気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
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気ままに更新しますので宜しくお付き合いくださいね。
Blog~青木順子が綴る日々雑多なこと~
皇太子カップルの世紀の恋愛♪
ノルウェー人は、王室が好きです。開かれた王室と言いますが、ホント、国民との距離の近さを感じますね~。
で、ノルウェー人は王室のスキャンダルも好きです。好きなゆえ、いろいろと詮索したくなるのは人の常ですね~。
ということで今日の一枚はこちらです!!

いつも以上に汚くて、雑な写真ですみませ~ん。実家に帰って、ごそごそ探し物をしていたら、これが出てきていたのです。スカンジナビア3か国で発売されているゴシップ誌「Se og Hør」です。
これは2000年に発売されたものですね~。で表紙に映っているのはホーコン皇太子と恋人のメッテ・マリットさん。
二人の交際が発覚して、国中が「ぎゃ~~~~!!!」という大騒ぎだったのです。
ご存知の方も多いと思いますが、メッテ・マリットさんはシングルマザー。ちょっとびっくりなのは、子どものお父さんは麻薬の前科あり。
メッテ・マリットさんも「やんちゃ」しちゃった過去があって、その頃の写真がメディアで暴露合戦。
さすがに開かれた王室に慣れている国民も「メッテ・マリットってどうなの??」と懐疑的だったのですが・・・。
ホーコン皇太子はNRK(国営放送)のインタビューに応じ、「メッテ・マリットは素晴らしい女性で、彼女との交際は真剣」と宣言したのです。
なのでこの写真の見出しでも、「ホーコンの愛を賭けた激しい闘い」と煽ってますね~。
当時は、あんなにバッシングされたメッテ・マリットさんですが、今は皇太子妃として安定した人気を保っています。
ということで、強い愛で結ばれた二人の過去を懐かしむ一枚で~す。
『模倣犯』&『赤ん坊は川を流れる』~様々な北欧ミステリ小説~
ミステリ小説の醍醐味は、時間を忘れてひたすらページをめくることではないでしょうか?
『犯罪心理捜査官セバスチャン』の続編『模倣犯』(M.ヨート&H.ローセンフェルト著、ヘレンハルメ美穂訳、東京創元社)を読書中、その醍醐味を味わうことができました。
本作のユニークさはきっとミステリファンだったら、本格的に分析できると思うのですが、所詮、私はトーシロー。感想文を書きたいと思います。

『模倣犯』の作者ペアはスウェーデンの脚本家。ここに魅力のヒントが隠されている気がします。
キャラクターづくりが上手なんですよね~。みんな、キャラが立ってます!
主人公セバスチャンのダメっぷりは前作を上回ってます。ただ「ダメっぷり」といっても、過去の栄光や災害で亡くした家族への喪失感、また実の娘に対する抑えがたい愛情などあますことなく描かれています。人間味ありすぎで、「優秀なプロファイラー」部分がかすんでしまうほど・・・。
セバスチャンと絡んでくる警察チーム側は、男性より女性陣の方が存在感があります。
セバスチャンと過去に関係があった女性刑事の愛増まじりの感情や、優秀な若き女性刑事のセバスチャンへの嫌悪感など、セリフやナレーション部分でテンポよく描かれています。
特筆すべきは刑務所所長。
主人公セバスチャンは「ダメ」でも「優秀」ですが、刑務所所長は「ダメ」で「ダメダメ」。
愚鈍、自己保身、屈折、やることなすこと全て裏目、という「どう頑張っても愛せない」キャラクター。この人物もなかなかフシギ。クセになるかもしれません。
・・・というように、キャラクター設定がしっかりいている本作。
人気の北欧ミステリですが、「キャラクターの名前が日本人にはなじみがなく、読んでいても頭に入ってこない」という弱みがあるかと思います。
ですが、「セバスチャンシリーズ」は犯人も含め、キャラクター設定がはっきりしているので、個々の登場人物、相関関係をしっかり覚えることができるという「効能」があるのではないでしょうか?
さらに脚本家ならではの魅力に、セリフとナレーションの妙があるかと思います。
『模倣犯』では、収監されている連続殺人犯が刑務所内から、いろいろな人間を操ります。
彼はどういう言葉を発すれば相手がどう反応するかを計算しているので、彼のセリフは短くても凄みがあり、緊張感があります。
面白い書き方!と感じたのは、ダメ刑務所所長のモノローグ部分です。
彼は物語の後半、愚かさゆえに致命的なミスを犯すのですが、その時に、どうやって事態を収拾するかを彼独特のシミュレーションを行います。
ちょっと引用しますと・・・
「それでイェニーは助かるのだろうか?イェニーはいない」(ジャンプ)
「危険だと知らせるとしたら、理由はなんと説明すればいい?(略)出世が頭打ちになるどころではない。罰せられるに違いない。」 (ジャンプ)
この「ジャンプ」は次の考えに移る合間に挟まれるのですが、ユニークなモノローグと感じました。
ジャンルは違いますが、筒井康隆の作品「七瀬シリーズ」(主人公、七瀬は人の心理が読めてしまう)でも、登場人物の心理描写が非常に実験的だったことを想起しました。
愚かさ、醜さ、欲望、そうした負の感情を描く際に、作家の力量があらわれるなぁ~と感じます。
陰惨な猟奇殺人を描いているのに『模倣犯』がヘビー過ぎないのはなぜ?自然なセリフ運びや自在に動くキャラクター、読後感は悪くないです。気持ちはただ一つ・・・
「次回作が読みたい!」に尽きるでしょうか??
ヘレンへルメ美穂さん、お願いしますね~。美穂さんとスカイプ対談した時の様子はこちらから。
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デンマークのミステリは未読です。なので『赤ん坊は川を流れる』(エルスベツ・イーホルム著、木村由利子訳、東京創元社)は、記念すべきデンマークミステリデビュー作!
帯に「ライトミステリ」と書いてあったのですが、え?ライトミステリって何?と分からなかったので、先に訳者あとがきから読んでしまいました・・・。

