(うきうきショッピング編)~

さ~て、このシリーズも6回目になりました。
ノルウェー人のアテンド法を紹介しつつ、生態にせまるというかつてない実験的な試みです!(←誇大表示あり)

外国へ旅してのショッピングは心躍るもの。
日本人はしばしば海外へ行っても、「いろいろな人にお土産を買わないといけない!」と義務感で、自分のものより人のお土産探しに奔走しますが、ノルウェー人は基本的に「お土産文化」ではないので、そうした「お土産プレッシャー」を負っているノルウェー人はほぼいません。

皆さんも容易に想像できるかと思いますが、ノルウェーと比べて日本は買い物できる場所が、「た~くさん」あります!
それは素晴らしいことなのですが、選択の自由が大きければ、ますます迷いも深くなるというもの。「いったい、どんな物が気に入ってくれるの?」日本人は迷います。
あまりにも商品が多すぎて、こんな例がありました。
もうずいぶん昔、大阪梅田の阪急デパートで知り合いの知り合いのノルウェー人と会う機会があったのですが、エスカレーターで階を上がりながら、膨大な商品を前に、彼女はため息をつきました。
「日本はあまりに物が多すぎる。行き過ぎた商業主義は、罪深さを感じます」と。
ま、彼女はノルウェーの地方から来日した本当の「キリスト教伝道師」だったので、「物質=罪」という風に考えてしまったのでしょう。
・・・・まさに物欲にまみれた日本人はこうべを垂れます。

そうかと思えば、「東京、ショッピング天国!」と感激するノルウェー人もいるようで。。。
元生徒さんから共通のノルウェー人駐在妻が、「(新宿)伊勢丹をオスロに持っていきたい!」と叫んだとか・・・

さ、本題の「短期滞在のノルウェー人が喜んでくれるショッピング」について、経験などを書きたいと思います。

大人のノルウェー人から特に人気があったのは・・・・なぜか「包丁」です!
日本製はいいとか評判があるのでしょうか? 特に「Global」ブランドのものが人気でした。他にも、「刺身包丁が欲しい」というリクエストもありましたね。
概して、大人の女性は「キッチン商品」が面白く映るようです。きれいな日本製の陶磁器や焼き物は人気があります。和食器
本場、有田焼の地元までお連れしたノルウェー人女性は、まさに「狂喜乱舞」状態でした・・・。
あと変わったところでは、デパートの「リビングコーナー」を散策していた時に、「仏壇」に目を留めたノルウェー人女性たちがいて、「これは何?」と聞かれ、ノルウェー語で説明するのが難しかった経験があります。

大人の男性はそれほどショッピングに執着しないことが多いです。
あまりに執着しないので、困ったケースもありました。
「奥さんへお土産は?」と聞いても、「お土産には興味がない」ととりつく島のない答え。正直、時間を持て余したほどです。

かと思いきや、今年1月にアテンドしたノルウェー人男性は、「80年代に来日した父が、本物の日本刀を買ったけど空港で止められた」という「武勇伝」を話してくれました。
ということで、「日本刀」への憧憬がヴァイキングの子孫たちにはあるのかもしれませんね~。

若い学生たちはショッピング好きですね~。食べ物はコンビニおにぎりで済ませて、買い物に心血を注ぎます。
洋服はやはり人気。原宿・表参道エリアへいそいそと繰り出します。
びっくりしたのは、「下北沢で自転車を買ったよ」という男の子がいました。どうやって持って帰ったか・・・ナゾです!

