ノルウェー語学習カセット

未だに「ノルウェー語を勉強する教材が少ないですよね」と言われてしまうマイナー言語のサダメ。
一応、何冊かノルウェー語の本を書いた側からすれば、「すみません、そうですよね」と謝る癖がついてしまいました。

でもでもでも!!!私がノルウェー語を始めた頃はもっと少なかったんです。
94年に語学学校に通い始め、並行して購入したのが『エクスプレスノルウェー語』(横山民司、白水社)。
それについていたのが、こちらのカセットです!

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若いみなさん、カセットって知ってますか??
あんまり聞きすぎるとテープがびょーんと伸びてしまうんです。
改めて、こちらのテープを聞きたくてしょうがないのですが、さすがにカセット再生装置がなく・・・。見つめるのみです。
初期の段階では、とりあえず「たくさん聞くのが大事!」と思っていたのですが、テキストなしでは何を言っていたのか分からなかった記憶があります。

今では「CDでも古い」と言われてしまったりしてますが、さて5年後、10年後、学習スタイルはどう変化していくか楽しみですね~♪

ノキアの着信音

私がノルウェーに関わる仕事をしていると言うと、「えっと、ノキアってノルウェーの会社だったっけ?」と気を使って聞いてくれる人がいますが、答えはNEI!
多分、フィンランド人は悲しい顔になると思います・・・。ノキアはフィンランドのゴム会社から携帯電話事業、今では広く通信会社に発展している会社ですよね~。

とはいえ、かつてのノルウェーの携帯事情はノキアユーザーが多かったです。
例えば、コペンハーゲンーオスロ間の飛行機が飛行機が着陸して、みんなが一斉に携帯の電源をONにするとあの聞き覚えのある着信音「チャララーラ、チャララーラ、チャララーララー」が至るところから聞こえてきたものです。今では懐かしい思い出ですね。

実は私もNOKIA携帯を持っているのでした~。

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2005年の夏。1か月もノルウェーに行くことになり、「さて携帯はどうしよう?」と悩み、当時、NOKIAはVODAFONEと協力関係にあったのでしょうか。わざわざ買ったんですよ。今だったらSIMカード換えれば済む話なんですけどね。でも、自分で「ノキアの携帯を使ってみたい」という思いもありました!
日本の携帯とは違った動作環境で、最初は慣れなかった記憶があります。
でも飛行機が着陸して、自分のノキアの電源をONにするとみんなと同じ「チャララーラ、チャララーラ、チャララーララー」が鳴って「おお!」とささやかな一体感を覚えた記憶があります。

今では動かない古時計・・・もといノキアの携帯。
あの着信音が聞きたいです!

・・・念のため「ノキア 着信音」で検索したら、結構、「ノキアの着信音をダウンロードしたい」と思っている人がいるみたいですね。
こちらのYoutubeから、どんな着信音かわかりますよ~。

世界で一つのサイン♪

久しぶりに「ビジュアル強化ブログ」をやっちゃいまーす!

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このどアップは何かわかります?
ノルウェー発の絵本『キュッパのはくぶつかん』の扉に、作者オーシル・カンスタ・ヨンセンさんに書いてもらったサインなんです。

何度か来日されていますが、こちらは初来日でお会いした時に「サイン頂戴!」とねだったものですね。
「トラやカフェ」で休憩中に書いてくださったので、「Toraya」と書いてあります。

最初にオーシルさんのサインをもらった時の感動は・・・言葉にできません!
もちろん絵本作家のサインは、ユニークなものが多いですが、オーシルさんのこのサインスタイルは・・・。
今まで何人かの人に見せたんですけど「え?これ手書き?」と驚かれることばかりです。

「日本でノルウェー語が話せるなんて!」と喜び(?)を書いてくれて今、見ても「世界で一つだけのサイン」と懐かしい思いです。

そうそう。
あの時、トラやカフェで「抹茶金時かき氷」をオーシルさんは食べるところだったのですが、運ばれてきた時、まさに「好奇の目」で見つめていて・・・
だからサインに「これからちょっと変わった氷を食べるところ」と書いてあるんですよね、ユーモアセンスもオーシルさんならではです♪

ノルウェーのクリスマス

クリスマスは、ノルウェー語でjul(ユール)と言います。
ノルウェー語レッスンのテキストは、ノルウェーで暮らす外国人向けに書かれたものなので、julに関する記述もあります。
ただ、文章だけでは理解が難しいので、重宝しているのがこちらの「ノルウェーのクリスマス」という冊子です!

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こちらは1996年にノルウェー外務省が作ったもので、在日ノルウェー大使館でいただきました。

ノルウェーのjulemat(クリスマス料理)は特殊です。
ribbe(ブタ肉料理)やpinnekjøtt(ラム料理)は、イメージしにくいので百聞は一見にしかず!ということで、こういったページも生徒さんたちにお見せしています♪

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ノルウェーのクリスマス料理は、ほぼずっと一緒なので、今でもこの冊子にはお世話になっていまーす!

ノルウェーのオーディオブック

猫を飼いだして、翻弄されまくりの毎日です。
いろいろなところを歩きまわり、口にしようとするので、部屋の花瓶やら素敵な額縁は撤去・・・(涙)。
あと本棚の下に置いてあるCDもがいじるので、思い切ってCDの整理をしました。心がときめく魔法のネコ片付けです~。
大量のCDの中には「こんなのあったっけ?」と思うものも何枚か。そのうちの1枚が、こちらのノルウェーのオーディオブックです!

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原作本とオーディオブックを並べてみました。
ノルウェーの大好きな小説”Genanse og verdighet“(仮題「羞恥と尊厳」)です。作者はDag Solstad(ダーグ・ソルスター)。
村上春樹訳で『Novel 11, Book 18』の作者でもあります。

本の内容はさておき注目して頂きたいのは・・・オーディオブックのジャケットのダサさ!
苦悩している感のある男性と、女性は何してるんですか?前衛舞踏?? 

ナゾすぎます・・・。