この訳者あとがきでは、デンマーク以外の北欧ミステリー史の解説が丁寧につづられ、とても興味深かったです。
本作は、「フェムクリム」(femikrim)と呼ばれるジャンルだそうです。基本的に女性作家が書く、女性が主人公のミステリ。
フェムクリムの歴史的発展、「アクションや謎解きより、主人公の日常と心理の描写のほうに頁が多く割かれている」とのことです。
『赤ん坊は川を流れる』ですが、主人公は40歳のシングルマザー。2人の親友も当然、女性たち。3人の女友達は、デンマーク人・スウェーデン人・アジアからの養子のデンマーク人という組み合わせ。この設定は、「デンマークだったら普通にあるだろうな~」と感じます。
彼女たちは、トラウマ的な過去を持っていたり、結婚生活に悩んだり、仕事で男性上司ともめたり、そして恋をしたり、とそうした描写が、事件解決と並行して描かれています。
事件は冒頭に起こります。
3人が集っているカフェの近くの川に、プラスチック桶に載った赤ちゃんの死体が流れてきます。
主人公は新聞記者で、彼女自身がその場に居合わせたことから、否応なく事件に巻き込まれていくのですが・・・。
北欧ミステリによくある残虐性、社会のダーク面を強調する作品ではありません。
ただ、舞台はデンマーク。どうしても事件を通じて、「社会性」は透けて見えてきます。
赤ちゃんの死体にくるまれたタオルには、コーランが縫い付けられています。そこですぐにムスリムが犯人?と人々は結びつけるのですが、主人公の娘のセリフから引用してみましょう。
「トルコ人の女の子がやったんじゃないかって、みんな言ってる。コーランのことがあるから。それと、デンマーク人の女の子だったら、あんなことはしない。」
この一見、「無邪気」なセリフ。別にデンマークでもなく、他の多くのヨーロッパで同じようなセリフや考え方が、いくらでもあり得るのです。
事件に巻き込まれた女友達3人組。
中年女性たちの友情、思いやり、そして恋模様も描かれていて、通常のミステリ小説では味わえない何かが本作にはあるでしょう。
・・・と全くテイストが違う『模倣犯』と『赤ん坊は川を流れる』。
ぜひ北欧各国のミステリを読んで、「北欧ミステリコンプリート」を完成させるのはいかがでしょう?
マグカップ♪
ノルウェー語のレッスンでは、なるべくノルウェーのもの、ノルウェーにちなんだマグカップにお茶を入れて、生徒さんたちに出しています。
なので、ノルウェーに行くと、ついマグカップを買ってしまい、数は増えつつあります。
意外に好評なのが、こちらのマグカップで~す♪