学生

この中に下北で自転車を買った人がいます

以下、人気があるスポットをリストアップしましょう。

●秋葉原・・・「電気街」としてやはり有名。それほどのマニアでなければ、駅近くの「ヨドバシビル」で十分だと思います。
●かっぱ橋商店街・・・日本人でも「え!」と驚く商品がいっぱい。キッチン用品はもちろん、食品サンプルは根強い人気です。浅草観光とセットで行けますね。
●東急ハンズ・・・分野別にさまざまな商品が豊富なので、ここへ連れて行けば確実に時間はつぶせます。お弁当箱用のグッズなどもカラフルかつユニークで飽きません。
●伊東屋・・・特にデザイナー系の学生たちに大人気。他にも、ノルウェーでは手に入らないステーショナリーが充実!値段も日本の方が安い!
●ヴィレッジバンガード・・・私はアテンドしたことないのですが、やはり若い学生たちには楽しい場所と聞いています。「まんだらけ」もそうですね。
●無印良品・・・北欧ライターの森百合子さんのお友達をアテンドした時、無印でのはじっけっぷりはすごい印象に残っています。ノルウェーの「MUJI」より商品豊富で安い!
●原宿・表参道・六本木ヒルズ・・・ファッションブティックがたくさんありますし、キディーランドも面白いですね。
●デパート・・・特に時間に余裕のないゲストにオススメです!デパ地下は覗くだけで楽しいですし、ノルウェーには「デパートらしきデパート」がほぼ無いので、見飽きません。
●鳩居堂・・・「和」素材のものが豊富にあるので、覗くだけでも楽しいです。

上に挙げたところは、まぁ「無難」なスポットですが、散策中に思わぬ店がノルウェー人の「心の琴線」に触れるようなこともあります。

やはり北欧ライターの森百合子さんのお友達と銀座を歩いている時、「こんな店が銀座に??」というような、正直、日本人は入らないような靴屋でノルウェー人の足は止まりました。
彼女はそこで手ごろな値段のレインシューズを買ったので、「何が、どこでノルウェー人の心の琴線に触れるかわからない」と思った次第です。
これは私たちがノルウェーに行って、結構な値段の「○ロール人形」を買う行為と似ているかも?

ショッピングの際の注意点について触れると・・・・
断然、「クレジットカード」です!

ノルウェーは、ガム1個でもカードで買い物しちゃうような国です。
従って、ノルウェー人は旅先でも気軽に「カード」で買い物しようとします。
ただ、カードでナゾなんですが、なぜか店によっては「使えない」場合がありますよね。何度試しても「エラー」表示・・・。
ノルウェー人はカードを複数持っている場合が多いですが、全部、「エラー」。
では現金で買い物しますか、という段階になって、それほど現金を持ち歩かない習慣のノルウェー人は「お金ありません」というケースは、何度も経験しました。

または日本では、カードは使えない店がノルウェーよりも多いです。
そうした場合も、現金が必要になりますが、やはり「キャッシュ持ってないです」ということになってしまいます。

ATMでキャッシングすればいいのですが、やはりノルウェーから持ってきたカードは「受け付けません」となった経験があります。こればっかりはホントに理由はわかりません!
ノルウェー人本人もイライラがたまるし、なんかアテンドしているこちらの方が「すみません・・・」という気分になってしまいます。
最悪、立て替えてあげる、ということになることもあるので、アテンドする側がある程度の「キャッシュ」を持っていた方が安心ですね。

私が女だからかもしれませんが、ある程度、ショッピングに興味のあるノルウェー人をアテンドする方が楽しいですね~。観光の合間にショッピングを入れた方が、時間もつぶせます。
ということで、最初に「何か買いたいものがある?」と探りを入れておくのも、スケジューリング段階で必要でしょう。

・・・さて次回は・・・すみません、まだ決めてません・・・

2014/3/17

ベルゲン風スープ

さ~て、今は「週1目標」のビジュアル重視のブログデーですよ~♪(←迷走しまくり)

先日、台所の食材を整理していたら、これが出てきました。
スープ

何だかわかりますか~?は~い、そこの人!
「Bergensk Fiskesuppeです!」
正解~。
はい、これはノルウェーのスーパーで大量に売られている「Bergensk Fiskesuppe」(ベルゲン風フィッシュスープ)の粉です。
何かと手ごろなお土産に困るノルウェー。チョコレートに次いで、こうしたインスタント食品もいただくことが多いですね。

さて・・・もっと整理していたら、この同じ袋が出てくる、出てくる・・・しまいにはこんな風景に・・・。
スープ

今年の目標は・・・「今度こそ、ベルゲン風フィッシュスープ」を作るです!!