ノルウェーのお土産ものやデザインでは、elg(ヘラジカ)をあしらったものが多いのですが、これは「リアリズム」画風ではない作品ですね~。
だからいいのでしょうか??
マグカップ探しは、なかなかやみつきになりますよ~。
講演をしました@横浜の高校にて
昨年12月のサロンで、参加者の方とお話しが弾んだのですが、「うちの学校でお話ししませんか?」と思いもかけぬ依頼をいただきました。
詳しくうかがうと、その方は高校の先生。そして高校の現役保護者やOG保護者の方々が読書会を催しているそうです。「はい」とその時は気軽に答えましたが・・・。
そして4月8日。記録的な寒さ(オスロよりも寒い!)の中、京急に揺られて、横浜まで向かいます。
横浜市立南高校は、高台にありました。
とても広い校舎とグラウンド。中学と併合され今では中高一貫校になっているそうです。名物の桜が見られて感激♪

「南高校母親の読書会」というグループの皆さんは、学校の中とは思えない落ち着いた和室に集まっています。
その日のテーマは「北欧ノルウェーの絵本と児童文学、福祉制度について~高齢者介護を中心に~」でした。
最初、「ノルウェーの福祉」とご提案をいただき、「具体的にどんなテーマがいいですか?」とお尋ねしたところ、「介護問題が切実です」ということでこのテーマを選んだ次第です。
居心地のいい和室で、30代~80代の方までの女性たちが集まっていました。こじんまりとした会で、話しやすい!と思いました。
プロジェクターは使えないので、タブレットで関連する写真を見せながら話しをするスタイルで進めていきます。
1部の「児童文学や絵本」の紹介では、切っても切り離せない民話との関係、そしてトロール!『3びきのやぎのがらがらどん』の原作は実は、ノルウェーの民話なんですよ~と実際の本を見せながら説明します。
さらに、私が出版に関わった『パパと怒り鬼』(Sinna Mann)の出会いと出版に至るまでの困難な経緯をお話ししました。
現物をお見せすると、DVというテーマを絵本で描かれたことに驚かれた様子。イラストも迫力があります。
グロー・ダーレさんの素晴らしさを伝えたくて、他にも未訳の『いい子』(Snill)をご紹介しました。お行儀が良く、身ぎれいにして、いつもいい子のルッシ。グロー・ダーレさんいわく、「どんなクラスにも一人か二人いる”いい子」は、その手のかからなさから、両親からも先生からも忘れがちです。物語は意外な展開を見せますが・・・。
みなさん、「いい子」の存在については「思い当たる」といった感じの反応だったので、日本でも同じテーマはあるのだな~と感じました。(グロー・ダーレさんについてはこちらからも読めます。ちょっとスクロールしてくださいね)
質問タイムを挟んだのですが、「もう30年くらい前にノルウェーに行ったことがある」と80歳の女性が、面白いエピソードを教えて下さいました。
ナショナルギャラリーが修繕中で、なんとムンクの『叫び』が床に置かれていて、びっくりしたそうです!
笑いが上がりましたが、「それ、すごくありがちです!!」と反応する私・・・。こうしたお話しって、貴重ですよね~。

第2部の「高齢者介護」のお話しですが、まずは「ノルウェーの福祉理念」からご説明します。
「福祉国家」とか「福祉」という言葉はご存知でも、具体的な施策はまだまだ知られていない・・・といつも感じます。
高齢者ケアの管轄は自治体であること、ノルウェーでは親子同居は非常に稀なこと、でも仕事帰りや週末、長い休暇などで親子や孫と祖父母の付き合いは、日本よりちゃんとあるかも、と話を進めます。
ノルウェーは欧州10カ国の調査で「祖父母と孫の付き合いが最も密接な国」に選ばれているんです!ご存知でしたか?
ただ、息子や娘が親に会いに行こうという気になるのは、前提として「仕事から家に早く帰れるから」という事実を忘れてはいけません。
16時に仕事が終わる人、21時ころまで働いている人。気持ちのゆとりが圧倒的に違いますよね~。
さらに実際にノルウェーで見学した「老人ホーム」や「高齢者センター」の写真をお見せします。たっぷりとした庭のある老人ホームの写真は、「きれい!」と声が上がりました。
また一人暮らしの高齢者のお宅も、北欧の多くの家がそうであるように「居心地の良さ」が感じられます。
「お金」の話も大事です。
ノルウェーでは、年金受給者年齢が下がっていて、日本とは逆であること、今では62歳で年金をもらいながら働くことも可能になったと説明します。
ノルウェーは「人間開発指数」でトップになりますが、「生活の満足度」調査では、シニア層が満足指数が高いという事実はあまり知られていません。
これは、年金制度も大きく関わっているでしょうね。石油が枯渇した場合に備え、いわゆる「石油基金」で、石油で儲けたお金を乱費せず、地道に貯めている事実をお話しすると、みなさん、「堅実ですね」「日本とは違う」と感想が口々に。
・・・・とノルウェーのいい面ばかりではなく、「マスコミの絶え間ない監視」についても触れました。
ノルウェーの新聞では、よく「こんな可哀想なお年寄りが老人ホームに入れない!」「こんなに進行が進んだがん患者が手術を受けれない!」といった「負」の側面を大きく報道します。それだけ読んでいると、「ノルウェーの福祉って大丈夫?」と心配になるほど。
どんな制度も完璧ではなく、常に「福祉が後退していないか?」と番犬がいることで、「個人の問題」ではなく「選挙の争点」に発展するのです。
こじんまりとした会だったので、みなさんの反応が分かりやすく、質問やコメントもその場で出たりして、こちらもやりがいを感じました。無駄にノルウェーの知識があるんで・・・
「ノルウェーと日本があまりに違うので、ノルウェーみたいになるのは無理じゃないかと思いました」とコメントを頂いたのですが、「こういう国があって、こういう制度でこういう風に人々は暮らしているんですよと事例を知っていただくだけでも、大きな意味があるのでは?」とお答えしました。
ノルウェーだって1日で福祉国家ができたわけではありません。メディアの監視も含め、みんなで格闘して、試行錯誤して、今のような国ができたのです。まだノルウェーだって発展途上ですよね。
最後は、「集合写真を撮りましょう~」となって楽しく集合写真を撮りました!
こうした読書会を継続するのは大変だと思いますが、皆さんの意識の高さ、そして学ぶ心に触れ「好奇心って大事!」と改めて感じます。
お誘いくださった八木先生、そして南高校の母親の読書会のみなさま、ありがとうございました!!
お酒LOVEな国民と抵抗勢力!
ノルウェー人、北欧人とお酒にまつわるエピソードは事欠きません。
お酒は大好きなノルウェー人。
そんなに飲ませないぞ、と立ちはだかる抵抗勢力=お上。
ということで、今日の写真はこちらです!!

これが何かわかる方は、なかなかのノルウェー通ですね~。
ノルウェーでは、ビールより強いお酒は、専売公社(Vinponomoplet)というところでしか購入できません。
今は、普通のスーパーのように自由に棚からお酒を選ぶことができますが、このリスト(2004年)があったころは、さながら「銀行の窓口」のようでした。
この写真の「お酒リスト」には、ワイン・スピリッツ・ブランデーのように酒類ごとに銘柄の説明と価格が載っています。
専売公社に行ったら、番号札を取り、順番になったら窓口に行って「~と~をください」とお願いします。
係員は奥の棚から、酒を持ってくるというシステムでした。当然ですが、全国どこでも同じ価格ですね。
これを体験した時は、「まるで共産圏??」と思ったほどです。当時の専売公社の様子は、過去に書いてました~。ご興味がある方は是非、ご一読くださいね♪(ちょいスクロールしてください)
スカンジナビア人機長のアナウンスはどう訳される?
自覚はあります。
ノルウェー語を話している時と日本語では、「人格を変えてる」と。
端的に言えば、ノルウェー語を話している時の方が、ダイレクトかつ率直です。
日本語の時は、もっと「丁寧な」感じになっています(ですよね?)。
ノルウェーへ行くとき、スカンジナビア系の航空会社を利用することが多いのですが、ま、機長はスカンジナビア人ですね。
デンマーク人、スウェーデン人、ノルウェー人です~。(CAでノルウェー人は見かけたことがありません)
機長は、まず母国語、次いで英語でアナウンスをして、それから日本人CAが日本語でアナウンスをしてくれます。