2014/3/16

ノルウェーの人気ブログ~その1 若い女の子編~

ブログを始めて、「これでいいかなぁ」と悩みつつ書き連ねていますが、私の「第2のふるさと」=ノルウェー(←ホント?)のブログ事情をご紹介しましょう。

まず、ノルウェーのブロガーは圧倒的に「素人の女の子・女性」が主流です。そして読者も「女の子と女性」です。
その中でも人気のあるジャンルが・・・・
1)rosablogg=ピンクのブログ
「比較的若い女の子が、どんな服を今日は着たか、どんなメイクやコスメを好んでいるか、どんなに学校が退屈かを語るブログ」と定義されています。
2) mammablogg=ママブログ
「こぎれいなママが愛する子どもや夫のことなどを他人に見せつけるブログ」とぱっと見て定義しました。

ではまず1)のブログのサンプルを紹介しましょう♪
・・・正直、人気rosabloggを見ていたら、段々、頭がクラクラしてきました・・
人気ブロガーのプロフ写真をちょっとご覧くださ~い.
まずはSophieちゃんのブログhttp://sophieelise.blogg.no/からどうぞ!
ブログ

お次はEricaちゃんのブログhttp://l0ve.blogg.no/から!
ブログ

最後はAnnaちゃんのブログhttp://annais.blogg.no/で~す。
ブログ

ネガティブな意味で使われる「バービー人形みたい」が「ピンクのブログ」では理想のようですね~。
では実際にブログの中身を覗いてみましょう。こちらhttp://l0ve.blogg.no/は、典型的な「ピンクのブログ」の一例です!

同じように、ブロンドロングヘアーの女友達との写真、テキストは「今日は数学の試験があって大変だった~」とたわいもない内容。後は、海外旅行のブログエントリーも「マストアイテム」です。

たかが「若い子のブログ」と侮れませんよ~。
4年ほど前にトップブロガーだったVOEちゃんhttp://www.voeblogg.no/、は「VOEちゃんお気に入りの服」「VOEちゃんお気に入りのコスメ」と紹介してくれると、売り上げUP。
計算高い大人たちとやっぱり計算高いVOEちゃんは、ブログに服、靴、コスメ、バッグを無償提供し、ま、「ステマブログ」の様相になりました。
新聞やメディアでも「人気ブロガーVOE」と取り上げ、はてはテレビ出演や雑誌のモデルなど時の人となりました。
なんでも2009年10月には、350万PVを記録したとか・・・ノルウェーの国民は500万です!

人気のrosabloggを見ていると、ある程度の「法則」がありますね。
・ロングヘアー、ブロンドが最も好ましい
・肌は適度に日焼け
・定期的に海外旅行
・流行の服、コスメ、ブランドのバッグはマストアイテム
・恋人は当然いる
・仲良しのそっくりな女友達がいる
・家族もやっぱり仲良し
・ペットがいるとなお良し
・スタバのカップを見せるとおしゃれ度UP(注:スタバがノルウェーに上陸したのは昨年)
・内容は「今日は●●したの~」とまるで友達に話しかけるような文体

そして一番大事なのは・・・
・超ポジティブで、読者が「こんな風になりたい!」と女の子の憧れの対象になれること!

いわゆる若い女の子の読む雑誌が、日本の「魑魅魍魎」のように発達していないノルウェーでは、こうした「ピンクのブログ」がいわばファッション雑誌代わりになっているのでしょうか?