成田ーノルウェー便、ウソです
毎回、機長アナウンスは楽しみです!ノルウェー語のアナウンスだと「やった~、ノルウェー人だ!」と無邪気に喜んでます。
ま、デンマーク語やスウェーデン語もな~んとなくは分かるので、聞き耳を立てるのですが。
概して、機長のアナウンスは「ご機嫌」な感じ。
「フライトありがとう~。楽しんでね~♪」みたいな感じでしょうか。声に「うきうき感」があって、こちらもウキウキしちゃいます。
離陸時間が遅れてしまった時、「できるだけ飛ばしちゃうよ~」と勢いのあるアナウンスがありました。こちらも「Go!Go!」と応援したくなります。
その後、機長が英語でアナウンスして、日本人CAが日本語でアナウンスを始めます。
毎回、「これ同じアナウンス?」と驚いちゃうんですよね~。
機長が口にしていない乗客へのおもてなしや心配りが、美しく丁寧な言葉でアナウンスされます。
例えば、気流が悪いエリアに来て飛行機が揺れたとしましょう。
機長はフツーに状況を説明するだけですが(「シートベルト締めてね」は言ってくれる)、日本人CAは「申し訳ございません」と謝っている!!別にあなたのせいではないのに!!
これは、たま~にやる通訳で分かってます。
日本人仕様に「言葉を足す」作業が必要なんですよね~。
で、もうすぐ目的地。機長の「うきうき感」はさらにUP!
「フライトどうもありがとうね~。滞在を楽しんで、またうちのエアラインを使ってね♪」
みたいな感じでしょうか。
そして日本人CAのアナウンス・・・
「長時間のフライト、窮屈な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした」
くらいのこと言ってません?? ヨーロッパ便だし、エコノミーシートの限界はあなたのせいではな~い!!

ま、機長のアナウンスの2倍増しになっていることは確かです。
外国語を学ぶということは、文法や発音はもちろんですが、「人格を変える」ことも必須なのだな~と。
つくづく奥深いなぁ~と楽しんでます!
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「初心者コース」に待望の平日クラスが開講します!月曜14時枠で、4/20スタートです。
まだ定員に空きがありますので、迷っている方はお早めにお願いしま~す♪
また4/18開講の「セレクトレッスン」は「超!ノルウェー語入門」です。こちらも開講が決定しています。
90分で気軽にノルウェー語の簡単かつ必須のフレーズを楽しく学びましょう♪
http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm
ムンクちゃん♡
ノルウェーはポースケ=イースターまっさかり!
ということで全然、関係のない写真ををUPしま~す。こちら!!

これ何だかわかりますか??
2013年、ノルウェーが誇る世界的な画家ムンクの記念イヤーということで、渋谷ヒカリエで「ムンクカフェ」が期間オープンしました。
そのオープニングパーティでいただいた「ムンクちゃん飴」(原文ママ)です!
「叫び」は、Tシャツ、マグカップ、マグネット、傘などなどあるとあらゆる商品化がされています。
この「ムンクちゃん飴」もその一つ。
本来、シリアスな「叫び」に「ちゃん」を付けることで親しみやすいキャラクター商品化に成功した事例でしょう♪
どんな味なのかなめてみたいのですが、あまりに貴重品なので封を開けられません・・・。
世田谷の美人さん、『北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす』♪
「北欧」にまつわる本はたくさん出版されていますが、『北欧 食べる、つくる、かわいいと暮らす』(三田陽子著、辰巳出版)は、三田さんの思い入れがたっぷり詰まった一冊です!(きっと)
なぜ、現行品ではなくビンテージなのか?三田さんのこだわりと愛情が全編を通じて伝わってきます。
興味あるページに付箋を貼っていたら、付箋だらけになってしましました・・・。
まずは、この文章から。
「作り手であるデザイナーたちも、使い手と同じく、全員が戦争を経験しているという事実も忘れてはいけません。彼ら、彼女らの作り出した美しい製品が、戦争に傷つき疲れた人々にどれだけ喜びや慰めを与え、前を向かせたのだろうと思うと、私はこれらの明るさ、陽気さ、優しさを愛さずにはいられません。」
軽やかな文章ですが、三田さんの「宣言」のようにも受け取れてました。
では次の文章に行きます。
「初めて北欧のビンテージに出会ったとき、単純なのに強い印象の、それまで見ていたアンティークと違う雰囲気に魅了されました。北欧のビンテージは、いくぶん野暮ったく、大胆で自由闊達。」
ふふ。まるで北欧人そのものが、その作品に反映されているのですね。この文の続きも、読み応えあり!みなさん、買ってから確認してみてくださ~い。
他にも、今まで「当たり前」だと思っていたことが、三田さんの解説で「そうだったのか!」と分かったところがあります。
なぜ北欧は、大きなキャセロールをどんとテーブルに置いて、皆がそこから取って食べていくスタイルが多いのか・・・。やはりここにも歴史的な背景と食の因果関係が解き明かされてます。くどいですが、みなさん、買ってから確認してみてくださ~い。