では次回はいつになるか分かりませんが、彼女たちが成長するとどんなママになるか・・・「mammablogg」の紹介です♪

2014/3/14

カレンダーのナゾ

またまた昔話で恐縮です。

1994年に都内の語学学校でノルウェー語を習い始めた時に、ノルウェー人の留学生たちと知り合いました。
彼らのスケジュール帳を見せてもらう機会があったのですが、「??」とナゾの表記がありました。

uke1
uke2
uke3

ノルウェー語のukeは「週」を意味します。ですからuke1=「週1」になりますね~。

「これってどういう意味なんですか?」
「ノルウェーでは1月の1週目から順番に、uke1、uke2・・・て順番をふっているんだよ。」
「ほお~」

これだけではわかりにくいかもしれないので、実際に2014年のカレンダーをご覧ください♪ (画像をクリックすると拡大します)

カレンダー

ノルウェーカレンダー

ええっと今週はuke11になりますね~。

で、このUke○○なんですが、例えば普通の会話では使いません。
「ねえねえ、uke13にデートしようよ~」「無理無理。uke18なら空いてるよ」
これはナイです。

ではどんな時に使うのでしょうか?
私が最初に留学生から見せてもらった手帳の次に、見る機会があったのは、留学先のカレッジで年間スケジュール表を渡された時です。

uke○○・・・試験
uke○○・・・冬休み

といった塩梅です。
「普通に月日で書いてもらった方が分かりやすい・・・」と極東から来た留学生は思いました。

ノルウェー人に聞いて回ったわけではないので、あくまでも推論なのですが・・・。
あの人たちはきっと保育園・小学校からこのuke○○の表記になれ、きっと「体に染みついている」のだと思います。
なので反射的にuke27と言われると「7月の第1週」と見当がつくのではないか?・・・と。

このukeに慣れているからかなぁ~と納得したのは、ノルウェーの育休制度の表記法です。
よく育休取得47週=100%賃金保証
育休57週=80%賃金保証
という記述を目にしますが、日本だったらば「○○か月」とか「1年と○○月」という表現になりますよね~。

他にも、「日本と表現法が違う」と感じたのは、「パートタイム労働」にまつわる言い方です。
「私は80%働いている」
「私は50%働いている」
のように○○%働いているとパーセンテージで表現します。これはフルタイムを100%として、それに対しての労働時間の割合を表しています。
日本だと「週3日」という言い方ですよね~。

みなさんは、ノルウェーの表現と日本の表現、どちらが分かりやすいですか?

2014/3/12

ノルウェー人が日本にやって来る!~その5(何を食べさせる?)~

さて連載もダラダラ引っ張って、5回目です。
日本人の大きな心配事・・・それは「何を食べさせればいいか?」です。
日本人は食に寄せる関心が高い。それにせっかく日本に来てくれたんだから、「美味しいものを食べさせてあげないと!」と半ば、強迫観念に駆られます。

普段は、毎日、変わり映えのしないような食事をしているノルウェー人。
薄ぼんやりしているノルウェー人でも、さすがに「日本は食事がおいしいらしい」と知識と期待は抱いてきます。

ここで問題なのは、やはり予算と相談になります。
1)公費・会社もちのノルウェー人
2)大人の観光グループ
3)学生グループ

あと皆さんに知っていただきたいのは、ノルウェーでは外食がとんでもなく高いということ。
なので、3)を除くグループはある程度の出費は、耐えられるということです。

まず1)のグループは予算が潤沢である場合が多いです。寿司
なので、リクエストの多い「お寿司」は回らないお寿司屋さんに連れて行ってあげましょう。
寿司の注意は、箸に慣れていないので、寿司を醤油皿に入れるとシャリが崩壊・・・がありますが、全ては「異文化体験」。
また以前と比べれば、箸がちゃんと使えるノルウェー人の割合は増えていますね~。

他に人気があるのは、「高級鉄板焼」でしょうか。
目の前で繰り広げられる華麗な手さばき。新鮮な魚介類や高級肉が焼けるのを見るだけでも楽しめますし、味も万人受けします。まさに「鉄板」メニューですね。

お肉つながりで、「すき焼き」も人気のあるメニューです。すき焼き
特に、仲居さんが作ってくれるお店の「すき焼き」は、こちらも手間が省けるから、会話に集中できますし、味もやはり万人受けするのでオススメです。