デザイナーの紹介が合間、合間にはさまれているのですが、興味を惹かれたのはこのデザイナーです。
フィンランドの「リーヒマキガラス」デザイナーの「タマラ・アラディン」。
ロシア系で客室乗務員からデザイナーへ転身、という道を進んだそうですが、彼女に関する資料は少ないとのこと。三田さんは、フィンランド国立ガラス美術館の主席学芸員に取材をします。スターデザイナーたちの陰に隠れていたアラディン。作品数は多いのに知られていないキャリアやデザイン姿勢、そして「へ?」と驚く現在の彼女の姿。まさに、三田さんにしか書けないストーリだなぁ~と。
作品を買うだけ・鑑賞するではなく、こうした背景が分かるのはワクワクしちゃいますね。
本書では、三田さんがセレクトした素敵な写真がたくさん掲載されていて、読者を楽しませてくれます。
さらに北欧各国名物料理のレシピが付いていて、美味しいお料理とそれに合ったビンテージ食器の世界は・・・うっとりしちゃいましょう♪ (北欧風アンチョビの作り方まで教えてくれるなんて~)
ただ現状の「北欧デザイン」に関して、悲しい現実も触れられています。
ブランドによっては、「手彩色の製品は現在では作られていません。焼成時間もかつての4分の1ほどに短縮された製品もあります。何よりも製品のほとんどが北欧ではなく低コストで生産できる東欧やアジアといった外国で作られています。」とのこと。
前述の「タマラ・アラディン」の章でも、こんな主席学芸員の証言があります。
「北欧ガラス産業は衰退にあります。」そして具体的なブランド名を挙げて、その衰退の事実を明らかにしてくれます。
三田さんの文章にあるように、「北欧で作られたものた北欧のもの」はビンテージでしか得られない。。。。これが現実なんですね。
他力本願の私は、三田さん夫妻がハードな買い付けで、素敵なビンテージをたくさん日本に運んでくれ、そしてFukuyaの毎週木曜日の新着アップを楽しみにしたいと思いま~す。
すでにFukuyaでビンテージをお持ちの方も、これからビンテージにちょっと触れてみたいな、という方にもマストな本であることは間違いありません。
最後に・・・
三田陽子さ~ん、処女作おめでとうございま~す!!
ダンナさ~ん、妻を支える夫はけなげで~す。私への毒舌は快感になってきました~。ふふ。
着る人を選ぶ服・・・
は~い、懲りもせず続いている「ビジュアル強化ブログ」!
読み返すと、「私はこんなにノルウェーに貢いできたのか!!」と遠い目になってきます・・・。
2次元に貢ぐ人と、ノルウェーという国に貢ぐ人、どちらがより「深刻」なのでしょうか??
・・・と長い前説はこのくらいにして本日の1枚はこちらです~。