ノルウェー人は、日本に来たら「Kobe beef」を食べるんだ!と鼻息荒いですね~。
なので、お店でも「これ神戸牛?」と聞かれる場合が、よくあります。
違う場合でも「Ja,Kobe, Kobe」と愛想笑いとともに答えてあげるのも、「おもてなし」です。
というのも、ノルウェー人は国に帰ってから、「日本でKobe beef食べたよ」と自慢できますし、いい思い出になります。本当は名の知れない牛肉だったとしても・・・。

牛肉にまつわるエピソードも、よくノルウェー人は「日本にはビールで育てた牛がいるんだよね?」と嬉しそうに聞いてきます。
「ほ?」
「テレビでみたよ。ビールを飲ませて、肉を柔らかくするなんて、すごいなぁ~」
ビールも高いノルウェー。
そんなビールで育った牛肉への憧憬も・・・はい、果てしないです!

他には「懐石料理」を日本人は思いつきます。
確かに、ノルウェー人は、見た目も美しい次々と運ばれる料理に「おお!」と感動します。
・・・しかし・・・
ノルウェーでは、前菜・メイン・デザートという料理コースが一般的です。
なので、ノルウェー人は懐石料理のあまりに多い品数に、最初は喜ぶのですが、段々、「え?まだ料理あるの??」と驚きます。そして軽く「恐怖」を覚えるようです。
でかい図体にも関わらず、「もう食べられない」というケースは何度か目にしました。
一番極端な場合は、懐石の途中で、「もう要らないから、デザートにして」と頼まれたこともありましたね。
ともかく、懐石料理を完食したノルウェー人は・・・見た記憶がありません。

あと2)のグループは、前述したように、「外食の高さ」に慣れている、ということ。
なので、1)のグループより少しグレードを下げたお店でも、文句を言わずにお金を払いますし、「おいしい」を連発してくれるので、アテンドする方としては楽ですね。
ちょっと高めで個室仕様の「大人系居酒屋」でも、十分、喜んでくれます。
「キュッパのはくぶつかん」の作者、オーシルさんが来日した時に、やはりそういった系統のお店に行ったのですが、サントリーモルツがいたくお気に召して、「これ持って帰りたい!」と言ってましたね。
サントリー以外でも、日本のビールはおおむね好評です。

はん亭

根津のはん亭

1)と2)に共通して、「日本家屋」のお店ならさらにテンションUPでしょうか。
日本橋の「今半」や、根津の「はん亭」(串焼き)など、趣があって味もおいしいですので、オススメです。
外国人御用達の西麻布「権八」も、喜ばれますね~。

3)のグループは、予算がタイトです。
コンビニでおにぎり買って済ませる場合も多いですが、でもそんな学生でも「寿司」は食べてみたい・・・。
そこで燦然と輝くのが「回転寿司」です!
学生たちもガイドブックで、「築地」が水産物の聖地で、寿司屋も多いと知っているケースがあります。
ここでオススメなのが、「どこにでもあるような回転寿司チェーン店に築地で入る」ことです。
「築地でスシを食べた」という事実には変わりませんし、若い子たちは何事も喜んで「おいしい!」と感激します。

あとは、「安い居酒屋チェーン」も、大いに活躍してくれます。ます酒
「飲み放題」などというシステムは、ノルウェーにはありません(導入したら店はつぶれるでしょう・・・)。
なので、「2時間で、お酒飲み放題だから」と説明すると、学生たちは「おお!」と目の色を変えてオーダーします(ノルウェーでは18歳からビール、ワイン、20歳からそれ以上強いアルコールの飲酒が認められていますので、日本では注意が必要です)。
このレベルのお店の料理でも、「おいしい」と言ってくれるので、ほ~んと日本の飲食店には感謝感激です。

私より学生のアテンドに慣れているテンギョウさんのオススメは、「てんや」でした。
安い値段で食べられる天丼は、学生たちには好評とのこと。すき焼きとか天丼とかうなぎのかば焼きとか、味がはっきりしている方がいいのかもしれませんね。

1)2)3)のグループで共通しているのですが、日本の飲食店はサービスが良い場合がほとんどなので、それも「カンゲキ」につながります。

そろそろ、「食」にまつわる注意事項をまとめましょう。

ポイント1★ベジタリアンやアレルギー持ちの人
意外と多いです!
ノルウェーの飲食店では、ベジタリアンメニューが割とあることが多いのですが、日本はまだまだ少ないですよね。なので、お店に入ってからあわてないように、あらかじめ確認が大切です。
食物アレルギーの人もいます。
1月にアテンドしたノルウェー人女性は、誰か日本人に書いてもらった「私は牛乳アレルギーです」という紙を持っていました。
また昨年来日されたノルウェー人作家のお嬢さんたちも、「NGフード」があまりに多くて、事前に教わっていてよかったです。

ポイント2★生の魚はダメという人
いくらスシがノルウェーで人気といっても、やはり「生の魚はダメ」という人はいます。
なので「寿司屋に連れて行けばいいかな」と安易に決めつけず、これも要確認ですね。

ポイント3★激辛は苦手の場合が多い
ノルウェー人は、激辛料理が苦手な人が多いです(慣れている人は好きな場合もありますが)。
なので汗が出るような激辛店は、本人のリクエストがない限り避けるのが無難でしょう。

ポイント4★夕食の時間
ノルウェー人は、平均的日本人よりも早い時間に夕食を食べています。
よくあるのは、講演会などが21時頃に終わって日本人が、高いお店で宴席を設けるのですが、本人的には「こんな遅い時間に、こんなに料理は食べられない」というケースがありました。
なので、夜の講演会の場合は、事前に食事を済ませておく方が無難でしょう(同じ会場でレセプション付きの場合は大丈夫です)。

・・・と今回もいろいろと書き連ねましたが、日本の飲食店レベルの高さと、ほぼ何でも「おいしい!」と食べてくれるノルウェー人。
食に関するアテンドは、楽ですよ~。

次回は・・・「うきうきショッピング編」です!

(つづく)

2014/3/10

ノルウェー伝道師グッズ♪

何となく違う・・・
ブログを始めてから、改めて、自分のブログに違和感を覚えています。
普通、ブログとは「大きい写真に少ない文字」がメインではないか?
リターンキーをたくさん押した、テキストの方が好まれるのでは?
・・・と悩んで、今日は「ビジュアル重視」のブログにトライしま~す♪

ということで、今日は「ノルウェー伝道師グッズ」をご紹介しましょう♪

まずは、「ノルウェー国旗をあしらったピン」。
これを胸元につけてパーティや食事会に出れば、「ノルウェーアピール」効果まちがいなしです!

ピン

そして、「ノルウェー国旗リング」。
これを付ければ、普通の人は「それ何?」と食いついてきま~す♪

指輪

最近、より「北欧愛」に目覚めまして、「スウェーデン・デンマーク・フィンランド国旗リング」も入手!
国旗好きな北欧人にアピールします♪

北欧リング

いかがでしたか?

いついかなる時も「伝道」を忘れない・・・
そんな時には、これらの「伝道グッズ」が役立ちま~す。

え?そもそもノルウェー国旗知られていない??
・・・(無言)

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2014/3/9

それぞれのノルウェー

こんばんは~。

ブログの更新しすぎて、「大丈夫ですか?」とYoko管理人に呆れられつつ心配されています・・・
おまけにTwitterも「やり過ぎ」って、「本当は仕事ないんじゃないの??」と疑念を持たれてもおかしくないですよね~。
ノルウェー語レッスン、絶賛、開講中です!