こちらの黒いニットワンピース。こういうラインが好きなんですよね~。ポイントとなる模様もまさに「ノルディック」。
フィヨルド観光の街フロムには、巨大なお土産屋さんがあって、私はここでかなりのお金を落としてきました~。
トロールのマグカップやバイキングハットに混ざって、洋服も売っているのです。
ノルウェーの洋服って、ノルウェー以外ではほぼ入手困難なのでついつい買ってしまうんですよね・・・。
で、このニットワンピース。試着もせずに買ってしまったのですが。
ニットって体型がばっちり出ますよね~。1回だけ着ましたが、己のスタイルの悪さに絶望し、今では文字通り「タンスの肥やし」です。
生徒さんの中で欲しい方がいれば、お譲りしようかな・・・?
ノルウェー不動産広告の頻出単語!
ご多分にもれず、うちのポストにもたくさんの不動産広告が入ってきます。
ラジオで、近年の不動産広告が「ポエムになっている」と分析した人がいましたが、ホント、もう一種の「文学」に達しているコピーが躍っていますね~。
(うちの近所はやたら「文豪が愛したエリア」を強調していますが、最近の文豪は住んでいないような・・・?)
で、ノルウェーの不動産広告です。
かの地の不動産広告も、いかに「魅力的であるか」をアピールしている点では違いがありませんね。
ということで、「不動産広告でよく使われる言葉」を特集している記事から、ちょっと探ってみましょう(Aftenposten紙、2015年3月13日)。
不動産業者への取材からこんなことが明らかになっています。
「時代遅れな単語」として挙がっているのは・・・”Fantastisk”「すばらしい」です。
他にも”meget attraktivt”「とても魅力的」も時代遅れの烙印が押されています。
これらの表現に比べて”oppusset”「リフォーム済」の方が牽引力があるそうな。より具体性が感じられますね~。

同じ記事に、「不動産広告でよく使われる形容詞トップ10」が掲載されていますので、引用しますね。
1.stor 「大きい」
2.solrik 「太陽がさんさん」
3.lys 「明るい」
4.barnevennlig 「子どもに優しい」
5.nyere「より新しい」
6. romslig 「ゆったりとした」
7.innhodsrik 直訳すると「内容が充実」なのですが。。。
8.sentralt 「中心に」
9.moderne 「モダンな」
10.ny「新しい」
という結果です!
トップは何と言っても「大きい」。著名な言語学者、Finn Erik Vinjeは「大きいことは必ずしも優先順位がトップではないが、惹きつける力があるのは確かだ。たくさんの広さを手にすることを謳っているのだからね」と分析しています。
都市部を中心にどんどん不動産価格は上がっています。以前では考えられないような「狭い」物件が、高値で売られていて驚いてしまいます。
収納に悩まないノルウェー人、と思ってましたが、都市部ではそうも言ってられないようですね~。

内覧中
2位、3位、4位の単語に「ノルウェーらしさ」を感じるのは私だけでしょうか?
秋から冬へと暗いノルウェー。少しでも太陽の日差しや明るさを求めるのは、ごく自然なことでしょう。
さらに「子どもに優しい」という単語も、子どもと過ごす時間をとても大事にするノルウェー人の心理にアピールするのだな~と納得です。
逆に「昔のノルウェー的価値観とは違う?」と感じたのは、5位と10位の「新しさ」を強調する単語です。
古くてボロボロの中古物件を買って、せっせと自己流にリフォームするのが大好きなノルウェー人。
ですが、「新しい」ものに惹かれるようになったのでしょうか?
リフォーム自体が面倒になっているのか、それとも様々な国籍の移民が増え「新しさ」に価値を見出すのか・・・すべては推測の域です。
8位の「中心に」は立地ですね。
中心地に近い方が人気があるのは明らかでしょう。中心地に近くて子どもに優しい物件は、なかなか難しそう??

高級住宅地の物件
・・・ということで、日本もノルウェーも物件探しには、何を優先するかを決めないとダメでしょうね。
あと不動産広告は「いいこと」しか書いてありません!自虐好きなノルウェー人でも、そこはわきまえてます!
ご参考までにたくさんの不動産広告が載っているサイトを貼っておきますね。オスロの「分譲物件」です。
http://www.finn.no/finn/realestate/homes/result?areaId=20061
妄想物件探しはいかがですか?
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「4月期ノルウェー語レッスン」の「初心者コース」は平日昼間・16時で待機中の方がいます!
ご応募をお待ちしています!日曜13時半の枠は残1名です(4/12)開講。
http://norwayyumenet.noor.jp/hp/info/norskkurs/norskkursannai.htm
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