今夜のレッスンでは、2月にノルウェーへリサーチに行かれた生徒さんの現地情報を聞くことができて、興味深かったです。
生徒さんは、「ノルウェーの難民・移民政策」がご専門。
オスロ郊外のバールム(Bærum)で、実際にノルウェー語教育を受けている難民たちのクラスを見学されたそうです。
「1人1台のiPadが支給されていました」と聞き、「それはすご~い」と驚きました。
ですが、生徒さんの解説いわく、バールムはノルウェーでも有数の豊かな財政の自治体。全ての自治体がそこまでの難民支援が可能とは限らない、とのことでした。
という詳しい専門家のお話を伺って、安易に「ノルウェーでは難民に1人1台のiPadが支給されているんですよ!」と間違った情報を流すことにならず良かったです。

他にも、オスロの西側と東側で受けた人々の行動やちょっとした感覚の違いなど、生徒さんならではの視点での観察に興味津々。
いろいろな方がいろいろな動機でノルウェーへ行かれていますが、当然ですが、皆さん異なる感想や印象を持たれますよね。
私自身は1年に1回のペースでしかノルウェーへ行っていませんが、生徒さんたちの経験談を伺って、間接的に「ほぉ~」と感心したり、質問攻めにしたりしちゃいます。
こーゆーのを「耳年増」って言うんでしょうか?え?意味が違う?単なる「年増」だろって?ふん。
は~い、そろそろ店じまいしま~す。

チョコレート

生徒さんが来週持ってきてくれるハズのチョコレート

2014/3/7

スウェーデン人ジョーク

最初の留学時ですから、もう1995年のことです。
カレッジのイースター休暇で、スウェーデンのガラス工房に修行中の日本人の友達に会うために、スウェーデンへ旅行することにしました。
学生寮で、「イースターにはスウェーデンへ行くんだ~」と話したところ、ノルウェー人学生たちは口々に「スウェーデン人はバカだよ」と嬉々として言うので、「へ?」と驚きました。
そのdisったグループには、敬虔なクリスチャンの中年学生も含まれていたので、驚きが余計に大きかったのです。

そして「スウェーデン人バカ説」は、ようやく理由が分かりました。
カレッジの授業で、「スウェーデン人ジョーク」(svenskevitser)について学ぶ機会があったのです。
渡されたプリントには、「スウェーデン人ジョーク」が並んでいたのですが・・・あまりの素朴なというか「小学生ジョーク」のような内容に思わず苦笑。
いくつか例をご紹介しましょう♪

「どうしてスウェーデン人は、空のペットボトルを冷蔵庫に入れているか知ってる?
 -喉が渇いていないお客が来た時に備えているから」

「スウェーデン人がホットドッグを食べたいから自分の犬をオーブンに入れたって話を聞いた?」

アルネ&カルロス

ノル&スウェカップルのアルネ&カルロス

「どうしてスウェーデン人がトイレのドアを開けっ放しにして入るか知ってる?
 -鍵穴から覗かれたくないから」

・・・な~んかもう脱力ものの内容ですが、スカンジナビア人同士の比較ジョークというものも存在します。

「ノルウェー人、デンマーク人、スウェーデン人が重大な罪を犯して、21年の刑期となった。でもみんな1つだけ欲しいものを望むことができた。
ノルウェー人は自分の妻を。
デンマーク人は十分なビールを。
そしてスウェーデン人は十分なタバコを要求。
ついに刑期を終えて出所する際、ノルウェー人は妻と喜んで出てきて、デンマーク人はべろんべろんで出てきて、最後にスウェーデン人は・・・戸惑ったように独房の隅に座って、叫んだ。
”おいタバコに火をかしてくれ!”」

・・・とノルウェー人はどこまでも、スウェーデン人をバカ扱いしてジョークを楽しんでいます。
でもスウェーデンには「ノルウェー人の素朴さをからかうジョークがある」と最近、教わる機会がありました。もちろんデンマーク人の作ったジョークもあるみたいですよ。

こうやってジョークでからかえるのも、仲がいいからですよね~。
スカンジナビア愛を感じるのは私だけでしょうか?

2014/3/6

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